2016年11月30日

スマホデビュー

今月初めのことなんですが
私・松風もついに「スマートフォン」なる文明の利器を手に入れました。

今頃になってスマホなど手に入れてなにはしゃいでんだ?と、
スマホ全盛の世間様からはハナで笑われそうな話なんですけど
私自身これまで日常的に携帯端末で利用していた機能といえば
通話機能とメール機能くらいなもので、
それ以外の機能については取り立てて必要性を感じてなかったんですね。
それゆえに今まで愛用していたガラケーからあえてスマホに鞍替えする気にもならず
ここまで至っていたという次第なんです。

もちろん私も、スマホの便利さというのは理屈では分かっていまして
自分も手に入れることがあればそれなりに活用するだろう・・・と思ってはいたんですが
基本的に自室でも仕事場でもパソコンを常時利用出来る環境にいて
おおよそのことがパソコンで出来てしまう状況では、
あえて高い料金を支払ってまでスマホにしようという気分には
どうしてもなれなかったんですよね。
長年ガラケーでお世話になってる某携帯電話会社の犬のお父さんに
「(ちょい古い端末0円でやるから2年縛りで)スマホに変えてみない?」
などと勧められても、その料金プランを見るたびに
「やっぱ自分は一生安いガラケーでいいです」という結論に落ち着いていました。

そんな私が少しずつ、スマホ導入へ心を傾け始めたのが
MVNO・・・NTTなどの通信事業者保有の通信設備を借用してサービスを行う会社の
いわゆる「格安スマホ」が世に出始めた頃だったでしょうか。
大手キャリアに比べると驚くほど安い料金プランを売りにしている格安スマホなら
ガラケー並みのコストでスマホが持てる・・・ということで、
私自身いろいろ検討をし始めたのが2年半くらい前だったんですが、
その当時はまだ「格安」であることのメリット・デメリットがよく見えず、
また、SIMカードを差し替えられるSIMフリーの端末自体もあまり種類が無くて
各社とも外国製のちょっと??な端末ばかりを抱き合わせで売っていたため
そのへんで二の足を踏んでしまっていたんですね。
しかしその後は、格安スマホが急速に普及して各社のサービス競争が激化し
国内メーカーの端末も徐々に増えてきて、状況も次第に変わってきました。
にじたまの相方の水瀬からもスマホの活用術をいろいろ教えてもらい
私が再びスマホ導入を検討を始めたのがここ最近になってからだったんですが・・・
ついに今回、購入したのが・・・これです(↓)。

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(↑)F社(仮称)のスマホ&SIMカード(データ通信のみ)

F社はMVNOのうちの1社なんですが、ここは格安プランのSIMカードだけでなく、
なんと国内品質の自社製品スマホ端末まで売っている会社でして
料金プランも、ライトユーザー向けの「使った分だけ安心プラン」というのがあり
2年縛りなどもなく、そのへんが決め手となったというところでしょうか。
端末自体は昨年の秋に発売されたものながら、それなりのヒット商品だそうで、
ヨドバシカメラの店頭にてほぼ迷わずに買ったんですが
実際に使い始めてみると・・・これが実に使いやすく、とてもいいものでした。
これまでのガラケーも存続させて、このスマホはデータ通信のみとしたんですが
いろいろいじってみると確かに「スマホって便利だな」と実感してしまいましたよ。
F社は通信速度も申し分なく、なによりもコスト的に大きく抑えられるので
正直もっと早くに導入すりゃよかったというところなんですが・・・とりあえず、ここは
買おうか買わないか? 買うのならどこのにしようか?・・・などといつまでも迷っている私を
「グダグダやってないで、さっさと買え」とばかりの空気で後押ししてくれた(?)
水瀬に感謝しておきたいところです、ハイ(笑)。


私自身いろいろいじってみて
パソコン同様に検索できたり、動画が見られたり、ネットショッピングできたり
といったスマホでできる大まかな機能を確認したこの1ヶ月だったんですが、
とりわけ便利だな〜と思ったのは、やっぱり「位置情報機能」でしたかね。
特に乗り鉄旅を楽しんだり、鉄道を追ってあちこち散策をしたりする身としては
これを活用しない手はありません(笑)。
今後どんなアプリを追加していくかについても
自分の行動パターンなどに照らしてじっくり考えたいところですが、
コミケに参加する身としては、まずは「コミケカタログ対応アプリ」とかを
なるべく早いうちに導入すべきところでしょうか。
スマホの新たな活用方法を考えていくのも、これからの楽しみとしたいと思います。

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(↑)にじたまサイト(当ブログ)も、スマホから見ることができたんですね(笑)。
  これからはスマホからの見栄えも少し考えたいところです(汗)。
posted by 松風あおば at 23:51| 日記

2016年11月27日

秋の伊豆・鉄道旅〜伊東線各駅停車の旅 ほか〜

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さて2016年も11月です・・・って、すでにあと数日で師走なんですけど(汗)。
このところすっかりごぶさたしてしまっておりました。

この晩秋の1ヶ月は私自身いろいろと楽しいこともあったので
日記のネタ的には不自由は全くなかったはずなんですが、
ブログというのは一度サボり癖をつけてしまうととことん書かなくなってしまうものでして、
気づけば1ヶ月近く更新していなかったという次第で・・・
自分自身のことながら、全く困ったものです、ハイ(苦笑)。

というわけで、久しぶりの日記は何から書こうか?と迷うところだったんですが
まずは少し前に行った「伊豆の鉄道旅」について書いておこうかと思います。


「鉄道で伊豆を旅してきた」という話は
今年の春にも「春の伊豆・鉄道旅」と題してこの日記に書いていたかと思いますが、
実はつい先日もJR伊東線・伊豆急行線に乗って秋の伊豆を旅してきたんですね。
風光明媚な伊豆の東海岸に沿って伊東、そして南伊豆の下田へと延びる
伊豆の鉄道の車窓は季節ごとにそれぞれの魅力があり、
今回の旅も前回とはまた違う、秋の旅ならでは雰囲気を味わうことができたんですが、
実は今回の乗り鉄旅は、私が今描いている鉄オタ女子高生のお話(漫画)
『てつもえ』の資料集めの取材旅行も兼ねたもので
主に熱海〜伊東間のJR伊東線の各駅を重点的に観察して参りました。

伊東線・・・
静岡県熱海市の熱海駅と伊東市の伊東駅を結ぶJR東日本の路線で、
路線距離は16.9q、駅数6駅の短小路線ながら、国鉄時代より
熱海駅以北の東海道本線、伊東駅以南の私鉄・伊豆急行線(伊東〜伊豆急下田)との
相互直通運転を通じて、観光地・伊豆の主要路線としての役割を担ってきました。
東京からの特急「踊り子」(185系)や「スーパービュー踊り子」(251系)、
伊豆急行の「リゾート21」(2100系)などの人気列車を始め、
昔からいろいろなタイプの車両が乗り入れてきた路線でもあり
鉄ちゃん的にもなにかと注目度の高い路線でもあるこの伊東線・・・
今回はその伊東線の各駅に下車して、それぞれの駅の雰囲気を味わうというのを
主たるテーマとしたというわけなんですが、はてさてどんな感じの旅になったのか?
今回も写真でご紹介したいと思います。

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(↑)今回も1泊2日の一人旅。伊豆の鉄道旅は、その玄関口・熱海から始まります。
  熱海駅の駅舎は昨年建て替えられ近代的な立派なものになりました。
  今回の旅でお世話になるのは、おなじみ元東急車の伊豆急8000系電車。
  東海道線から伊東線への直通列車が少なくなった今は、
  この車両がすっかり「伊豆の定番車両」になったイメージがありますね。

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(↑)初日はあいにく小雨のぱらつく天気。写真を撮りまくる場合は
  曇天は逆に好都合の場合もあるんですが・・・
  やっぱり晴れてくれていた方が気持ちよかったですかね(笑)。

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(↑)熱海を出ると2分ほどで来宮駅に到着。
  島式1面2線のホームからは熱海の市街地が見えます。
  
