2016年09月22日

横浜中華街・関帝廟

祝・横浜DeNAベイスターズ、CS進出決定〜・・・というお話をしたところで、
それに関連して(?)というわけでもないんですが、
今日は横浜スタジアムのすぐ近くのとあるスポットについてお話したいと思います。

横浜は横浜港の近く、横浜市西区山下町一体に広がる「横浜中華街」。
約500m四方のエリア内に500店以上の中華料理店などの店舗がひしめく
この巨大チャイナタウンはあまりにも有名なので、実際に行ったことある方も多いかと思いますが、
その中華街の一角にこんなスポット(↓)があるのはご存知でしょうか?

IMG_5693.JPG
関帝廟(かんていびょう)

中国後漢末期の武将・関羽(かんう)を神格化した「関帝」を祭る廟で
華僑の人たちの信仰の場として、世界各地のチャイナタウンで見られるものだそうですが
ここ横浜中華街にも煌びやかにひときわ目立つこの関帝廟が
街のシンボルの一つとなっていて、観光スポットにもなっています。

IMG_6153.JPG

関羽(160年頃〜220年)・・・という人物については、
中国の『三国志(三国志演技)』(に基づいたお話)を
小説や漫画、ドラマ、映画、お芝居などでご覧になったことがある方には
今さらあえて説明するまでもないかと思いますが、
中国の後漢時代末期の乱世に、後に蜀漢を建国する劉備玄徳と義兄弟の契りを結び、
主君に忠義を尽くしてその偉業を支えた豪傑の武将で、
人並み外れた武勇と知略を持ちながら、信義や義侠心にとても厚く
その人物像も含めて歴史に名を遺した人物です。
最期は「樊城(はんじょう)の戦い」で呉の呂蒙の計略に嵌り非業の死(刑死)を遂げたというのも
『三国志』をお読みの方ならよくご存じかと思いますが、
関羽はその死後のエピソード(呪い話)についてもいろいろ語られている人でして
その伝承の数々が長い歴史の中で民間信仰の対象へと変化し
近世以降、その武勇により「武神」と崇められる一方、
商人の間ではいつしか「商業の神」としても崇められるようになり、
現代の華僑の街である中華街にも「関帝廟」が建てられるようになったそうなんですね。

「武勇の人」「忠義の士」である関羽が「商業の神様」??
・・・というあたりは、正直ちょっと違和感を覚えるところでもあるんですが、
武将にとっても商人にとっても一番大切なものは信義・信用という点から、
信義に厚かった関羽の人柄が商人の信仰の対象としても根付いていったそうで
(一部では、関羽が劉備と会う前は塩の売人であったとか、そろばんや簿記の方法を
発明していたとかいう話もあるようですが、これらは根拠の無い俗説です。)
中国の人にとって関羽は今や単なる歴史上の人物ではなく
その精神的支柱になっている、と言っても過言ではないのかもしれません。

では、そんな関羽を神として祀り、
華僑の人たちの心の拠り所となっている「関帝廟」とは一体どんな場所なのか?
いつもはその前を通りかかっても、その厳かな佇まいを横目で眺めつつ通り過ぎるだけの私だったんですが
先日、初めて中に入って参拝をしてきました。

IMG_5694.JPG
(↑)まず目を引くのが、関帝廟の入口の門である牌楼(ぱいろう)。
  朱塗りの赤々とした柱に金箔が施された細かな木彫の彫刻、屋根の上に鎮座する龍・・・
  いかにも中国らしいセンスと言いますか(?)独特の煌びやかさがありますね。

IMG_5695.JPG
(↑)牌楼をくぐると、目の前に本殿があります。
  境内(廟内)は広くはありませんが、その信仰の空間は実に厳かであり
  また、日本の神社仏閣ともかなり違うエキゾチックな雰囲気も漂っています。

この横浜の関帝廟の創建は、今からおよそ150年前の1862年(文久2年)。
幕末に日本が開国し横浜港が開港し、横浜の外国人居留地に多くの中国人商人が住むようになった頃に、
一人の中国人が関羽の木像をここに祀ったのがその起源だと言われています。
その後は横浜に住む華僑たちによって守り継がれる中で改築や増築を繰り返し
次第にその規模や知名度を増していったこの関帝廟・・・
関東大震災(1912年)と横浜大空襲(1945年)による倒壊・焼失、
そして1986年の火災による焼失と、苦難の歴史を経ながらもその都度再建され、
現在のものは1990年に再建された4代目関帝廟とのことですが、これらの建物も
中国人の工匠の手によって中国の伝統建築工芸の粋を駆使して建造されたものだそうで、
実際目の前にすると目がくらくらするくらいに圧倒されるものがあります。

IMG_5696.JPG
(↑)本殿に上がる階段の袂に鎮座する「石獅」。
  神社の狛犬と同じコンセプトのものと考えていいと思いますが、こちらは獅子なんですね。
  沖縄のシーサー(魔除けの獅子)を彷彿させるものもあります。
  本殿に上がる階段の手すりなども実に細かな意匠が施されています。

IMG_5697.JPG
(↑)受付で購入した太くて長いお線香(5本)を手に、本殿を参拝します。
  本殿の回廊には5つの香炉があり、まずはその一つ一つに願いを込めながらお線香を捧げます。

IMG_5698.JPG
(↑)本殿の内部は、中央の関帝(関聖帝君)の他、左に地母娘娘(じぼにゃんにゃん)、右に観音菩薩、
  そして右斜め後ろに福徳正神という神様がそれぞれ祀られていて、順に参拝していきます。
  メインはもちろん中央の関帝(関羽)。その両脇には関羽の長男の関平(かんぺい・養子)と
  側近の武将・周倉(しゅうそう・実は架空の人物)の像も祀られていました。
  この2人も『三国志』をお読みの方ならご存知ですよね。

IMG_6151.JPG

「美髯公(びせんこう)」と言われるほど、
大きな髭を蓄えた大柄な体格の人物であったと言われる関羽・・・
祀られている関帝像もやはりそのビジュアルイメージ通りみたいですね。
数々の漫画やアニメ、ゲーム、ドラマや映画に至るまで
幾度となくビジュアル化されてきた『三国志』の世界にあって
内面的にも外見的にも最も作品ごとのイメージのブレが少ないキャラが
この関羽ではないかと個人的には思うんですが
(三国志の人物名のキャラが巨乳キャラだったりする一部の作品は除きます、もちろん(笑))、
それもひとえに節義を重んじる彼の実直な性格と、この大きな髭を蓄えた威厳ある風貌に
よるものなのかもしれません。

長い歴史の中でいつしか「神様」となり、海を渡ってはるばる日本の横浜までやってきた
関羽様の目には、今の横浜は、はたまた日本の姿はどう映ってるのか?
華僑の人たちや地元の人々(+そして『三国志』好きな人々)の心の拠り所として、
これからもこの街と人々を見守っていってほしいと思いますね。


ちなみに、旧暦の6月24日は関羽の生誕日(「関帝誕」)とされており
横浜中華街では毎年この日(2016年は7月27日)にこれを祝うお祭りが行われます。
この日は中国の伝統的な獅子舞や龍舞が奉納され、
ご神体である関帝像を神輿に乗せて中華街を巡行するパレードなども行われる
とても盛大で華やかな中華街最大のお祭りだそうなんですが・・・
生まれた時からン十年横浜市民をやっている私も、実は一度も観たことがないんですよね(汗)。
機会あれば一度は観てみたいものです。
posted by 松風あおば at 16:15| 日記

2016年09月19日

祝・横浜DeNAベイスターズ、CS進出決定!!

baystars.PNG

横浜優勝〜!!・・・じゃない、
私の応援するプロ野球・横浜DeNAベイスターズが
本日(9月19日)の本拠地・横浜スタジアムでのvs広島戦に勝利して
ファンの悲願だった球団史上初のクライマックスシリーズ進出を決めました(祝)。

長年Bクラス(4位〜最下位)が定位置だったわがベイスターズ。
Aクラス入りは2005年以来ですんで、かれこれ11年ぶりか〜・・・長かったな〜。
今のCS制度(プレーオフ制度)が始まったのが2007年、
親会社変更に伴いチームが「横浜DeNAベイスターズ」として新たなスタートを切ったのが2012年・・・
「プロ野球12球団で唯一CSに進出したことがないチーム」という称号(?)も
これでめでたく返上です(悦)。

昨シーズンは序盤は絶好調だったものの、後半の大失速で最下位に沈み、
ラミレス新監督の下で心機一転スタートを切った今年も3月・4月は連敗続き・・・。
それでも横浜スタジアムに足を運んで(球団を黒字化させ)
声援を送り続けたベイスターズファンの熱意に、選手・監督・スタッフも奮起してくれて、
最後は初のCS進出という形でチームの着実な成長を見ることができた今シーズンでした。

ベイスターズCS進出おめでとう〜・・・とはいえ、まだシーズン途中。
残り試合も精いっぱい戦って、今シーズンはなんとか勝率5割にして終えたいですね。
そしてその勢いで、ついでに目の上の巨人もやっつけちゃいましょう!!