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(↑)熱海〜来宮間は併走する東海道線(JR東海)との重複区間ながら、
  東海道線上に来宮駅のホームはなく、静岡方面の列車はすべて真横を通過していきます。
  その少し上には新幹線も走っています。

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(↑)かつては伊東線のCTC(列車集中制御装置)センターが設置され、
  特急停車駅でもあった来宮駅ですが、今は伊東駅管理の無人駅。
  なんと伊東線の途中駅は今や全駅が無人駅なんですね。かつての改札口には
  簡易Suica改札機と乗車駅証明書発行機がぽつんと設置されているのみ。
  他の途中駅もそうでしたが、ホームも待合室も列車の発着時以外はひっそりとしていました。

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(↑)来宮駅の駅舎は1935年(昭和10年)開業時からのもの。
  今はオレンジ色の瓦葺に切妻屋根、白壁の外観が南国ムードを漂わせています。

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(↑)熱海の市街地の西側に位置するこの駅の周辺は比較的賑やかです。
  近くには熱海梅園や来宮神社などの観光スポットもあります。

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(↑)かつては特急「踊り子」も停車していたこの駅ですが、今は全ての特急が通過していきます。
  その背景にはやはり利用者の減少があるんでしょうか。だとするとちょっと寂しいですね。

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(↑)さて再び8000系の普通電車に乗ります。来宮の次の駅は・・・

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(↑)伊豆多賀駅です。
  海沿いの集落の高台にある相対式2面2線のホームを持つこの駅は
  その不便な立地からか、伊東線では最も乗降客数が少ない駅です。

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(↑)構内に桜の木が多いため、春先にはちょっとした桜の名所にもなる伊豆多賀駅ですが
  桜の季節でもないこの時期のその駅は静まり返っていました。

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(↑)ここの駅舎も開業時からのものです。
  古い駅舎の待合室に人がいることは少なく、ほとんどの時間静寂に包まれています。

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(↑)高台にあって周囲を桜の木々で覆われていることもあり
  ホームから民家などの建物はほとんど見えず、遠くに海と山が見えます。

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(↑)駅舎を出ればすぐに急な階段があり、駅前には1軒の雑貨屋さんがあるのみ。
  集落や海水浴場はそこからさらに急坂を長く下った場所にあるため、
  さすがに利用しやすい駅とは言い難いものがありますが
  その静かな佇まいがなんとも心地よい駅なんですよね。

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(↑)さて再び8000系普通電車に乗り、もう一駅進みます。

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(↑)次の駅は網代駅。
  島式ホーム1面2線を有する駅で、伊東線の途中駅では唯一の特急(一部)停車駅です。

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(↑)トンネルに挟まれた急カーブに立地するこの駅は見通しが悪く、どこか窮屈な印象を受けます。
  この路線の建設が急峻な地形との闘いだったことを今に偲ばせるスポットと言えるかもしれません。

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(↑)熱海〜来宮間は複線、来宮〜伊東間は単線である伊東線も
  かつて全線の複線化計画が持ち上がったことがありました。
  この駅のホームの伊豆多賀寄りに見えるトンネル(新小山トンネル)の右側には
  かつて使用されていた旧小山トンネルの坑口が見え・・・

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(↑)そして宇佐美寄りに見えるトンネル(新宇佐美トンネル(2919m))の右側には
  草が生い茂る先にかつて使用されていた旧宇佐美トンネルの坑口が見えますが、
  実はこれらは、現在使っている双方の新トンネルがもともと伊東線の複線化事業の
  一環として造られたものであることを物語っています。
  しかし、その複線化事業そのものがいつしか立ち消えとなり、
  両方の新トンネル完成後はその新トンネルのみを使うこととなったため
  両方の旧トンネルはそのまま廃トンネルとなってしまったんですね
  (旧小山トンネルの方は今も業務用に利用されているそうですが)。
  せっかく2本ずつそろったトンネルだったんですが、伊東線の複線化は結局実現せず、
  何とももったいない気がしてしまいますね。

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(↑)一部特急も停車する網代駅ですが、ここも今は他の途中駅と同様・無人駅。
  改札に駅員はおらず、列車が去ってしまうとホームも待合室も静寂に包まれます。

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(↑)ここも開業時の駅舎が現役です。
  シンプルな構造ながら古き良き時代の佇まいがそこにはありますね。

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(↑)網代漁港や網代温泉など、古くから漁業・観光で栄えた網代も
  今の駅前通りは人気がほとんど無く何とも寂れた感じが拭えない印象でした。
  昔の活気はどこへ行ってしまったのか? これも時代の流れなんですかね。

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(↑)下りの特急「踊り子」号がやってきました。
  いくらかの乗客が降り、ホームにわずかの時間だけ活気が漲ります。
  185系・特急「踊り子」号は1981年(昭和56年)の登場以来
  すでに35年にわたり観光特急として東京と伊豆を結んでいます。
 
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(↑)新宇佐美トンネルに吸い込まれていく特急「踊り子」を見送り、
  しばらくすると普通列車もやってきました。さらに先に進みます。

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(↑)網代を出て全長3km近い新宇佐美トンネルを抜けると
  車窓には海沿いの街が広がり、しばらくすると宇佐美駅に到着します。
  発車メロディは「みかんの咲く丘」。ここからは伊東市なんですね。

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(↑)相対式ホーム2面2線を有する地上駅で全体的に広々とした宇佐美駅。
  街中にあって周囲は民家などの建物が立ち並びます。
  今は特急停車駅の網代より乗降者数が多いそうですね。

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(↑)上りホームに行くと、ちょうど上りの特急「踊り子」がやってきました。
  特急列車はこの宇佐美駅はすべて通過のはず、ですが・・・

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(↑)撮影している私のために、なんと停車してくれました!?
  ・・・というのはもちろんウソで、ただの運転停車です(苦笑)。
  ほとんどが単線区間であり、急カーブやY字分岐のポイントが多い伊東線は
  特急列車もあちこちで減速や運転停車を余儀なくされほとんどスピードを出せません。
  ですのでこんな光景も珍しくないんですね。

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(↑)宇佐美駅も他の途中駅と同様、今は駅員のいない無人駅。
  かつての駅事務室は閉ざされ、改札や待合室もがらんとしていました。

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(↑)宇佐美駅の駅舎も1938年(昭和13年)の開業時からのものです。
  つまり伊東線の途中駅は全駅開業時の駅舎が現役なんですね。
  写真で比較するとどの駅も特徴が似ているのがよくわかります。

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(↑)駅前通りも網代駅前とどこか似ていますが、こっちの方が活気が・・・
  と思ったら、こちらもあまり人通りはありませんでした。
  周辺は建物こそ多いもののシャッターが閉まったお店が多く、
  街全体にどこか元気がありません。
  実は・・・全くの個人的な話なんですが、私・松風は
  このあたりには小さい頃、夏休みなどによく訪れていたんですね。
  それゆえにこの土地のちょっと昔からの変遷をそこそこ知っているんですが、
  かつてよく利用していたスーパーなどもすでに閉店して久しく、
  ここ最近の宇佐美の風景を見させられると「昔はもっと活気のある街だったよなぁ」と
  思わざる得ないところなんですよ。
  いや、ほんとに個人的な雑感に過ぎないんですけど・・・
  あれは幻だったのか?とも感じてしまう、遠い昔の記憶を辿る自分がそこにいました。

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(↑)宇佐美の海岸から見た相模湾の海です。
  昔、夏によく泳いだ海、遠くに見える初島や手石島、白いサンハトヤの建物、
  この風景だけは昔と全然変わっていないな〜という印象です。
  天気が良かったらもっと綺麗に見えるんですが、
  この海の風景だけはこの先もずっと変わることはない・・・と信じて、
  またそのうち訪れたいと思います。

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(↑)さて、駅に戻ると8000系の下り普通電車がちょうど入ってきました。
  伊東線の旅も残すはあと一駅。次は終着駅・伊東です。

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(↑)山と海とが迫る海岸沿いを走り抜け、列車は伊東に到着。
  流石は伊豆屈指の温泉観光地だけあって、多くの乗客が列車を降りました。
  伊東線の終着駅にして、伊豆急行線の始発駅ながら
  東京方面からの直通列車を除いては両路線は直通運転が基本なので
  ほとんどの列車はそのまま伊豆急行線に入っていきます。

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(↑)単式ホーム・島式ホーム計2面3線を持つ地上駅の伊東駅。
  主要観光地の駅としては割とコンパクト(?)ながら、
  駅構内には駅弁屋・立ち食いそば店、コーヒーショップも併設され
  主要駅ならではの活気があるようです。

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(↑)側線にはなんと、お座敷ジョイフルトレインの「華」が停まっていました。
  伊豆はこういった特殊仕様のジョイフルトレインを使った団体列車や臨時列車も多く
  それも鉄ちゃんにとって大きな魅力となっています。
  
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(↑)3番線には、上り特急「スーパービュー踊り子」(251系)が入ってきました。
  マリンブルーを基調としたダブルデッカー・ハイデッカー構造の車体がひときわ目立ちます。
  見晴らしのいい広々とした窓とリゾート感たっぷりの客室・ゆったりとしたシートで
  185系「踊り子」よりもハイグレードなサービスを提供するこの列車は、
  伊豆観光を象徴する花形列車と言っても過言でありません。

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(↑)全車指定席で、乗車時に女性乗務員(アテンダント)が特急券・乗車券を
  チェックするのも特徴です。見ていたら私も乗りたくなってきました。

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(↑)伊東駅の駅舎も昔からのもので、古めかしくもどこかどっしりとした風格があります。
  駅前のロータリーにはタクシーが並び、路線バスも頻繁に発着していますが
  真ん中にあるソテツの木が南国ムードを醸し出しています。
  昔ほど多くはありませんが旅館やホテルの客引き(?)の人もちらほらいて、
  改札を出ただけで温泉地に来たな〜という実感が込み上げてくる駅なんですが・・・
  きっと昔からそんな駅だったんでしょうね。
 
  
  
・・・と、以上がJR伊東線、各駅停車の旅だったんですが、
私自身これまで乗り慣れていたはずの伊東線ながら、
なにげに改めて知ったこと、実感したことも多かったように思います。
今回のネタは今度の冬コミの『てつもえV』収録の番外話にも盛り込まれていますので
いつも『てつもえ』をお読みいただいているみなさま方には、
こちらも楽しみにしていただけると幸いです。



さて、この後は・・・
伊東駅からさらに伊豆急線を南下した私は、
今井浜海岸にある某ホテルでこの日の宿を取り、その夜は思いっきりくつろいでおりました。
東伊豆の海を眺めながら、伊豆の秋の味覚をふんだんに使った夕食に舌鼓を打ち
温泉に浸かって日々の疲れを癒し・・・
いや〜、やっぱりこういうのもいいもんですね(笑)。


そして翌日は、前日とは打って変わって快晴の天気だったので
鉄道とは関係ないところで、河津にある「河津バガテル公園」というローズガーデンに行ってきました。
1,100品種のバラが植えられているというフランス庭園風のその公園は
今の時期は香りの強い秋のバラが美しいとのことで行ってみたんですが、
山懐に広がる予想以上に広大なその公園には、本当に美しいバラの花が咲き乱れていて
実に清々しい秋の散歩を楽しむことができました。

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(↑)園内のカフェのバラのソフトクリームも、とても香りが良くて実に美味でしたね。



さて、こうなると、
さらにもう1泊したい気持ちになってしまうところなんですけど・・・
流石に仕事の都合上そういうわけにもいきません(苦笑)。
というわけでその日の午後には渋々帰路についたんですが
河津駅に着いてちょうどあと20分後くらいに
特急「スーパービュー踊り子」がやってくるというところだったので
気分の良いこの日は思い切って奮発し、横浜までこれに乗って一気に帰ることにしました。

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(↑)前日眺めていて乗りたくなっていた「スーパービュー踊り子」ですが、
  まさか翌日に本当に乗ることになるとは思ってもみませんでした。

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(↑)ハイデッカーで大きな窓の並ぶ車内は伊豆の陽光が優しく差し込み、
  とても明るい雰囲気です。

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(↑)座席のシートピッチが広く、座り心地も最高ですね。
  特急料金はA特急料金なので、B特急料金の185系「踊り子」号よりも
  少し割高ながら、正直その料金差以上の快適さがここにはありました。
  
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(↑)ハイデッカーの大きな窓から見下ろす晴れ渡った伊豆の海・・・
  今回の伊豆の旅を締めくくる最高の風景が目の前に広がります。

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(↑)さらに凄かったのは、私の乗ったこの車両(9号車)・・・この日は
  私の他に乗客は2人ほどしかおらず、横浜までほぼ貸切に近い状態だったんです。
  周囲に他の人が全くいないので気持ち良かったといえばもちろんそうなんですが、
  こんなに乗客少ないと、この「スーパービュー踊り子」号自体が廃止になったりしないだろうか?と
  少しだけ心配になりました(汗)。

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(↑)他に人もいないので、ここはビールとおつまみを注文し一人で晩酌です。
  大好きな鉄道旅の醍醐味を一人で思う存分味わえる至福の時間がここにはありました。


ということで
結局は、最初の「伊東線各駅停車の旅」というテーマ以外にも
いろいろ楽しんでいた今回の伊豆の旅だった・・・というわけなんですけど、
いろいろ知って、いろいろ活力をもらったところで、今回の旅で得たものを
今度は自分の作品にも大いに反映させるべく努力したいと思います。
かさねがさねですが、今度の冬コミの新刊『てつもえV』をはじめ、
今後の「虹の卵」の作品にも何卒ご期待ください。
posted by 松風あおば at 09:41| 日記

2016年10月31日

コミックマーケット91参加のお知らせ

10月も終わりに近づき、南関東もかなり肌寒さを感じるようになってきました。、

プロ野球の日本シリーズの方は
日本ハムの10年ぶりの優勝(日本一)で終幕しましたが
いや〜今年のファイターズはやっぱり強かったですね。なんといっても大谷君が
・・・と、野球の話をしている場合じゃありません(汗)。
実はつい先日、冬のコミックマーケットの当落発表がありまして
その結果が判明しましたので、今日はまずそちらの報告からしたいと思います。

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当サークル「虹の卵」は
今回も無事抽選に通りまして、ブースを確保することができました。
今度の冬コミ(コミックマーケット91)の「虹の卵」のスペースは

  12月31日(土) 東地区 w−23b

とのことです。

今回の新刊は、『てつもえV』
いつもの鉄オタ女子高生のお話『てつもえ』の第9話〜第12話に
描き下ろしの読み切り話などを収録した総集編の3巻となります。
こちらはもう少し早く出す予定だったんですが、
当方の都合で遅れに遅れてしまい、
長らくお待ちいただいたみなさまには大変申し訳ありません。

今年の冬コミも大晦日のサークル参加となりますが
今回もサークルスペースにて、みなさんのお越しを心よりお待ちしております。



さて、コミケ参加の話はここまでなんですが、
いつものごとく最近の私・松風の近況報告なども少々書いておこうかと思います。

実は、つい先日のことなんですが、こんなものを購入してしまいました(↓)。

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(↑)パナソニック メンズシェーバーES-LV7A-A (青)ラムダッシュ5枚刃

電気シェーバー・・・要は「髭剃り」です。
私自身これまでももちろん電気シェーバーは使っていたんですけど、
つい最近まで使っていたのは12年前に購入したブラウンの3枚刃シェーバー。
こまめに洗浄し、内刃・外刃とも時々交換しつつ長年使用してきたそのシェーバーも
いよいよ調子悪くなり動かなくなってきたので、ついに買い替えたというわけなんですが、
今回は自分なりにちょっと奮発して、ややお値段高めのものを選びました。
それがこの最新のES-LV7A-A ラムダッシュ5枚刃だったというわけです。