・・・と、つい興奮気味に書き込んでしまいましたが、
野球に興味のない方には、いろいろ取り乱してすみません(汗)。
ファンにとっては身震いの止まらない(?)
「横浜DeNAベイスターズ、CS進出決定」のお話でした(笑)。
posted by 松風あおば at 17:06| 日記

2016年09月15日

『くまみこ』 アニメ最終話

9月ですね〜。
まだまだ蒸し暑かったり、たびたび台風が来たりしていて
秋らしい穏やかな気候というにはまだ程遠いものの、日が暮れれば虫の音が聞こえるようにもなり
やはり季節は少しずつ移っているのだな〜と感じる今日この頃・・・
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

秋といえば、世間一般には「読書の秋」・・・というところなんですが、
最近の私は「アニメ視聴の秋」(?)とばかりに夜はアニメを観まくっていたりします。
・・・といっても、今観ているものの大半はリアルで放送中のものではなく過去に録画したもので、
そのほとんどがこの春から夏にかけて放送されていた作品なんですね。
この春から夏にかけてのアニメは、一時期の私自身の体調不良などもあって
毎週録りだめてはいたものの、途中から観るのを中断していたものが多かったもので
体調も回復し夏コミも終わって一段落した今頃になってまとめてその続きを観ている、
という次第なんですが、
今日はつい先日最終話まで観終わったこの作品(↓)について
ちょろっと書いておきたいと思います。

kumamiko_anime2.jpg kumamiko_anime.jpg
くまみこ
原作は『月刊コミックフラッパー』に連載中の吉元ますめ氏の漫画で、
この4月から6月にかけて放送されていたアニメ作品です。

東北地方の山奥にあるという熊出村。
その山中にある熊出神社の巫女として仕える中学生のまちは
人語を話すヒグマのナツと幼い頃から一緒に暮らす少女なんですが
ずっと山奥で暮らしていたため、極度の田舎コンプレックス(さらに機械音痴)
の悩みを抱えており、都会の高校に進学することを夢見ているものの、
クマのナツには反対されるばかり。
なんとか都会進出を果たそうと、ナツが与える試練へ挑戦しつつ
村での巫女としての役目を果たして行く、という
なにやらへんてこな田舎暮らしの日々を描くスローライフストーリー
・・・なんですが、
実は、この全12話の『くまみこ』のアニメ・・・

最終回があまりに酷い

と、ネット上で炎上騒ぎが起きてしまい、
放映終了直後はネットニュースにまで取り上げられるほど騒然と話題になっていたので
アニメを観ていなかった人もあるいはこの作品の名前を聞いた人は多かったかもしれません。

「くまみこ 最終回」 「くまみこ 炎上」
・・・などといったキーワードで検索すれば、今でもいろいろ情報が出てきますので、
実際どういう批判が噴出していたかについてはググっていただくのが一番なんですが、
話によると
放送開始時ニコ生のアンケートで「とてもよかった」が90%台を連続するなど高い人気を誇っていたのに、
最終回である12話を放送した途端それが16%まで急落したとか、
原作者の吉元氏も登場人物(なつのいとこの良夫)のセリフにたまらず苦言を呈したとか、
アニメの脚本家の人が(炎上を受けて)逃げるようにツイッターのアカウントを削除してしまったとか、
アニメの公式サイトもコメントを発表して事態の収拾を図っていたとか
いろいろあったようで、
最終回の放送直後には確かに尋常じゃない反響があったことがうかがえます。

アニメのストーリー展開自体は、基本的にほぼ原作通り進んでいたはず・・・だったんですが、
後半を見ていなかった私は、その最終回を観ないうちに先に炎上騒ぎの方を知ってしまい
「一体、どんな酷い終わらせ方したんだ??」
と、逆に後から恐る恐るその問題の最終回を視聴することになってしまったわけですが、
先日になってやっとその最終回(正確には第11話・第12話が一連の話)を観た感想は?
というと・・・

kumamiko_12.jpg

「ん〜・・・確かにこれは・・・(汗)」
と思う反面、
「ぶっちゃけ、そこまで大騒ぎするほど酷い話でもなかったんじゃないかな?」
とも思う
・・・というのが正直なところなんですよね(苦笑)。

この先、ネタバレ注意です。

終盤の話のベースになっているのは、
原作単行本3巻の最後に収録されているお話(第十八話の「悪夢」)。
いとこの良夫(村の職員)に勧められて、熊出村のアイドルとしてアイドルコンテストに出るために
センダイ(仙台)に行くことになったものの、
まちの極度な田舎コンプレックスが引き起こす悪夢がそれを頑なに拒み、
結局センダイ行きは取りやめることに。
まちは都会には行かないと言い出し、ナツは大喜び。
ナツがネットで取り寄せたずんだモンブランを一緒に食べてめでたし、めでたし。
・・・という話だったんですが、
アニメでは、まちが実際にセンダイのアイドルコンテストに出場する話になっていて、
その公演会場で被害妄想に苛まれ、精神状態が一時崩壊し
逃げ出してしまうストーリーになってるんですね。
ほぼ原作通りにまったりスローライフアニメだった10話までのお話と11・12話では
その印象のギャップが激しすぎたため、原作を読んでいなかった視聴者の中には
11・12話はアニメの完全オリジナルと勘違いした人も多かったみたいですけど、
基本的には原作に準拠しながら、オリジナルにエピソードを膨らませた話という感じのもので
流れとして最終的には漫画と同じシチュエーションで終わっています。
でも、アニメのそれはその過程の描き方があまりにリアルに陰鬱(?)だったためか、
視聴者にネガティブに強烈なインパクトを与えてしまったようで、結果として
「サイコホラーバッドエンド」とまで酷評される事態にまでなってしまった・・・というところでしょうか。

kumamiko_12.3.jpg kumamiko_12.2.jpg

実際アニメのどういった要素が、ここまで視聴者にネガティブな印象を与えたのか??
ネット上の批判の内容をざっと見たところをまとめてみると

 ・ 漫画では基本的にまちの漠然とした悪夢の話で終わっていたものが、
  アニメでは 実際のコンテストの場で繰り広げられるリアルな被害妄想になっていたこと。

 ・ 「田舎者は石を投げられる」などのまちの被害妄想を映像(アニメ)にしてみたら
  (漫画以上に)かなり精神病的でエグかったこと。

 ・ まちが逃げ出した時の、良夫くんのセリフ(まちは村のために犠牲にならなきゃいけない存在
  みたいな言い方)が、あまりに冷酷非情に聞こえたこと(←原作者の人がショックを受けたところ)。

 ・ 最後のずんだモンブランを食べてナツに甘えるシーンでエンディングを迎えるところが
  被害妄想に押しつぶされて都会への夢を諦めた少女が幼児退行し、引きこもりに陥った印象を与えたこと。
  (漫画はこの先もお話が続くものの、アニメではこれが最終回の最終場面となったのでそういう印象が特に強まった。)

・・・あたりに集約されているような気もしますが、
いずれにせよ、アニメのオリジナル演出が多くの視聴者に後味の悪い印象を与えてしまったのは
否めないようですね。


連載が連綿と続いている漫画を原作に1クールのアニメ作品を作る場合、
その終わらせ方をどうするか?
というのはアニメの作り手にとってはかなり大きな課題だと思うんですが、
原作の途中話を少し脚色・改変して、アニメの終盤の山場にするという手法は
原作付きのアニメでは多くみられるところで、
今回のこの『くまみこ』もその一つと考えていいと思うんです。
ただ、アニメの作り手側がそんなに奇をてらったものを作ったつもりはなかったとしても
その演出をやり過ぎたりすると、視聴者が受け止める作品全体やキャラクターの印象も
大きく変わってしまうというのも確かなところで、
今回の『くまみこ』炎上騒ぎはそんな一例にもなってしまった、というところかもしれません。

「アニメ史に残る酷い最終話」
とか
「Zガンダム以来の狂気エンド」
とか
ネットを見てみると、みなさん言いたい放題ですが、
今回の騒ぎは正直、原作者の方が変に謝っちゃったり、アニメの脚本家の方がツイッタ垢消したり、
アニメ公式サイトが必死に火消ししようとしたことなどで、逆に火に油を注いだ感もあって
今のような個人の感想が即時に発信されるようなネット全盛のご時世の
この手の対応というのも難しいものだな・・・とも、感じざるを得ないところですね。


まぁ、私としては、今回の『くまみこ』アニメは
(この最終回も含めて)大いに楽しませてもらいましたので
またこの先2期の放送とかがあるとなれば喜んで観たいところ・・・なんですが、
とりあえず、ここは今回の視聴記念(?)に一筆、ラクガキでもしておきたいと思います(↓)。

kumamiko2.png

・・・巫女さんは、自分の作品でも描き慣れているつもり(?)だったんですが、
まちの巫女装束って、なんか不思議な衣装ですよね(笑)。
原作の漫画の方も、引き続き楽しみたいと思います。
posted by 松風あおば at 23:23| 日記

2016年09月05日

夏コミの後は・・・今年も夏コミティア(COMITIA117)

IMG_6112.JPG IMG_6117.JPG

夏コミが終わり、冬コミの申込みも済ませてホッと一息・・・という8月の下旬。
毎年この時期には、一次創作の同人サークルにとってはもう一つ
チェックを欠かせない恒例のビッグイベント、夏のコミティアがあります。
この日記でも毎年のように参加レポートしているイベントですので
今さらもったいぶって話すほどのことでもないんですが、
今年もコミケ終了1週間後の8月21日(日)に夏コミティア(COMITIA117)がありまして、
いつものごとく一般参加して参りました。

117flier.jpg

夏コミの1〜2週間後に、コミケと同じビッグサイトで開催される夏のコミティア・・・
サークル参加している夏コミではどうしても自分のサークルに縛られてしまって
他サークルさんの作品を見て廻るゆとりがほとんどない・・・ということで、
夏コミティアではサークル参加はせず、一般参加してイベントを堪能するというのが
私の毎年のスタイルでもあるんですが、
それゆえに(?)この夏コミと夏コミティアの2イベントは
私の中ではもはや切り離せないセットというか「一つのイベント」みたいになっていて、
「夏コミティアに出ないと同人の夏が終わらない」・・・という感覚すらあったりするんですよね。

私としては、コミティアへの参加自体が昨年の秋コミティアでのサークル参加以来で
やや久しぶりという感があったんですが、
はてさて、今年の私の「同人の夏・後半」たる(?)COMITIA117はどんな雰囲気だったのか?
今回も写真で振り返ってみることにします。

IMG_6111.JPG
(↑)会場(東京ビッグサイト)に着いたのは、少し遅めの正午頃。
  この日の南関東はコミケの時とは打って変わって青空の広がる晴天でした。
  ただ翌日以降が台風の暴風雨だったことを思うと、間一髪だったという感じもありますね。

IMG_6113.JPG
(↑)実はこの日のビッグサイトでは、私としてはもう一つ心惹かれるイベントが・・・。
  コミティア会場(東5・6ホール)の真向かい、東3ホールの方では
  「第17回国際鉄道模型コンベンション」が開催されていたんですよね。
  毎年、夏コミティアと重なることが多く、以前はかけもちで参加したこともあったんですが
  今回はコミティアの方に重点を置いていたので、こちらは泣く泣くスルーです(泣)。

IMG_6118.JPG IMG_6119.JPG
(↑)コミティア会場に入る前に、鉄道模型コンベンションの方も
  せめて入口から中をのぞいて・・・とか思ったんですが、中の様子はやっぱり
  入らないとわかりませんね。9月末には「全日本模型ホビーショー」もあることだし
  これはここでガマンしておきましょう(苦笑)。

IMG_6136.JPG
(↑)こちらがコミティア会場の入口・・・ですが、
  今回はいつもより来場者が少なめなのか?
  お昼過ぎにしては、入場する人がまばらな感じでしたかね?
  当日販売のティアズマガジンもこの時点ではまだまだ大量に平積み状態でした。