正直、どのシェーバーにするのかは結構悩んだんですよね。
TVで流れているシェーバーのCMとかって、昔からツッコミどころ満載のものが多かったりで
どれもいまいち納得できないというか、買う気が起こらないのが多くて・・・(苦笑)。
実際このラムダッシュのCMも、
「3Dアクティブサスペンション&スムースローラーによるかつてない肌への密着と圧倒的な深剃り」
・・・とか、ちょっとピンと来ない売り文句とCG映像で紹介されていたもので
髭を剃った西島秀俊のやたらスッキリした顔が最後に流れるたびに
「フッ・・・」とハナで笑っていた私だったんですよ。

・・・が、そんなCMにもどこか印象に残るものがあったのか(?)
私自身いろいろ迷いに迷った末、結局これを買ってしまいました(汗)。
CMに敗北した感も拭えないままに使い始めた、そんなES-LV7A-A ラムダッシュ5枚刃・・・
さて、その実際の剃り心地はどうだったのかと言いますと・・・

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(↑)凄くいいです(笑)。

いや、正直驚きました。
これまで使ってた3枚刃のシェーバーとは全く別モノと言っていいです。
まずCMの宣伝文句通り、肌への密着感が違います。そして良く剃れる剃れる♪
軽く当てただけで肌に密着し、何度か撫でただけで剃り残しもほとんどなくなり
肌への負担感もほとんどありません。
12年前のブラウンの3枚刃シェーバーと
最新のパナソニックの5枚刃シェーバーを単純に比較すること自体
ブラウンさんにあまりに失礼というか、ナンセンスであるのも分かってますし、
そもそも12年前に私がそのブラウンの3枚刃シェーバーを購入した時に
両社とも上はどのくらいまで高性能のものがあったのかすらよく知らないんですが、
この使い心地の差を実感してしまうと、この12年間の髭剃りの技術の進歩は
もしかして想像以上に目覚ましいものだったんじゃないのか?と
思わざるを得ないものがあります。
いや、本当に心から感動しました。

あまりこんなことを書くと、
お前はパナソニックの回し者か?とか思われてしまいそうですけど(苦笑)、
CMの謳い文句も侮れないというか、
今回は一つの品目における企業努力の底力というものを垣間見た気がしましたね。
世界にも誇る日本のモノづくり技術は日進月歩・・・きっとシェーバーだけでなく、
今もいろんな品目で日々絶え間なく進歩は重ねられつつあるんだと思います。

ということで、
私のモノづくり・・・いや原稿づくり技術も、もっといろいろ進歩したいところではあるんですが、
とりあえず、今回の冬コミ原稿も頑張りたいと思います、ハイ(汗)。
posted by 松風あおば at 00:30| 日記

2016年10月22日

東急・電車とバスの博物館

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神奈川県は川崎市宮前区、東急田園都市線の宮崎台駅に隣接するその田園都市線の高架下に
東急電鉄が運営する「電車とバスの博物館」という博物館があります。
その名の通り、東急の「電車」と「バス」に関する保存・展示を行っている施設で、
もともとは同じ田園都市線の高津駅の高架下にあったものだったんですが
田園都市線・大井町線の二子玉川〜溝の口間の複々線化工事に伴い
2003年(平成15年)に現在地に移転し、現在に至っています。

東急田園都市線沿線の住民であり、鉄道マニアである私・松風にとっては
とても身近で気軽に楽しめる鉄道展示施設ということで、
高津時代も宮崎台移転後も何度か訪れたことのある
この「電車とバスの博物館」・・・なんですが
実はこの博物館、昨年2015年(平成27年)に再び工事のため一時休館し
今年2月に再リニューアルオープンしておりまして、
その再オープン後の半年あまりは一度も足を運んでいなかったんですね。

ということで、
先日、外出先から田園都市線での帰路、あえて宮崎台駅で途中下車して
ひさびさにこの「電車とバスの博物館」を見学してきたんですが
今日はその時の写真でこの博物館のことを簡単にご紹介したいと思います。


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(↑)東急田園都市線・宮崎台駅で電車を降り、改札を抜けると・・・

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(↑)改札口のほぼ向かいに「電車とバスの博物館」の入口を示す看板があり、
  その先には緩やかなスロープの通路が博物館の玄関まで続いています。

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(↑)玄関前には、電車の車輪と踏切の遮断機があり、
  電車のドアを模した入口ドア横では、東急のマスコットキャラ「のるるん」が
  来館者を出迎えていました。

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(↑)館内に入ると、右手の吹き抜けの柵の向こうのデハ3450形のパンタグラフがまず目につきますが
  その先にある券売機で入場券を購入し自動改札を通って入館します。
  入館料は大人(高校生以上)200円 子供(3歳から中学生)100円 。
  ちなみに高津時代の入館料は大人・子供ともに10円でした。

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(↑)館内はそれほど広くはありませんが
  高架下の傾斜地を利用して作られた建物のため構造がちょっと複雑です。
  4Fから1Fまで降りていく順路に従って進んでいきましょう。

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(↑)3Fは至る所で鉄道模型が走っているお子様大人気のエリア。
  まずは東急電鉄の歴史を、パネルや映像とともに解説しているコーナーから始まります。
  その歴史は、前身の鉄道会社の目黒蒲田電鉄の創設(1922年)から始まり
  その後、旧東京横浜電鉄や池上電気鉄道などの吸収合併等を通じ、
  (さらに戦時下には今の小田急や京急、京王電鉄なども合併した「大東急時代」もあり)
  さまざまな経緯を経て現在の東急電鉄(東京急行電鉄)へと至るもので
  その成り立ちはかなり複雑なものだったことが窺えます。

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(↑)年代ごとの車両の変遷も、模型車両(HOゲージ)で分かるようになっています。
  旧5000系や5200系あたりは私もかろうじてその現役時代を覚えていて、何か懐かしいものを感じますね。

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(↑)パノラマシアターは、現在東急で活躍している各形式の電車の模型(HOゲージ)が
  映像やオリジナル楽曲にあわせジオラマを走っているコーナーで、お子様方にとりわけ人気のコーナーです。
  東急の現役車両や歴代車両、鉄道マンの業務を紹介した短編ムービーが一定時間ごとに放映されていて、
  大人もいろいろ勉強になります。

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(↑)Nゲージジオラマで実際にNゲージの模型車両を走らせることができる「Nゲージパーク」。
  今年のリニューアルオープン以後に新設されたコーナーみたいですね。
  Nゲージ車両は借りることも、自分の車両を持ち込んで走らせることもできるとのこと。
  利用は予約制ですが、ここもかなり人気のコーナーのようで、この日の予約はすでに締め切られていました。

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(↑)東急らしく、横浜周辺の風景をイメージしたジオラマレイアウトで街並みもよくできていますね。

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(↑)こちらは「東急コレクション・旧高津駅」。
  昭和30年代頃の高津駅を再現したもので、中をのぞくと当時の駅務室の様子がわかります。

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(↑)昭和39年頃の定期運賃表。表記されている運賃そのものになんとも時代を感じますね。

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(↑)昔の車両(デハ1型)を再現した空間で、鉄道雑誌などの資料を閲覧できる
  ミニライブラリーもなかなか凝っています。

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(↑)昔の車両の行き先サボや記念列車のヘッドマークなども所々に展示してあります。

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(↑)こちらは鉄道模型の運転を通じて、信号などの電車運行の仕組み、運転台の操作を体験できる
  「ジオラマシミュレーター」。田園都市線でおなじみの5000系などの模型車両(HOゲージ)を、
  信号などを見て運行指示に従いながら運転するコーナーです。
  車両に小型カメラが搭載されているので、運転台からの映像と車両の走行シーンを同時に楽しめますが、
  みなさん緊張した面持ちでコントローラーを動かしていました。
    
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(↑)駅係員、運転士、司令員、車両整備士など東急の鉄道マンの仕事内容や
  1日のスケジュールを、パネルや実際の道具の展示で紹介しているコーナーです。
  説明中心なのでお子様方にはあまり人気のコーナーではなさそうでしたが、
  私のような大人の鉄ちゃんにはとても勉強になるコーナーでした(笑)。