IMG_6121.JPG IMG_6123.JPG
(↑)とはいえ、会場内に入ればやはり多くの人でひしめくいつものコミティア会場。
  写真だけではコミケ会場とあまり変わらないようにも見えると思いますが
  一次創作のサークル・作品だけがひしめくこの同人誌イベントは
  やはりコミケとは少し雰囲気の異なる活気で満ちている・・・といいましょうか?
  この独特の空気が好きでコミティアの常連になっているサークル、一般参加者の方も多いようですね。

IMG_6141.JPG IMG_6137.JPG
(↑)見本誌コーナーで各サークルの新刊の見本をいろいろチェックできるのも
  このイベントの大きな特徴。・・・ですが、ここで時間を忘れて読みふけっていると
  いつしか買い物の時間が無くなってたりしますので、要注意です。

IMG_6139.JPG IMG_6140.JPG
(↑)共通のテーマの作品を出している複数サークルが合同出展する「部活動」も、
  すでにこのイベントの風物詩となっています。
  今回は長編作品を冊子発行しているサークルを集めた「長編部」なる部活動が出展していました。
  次回の秋ティアでは「天文部」「神話部」が出展予定だそうです。
  「鉄道部」とかできたら、うちも参加してみようか?・・・なんて考えていたり、いなかったり(苦笑)。

IMG_6124.JPG IMG_6125.JPG
(↑)出版社各誌が、漫画・イラスト等の作品の持ち込みを受け付ける「出張編集部」も
  今回も賑わっていたようです。私は持ち込みとかはやりませんが、各誌のブースには
  それぞれの最新号や掲載作の単行本なども展示されていて、見ているだけでも結構楽しいです。

IMG_6126.JPG
(↑)私自身存在を知らなかった面白そうな雑誌が結構あったりして・・・毎度新たな発見もあります。

IMG_6130.JPG IMG_6148.JPG
(↑)コミティア会場で投稿の受付から選考、受賞式(デビュー決定)までを一気に行う
  モーニング・ツー×ITAN「即日新人賞」も、すっかりおなじみになりました。

IMG_6147.JPG
(↑)選考過程では投稿作ごとにちゃんと編集者の方の批評コメントも発表されます。
  作家さんにとっては投稿することでいろいろ勉強になりそうですね。

IMG_6131.JPG
(↑)今回の最終選考会は、時間の都合で見るのは諦めたんですが
  その様子は「ニコニコ生放送」でも流されていたとのこと。だんだん大掛かりになってきましたね。
  でも、自分の作品が講評される様子が大々的に公開されるのって
  作家さんには晴れの舞台なのかもしれませんが・・・ガクブルもんですよね。
  小心者の私だったら耐えられません(苦笑)。

IMG_6134.JPG
(↑)印刷屋さんや画材屋さんの出展もおなじみの顔ぶれですが、
  自分としてもここでいくつか画材を調達するのが習慣になっています。
  同人誌委託書店さんのブースでこの日の新刊などを販売委託することも可能で、
  同人サービスも今や至れり尽くせりですね。

IMG_6142.JPG
(↑)「コミティア最大手」と呼ばれる(笑)オムそば屋さんも健在。
  お昼時には長蛇の列ができるので、これまでなかなか買う機会に恵まれませんでしたが・・・

IMG_6144.JPG
(↑)今回は売り切れ間際に買うことができました。
  なるほど・・・やきそばとオムレツとソースの絡みが絶妙でなかなかの美味です。
  人気の理由がわかったところで、今度は家で自分も作ってみようかと思います。

IMG_6146.JPG
(↑)チラシ置き場には、各種オンリーイベントや展示会、漫画賞の作品募集、
  印刷会社や電子書籍販売サイト、漫画専門校の案内チラシ等・・・といろいろあって、
  ここもさまざまな情報発信の場となっています。

IMG_6132.JPG
(↑)次回以降のコミティアの日程は、
   COMITIA118・・・2016年10月23日(日)、COMITIA119・・・2017年2月12日(日)、
   COMITIA120・・・2017年5月6日(土)。
   今や各地の地方コミティアも充実しているので、サークルとしても一般参加者としても
   どれに出ようか迷うところですね。
  

そんなこんなで、
会場内を廻りつついろいろ買い物をしているうちに、あっという間に16時。
イベント会場内での時間は普段のそれとは違って流れているかのような感覚すら覚えますが
今回もいろいろ楽しませてもらいました。
私の今年の「同人の夏・後半」も無事終了というところでしょうか。

今年は秋のコミティアが少し早目(10月末)のようですので、
次回も参加するサークルさんは、これが終わってすぐにまた準備(原稿)開始かもしれませんが
一次創作のイベントが定期的にあるのは、サークルとしても読者(一般参加者)としても
やはりありがたいところ。
次回も楽しみにしたいと思います。


そして、イベント終了後は・・・やっぱり打ち上げ宴会。
この日のサークル参加の仲間サークルメンバー・・・といってもコミケの時とほぼ同じ顔ぶれなんですが
先週と同じイタ飯屋さんでパーッと・・・というか、終わってホッと一息、美酒に酔いしれます。

IMG_6149.JPG IMG_6150.JPG
(↑)前回はデザートしか撮ってなかったので、今回はメインの皿の方を撮っておきました。
  ピザにハチミツをかけると・・・とろけたチーズととてもよく合うんですね。
  こんなに美味だとは思いませなんだ(笑)。


さて、今年の夏も終わりです。
うち(虹の卵)の方は、次のサークル参加は冬コミの予定ですが、
今回の夏コミ、夏コミティアでもらった刺激をモチベーションに
この秋こそは(?)早めに原稿作りに入って、いろいろ頑張りたいと思います。


IMG_6135.JPG
(↑)夏コミティアの時もまだ売っていました・・・あのスポーツドリンク(笑)。
  今やコミケ会場限定ではなく、夏イベント限定(?)なのかな??
posted by 松風あおば at 01:53| 日記

2016年08月21日

遅ればせながら2016年夏コミ(コミックマーケット90)お疲れさまでした〜

IMG_6074.JPG IMG_6075.JPG

リオオリンピックの方は今も続いていますが
夏コミはすでに終了してちょうど1週間になりますか・・・(汗)。
コミケ前にサボっていた仕事やら冬コミの申込みやらで、ここ数日ゴタゴタしてしまい、
イベント後のご挨拶がすっかり遅れてしまってすみません。
 
IMG_6078.JPG

今回の夏コミも、無事終了しましたね〜。
サークル・一般ともに、参加されていたみなさんは今回も暑い中お疲れさまでした。
今回は3日間ともやや曇り気味の天気だったこともあってか
いつぞやの猛暑というほどの暑さではなかったため
体感的には幾分過ごしやすい夏コミだったかな?という感じではありましたけど、
それでも1日会場にいると熱気でムンムンするのは、やっぱり夏コミだなぁというところでしょうか。
今回の来場者数は1日目:15万人、2日目:17万人、3日目:21万人(3日間延べ53万人)とのことで、
前回の冬コミと比べて1万人多かったものの、昨年の夏コミと比べると2万人少なかったそうですが、
毎度あのもの凄い人の群れを目の当たりにしていると、
そんな統計的な数の推移などもはやあまり意味が無いような気もしてきますよね。
ただ、今回はビッグサイト自体が4年後に開催される東京オリンピックへ向けて改装工事中で
その影響によりサークルの配置スペースや企業ブースの出展日が削られるなどの改変があったため
その分人の流れにも多少の影響はあったかもしれません。
4年後の夏はいよいよここもオリンピック会場ということで、その時のコミケがどこで開かれるのかはまだ未定ですが
この大きな会場を毎年夏冬ごとに、コミケのために使えているということ自体、
一(オタク)参加者としても感謝すべきことなんだなと、改めて思ってしまいましたね。

そして、当サークル「虹の卵」のブースも、
今回も多くのみなさんにお越しいただき、ありがとうございました。
こちらとしては今年は5月のコミティアを欠席してしまったため、冬コミ以来のサークル参加で
新刊も『てつもえM』の1冊のみと、いろいろ出遅れた感があったんですが、
いつものように多くの方にお越しいただき、お声をかけていただいたり、差し入れもいただいたりと
本当に感謝の連続で言葉もありません。
今回のうちのブースは西2ホールのはずれの西1ホールとの境目付近の袋小路的(?)なエリアに
配置されていて、正直ちょっと目立たない位置だったという印象が拭えず、また
午前中は目の前の西1ホールとの堺に、島本和彦先生のサークル「ウラシマモト」の大行列もあり
付近の通行が不便だったせいもあってか、いつもより遅めにお越しになる方が多かったようですが、
結果としてはいつも通りたくさんの方にお越しいただき、午後にはペーパーも尽きておりました。
午前中はいつもに比べ出足が悪いかな?と思っていた新刊の売れ行きだったんですが、
最終的にはいつもと同じ程度の売れ行きになっていたので、実はホッとしたというのもありましたね。

IMG_6107.JPG
(↑)そもそも今回の西1・2ホールは、2日目までは企業ブースだったそうで、
  サークル席が設置されたのは3日目のみだったんですね。
  サークル席に配布されているチラシ類もいつもに比べて驚くほど少なかったです。



そしていつものごとく、14時半頃になって会場内を少しだけ廻った私だったんですが、
やはりこの時間になっても凄い人で、なかなか思うように動けなかったですね(汗)。
ご挨拶に伺うべきサークルさんにもなかなか辿りつけず、結局ほとんどご挨拶できずじまいで
そのへんは悔やまれました。

IMG_6080.JPG IMG_6082.JPG
(↑)「僕たちのステージが聖地から始まる」
   ・・・今回のコミケ会場限定スポーツドリンクはERIMO氏のデザイン。

IMG_6086.JPG IMG_6085.JPG
(↑)今回のコミケは、前回までは企業ブースだった西3・4ホールがすべてサークルブース。
  いつぞやの事故で長らくコミケでは使用されてなかった西ホールエントランスと西ホール4階を結ぶ
  長いエスカレーターもフル稼働していました。この光景をコミケで見るのは何年ぶりのことか!?

IMG_6084.JPG
(↑)緑玉、赤玉は以前もアップしたので、今回は青玉を撮って・・・と思ったんですが
  西ホールの待ち合わせ場所等に活用されているらしく、いつも人だかりに囲まれていて
  なかなか全容が見えませんでしたね(汗)。

IMG_6088.JPG IMG_6089.JPG
(↑)東ホールへの移動はいつものことながら苦労しました。一旦外へ出てコスプレ広場を横目に延々歩く歩く・・・
  「東ホールに行くだけなのに、どうしてここまで苦労しなきゃなんないの?」と泣きたくなってきた頃(?)
  ようやく東ホールに到着です。

IMG_6093.JPG IMG_6091.JPG
(↑)東ホールももちろん凄い人でした。
  右の写真がやや霞んで見えるのはコミケ雲ではなく、ちょっと露出オーバー気味に撮っているためです、ハイ(汗)。


そうこうするうちに、時刻は16時。
なんだかんだで今回も楽しく無事終了した夏コミでしたが、
コミケを支えてくれているスタッフやその他多くのみなさんにも今回も心より感謝しつつ、会場を離れます。


そしてイベント後はもちろん、
仲間内での打ち上げ宴会(最近はあまりお酒は飲みませんが)で、盛り上がります。
今回は豊洲のららぽーと内のちょっと雰囲気の良い(?)イタ飯屋さんでの宴会でしたが
コミケの後に焼き立てのピザなどを頬張りながら飲むビールはやっぱり最高でしたね(笑)。

IMG_6099.JPG
(↑)ほろ酔い加減で外を見れば、架道橋(?)のイルミネーションがなにやら美しい、豊洲の夏の夜でした。

IMG_6103.JPG
(↑)〆のデザート撮影もなにかと恒例(?)になっている私たちです。

IMG_6101.JPG
(↑)・・・って、上の全部私が食べたわけじゃないですよ(苦笑)。私のはこのパンナコッタだけです。  

IMG_6106.JPG

かさねがさね、今回のコミケもありがとうございました。
次は冬コミでお会いしましょう。
posted by 松風あおば at 01:25| 日記

2016年08月12日

コミックマーケット90参加します &オリンピックのの夏2016

IMG_6059.JPG IMG_6062.JPG

今年も8月に入っていますが、連日のように猛暑が続いていますね。
リオデジャネイロではオリンピックも開催されており
各種目での日本選手の活躍のニュースも連日のように聞かれる今日この頃ですが、
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

さて、
私たちオタにとって8月といえば、やはり夏のコミックマーケット・・・ということで、
すでに今日が夏コミ(C90)の第1日目だったりするんですが、
今回の夏コミも、当サークル「虹の卵」は3日目(14日)の「創作少年」ジャンルにて
サークル参加の予定です。

今回の「虹の卵」のスペースは

 西2ホール と−20b

今回の新刊は、鉄オタ女子高生のお話の『てつもえM』。
実はもう一つ読み切りもの作品も出したいところだったんですが
この2ヶ月ほど本業の方で思わぬ仕事にてこずってしまって原稿が進まず、
結局はこの1冊のみとなってしまいました(汗)。
5月コミティアの前後で体調を崩してしまいコミティアに出られなかった分
この夏はいくつか出したいところではあったんですが、なかなか思うように手がまわらず、
予告していたものも何かとお待たせしてしまっていて申し訳ありません。
秋以降は『てつもえ』の総集編を含め、いろいろまた出していきたいと思いますので、
いつもお読みいただいている読者のみなさま方には
気長にお待ちいただければ幸いです。

今回もおそらく夏コミの会場内はうだるような暑さかと思いますが
参加されるみなさんは熱中症対策などを万全になさった上で、
今回も楽しいコミケを思いっきり堪能していただければと思います。
私も「虹の卵」のサークルスペースにて、
今回もみなさんにお会いできるのを心より楽しみにしております。


さて、コミケの告知を済ませたところで・・・
久々の日記でもありますので、最近のことなども一つお話したいと思います。

実は、先日こんなものを買ってしまいました(↓)。

IMG_6043.JPG IMG_6051.JPG IMG_6050.JPG

(↑)Bトレインショーティの「JR北海道 はまなすAセット 14系+24系25形(4両)」と
  同じく「JR北海道 はまなすBセット 14系(3両)」

青森から青函トンネルを通って札幌まで結ぶ夜行列車として長年活躍し
今年3月21日にラストランを迎えたJR最後の定期急行列車、急行「はまなす」。
寝台車と座席車で構成され、ドリームカーやカーペットカーなどの改造車両も特徴的で
鉄道マニアのみならず一般の旅行者からも大変人気の列車でもあったんですよね。

で、その「はまなす」号の客車編成・・・、鉄道模型でもNゲージの方では、
すでにかなり前からマイクロエースやKATO(関水金属)製品が販売されていたんですが
(思えば私の描いてる『てつもえ』もこれの取り合いの話から始まったんでした(笑))、
今回はデフォルメ(ショーティー化)された鉄道模型であるBトレインショーティの方で
その牽引機関車のED79形電気機関車とともに初めて発売になったということで、
早速(客車の方のみ)購入してみた・・・という次第です。
お値段はAセット・Bセット合わせて、量販店価格でも5千円超・・・(汗)
正直Bトレセットの中ではかなり高めですが、そのへんはマニアの間で人気列車ゆえに
バンダイさんもユーザーの足元を・・・いや需要をよく見てるな〜というところでしょうか(苦笑)。


というわけで、それを早速組み立てて(Nゲージ化して)みたのがこれです(↓)。

IMG_6061.JPG IMG_6063.JPG IMG_6066.JPG

AセットとBセットで、
スハネフ14(寝台車)+オハネ25(寝台車)+スハフ14+オハ14(カーペットカー)
+オハ14(ドリームカー)+オハ14(ドリームカー)+スハフ14
と、増結車を除く「はまなす」の基本編成(7両)が再現できるようになっているんですね。
いや、なかなかいい雰囲気出てますよ。ここは機関車(ED79)もやはり買うべきでしたか(?)。

IMG_6068.JPG IMG_6069.JPG IMG_6056.JPG

テールマークや、寝台車マーク、カーペット車マークものシールも細かく再現されています。
今は姿を消してしまった実車の「はまなす」も思い出されるところですが、
こういう列車、またいつか復活してほしいものだなぁと、つい思っちゃいますね。

ちなみに今回のNゲージ化にあたり、下回りはKATOの小型車両用台車を利用していますが、
このセット、今までのセットでは付属していたはずのNゲージ化用のシャーシ(床板)が
付いていなかったんですよね。
バンダイ製の(別売りの)走行台車への換装であればシャーシは不要なので、
これもバンダイさんが「Nゲージ化するんなら、他社のじゃなくてうちのパーツ使えよ」と
暗に言っているんでしょうけど(苦笑)・・・私はKATOの台車の方が好きなので、
今回も他の車種の余剰パーツのシャーシを転用して、KATO仕様でNゲージ化させてもらいました。
そのへんをカスタマイズしやすいのもこのBトレインの楽しいところでもありますかね。


・・・って、いきなりマニアックな話ばかりですみません(笑)。
今回の新刊『てつもえM』にもいろいろ鉄分(?)入っておりますが、
本の方は、鉄道に特に興味の無い読者様向けにも、
なるべくわかりやすく、楽しいものにするよう努力しておりますので
かさねがさね、今後とも「虹の卵」の作品をよろしくお願いします(笑)。
posted by 松風あおば at 19:36| 告知

2016年07月17日

ホームラン、逆転サヨナラ勝ち〜2016年 横浜DeNA × 千葉ロッテ交流戦(2)〜

IMG_5422.JPG IMG_5426.JPG

またも半月以上も間を空けてしまって、すみません(汗)。

前回は、今年のプロ野球のセ・パ交流戦、
横浜スタジアムでの「横浜DeNAベイスターズ vs 千葉ロッテマリーンズ」の
6月3日(金)の試合観戦の話をしていたかと思いますが、
今回はその翌日6月4日(土)の試合観戦のお話です。

前日は、先発投手・久保(康)の力投で、このカードの初戦を貴重な白星で飾ったベイスターズ。
この勢いに乗ってこの日もなんとか勝利したいところですが
相手もパ・リーグAクラスの千葉ロッテ・・・
エース涌井先発で臨んだ第1戦を痛いミス連発で落とし、
この日はその雪辱を晴らさんと闘志に燃えていたに違いありません。
お互いの本拠地が近いこともあって大勢のビジターファンも詰めかける
週末のこのカード第2戦は、はてさて、どんな試合になったでしょうか?


この日の試合開始は14時・・・ですが
正午頃に横浜スタジアムに着いたときにはすでに周辺は前日以上のお祭り騒ぎでした。

IMG_5417.JPG
(↑)この日の天気は曇りながら、昼過ぎのスタジアムはやはり初夏の汗ばむ気候。
  日差しがないのはデーゲームではむしろありがたいところです。
  食べ物の屋台も大いに賑わっていました。

IMG_5428.JPG
(↑)中に入ってピョンピョンできる、身長6mの巨大DBスターマン(ジャンピングスターマン)は
  いきなり見るとビックリですが、お子様方に大人気です。

IMG_5429.JPG IMG_5433.JPG
(↑)dianaのみなさんも、試合前からステージで大忙し。
  DBスターマン(の中の人)も暑い中お疲れさまです(汗)。

IMG_5435.JPG
(↑)ちなみに、この日のdianaのメンバーも着ていた横浜ブルーのTシャツは
  井納画伯(選手)デザインの交流戦オリジナルTシャツで
  この日の観戦者全員に(入場時に)プレゼントされたものです。
  前日の試合では筒香画伯(選手)デザインのものが配られていたんですが
  ロッテファンの友人の分も私がもらってしまったので、2日で4着も手に入れることができました(笑)。
  とても涼しげなブルー(?)で着心地もいいので、夏コミの会場とかでも着ようかな・・・とか
  思っているところです。

IMG_5444.JPG IMG_5442.JPG
(↑)試合前のスタンドは、まだまだまったりムード。
  この日も「大人のみかん氷」で涼みながら、ほろ酔い気分で試合開始を待ちます。

IMG_5441.JPG IMG_5438.JPG
(↑)1塁側では筒香選手や高城選手がファンのサインの求めに応じています。
  こんなファンサービスももはや試合前の風物詩と言えますが、
  狭いながらも選手との距離が近いこのスタジアムの利点がよく活かされていますね。

IMG_5448.JPG IMG_5447.JPG IMG_5449.JPG
(↑)土・日の試合は両チームのキッズ応援団もやって来るので
  応援パフォーマンスもとても賑やかになります。ちびっこチアリーディングのみんなも
  学校お休みの日にわざわざ応援に駆けつけて頑張ってくれています。

IMG_5458.JPG IMG_5462.JPG IMG_5463.JPG
(↑)さて、本日の試合のスターティングメンバー発表です。
  ホームチームの選手発表が派手なのは当然(?)なんですが、
  今年のべイスターズのスタメン発表は、各選手のプロフィールに今季の成績、応援歌まで紹介しています。