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(↑)一般の東急電車の利用者にとってはあまりなじみのない
  電気検測車(デヤ7550 TOQ-I)の説明も細かくされています。
  鉄道の安全を守る縁の下の力持ち的存在を一般の人にも知ってもらういい機会ですね。

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(↑)さて、3Fを見学した後は順路に従って階段を下り、一気に1Fまで出ます。
  階下には出入口があり、ここを出て道路を渡った向かいにはB棟という建物があるんですが
  そこは、子どもが簡単に電車の運転ができるシミュレーター(「キッズ・シミュレーター」)や
  プラレールのジオラマなどがあり、とりわけお子様向けに特化したブースとなっています
  (リニューアル前はイベントスペースとして利用されていた場所でした)。
  今回はB棟には行かず、このまま1Fの展示エリアに進みます。
   
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(↑)1Fは実物の車両(電車とバス)を体験できるコーナーになっています。
  入ってまず目に入るのは昔の東急バス・日野RB10。
  昭和40年代〜50年代に東急沿線の路線バスで活躍したバス車両です。

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(↑)路線バスの乗務員が運転士1人のみのワンマン運転というのは今では普通ですが、
  このバスが登場した頃(昭和30年代末)はまだワンマンカーは珍しい存在でした。
  「ワンマンカー」という言葉自体もなじみが薄かったのか、
  「無車掌バス」とも付記されているのが面白いですね。

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(↑)バス車内に入ることもできます。
  全体的に丸みを帯びた天井に板張りの床・・・どこか古き良き時代を感じさせます。
  床の一部は外されていて、床下機器も分かるような展示がされています。

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(↑)バス乗務員の制服や行き先表示などバスに関する資料もあります。

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(↑)新旧のバスの模型も何種か展示されていました。
  さすがにボンネットバスが普通に走っていた時代は、私はまだ生まれていませんが、
  日産U20H(写真右)タイプのバスは小さい頃によく乗った記憶があります。

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(↑)こちらは、バスではなく路面電車・・・旧玉川線(玉電)のデハ200形電車です。
  1955年(昭和30年)から1969年(昭和44年)まで、渋谷と二子玉川園(現・二子玉川)間の
  路面軌道を走っていた車両で、6編成あったうちの1編成(204号)がここで静態保存されています。
   
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(↑)やや下膨れの丸っこくてユーモラスな外見から「いもむし」とか「ペコちゃん」の愛称で親しまれた200形。
  この博物館でもシンボル的な存在で、今なお多くの人たちに親しまれています。

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(↑)車内に入ることもできます。少し小さめのシンプルな通勤電車という感じですが
  全体的に丸みを帯びた車体であることが車内にいてもよくわかりますね。
  とてもいい状態で保存管理されていて、座席に座ると今にも走り出しそうな雰囲気でした。

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(↑)車内には現役時代の写真が展示され・・・

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(↑)「玉電204のおはなし」というタイトルで、この車両の誕生から引退、
  そしてこの博物館に静態保存されるまでの経緯が204号自身(?)の言葉で語られています。

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(↑)2車体を連接台車で結合した連接車であるのが特徴のデハ200形電車。
  旧海軍の航空機技術を応用したモノコック構造やボディマウント構造を採用し、
  超低床構造かつ超軽量、高加減速性能・・・と、
  愛嬌ある姿ながら、実は当時の最先端技術の粋を集めた車両でした。
  玉川線の廃止に伴い、わずか14年で全車が引退となりましたが
  他路線に引き継がれることもなくそのまま廃車となったのは、その特殊性ゆえに
  保守に手間やコストがかかること、他の車両との規格の統一が図れなかったことなどが
  大きな理由と言われています。なんとも皮肉な運命の車両でもありました。

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(↑)さて、こちらも昔の東急電車の車両、モハ510形電車。
  東急電鉄の前身の目黒蒲田電鉄・東京横浜電鉄時代の1931年(昭和6年)に登場し
  後にデハ3450形へと形式変更(改造)を経て、1989年(平成元年)まで60年近くにわたって
  東急線各線で活躍した名車です。その車体の一部が昔のレトロな姿のまま保存されていました。

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(↑)「こばたり断御???」・・・じゃなくて、「たばこ御断り」ですね(苦笑)。
  半鋼製車両で壁面や床は全て木製の車内・・・昔の車両はこんなだったんですね。
  晩年のデハ3450形には私も大井町線・池上線などでかろうじて乗った記憶がありますが、
  もちろん改造に改造を重ねた後の車両で、この510形時代の面影は全くありませんでした。

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(↑)その隣には・・・こちらは近年まで走っていた車両、8090系のカット車両です。
  1980年(昭和55年)に登場し、東横線や大井町線で長らく活躍していたステンレス車両で
  東急線の利用者なら見覚え(乗り覚え)のある人は多いかと思います。
  東急電鉄からは2013年(平成25年)をもって全車が運用離脱しましたが、
  一部の車両は秩父鉄道や富山地方鉄道に譲渡されていて、現在も活躍中です。

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(↑)8090系の運転台です。
  ここは実写の映像や実録の音を再現した本格型運転シミュレーターになっていて
  300円(要予約)で、田園都市線「長津田→二子玉川」、大井町線「二子玉川→大井町」、
  東横線「渋谷→横浜」のいずれかの運転を体感することができます。
  列車種別は「各停」のほか「急行」も選択でき、また「ノーマルモード」のほか、「ガイダンスモード」、
  朝ラッシュを再現した「エキスパートモード」なども選べるとか・・・なかなか凝ってますね(汗)。
  
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(↑)小さな博物館ながら、じっくり見ていると結構疲れます。そのため休憩エリアも設けられていますが、
  その椅子も全て東急バスの廃品シートを再利用したもの・・・交通博物館らしい工夫ですよね。
    
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(↑)1Fを見学した後は再び階段を上って4Fの出口へと向かいますが、
  その途中で最後の見学ブース、2Fの「ゾーン3450」に立ち寄ります。
  ここは、玄関を入った時にパンタグラフだけ見えたデハ3450形のカット車両が展示されているエリアですが
  このデハ3450形こそ、少し前に見たモハ510形の形式変更後の車両です。
  ちなみに、この日スルーしたB棟の方には、カット車両ではない1両丸々のモハ510形電車
  (デハ3450形より復元し直した車両)が展示されていますが
  そちらはまた次の機会にも改めて見に来ようと思います。
   
   
知識を身につけるだけなら書物やネットで十分情報を得られる時代とはいえど
やはり「現物」を直接自分の目で見ることができる博物館・資料館というのは
視覚や臨場感による強いインパクトとともに
そのジャンルについての知識や関心を高めてくれる格好のスポットであり、
いろいろな意味で刺激を与えてくれる貴重な場でもあります。
同じ博物館に二度三度と訪れても、やはりその都度学ぶものはあるもので
やはり鉄道の趣味も、いろいろな場所に足を延ばしてこそ得られるものは多いなと改めて思いますね。

鉄道の博物館としては
JR東日本の「鉄道博物館」(埼玉県さいたま市大宮区)、
JR東海の「リニア・鉄道館」(愛知県名古屋市港区)
JR西日本の「京都鉄道博物館」(京都府京都市下京区)
など、JRの大型の博物館が近年話題を集めていますが、
この「電車とバスの博物館」のような
私鉄各社やその他の財団などが運営する中小の鉄道博物館も各地に多数あり
東京近郊では
東武鉄道の「東武博物館」(東京都墨田区東向島)
東京メトロの「地下鉄博物館」(東京都江戸川区東葛西)
京王電鉄の「京王れーるランド」(東京都日野市)
野外施設が中心の「青梅鉄道公園」(東京都青梅市)や
信越線の廃線跡を利用した「碓氷鉄道文化むら」(群馬県安中市)などが有名です。

私自身まだ行ったことのない博物館もたくさんあるので
自分の描いている『てつもえ』の資料集めなども兼ねて(?)今後もいろいろ行きたいと思っていますが、
みなさんも機会あればぜひ、地元の、あるいは旅先の土地のこういった博物館・資料館などに
立ち寄ってみてください。なんとなく展示物を眺めているだけでも、結構楽しいですよ。
posted by 松風あおば at 23:56| 日記