IMG_5459.JPG IMG_5460.JPG
(↑)この日はライトに桑原、セカンドに宮崎・・・その他の野手は前日と同じでした。

IMG_5482.JPG IMG_5467.JPG
(↑)ベイスターズの先発投手は、昨年のドラフト1位ルーキーの今永昇太。
  新人にしてこの時点で4連勝中、チームトップの防御率を誇る実力派左腕にマウンドを託し、
  14時、いよいよ試合開始です。

IMG_5483.JPG 
(↑)私としてもライブで初めて観る今永のピッチングだったんですが、その立ち上がりは・・・
  先頭バッターの加藤にいきなりヒットを許し、2番・三木に送りバントを決められたかと思えば
  3番・角中にあっさりタイムリーヒットを放たれ、あっという間に1点を失ってしまいました。

IMG_5484.JPG
(↑)横浜DeNA 0−1 千葉ロッテ

IMG_5487.JPG IMG_5502.JPG
(↑)大丈夫か? 今日の今永君・・・(汗)。
  初回から手に汗握る、いや、手にベイスターズ・プチポテトスターサワークリーム味を握る(?)展開に
  早くも波乱の予感がしますが、後続は打ち取ってこの回はなんとか1失点に抑えます。

IMG_5493.JPG IMG_5492.JPG
(↑)一方のロッテの先発は、台湾人投手のチェン・グァンユウ。
  昨年までベイスターズの選手だった投手ですが、今年はロッテのユニフォームを着て
  古巣相手にマウンドに立ちはだかります。・・・が、そのチェンも先頭打者・梶谷を
  いきなりフォアボールで歩かせる不安定な立ち上がり。こっちもやや波乱含みです。

IMG_5495.JPG
(↑)2番・桑原はショートへの併殺打で、あっという間に2アウトランナー無し。
  しかし、続く3番・宮崎がやってくれました。

IMG_5496.JPG IMG_5497.JPG


(↑)打球が高く上がったかと思えば、なんと・・・
  そのまま風に乗ってライトスタンド中段に飛び込むホームラン。
  試合は早くも振り出しに戻ります。

IMG_5500.JPG
(↑)横浜DeNA 1−1 千葉ロッテ

IMG_5508.JPG IMG_5514.JPG
(↑)となれば、あとは今永のピッチングに期待したいところ・・・だったんですが、
  やはりこの日の今永の調子はイマイチでした。
  2回表は1安打0点で切り抜け、3回表もあっさり2アウトまで取って
  やっと持ち前のピッチングを取り戻してきたかな?と思いきや、
  その3回表の2アウトから、3番・角中、4番・ナバーロを続けて歩かせてしまい
  2アウトながら1塁・2塁。なんとなく嫌な予感が漂い始めます。

IMG_5539.JPG IMG_5515.JPG
(↑)その嫌な予感は・・・モロに当たってしまいました(悲)。
  今永は制球が定まらず、ストライクを取りに行ったボールを狙い打ちされ
  続く清田、鈴木、細谷、田村にまさかの4連打を浴びて、なんとなんとの4失点。
  2アウトから4点ものリードを奪われてしまいました。

IMG_5520.JPG
(↑)横浜DeNA 1−5 千葉ロッテ

IMG_5522.JPG
(↑)今永は結局その裏の打席で代打・ロマックを送られて、事実上のノックアウト。
  このところ好投が続いていただけに、若きエースとしてはショックな試合だったかと思いますが・・・
  まぁ、厳しいプロ野球の世界。こういう日もあるさということで、
  次の試合また頑張ってほしいところです。

IMG_5531.JPG IMG_5541.JPG
(↑)さて、今永に代わって4回のマウンドを託されたのは
  これまた昨年のドラフト2位の熊原。ドラ1が不調ならばドラ2の選手が試合をフォロー・・・
  有能な若手が切磋琢磨する今のチームには、こんな試合展開にもどこか明るさがありますね。

IMG_5534.JPG IMG_5538.JPG
(↑)とはいえ、相手は捕まると怖いマリーンズ打線。
  熊原も1アウトから2番・三木に内野安打を打たれたかと思えば
  3番・角中には2ベースヒットを打たれて、いきなり2塁・3塁のピンチを迎えます。
  打席には4番・ナバーロ・・・熊原にとっては踏ん張りどころです。

IMG_5530.JPG IMG_5543.JPG
(↑)・・・が、熊原は落ち着いたピッチングで後続のナバーロ、清田を討ち取り
  この回を0点で切り抜けました。ベイスターズファンにとってもヒヤヒヤ展開が続きます。

IMG_5545.JPG
(↑)そして、その裏(4回裏)のベイスターズの攻撃。
  まずはこの回先頭の2番・桑原がフォアボールを選んで塁に出たかと思えば・・・

IMG_5551.JPG IMG_5549.JPG
(↑)続く3番・宮崎は3塁線ギリギリを抜けるレフトへの2ベースヒット。
  ノーアウト2塁・3塁のチャンスが巡ってきました。

IMG_5554.JPG
(↑)「宮崎の当たりはファウルではないか?」という伊東監督の抗議は受け入れられず・・・

IMG_5555.JPG
(↑)ここで迎えるはベイスターズの主砲、4番・筒香。
  一発頼むよ〜と願ったその瞬間、その筒香の一振りは・・・

IMG_5557.JPG IMG_5560.JPG


(↑)なんと、ベイスターズファンでひしめくライトスタンド上段に飛び込む特大の3ランホームラン!!
  いや〜、さすが筒香。実に爽快な一発でしたよ(悦)。

IMG_5561.JPG IMG_5564.JPG
(↑)横浜DeNA 4−5 千葉ロッテ
  ついに点差は1点差。勢いづいたベイスターズファンの声援が響く中、
  伊東監督は先発のチェンをあきらめ、マウンドに南を送りますが・・・

IMG_5563.JPG IMG_5567.JPG
(↑)今度はその代わったばかりの南からも、続くバッター5番・ロペスが・・・

IMG_5568.JPG IMG_5566.JPG


(↑)ロッテファンで埋まるレフトスタンドに突き刺すようなホームラン!!
  ロッテファンのため息もリアルに聞こえる中(笑)、
  ついに再びゲームは振出しに戻りました。
  横浜DeNA 5−5 千葉ロッテ

IMG_5578.JPG IMG_5581.JPG IMG_5601.JPG

IMG_5622.JPG IMG_5624.JPG IMG_5626.JPG
(↑)こうなると、ますます勢いづくベイスターズファン。ビッグフラッグがはためき、
  スタジアムも「満員札止め」となったりと、いろいろ押せ押せの雰囲気(?)の中
  あとはベイスターズの逆転勝利を待ち望むばかりなんですが・・・

IMG_5590.JPG IMG_5629.JPG IMG_5640.JPG 
(↑)その後はロッテ自慢の中継ぎ投手陣(南→大谷→内→益田)の前に
  打線がつながらず、なかなか追加点を奪えません。

IMG_5604.JPG IMG_5638.JPG IMG_5619.JPG 
(↑)一方、ベイスターズの中継ぎ陣(熊原→田中→須田)も負けじと踏ん張りました。
  6回と8回にはヒットとフォアボールのランナーで満塁のピンチを迎えるも
  いずれも後続をきっちり討ち取り、ロッテの追加点も許しません。
  ベイスターズを上回る数の安打を放ちながら、なかなかリードを奪えない展開に
  ロッテファンのイラ立ちも募る中、試合はついに9回を迎えます。

IMG_5650.JPG IMG_5653.JPG
(↑)9回表のマウンドに立つのは、前日に引き続き
  ベイスターズの若き守護神・山崎康晃。同点の場面での登場ですが
  9回のマウンドはやはりこの人が似合いますね。
  山崎は2アウトから投手・益田の代打に入ったデスパイネにヒットを許すも
  この回を0点に抑えマウンドを降ります。

IMG_5654.JPG IMG_5655.JPG
(↑)そして9回裏のベイスターズの攻撃・・・ロッテも守護神の西野をマウンドへ送ります。
  ここまでロッテもベイスターズも勝ちパターンを意識した継投で、
  お互い勝つ気満々というところでしょうか。
  その西野も堂々のピッチングでこの回のベイスターズ打線を3者凡退に抑え
  試合はついに延長戦に入ることになりました。

IMG_5662.JPG IMG_5661.JPG
(↑)延長10回表のマウンドに立つのは、三上。
  前日とは逆に山崎→三上の継投パターンとなりますが、ここまでくると総力戦の様相が漂います。
  三上も4番・ナバーロを歩かせたものの、ほぼ危なげなくこの回を0点に抑え、
  あとは味方の反撃を待つばかり。

IMG_5663.JPG
(↑)そして、迎えるは延長10回裏のベイスターズの攻撃。
  ここは何とか早めにランナーを出し、揺さぶりをかけていきたいところですが
  2番・桑原からの攻撃も、桑原三振、3番・宮崎もセカンドゴロと
  ロッテ守護神・西野の前にあっさりと2アウト。
  パ・リーグ屈指のクローザーを相手にランナーを出すことすら出来ません。

IMG_5664.JPG
(↑)そこに打席に入るは、4回に1点差に追いつく特大3ランホームランを放っている
  ベイスターズ4番・筒香。ここは主砲のバットに全てを託します。

IMG_5665.JPG IMG_5666.JPG
(↑)ベイスターズファンの緊張感が張り詰める中でのその筒香の打席・・・
  西野が投じた2−1からの4球目の甘いカーブでした。筒香のバットがジャストミート!!
  打球はそのままベイスターズファンで埋まるライトスタンドへ・・・



IMG_5667.JPG IMG_5670.JPG IMG_5672.JPG
(↑)筒香のサヨナラホームランで試合終了!! ベイスターズの勝利です。
  横浜DeNA 6−5 千葉ロッテ

いや〜、勝っちゃいました。
4点差をひっくり返しての劇的な逆転サヨナラ勝利ですよ。
今年のベイスターズはこれまでとは何かが違う、とまで思えるほどの執念の粘り勝ちです。

IMG_5673.JPG IMG_5677.JPG IMG_5678.JPG
(↑)勝利に湧き上がるベイスターズファン・・・ここは筒香さまさまですね。
  というわけで、この日のヒーローはもちろん筒香選手(↓)。


  (最後のサヨナラホームランについて)
  「・・・そこで、どんなボールが来たんですか?」
  「ミズノの白いボールです。」

と、すでに使い古されたギャグがちょっと寒々しいものの(苦笑)、
2軍での彼の苦労時代を知っているファンとしては
主砲の貫録に満ちた今の彼の姿には、なんとも感慨深いものを覚えました。
彼の成長とともに強くなっていくベイスターズも、今後も見守っていきたいところですが、
この勝利はいろんな意味でチームを元気つけたかもしれませんね。


いや〜今年は2試合観戦して2連勝・・・
ベイスターズファンの私としては文句なしの結果でした。
・・・と、いいたいところではあるんですが、少しだけグチを言わせてもらうと、
ちょっと不安なのは、
この試合の得点の全てがホームランによる得点だったということ、なんですよね。
いや、ホームランが出るのはもちろん全然悪くないんですけど、
ヒットのランナーをヒットで返す、打線の繋がりで得点を積み重ねるというシーンが
この試合でも、相手の凡ミスに助けられた前日の試合でもほとんど見られなかったあたりに
まだまだ打撃面での課題があるな〜と感じさせられたというのも正直な感想なんです。

若手が育ち、弱小だった投手陣が格段にレベルアップした今シーズン、
この先このチームが上位に食い込めるかはそのへんを克服できるかにあるかもしれませんが
ファンとしては、ここはラミレス監督の手腕を信じ、
そのチームが少しずつ成長していく過程も楽しみつつ、
これからも大きな声援を送っていきたいところでもありますね。


(↑)この試合のハイライト・まとめです。


一方、2日続けて、なんともむず痒い(?)散々な負けを喫した千葉ロッテマリーンズ・・・
(ちなみにこの翌日の第3戦の試合も、ベイスターズ先発・山口の完封勝利で終わり
このカードはベイスターズの3連勝、マリーンズの3連敗に終わりました)。
ロッテファンの友人はやはり伊東監督の采配面を中心に不満を抑えられない様子なので(笑)、
昨夜同様、ここは花火でも見てご機嫌を直してもらおう・・・というところですが(↓)、

IMG_5684.JPG IMG_5686.JPG

まだ明るいうちの花火というのは、やっぱり夜に見る花火と比べると、
華やかさが弱く、なんとなくしょぼい感じ・・・(汗)

というわけで、
この後は中華街に繰り出し、中華料理に舌鼓を打ちつつ、横浜の夜を堪能していた私たちでした。


IMG_5456.JPG 

ちなみに今年の交流戦、
その後の展開はどうだったかというと・・・わが横浜DeNAべイスターズは、
ロッテ、オリックスには3連勝、ソフトバンク、日本ハム、楽天には3連敗という
何とも極端な結果となり、最終的には7勝11敗の9位・・・(汗)。
昨年の悪夢ほどではないにしても、やはりもうちょっと勝ってほしかったというのが正直なところ。
交流戦全般としても、結局はパの強豪ソフトバンクがあっさり優勝し、
今年もパのチームが上位を占め、パはやっぱり強かった・・・という結果になりましたが、
ベイスターズも、若手が育ってきてチーム事情も明るくなってきたところで
来年の交流戦あたりには、もうちょっとパに強くなって
さらに交流戦を盛り上げてほしいところですね。

ということで、来年の交流戦もまた、いろいろ楽しみにしたいと思います。
posted by 松風あおば at 18:17| 日記

2016年06月30日

気迫の投手戦〜2016年 横浜DeNA × 千葉ロッテ交流戦(1)〜

IMG_5170.JPG IMG_5188.JPG

またもごぶさたしてしまっておりました。この一ヶ月ほどは、
思わぬ仕事の難題と格闘しているうちに、いつしか時間が過ぎていたという感じだったんですが、
今回は遅ればせながら6月最初の週の週末にありました、プロ野球のセ・パ交流戦
「横浜DeNAベイスターズ vs 千葉ロッテマリーンズ」観戦記を綴りたいと思います。

ロッテファンの古き友人と球場で観戦するのが毎年の恒例行事になりつつある
このカードなんですが、今年の舞台はわが横浜DeNAベイスターズの本拠地・横浜スタジアム。
昨年はリーグ首位という絶好調のチーム状態で臨んだはずの交流戦で
3勝14敗1分という悪夢のような結果に沈んだわがベイスターズ(泣)でしたが
ラミレス新監督率いる今年のチームはその雪辱を果たせるのか?
最初の西武との3連戦ですでに1勝2敗と負け越しているので
この本拠地でのロッテとの3連戦はもう絶対負けられん・・・ということで
今年は6月3日(金)の第1戦、4日(土)の第2戦をその横浜スタジアムにてライブ観戦です。
相手のロッテもここまでパ・リーグ2位とはいえ
首位を突っ走る強豪ソフトバンクとのゲーム差は広がる一方、
ファンの苛立ちも日に日に増しているところで、この交流戦で何とか勢いづきたいところだったはずですが、
そんな両者が激突した今年の対決は・・・はてさて、どうなったでしょうか?


3日(金)の第1戦は平日のナイターということで、友人も私も仕事を早めに切り上げて
そこそこ余裕をもって球場に来たんですが、夕方の横浜スタジアムはすでにお祭り状態(?)
とばかりに双方のファンが大勢ひしめいていました。

IMG_5168.JPG
(↑)夕方5時近くといえども、まだまだ明るい初夏の青空の下の横浜スタジアム。
  すでに汗ばむ陽気の中、ファンの熱気も暑苦しいまでに立ち込めてます。

IMG_5171.JPG
(↑)とはいえ、スタンドの方はやはりまだガラガラ・・・平日のナイターは
  会社帰りの人が後からじわりじわりと増えてくるので、試合開始時刻近くになっても
  まだまだ空席が目立ちます。

IMG_5174.JPG
(↑)試合前のひと時、ここは横浜スタジアム名物の「みかん氷」でも食べて涼んでいたいところ・・・ですが

IMG_5173.JPG
(↑)今年からのメニューなんでしょうか?
  定番の「みかん氷」とは別に「大人のみかん氷」なるものが売られていました。
  青々としていますが、これはなんとウォッカベースのリキュール漬けカキ氷!?一口食べると・・・
  間違いなくお酒です(笑)。なかなか至福の味(?)ですが、結構酔いますよ、これ。
  未成年の方はハワイアンブルーの爽やかな色に惑わされて思わず買わないようご注意を。

IMG_5185.JPG IMG_5186.JPG
(↑)フィールドの方に目を向けると、ベイスターズマスコットのDBスターマンが
  交流戦イメージキャラクターのセカパカ君たちを引き連れて練り歩いていました。

IMG_5193.JPG IMG_5194.JPG
(↑)なんかちょっと・・・シュールな光景でもあります(笑)。

IMG_5184.JPG IMG_5238.JPG
(↑)レフトスタンドのロッテファンも相変わらず元気です。
  ライトスタンドよりもレフトスタンドの方が先に埋まっていく様子に、
  今年もロッテファンの凄さを感じましたね。

IMG_5176.JPG IMG_5191.JPG
(↑)本日のスタメン発表です。先発投手は横浜DeNA:久保(康)、千葉ロッテ:涌井。
  久保は元ロッテ・阪神の選手、涌井は元西武の選手ですが
  ともに全球団勝利を達成している投手同士の投げ合いです。
  今日はどちらに軍配が上がるのか? 試合前から緊張感がみなぎります。

IMG_5195.JPG IMG_5197.JPG
(↑)・・が、その前に、緊張感をほぐすちょっとした試合前イベントが。
  この日の試合前イベントは「伝説のOB 1打席対決」と称する両チームOBのレジェンド対決。
  元千葉ロッテ投手の前田幸長、そしてベイスターズ初代4番打者・ブラッグスが登場。
  ともに往年のプロ野球ファンにとってはとても懐かしい顔です。

IMG_5199.JPG IMG_5203.JPG
(↑)1打席とはいえちゃんと昔の背番号をつけた今のユニをまとっての対決
  ・・・ですが、前田の投じた初球は、ブラッグスの背中の後ろを通過するビーンボール。
  ブラッグスがバットを叩きつけマウンドに駆け寄り、昔の彼の乱闘騒ぎをも彷彿させましたが
  ここは仲良く握手と抱擁をかわし、穏やかに和睦(笑)。
  この勝負は結局カウント2―2からの6球目をレフト前へと運んだブラッグスの勝ちでした。

IMG_5213.JPG IMG_5214.JPG
(↑)そして、いよいよ本日の試合開始です。
  先発・久保の立ち上がりは・・・1回を3者凡退に討ち取る上々の立ち上がり。
  勝利への期待がかかります。

IMG_5221.JPG IMG_5222.JPG
(↑)とはいえ、相手の先発投手も昨年のパ・リーグ最多勝投手のエース涌井。
  この涌井をベイスターズ打線がいかにして攻略できるか?
  1回裏のベイスターズの攻撃が始まります。

IMG_5224.JPG IMG_5225.JPG
(↑)1番・梶谷(写真左)は三振。やはり涌井を打ち崩すのは容易ではなさそう・・・というところでしたが
  続く2番・関根(写真右)はしぶとくレフト前へヒットを放ちます。

IMG_5228.JPG IMG_5231.JPG
(↑)3番・倉本(写真左)は三振でしたが、この間に1塁ランナーの関根が2塁への盗塁を決め、
  続く4番・筒香(写真右)は一度もバットを振らずストレートのフォアボールを選び、
  2アウトながら1塁2塁のチャンス。

IMG_5236.JPG
(↑)ここで迎えるは、ここ11試合連続ヒットと絶好調の5番・ロペス。


(↑)そのロペスが、1・2塁間を鮮やかに抜けるタイムリーヒット。ベイスターズが涌井から先制点を奪いました。
  横浜DeNA 1−0 千葉ロッテ

IMG_5237.JPG
(↑)続いて打席に入るは・・・来日ホヤホヤ出場3試合目の新外国人選手・エリアン。
  なんですが、実はこの時点でまだヒットは1本も打てていません。
  ですので、そろそろでかいのを・・・と期待したんですが、やはりここもセカンドフライに倒れます。
  ん〜・・・やっぱりまだ日本の野球になじめていないのかな?