2016年10月15日

声優・種田梨沙さん

プロ野球、セ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ・・・
わが横浜DeNAベイスターズは敵地・広島でも最後まで粘りを見せてくれましたが
結局1勝4敗(アドバンテージ1敗含む)にて終了・・・。やっぱり今年のカープは強かったですね。
でも今シーズンのベイスターズも本当によく頑張りました。ファンとして誇りに思います。
今後のチームの更なる躍進を祈って、来シーズンも精いっぱい応援したいと思います。

・・・ということで、野球のお話はこれにておしまいとしまして、
今日は別のお話をしたいと思います(↓)。

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まだ詳細については未発表なんですが、
『ご注文はうさぎですか?』 新作アニメスペシャルエピソードの劇場上映が決定
・・・と、公式サイトで発表されていますね。
喫茶店「ラビットハウス」に下宿する女子高生・ココアたちがおりなす日常を描いた4コマ漫画が原作の
少しメルヘンチックな、ほのぼのかわいらしいお話『ご注文はうさぎですか?』(通称『ごちうさ』) ・・・
すでに2期まで放映されているTVアニメの続編は、TVアニメ3期ではなく劇場版(?)
というのがちょっと意外なところながら、『ごちうさ』好きとしてはやはり見逃せないところで、
今から心ぴょんぴょん、とっても楽しみです。

・・・が、
これに関連して、ちょっと一つ気になることがあるんですよね。

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この『ごちうさ』のリゼ役の声優さんである種田梨沙さんが
先月より「病気療養」のため休業しており、今なお復帰の目途が立っていないんですね。
所属事務所(大沢事務所)の発表によると
「以前から治療を続けておりましたが、回復の兆しが見えないため、治療に専念する事と致しました」
とのことで、以前から何か病気を患われていたようなんですけど
いろいろなアニメ作品のメインキャラ役で活躍する人気声優さんだけに
突然の休業宣言にネット上でも心配する声が多く上がっているようです。

病名が公表されていないため
仕事疲れのうつ病か?とか、はたまた妊娠か?とか、いろんな憶測も飛び交っているようですが
声優業を休業するまでに至らせた病気とは一体何なのか・・・?
声優さん個人のことをあれこれ騒ぎ立てるのもどうかと思うところながら、
同様のケースで
「少しでも早く治療に取り組まないといけない病気の療養のため」ということで休業し
そのまま復帰することなく、昨年秋に亡くなられた
声優の松来未祐さんのこともまだ記憶に新しい今は
この手のニュースには過剰に不安を覚えてしまう、というのも正直なところです。

種田梨沙さんがこれまで演じたキャラは

 『きんいろモザイク』 小路綾
 『ストライク・ザ・ブラッド』 姫柊雪菜
 『ゆゆ式』 日向縁
 『四月は君の嘘』 宮園かをり
 『食戟のソーマ』 薙切えりな
 『艦隊これくしょん』 足柄さんとか妙高型の何人か
 『ラクエンロジック』 揺音玉姫
 ・・・・・・などなど

ざっと思いつくだけでもいろいろありますけど
これだけいろいろな作品のメインキャラ役を演じている声優さんの休業となると
これらの作品の続編(2期・3期)なども含めて
その影響が今後少なからず生じることが懸念されます。
現に一部のアニメ・ゲーム作品では、すでに種田さんが演じていた、
あるいは演じる予定だったキャラに代役が立てられているとのことで(↓)

 『Fate/Grand Order』(ゲームアプリ)マシュ・キリエライト : 種田梨沙 → 高橋李依
 『WWW.WORKING!!』(秋アニメ)近藤妃 : 種田梨沙 → 水樹奈々
 『CHAOS;CHILD』(冬アニメ)久野里澪 : 種田梨沙 → 真田アサミ

彼女の復帰の目途が立たない状態がこのまま続くと
おそらく劇場版『ごちうさ』のリゼさんも、代役が立てられることになるかと思うんですが、
はてさて、種田リゼを違和感なく引き継げる声優さんは誰なのか・・・?

水樹奈々さんのボーイッシュな女の子役は結構好きなので、
ここは水樹リゼもいいかも・・・なんて思ったり、
あとは、まだ名前が挙がってないところで
小澤亜李さん(『艦これ』秋月さん声)あたりどうかな?・・・とか
茅野愛衣さんあたりもソツなくこなしそうな気もするけど
(『ごちうさ』ではモカ姉の声と被るからダメかな)・・・とか、
私としてもあれこれ考えてみたんですが、
最後は「やっぱりリゼの声は種田さんの声が一番似合う」ということで
できれば劇場版『ごちうさ』のリゼさんもやはりこれまで通り種田さんに演じてほしい
という結論に落ち着いてしまいます。
アニメのキャラクターのイメージというのは、それを演じる声優さんが作り上げている部分が
かなり大きいんだなというのを改めて感じますけど、
そういう責任を負っているという意味も含めて、このお仕事は想像以上に過酷な仕事なのかもしれません。

種田梨沙さんの病が重篤な病気でないことを祈るのみですが、
とにもかくにも今はしっかり療養に専念してもらい、一日も早く元気になって
またアニメの世界に戻ってきてほしいところですね。
posted by 松風あおば at 22:30| 日記

2016年10月10日

祝・横浜DeNAベイスターズ CSファーストステージ突破!!

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        巨人 3−4 横浜DeNA

わが横浜DeNAベイスターズが本日10月10日、
セ・リーグのクライマックスシリーズ・ファーストステージ第3戦で
延長11回の熱戦の末に巨人を撃破し、2勝1敗で
ファイナルステージ進出を決めました〜(悦)。

いや〜・・・感無量です(涙)。
チームとしては初のCS進出。
初戦は逆転で勝ったものの、第2戦は接戦の末敗れ、迎えた今日の第3戦・・・
巨人ファンで埋まる敵地・東京ドームで、引き分けでも巨人の進出が決まる崖っぷちで
延長戦にまでもつれ込む展開。
迎えた延長11回の表に、このレギュラーシーズンではほとんど出場機会の無かった
嶺井が値千金のタイムリー2塁打!!
最後は守護神・山崎(康)が試合を締めくくりました。
最後まで手に汗握る凄い展開でしたけど、
ラミレス監督が選手たちを信じ、ファンも思いっきり声援を送って
そして選手たちがそれに応えて、一丸となって掴んだ勝利・・・
今年のこのチームの躍動っぷりを感じられる本当にいい試合でしたよ。

次はセ・リーグ王者・広島とのファイナルステージ。
いや・・・もう正直何も言うことありません。
広島でも思いっきり、ベイスターズらしい野球をやってきてください。

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・・・と、(野球に興味ない方には)最近こんな話ばっかりですみません(汗)。
しがないベイスターズファンの独りよがりな
「横浜DeNAベイスターズ CSファーストステージ突破」の
記念書き込み(日記)でした。
posted by 松風あおば at 19:09| 日記

2016年10月06日

『君の名は。』・・・観てきました。

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http://www.kiminona.com/index.html

新海誠監督の最新作で現在公開中のアニメ映画『君の名は。』。
公開当初(公開前)から注目を集めていた作品で、
公開から1ヶ月ほど経った10月3日の時点で興行収入は130億円を超えたとのことで
日本のアニメ映画としてはすでに歴代5位に入るヒットを記録しているそうですが、
私・松風も、遅ればせながらつい先日映画館に足を運び観賞してまいりました。



いや〜・・・凄い作品でしたね(汗)。
映像や音楽の美しさも評判通りでしたけど、それ以上にやはり内容が衝撃でしたよ。


境遇の違う2人の男女が(夢で)入れ替わる・・・というのは、
ぶっちゃけありがちな設定ながら
そんな突然訪れた非日常から始まるこのお話は、
その2人の主人公(都心で暮らす瀧と、山奥の湖畔の田舎町で暮らす三葉)の
とてもピュアな心情と、身震いするほどリアルな苦悩で織りなされた
予想以上にスケール感のある、そしてあまりにも切ない恋物語でした。

夢の中でたびたび入れ替わるごとに
戸惑いつつもその現実を受け止め、お互いを理解し始める瀧と三葉。
でも、とある日を境にその入れ替わりが無くなり、
やがて瀧が三葉の町を探し訪れることで明るみになる衝撃の事実。
実は2人の入れ替わりには3年のタイムラグがあったことに気付くも
相手の名前すら記憶からどんどん薄らいでいく現実。
そして、そんな現実に抗うかのように「忘れること」を拒んだ2人の心が通い合い
最悪の事態を回避するクライマックス。
そのラストは・・・・・・??