(↑)・・・と思いきや、守備ではこんなガッツも見せるエリアン。
  3回表のロッテの攻撃・・・ノーアウト1塁の場面で打席に入った投手・涌井が
  送りバントを試みて打ち上げた打球をファウルグラウンドでダイビングキャッチ!?
  ・・・って、実はこれ、3バント失敗なので取らなくてもアウトだったんですけどね(笑)。
  野球のルール分かってるのかな?とか、カウント読み間違えてたのかな?とか
  普通なら不安もよぎるところではあるんですが、
  勝利への執念をも感じさせるこの気迫のこもったプレーは
  むしろこの後の展開に好影響を与えたように思えました。

IMG_5275.JPG IMG_5276.JPG
(↑)2回・3回と、両チームともヒットやフォアボールのランナーは出すも得点ならず。
  そして迎えた4回裏の横浜DeNA の攻撃でした。
  1アウトから石川がセンター前ヒットで出塁。続く戸柱が三振で
  2アウトとなって打席に迎えるは投手の久保だったんですが
  その久保がボテボテのなんともラッキーな内野安打で出塁します。
  そして打順トップに帰って打席に入るは前の打席でヒットを放っている1番・梶谷・・・

6.3highlight1.PNG IMG_5282.JPG
(↑)梶谷の当たりは高々と上がる内野フライ・・・3アウトチェンジか、と思えた次の瞬間でした。
  ロッテの内野陣がボールを譲り合ってタイミングを外し、サード中村がまさかの落球
  その間に石川がホームインし、思わぬ形でベイスターズに追加点が転がり込みました。

IMG_5283.JPG
(↑)横浜DeNA 2−0 千葉ロッテ

IMG_5286.JPG IMG_5284.JPG
(↑)追加点も入り、本拠地に集まったベイスターズファンも絶好調。
  応援歌「勇者の遺伝子」にのせて、ライトスタンドには「I☆YOKOHAMA」のビッグフラッグがはためきます。
  試合開始時は空席が目立っていたスタンドはこの時にはほぼ満員状態でした。

IMG_5301.JPG IMG_5311.JPG
(↑)その後も試合は久保・涌井両投手の投手戦が続きます。
  ともにヒットのランナーを出しても後続はきっちり討ち取るピッチングで得点は許さず、
  エース対決らしい白熱した展開になってきました。

IMG_5313.JPG IMG_5327.JPG
(↑)他球場の途中経過も気になるところですが・・・
  それより「セか?パか? どっちが強いの?」で、マスコットは
  アルパカならぬ「セカパカ」なんですね・・・どうでもいいんですけど(笑)。

IMG_5321.JPG IMG_5318.JPG IMG_5317.JPG
(↑)ラッキーセブンの7回はスタージェットタイム。
  チアチームdiana(ディアーナ)のメンバーも球団歌「熱き星たちよ」に合わせて登場します。
  青い風船が夜空に舞い上がりますが、そろそろ打球が豪快に上がるのも見たいものです。

IMG_5329.JPG 6.3highlight3.PNG
(↑)・・・と思ったら、それが観られたのはその次の8回の表、ロッテの攻撃でした。
  ロッテは9番・涌井の打席で加藤を代打に送りますが、その加藤がなんと
  ここまで好投の久保からフェンス直撃のスリーベースヒット。
  いきなりノーアウト3塁のピンチです(汗)。

IMG_5331.JPG
(↑)続く1番・清田をピッチャーゴロに討ち取って1アウト3塁。
  ここで打席に入るは2番・高濱に代わり、代打・井口。
  ベイスターズとしてはこの試合最大の踏ん張りどころを迎えます。

6.3highlight4.PNG
(↑)その井口はサードゴロ・・・しかし3塁ランナーの加藤がなんとホームに突っ込みます。
  サード・エリアンからキャッチャー戸柱への送球は・・・・・・タッチアウト!!
  いや〜・・・ヒヤヒヤもんでしたが、これで2アウトです。

IMG_5336.JPG IMG_5335.JPG IMG_5340.JPG
(↑)しかし、疲れの見え始めた久保はその次の3番・角中にもヒットを打たれ
  2アウトながら再び1塁2塁のピンチを迎えてしまいました。
  ここでラミレス監督は久保をあきらめ、三上をマウンドに送ります。
  ベイスターズとしてはこのまま勝ちパターンに乗せたいところ、・・・だったんですが


(↑)その三上も、続く4番・デスパイネにセンター前ヒットを打たれてしまいます。
  井口に代わって代走に入っていた細谷が2塁から一気に生還。
  ついにロッテに得点を許してしまいました。
  横浜DeNA 2−1 千葉ロッテ

IMG_5345.JPG IMG_5344.JPG
(↑)なおも2アウト1塁3塁のピンチで、打席に迎えるは5番・ナバーロ。
  3塁ランナーの角中が生還すれば同点で、振り出しに戻ってしまう場面。
  このピンチを切り抜けられるか・・・三上。
  手に汗握る展開に球場全体のベイスターズファンの視線が若き右腕に集まります。

IMG_5347.JPG
(↑)結局ナバーロは、ライトフライに倒れ、長かった8回表が終了〜。
  三上よくぞ抑えた。野手もよく頑張った。観ている方も・・・疲れがどっと出ました(苦笑)。

IMG_5356.JPG IMG_5357.JPG
(↑)8回裏はロッテの2番手投手・藤岡に3者凡退に抑えられたベイスターズ。
  なのであとは9回表のロッテの反撃を食い止め、この1点差リードを守り切るのみ。
  9回のマウンドに立つのは、もちろん、この男・・・

IMG_5366.JPG IMG_5363.JPG
(↑)「小さな大魔神」の異名を持つベイスターズの若き守護神、山崎康晃。
  ベイスターズファンの「やすあき」コールが球場全体に響き渡る中、
  颯爽とマウンドに立つその姿はいつ見ても頼もしいです。

IMG_5372.JPG
(↑)・・・が、その山崎、
  この回先頭の6番・鈴木にいきなりヒットを打たれ、ノーアウトのランナーを許してしまいます。
  続く7番・中村が送りバントをしっかり決めて、1アウト2塁のピンチ。
  またも1打同点の場面を迎えてしまいますが・・・

IMG_5373.JPG IMG_5375.JPG
(↑)山崎は実に落ち着いていました。
  続く8番・田村を三振に、そして投手・藤岡に代わって代打に入った岡田も
  ファーストゴロに仕留めゲームセット。ベイスターズが接戦を制しました(悦)。


(↑)この試合のハイライトまとめはこちら。

IMG_5377.JPG IMG_5379.JPG
(↑)横浜DeNA 2−1 千葉ロッテ

IMG_5388.JPG

いや〜、エース涌井先発のロッテに勝ちましたよ、ラミレスベイスターズ。
久保は8回途中1失点とよく投げ勝ちました。
というわけで、今日のヒーローはもちろん久保・・・なんですが、

IMG_5394.JPG IMG_5398.JPG

なんと、ヒーローインタビューの準備ができるとスタジアム全体の照明が消え、
観客に対しスマホ・ケータイのモバイルライトを点灯するようアナウンスが入ります。
ここ横浜スタジアムでは、今シーズンよりベイスターズ勝利時には
光と音楽との特殊演出で祝うようになったんですね。
(昨シーズンより、スタジアムのナイター照明設備がLED化され、
瞬時に点灯・消灯出来るようになったので、こういう演出も可能になったんだとか)
幻想的なスポットライトの中、久保のヒーローインタビューが始まります。

IMG_5400.JPG IMG_5405.JPG



予想通りの投手戦で、1点差を争う試合になりましたけど
こういう試合はちょっとしたミスが命取りになりやすいもの。
この日のロッテの敗因も、久保の好投の前に、送りバントでの失敗、
内野フライを落球するタイムリーエラー、強引な走塁をしてのタッチアウト
・・・といったミスの積み重ねと言っても過言でなく、
好投の涌井を見殺しにしてしまった感も否めないものでした。
伊東監督のやり方にかねてより不満だらけ(?)の
横にいるロッテファンの友人の愚痴も案の定絶えませんでしたが(苦笑)・・・、

IMG_5410.JPG IMG_5412.JPG

この日の勝利を祝う〆の花火がとても美しく、友人もご機嫌を直してくれました(笑)。
いや〜、プロ野球もゲームの内容、選手たちのプレイのみならず
スタジアムの演出までが毎年毎年更なる進化を遂げてるのに驚かされますね。

IMG_5389.JPG

さて、初戦は白熱の投手戦の末にベイスターズの勝利で終わった
今年の横浜DeNAベイスターズ vs 千葉ロッテマリーンズの交流戦・・・
実はこの翌日土曜日の第2戦も凄い試合になったんですが・・・
その話はまた次回にしたいと思います。
posted by 松風あおば at 22:44| 日記

2016年06月13日

コミックマーケット90参加のお知らせ

コミケ90.png

夏コミの抽選結果って、すでに出ていたんですね。
またしても周囲からの報告で気が付く始末・・・(汗)。
いや、このところは来月に横浜スタジアムで開催されるプロ野球オールスターゲーム第2戦の
ベイスターズファンクラブ会員枠チケットの先行抽選の結果ばかり気にしていて
(結局こっちは落ちました(悲))、
夏コミの抽選の方はすっかり忘れておりました。

で、その夏コミですが、
当サークルは今回も無事抽選通っております。
今度の夏コミ(コミックマーケット90)の「虹の卵」のスペースは

  8月14日(日) 西地区 と−20b

新刊は『てつもえM』と、他に読み切りの話が1冊出るかと思います。
なお『てつもえ総集編V』の方なんですが、こちらはすみません(汗)・・・当方の都合により、
出品は秋以降に延期させていただくことにしました。何卒ご了承ください。

2年続けて5月のコミティアに参加できず、
今回も前年の冬コミ以来半年以上ぶりの参加になってしまいますが
今年の夏コミも猛暑に負けずに頑張って参加したいと思っておりますので
この夏もまたサークルスペースにて、みなさんとお会いできるのを楽しみにしております。
今回も何卒よろしくお願いします。



さて、コミケの抽選結果だけでも面白くないので、ここは近況報告など・・・

私・松風は、このところは体調なども良くなり、原稿描きの方も復活させておりますが
それとは別に、最近ちょっとばかり片手間ながら自分の中でハマっていることがあります。
それは・・・

IMG_5160.JPG IMG_5161.JPG

IMG_5163.JPG IMG_5164.JPG
(↑)デザート作り
  (写真は夏みかんゼリーと、ヨーグルトババロアを作っている途中の物)

・・・といっても、大したものを作ってるわけでもないんですけどね。

きっかけは、賞味期限の切れたばかりの牛乳がほぼ1本分残っていたことや
よそ様から頂いた(とても酸っぱくてそのまま食べるにはちょいつらい)夏みかんがたくさんあった
といったことにあったんですが、
これらを美味しく一気に消費するためにどうすればよいか? ということを考えた末、
これらを使ったデザートでも作ってみよう、ということになったんですね。

はじめは「フルーチェ」とか市販のデザート商品から始まったものの
やっているうちにだんだん面白くなってきたというか、もうちょっといろいろ試してみたくなり、
やがてゼラチンや寒天、甘味料、ヨーグルトの種菌なども買い足して
自分なりのものもいろいろ作るようになった、という次第でして、
まだまだ試行錯誤の連続ながら、そこそこ食べられる(?)ものは出来ているというところでしょうか?
自分なりに「これだ」という完成品ができた時は、またこの日記でも改めて紹介したいと思いますが、
いろいろ創意工夫が試されるデザート作りの世界・・・やればやるほど奥が深そうです