上映中の映画で、ネタバレは極力避けたいところなので
細かい内容に踏み込んだ感想はここでは控えたいと思いますが
「会ったことのない相手」を必死に探し追い求める2人の姿に
運命が織りなす人間模様のもどかしさ、そして切ないまでの美しさを感じさせる、
そんな作品だった・・・というところでしょうか。
EDに流れるテロップを眺めながら
込み上げてくる涙を拭っていた私だったんですが、ただ感動したというより、
しばらく言葉を失って動けなかったというのが正直なところですかね。


第1作の『ほしのこえ』からいろいろ注目を浴びていた新海監督ですけど、
こんなストーリーを想い描けるその才能・感性にはただただ感服しました。
実写には無い、アニメ映画ならではの美しさというものも改めて実感させてくれた
作品だったようにも思います。

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そういえば・・・余談ながら、
この夏に人気を集めた映画として
この『君の名は。』と『シン・ゴジラ』のタイトルがよく話題に上がりますが、
実は今から62年前の1954年(昭和29年)公開の人気邦画タイトルにも
『君の名は(第三部)』と『ゴジラ(第一作)』が名を連ねていたことも
面白い偶然として語られていますね。

この時の『君の名は』(菊田一夫原作)と
今回の『君の名は。』はもちろん全く関係のない別作品。
でもよく考えてみると、昔の『君の名は』も、
大空襲の中、たまたま出会った見知らぬ男女がお互いの名も知らぬまま再会を誓い合う話で、
お互い惹かれつつも運命の波に翻弄されてしまう切ない悲恋の物語・・・
ストーリーやその結末こそ違えど、
ある意味テーマ性において大きく共通する部分があるように思えてきます。

片や戦争を経験した後の時代が生んだ作品、
片や大震災を経験した後の時代が生んだ作品・・・
『ゴジラ』も含めて、それらの影響がところどころに垣間見えるこの新旧の両タイトルも
時代の求めに応じてなのか
実は偶然ではない、運命の織りなす見えない糸で結ばれているのかもしれませんね(笑)。
posted by 松風あおば at 00:30| 日記

2016年09月30日

ハマの番長・三浦大輔投手 涙の引退

プロ野球は今年もレギュラーシーズン終盤を迎え、
各球団のベテラン選手の引退のニュースが続々と報じられていますが、
わが横浜DeNAベイスターズも、球団の一時代を築いた一人のベテラン投手が
今シーズンをもってユニフォームを脱ぐことになりました。
昨日9月29日の今シーズンチーム最終戦のマウンドを託されたその投手の名は・・・

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(↑)三浦大輔投手

横浜大洋ホエールズ時代の1992年に(ドラフト6位で)入団し、以後25年間にわたり
横浜一筋でプレーしてきた生え抜きのエース投手で、昨シーズンには
「一軍公式戦23年連続勝利のプロ野球最長タイ記録(右投手としては新記録)」を樹立していました。

リーゼントの髪型がトレードマークで、「ハマの番長」のあだ名で
ファンから長年にわたって親しまれてきた三浦投手。
プロ野球の現役最年長選手(42歳)として臨んだ今シーズンは
「プロ野球公式戦で投手が安打を放った最多連続年数(24年連続)」という
ギネス世界記録まで達成したものの、ここまで一軍の試合での勝利は無く、
ラスト登板となったこの試合も7回途中10失点と
ヤクルト打線に打ち込まれ敗戦投手になってしまいましたけど、
スタンドのベイスターズファンは万感の想いでその最後のマウンドでの雄姿を目に焼き付けつつ
大声援を送っていたようですね(・・・私もハマスタに行きたかったんですが)。
降板時に目に涙を浮かべながらベイスターズファンで埋まるスタンドに手を振って挨拶し
試合後の引退セレモニーでファンへの惜別・感謝のコメントを述べて
ナインに胴上げされる三浦投手の姿が、昨夜の各局のニュースでもたびたび流れていましたが
いや、本当に長い間お疲れさまでした。

25年間の通算成績は172勝184敗。
もっと強いチームにいたら200勝は達成できた投手・・・という話はよく言われるところですが、
25年間横浜一筋の選手として、チームの優勝時(日本一)も最下位続きの暗黒時代も
全力プレーでチームを支えてきてくれたことに、一ファンとしても感謝の念で一杯です。
彼の現役最後となった今シーズンにチームがCS初進出を決められたことはなによりでしたが、
若手の選手が育ちつつある今のベイスターズの更なる躍進のためにも
この先は指導者の一人(コーチや監督)としてこのチームに戻ってきてほしいところですね。


私・松風も、今まで三浦投手の登板試合を何度も観戦し、
また球団のファンイベントの時には三浦投手とハイタッチとかもしたもんですが、
リーゼントの髪が決まってる彼のビジュアルは、やっぱり他の選手よりインパクトがありました。

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当然ながら(?)これまでいろんな漫画のネタにもされてきた三浦投手(↓)

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中でも、竹書房の「まんがパロ野球ニュース」「まんがくらぶオリジナル」などで連載されていた
みずしな孝之氏の4コマ漫画『ササキ様に願いを』(かつての大魔神・佐々木投手が主人公のギャグ漫画)の
三浦投手はリーゼントが誇張され(?)ヤンキーっぽさをちらつかせながらも
結局はほのぼのキャラに落ち着いているあたりが面白かったですね。
三浦投手本人もプライベートでみずしな氏と交流があったそうで、
試合中にベンチで使用するタオルをみずしな氏がデザインしたこともあったとか・・・
(単行本5巻の巻末にこの2人の対談が載っています)。

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(↑)『ササキ様に願いを』の三浦投手。

ちなみに、この『ササ願』の三浦のリーゼントは巻が進むごとに大きくなっていくんですが
佐々木投手が大リーグからベイスターズに復帰した後の話『ササキ様に願いを+(プラス)』に入ると、
このリーゼント自体が独自の意思を持つようになり、
時々本人を眠らせて勝手なことをしゃべったりするようになります(怖)。

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(↑)なぜか、モノマネとかも上手いリーゼント(笑)

25年にわたりベイスターズの顔としてファンを魅了し続けたハマの番長・三浦大輔投手の伝説は、
きっとこれからもいろんな形で語り継がれていくことでしょう。
posted by 松風あおば at 22:40| 日記

2016年09月22日

横浜中華街・関帝廟

祝・横浜DeNAベイスターズ、CS進出決定〜・・・というお話をしたところで、
それに関連して(?)というわけでもないんですが、
今日は横浜スタジアムのすぐ近くのとあるスポットについてお話したいと思います。

横浜は横浜港の近く、横浜市西区山下町一体に広がる「横浜中華街」。
約500m四方のエリア内に500店以上の中華料理店などの店舗がひしめく
この巨大チャイナタウンはあまりにも有名なので、実際に行ったことある方も多いかと思いますが、
その中華街の一角にこんなスポット(↓)があるのはご存知でしょうか?

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(↑)「関帝廟(かんていびょう)

中国後漢末期の武将・関羽(かんう)を神格化した「関帝」を祀る廟で
華僑の人たちの信仰の場として、世界各地のチャイナタウンで見られるものだそうですが
ここ横浜中華街にも煌びやかにひときわ目立つこの関帝廟が
街のシンボルの一つとなっていて、観光スポットにもなっています。

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関羽(160年頃〜220年)・・・という人物については、
中国の『三国志(三国志演義)』(に基づいたお話)を
小説や漫画、ドラマ、映画、お芝居などでご覧になったことがある方には
今さらあえて説明するまでもないかと思いますが、
中国の後漢時代末期の乱世に、後に蜀漢を建国する劉備玄徳と義兄弟の契りを結び、
主君に忠義を尽くしてその偉業を支えた豪傑の武将で、
人並み外れた武勇と知略を持ちながら、信義や義侠心にとても厚く
その人物像も含めて歴史に名を遺した人物です。
最期は「樊城(はんじょう)の戦い」で呉の呂蒙の計略に嵌り非業の死(刑死)を遂げたというのも
『三国志』をお読みの方ならよくご存じかと思いますが、
関羽はその死後のエピソード(呪い話)についてもいろいろ語られている人でして
その伝承の数々が長い歴史の中で民間信仰の対象へと変化し
近世以降、その武勇により「武神」と崇められる一方、
商人の間ではいつしか「商売の神」としても崇められるようになり、
現代の華僑の街である中華街にも「関帝廟」が建てられるようになったそうなんですね。

「武勇の人」「忠義の士」である関羽が「商売の神様」??
・・・というあたりは、正直ちょっと違和感を覚えるところでもあるんですが、
武将にとっても商人にとっても一番大切なものは信義・信用という点から、
信義に厚かった関羽の人柄が商人の信仰の対象としても根付いていったそうで
(一部では、関羽が劉備と会う前は塩の売人であったとか、そろばんや簿記の方法を
発明していたとかいう話もあるようですが、これらは根拠の無い俗説です。)
中国の人にとって関羽は今や単なる歴史上の人物ではなく
その精神的支柱になっている、と言っても過言ではないのかもしれません。

では、そんな関羽を神として祀り、
華僑の人たちの心の拠り所となっている「関帝廟」とは一体どんな場所なのか?
いつもはその前を通りかかっても、その厳かな佇まいを横目で眺めつつ通り過ぎるだけの私だったんですが
先日、初めて中に入って参拝をしてきました。

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(↑)まず目を引くのが、関帝廟の入口の門である牌楼(ぱいろう)。
  朱塗りの赤々とした柱に金箔が施された細かな木彫の彫刻、屋根の上に鎮座する龍・・・
  いかにも中国らしいセンスと言いますか(?)独特の煌びやかさがありますね。

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(↑)牌楼をくぐると、目の前に本殿があります。
  境内(廟内)は広くはありませんが、その信仰の空間は実に厳かであり
  また、日本の神社仏閣ともかなり違うエキゾチックな雰囲気も漂っています。

この横浜の関帝廟の創建は、今からおよそ150年前の1862年(文久2年)。
幕末に日本が開国し横浜港が開港し、横浜の外国人居留地に多くの中国人商人が住むようになった頃に、
一人の中国人が関羽の木像をここに祀ったのがその起源だと言われています。
その後は横浜に住む華僑たちによって守り継がれる中で改築や増築を繰り返し
次第にその規模や知名度を増していったこの関帝廟・・・
関東大震災(1912年)と横浜大空襲(1945年)による倒壊・焼失、
そして1986年の火災による焼失と、苦難の歴史を経ながらもその都度再建され、
現在のものは1990年に再建された4代目関帝廟とのことですが、これらの建物も
中国人の工匠の手によって中国の伝統建築工芸の粋を駆使して建造されたものだそうで、
実際目の前にすると目がくらくらするくらいに圧倒されるものがあります。

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(↑)本殿に上がる階段の袂に鎮座する「石獅」。
  神社の狛犬と同じコンセプトのものと考えていいと思いますが、こちらは獅子なんですね。
  沖縄のシーサー(魔除けの獅子)を彷彿させるものもあります。
  本殿に上がる階段の手すりなども実に細かな意匠が施されています。

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(↑)受付で購入した太くて長いお線香(5本)を手に、本殿を参拝します。
  本殿の回廊には5つの香炉があり、まずはその一つ一つに願いを込めながらお線香を捧げます。

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(↑)本殿の内部は、中央の関帝(関聖帝君)の他、左に地母娘娘(じぼにゃんにゃん)、右に観音菩薩、
  そして右斜め後ろに福徳正神という神様がそれぞれ祀られていて、順に参拝していきます。
  メインはもちろん中央の関帝(関羽)。その両脇には関羽の長男の関平(かんぺい・養子)と
  側近の武将・周倉(しゅうそう・実は架空の人物)の像も祀られていました。
  この2人も『三国志』をお読みの方ならご存知ですよね。

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「美髯公(びぜんこう)」と言われるほど、
大きな髭を蓄えた大柄な体格の人物であったと言われる関羽・・・
祀られている関帝像もやはりそのビジュアルイメージ通りみたいですね。
数々の漫画やアニメ、ゲーム、ドラマや映画に至るまで
幾度となくビジュアル化されてきた『三国志』の世界にあって
内面的にも外見的にも最も作品ごとのイメージのブレが少ないキャラが
この関羽ではないかと個人的には思うんですが
(三国志の人物名のキャラが巨乳キャラだったりする一部の作品は除きます、もちろん(笑))、
それもひとえに節義を重んじる彼の実直な性格と、この大きな髭を蓄えた威厳ある風貌に
よるものなのかもしれません。

長い歴史の中でいつしか「神様」となり、海を渡ってはるばる日本の横浜までやってきた
関羽様の目には、今の横浜は、はたまた日本の姿はどう映ってるのか?
華僑の人たちや地元の人々(+そして『三国志』好きな人々)の心の拠り所として、
これからもこの街と人々を見守っていってほしいと思いますね。


ちなみに、旧暦の6月24日は関羽の生誕日(「関帝誕」)とされており
横浜中華街では毎年この日(2016年は7月27日)にこれを祝うお祭りが行われます。
この日は中国の伝統的な獅子舞や龍舞が奉納され、
ご神体である関帝像を神輿に乗せて中華街を巡行するパレードなども行われる
とても盛大で華やかな中華街最大のお祭りだそうなんですが・・・
生まれた時からン十年横浜市民をやっている私も、実は一度も観たことがないんですよね(汗)。
機会あれば一度は観てみたいものです。
posted by 松風あおば at 16:15| 日記

2016年09月19日

祝・横浜DeNAベイスターズ CS進出決定!!

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横浜優勝〜!!・・・じゃない、
私の応援するプロ野球・横浜DeNAベイスターズが
本日(9月19日)の本拠地・横浜スタジアムでのvs広島戦に勝利して
ファンの悲願だった球団史上初のクライマックスシリーズ進出を決めました(祝)。

長年Bクラス(4位〜最下位)が定位置だったわがベイスターズ。
Aクラス入りは2005年以来ですんで、かれこれ11年ぶりか〜・・・長かったな〜。
今のCS制度(プレーオフ制度)が始まったのが2007年、
親会社変更に伴いチームが「横浜DeNAベイスターズ」として新たなスタートを切ったのが2012年・・・
「プロ野球12球団で唯一CSに進出したことがないチーム」という称号(?)も
これでめでたく返上です(悦)。

昨シーズンは序盤は絶好調だったものの、後半の大失速で最下位に沈み、
ラミレス新監督の下で心機一転スタートを切った今年も3月・4月は連敗続き・・・。
それでも横浜スタジアムに足を運んで(球団を黒字化させ)
声援を送り続けたベイスターズファンの熱意に、選手・監督・スタッフも奮起してくれて、
最後は初のCS進出という形でチームの着実な成長を見ることができた今シーズンでした。

ベイスターズCS進出おめでとう〜・・・とはいえ、まだシーズン途中。
残り試合も精いっぱい戦って、今シーズンはなんとか勝率5割にして終えたいですね。
そしてその勢いで、ついでに目の上の巨人もやっつけちゃいましょう!!


・・・と、つい興奮気味に書き込んでしまいましたが、
野球に興味のない方には、いろいろ取り乱してすみません(汗)。
ファンにとっては身震いの止まらない(?)
「横浜DeNAベイスターズ、CS進出決定」のお話でした(笑)。
posted by 松風あおば at 17:06| 日記