でも、そんなデザート作りを始めてみて一つ気づいたのは・・・
砂糖などをそこそこの量入れたつもりでも、意外と甘さが足りないと思うことが多いことなんですよね。
特に冷やして食べるものというのは、味覚としての甘さを感じにくくなる傾向が強いようで
かなりの量の砂糖を加えないと「甘い」とは感じられないものなんだというのは
実際自分で作ってみるとよくわかります。
・・・となると、普通に冷やして食べて普通に甘いと感じる市販のデザートというのは
一体どれだけの糖分を含んでいるのやら? と、ちょっとばかり空恐ろしくなったりもするんですけど(汗)
やはり自分でトライしてみることで、肌で知ること、実感することってあるな〜って
改めて思いますね。


・・・という、私には似つかわしくない(?)お菓子作りのお話でしたが
コミケ参加も決まったということで、この先はやはり
同人誌の原稿作りの方に重きを置きたいと思います。ハイ。
posted by 松風あおば at 01:58| 告知

2016年05月31日

高幡不動尊・金剛寺

IMG_5097.JPG IMG_5110.JPG IMG_5106.JPG

先日、(といっても、ちょっと前の話なんですが)
私としては珍しく京王線の沿線に出かける用事があった際のこと。
その帰りの京王線の電車に乗っていて、ある駅に差し掛かったとき
その駅名を見てふと途中下車したい衝動に駆られ、思わず電車を降りてしまいました。

その駅とは・・・

IMG_5086.JPG
(↑)高幡不動駅

東京は日野市にある、
京王の本線と動物園線、多摩都市モノレールの3線が接続する主要駅ですが
その駅名の通り、関東の古刹として名高い「高幡不動尊」の最寄り駅として
その参拝者が多く利用する駅でもあります。

このところは体調を崩したり、いろいろ調子の上がらない(?)私でしたので
ここは一つお不動様のお力をお借りして・・・とまで考えたわけでもないのですが
高幡不動には今まで一度も参拝したことがなかったので
ここは思い立ったが吉日とばかりに参拝してみることにした、という次第です。

IMG_5089.JPG
(↑)駅南口を出れば、目の前に「高幡不動尊参道」の入口が。
  いかにも門前町の駅前という感じですね。

IMG_5090.JPG
(↑)参道は昔ながらの商店街という感じで、参拝者向けの飲食店なども軒を連ねています。
  お正月やお寺の行事があるときなどは人でごった返すであろうこの参道も
  この日はすでに夕方で人通りはまばらでした。

IMG_5092.JPG
(↑)参道を抜けると、車道を挟んで立派な門(仁王門)が見えてきました。
  ここが高幡不動尊です。

高幡不動尊(→ http://www.takahatafudoson.or.jp/
正しくは「高幡山明王院金剛寺」と号する真言宗智山派の寺院で
その起源は大宝年間以前とも、奈良時代の僧・行基の開基とも伝えられています。
平安時代初期に慈覚大師・円仁が、山中に不動堂を建立し不動明王を安置し、
その後災害で倒壊した堂宇を康永元年(1342年)にこの地に再建したものが
現在の高幡不動尊の不動堂だそうで、今では
成田山新勝寺(千葉県成田市)、雨降山大山寺(神奈川県伊勢原市)とともに
「関東の三大不動」の一つとされているそうですが、
実際どんなお寺なんでしょうか? 早速境内へ入ってみます。

IMG_5094.JPG
(↑)室町時代の造立(1959年に解体復元修理)といわれる「仁王門」は国の重要文化財。
  その堂々とした佇まいには歴史の重みを感じます。

IMG_5096.JPG
(↑)仁王門をくぐれば、そこは外界の雑踏とは隔絶された聖域。
  正面に見えるのが、康永元年(1342年)に建立されたという「不動堂」。
  東京都最古の建造物とのことで、もちろんこちらも国の重要文化財。
  堂内ではこの時も護摩修行が行われていたようで、
  静寂を劈くように僧侶の読経の声が境内に響いていました。

IMG_5098.JPG
(↑)香炉の煙と香りがなんとも心地よいというか、心が落ち着きますね。

IMG_5099.JPG
(↑)幕末の新選組副長・土方歳三の菩提寺としても有名な金剛寺。
  境内にはその土方歳三の銅像と、
  新選組に着せられた逆賊の汚名を晴らすべく明治時代に建立された
  「殉節両雄之碑」(新選組隊長・近藤勇と土方の忠節を讃える碑)があります。

IMG_5101.JPG
(↑)境内には茶店や食べ物の屋台のほか、仏具やだるまなどを売る露店も出ているようですが
  この時は夕暮れ時で、ほとんどが店じまいに入っていました。

IMG_5103.JPG
(↑)不動堂の本尊、丈六不動明王像などを展示・収蔵している「奥殿」。
  現在の不動堂にある不動明王像は平成12年〜14年(2000〜2002年)に本尊の丈六不動明王像が
  修復作業で不在となったため、身代わり本尊として造立されたものだそうで
  本物(?)は実はこっちにあったんですね。
  拝観料300円で見学可能ですが、16時閉館でこの時はすでに閉まっていました。

IMG_5105.JPG IMG_5104.JPG
(↑)奥殿の隣に建つ「上杉憲顕の墳」(墓)。
  上杉憲顕(憲秋)は室町時代の関東管領・上杉氏憲(禅秀)の子で
  享徳4年(1455年)に鎌倉公方・足利成氏との戦いに敗れ、深手を負い
  この境内で自刃したとのこと・・・いろいろな歴史が刻まれた土地でもあります。

IMG_5109.JPG IMG_5111.JPG
(↑)さらに境内奥に進み、石段を上ると
  「十善ノ花開ク處」の扁額が掛かる山門があり・・・

IMG_5112.JPG
(↑)その先には、この金剛寺の総本堂である「大日堂」があります。
  このお寺の本堂は江戸時代に焼失し、以来長く仮本堂のみあったそうなんですが
  昭和62年(1987年)に鎌倉時代の様式で完成した新本堂がこの大日堂で、
  内部は本尊の大日如来像など諸仏が安置されており
  (大日堂旧本尊である平安時代の大日如来坐像は現在は「奥殿」に安置)、
  鳴り龍天井でも有名だとか。

IMG_5118.JPG
(↑)ここも内部の拝観(拝観料200円)は16時までで、この時はすでに扉は閉ざされていました。
  でも夕暮れの静寂の中、この風格ある御堂の前にただ一人・・・
  しばし俗世を忘れて佇んでいる時間というのもまたいいものです(笑)。

IMG_5113.JPG IMG_5114.JPG
(↑)この細い階段の上には「鐘楼」がありますが、こちらは立入禁止でした。

IMG_5141.JPG IMG_5142.JPG
(↑)裏手の遊歩道から見た「鐘楼」。内部の梵鐘は見えませんが、
  外に突き出ているのが撞木(鐘つき棒)でしょうか?
  
IMG_5119.JPG IMG_5120.JPG
(↑)他にも新しいお堂がいくつもあります。
  歓歓天(かんぎてん)を祀る聖天堂(写真左)、弘法大師を祀る大師堂(写真右)、
  いずれも平成24年(2012年)造立。

IMG_5107.JPG
(↑)そして境内でもひと際目立つのが高さ39・8mあるという大きな五重塔。
  昭和55年(1980年)に落成したコンクリート製の新しい五重塔とのことで
  これも再建されたものなのかと思いきや、昔このお寺に五重塔があったという記録はなく、
  全く新たに建立されたものなんだとか。

IMG_5123.JPG
(↑)歴史的な価値は無いにしても、平安時代初期の様式を模した美しい五重塔は
  なかなか荘厳で立派なものです。
  ずっと見上げていたら、頭がくらくらしてきました(苦笑)。

IMG_5121.JPG IMG_5122.JPG
(↑)平安時代に慈覚大師が建立した不動堂が建武2年(1335年)の大風で倒壊した際に
  本尊の不動明王像が落ちてきたという言い伝えのある「お鼻井戸」。
  今も水が滾々と湧き出ているようです。

IMG_5132.JPG IMG_5136.JPG
(↑)境内の裏手は「不動ヶ丘」と呼ばれる丘陵で、「山内八十八ヶ所巡拝路」という
  四国八十八ケ所を模したミニ巡礼コース(遊歩道)が巡っています。
  ここは椿や桜、楓など四季折々の花木が美しいことでも知られ、
  特に5月下旬〜6月のあじさいの花が見事だそうなんですが、
  この時はまだまだあじさいのシーズンではありませんでした。
  今頃がちょうど見頃かもしれません。

IMG_5140.JPG IMG_5139.JPG
(↑)不動ヶ丘の山頂は中世の城郭・高幡城址。
  高幡城はいつ誰によって築かれたのか、詳細が不明な城だそうですが、
  頂上の広場はその本丸跡と伝えられており、山の西側には馬場跡とされる場所もあります。

IMG_5135.JPG IMG_5137.JPG
(↑)不動ヶ丘から望む日野市内の街並み。
  東京といえども、ここまで来ると大都会の雰囲気ではなく緑豊かで閑静な住宅街が広がります。
  巡拝路ウォーキングは運動不足の身体にもさほどきつくはなく、心地よい汗をかくことができました。


自分自身、予定もしていなかった突然のお寺参りでしたが、
その夕方の小一時間ほどの散策は日常の疲れた心をリフレッシュするには十分でした。
私もトシのせいか、最近はこういうお寺の空気とか抹香臭いものが好きになってきましたが
人々の信仰を集め、日々清められた寺院の境内の風景というのはいつ見ても絵になるというか
宗教観のみならず日本人の心を和ませる何かがあるんだなと改めて感じましたね。
あえて遠くに旅に出ずとも、電車で1時間ほど揺られる範囲にも
安らぎを感じられる心の風景はあるんだな・・・ということも再認識できました。


あ・・・もちろん「参拝」というからには、この時はお賽銭も惜しまず(?)
お不動様に祈りを捧げてきましたよ。

 「私の下手くそな漫画の画力が、少しでもアップしますように」
 「弱い横浜DeNAベイスターズが、少しでも強くなりますように」

すると・・・、私の画力の方は知りませんが(苦笑)
ベイスターズの方は、4月の弱さがウソのように5月は快勝続きでリーグトップの勝率(悦)。
不動明王様のご利益に感謝しつつ、
今週末は横浜スタジアムでの交流戦(vs ロッテ戦)の応援に行ってきたいと思います。
posted by 松風あおば at 22:40| 日記