2024年12月31日

2024 大晦日

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(↑)今年も12月後半になって色づくわが家の庭の紅葉です。

今年も大晦日ですね。

例年なら、大晦日が冬のコミックマーケット最終日となるところですが
今回の冬コミは、12月29・30日の開催となったため
今年は久しぶりに私も自宅で大晦日を迎えました。
大晦日にコミケをやらないのは10年ぶりとのことで、
コミケ参加者としては、久しぶりというか
どこか不思議な感覚(?)をも覚えつつ
TVで『孤独のグルメ』を見ながら年賀状を書くという
一日を送っていました。

昨日は、もちろん冬コミ2日目の会場にいまして、
いろいろ楽しんでおりました。
にじたまの相方の水瀬のサークル「LavenderBlue」にて
店番をしておりましたが、「虹の卵」の読者様も何人かお見えになり
いろいろお話させていただいて感謝感激でした。
長らく休業状態だった当サークル「虹の卵」の方ですが
既に再開に向けた準備活動は始めており
次回の夏コミ(コミックマーケット106)より
サークル参加を再開する予定です。

2025年も、当サークル「虹の卵」、そして当「虹の卵のホームページ」を
何卒よろしくお願いします。


・・・除夜の鐘が聞こえ始めました。
(例年はコミケ後の帰路の途中で聴いているんですが)

思えば、2024年は能登半島地震で始まってたんですよね。
2025年は大きな天災などに見舞われない穏やかな年でありますように
そして、みなさまにとって良い年になりますように
心よりお祈り申し上げます。
posted by 松風あおば at 23:58 | 日記

2024年12月25日

2024 クリスマス

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posted by 松風あおば at 23:58 | 日記

2024年12月20日

祝・150回目のコミティア(COMITIA150)

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師走ですね。
年の瀬が迫り、今年も残りわずかとなってまいりました。
1年過ぎるのがあっという間に感じられる毎年のこの時期ですが
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

・・・と、久しぶりの日記が年末の挨拶になってしまいましたが、
最近の出来事でレポートしておかなきゃならない話題を一つ忘れていた(汗)
・・・ということで
今回は、既に1か月前の話で恐縮なんですが、
先月11月17日(日)に開催された秋のコミティア・COMITIA150の
イベント参加レポートを綴りたいと思います。

コミティアについては
この日記でもたびたび話題にしていますので
ここをご覧の方々には今更説明するまでもないかと思いますが
自主制作漫画誌展示即売会と称するオリジナル創作オンリーの
同人誌(正確には同人誌のみならず商業誌も含む)即売会イベントです。
コミティア実行委員会によって主催されており、
現在は年に4回、東京ビッグサイトを会場として
各回約3500〜5000サークル、総来場者は約1万5千人〜2万5千人という
規模で開催されていますが、うち(虹の卵)もなんだかんだで
20年以上お世話になっているイベントなんですよね。

現存する大規模同人イベントとしてはコミケに次いで古く、
1984年11月の第1回目のCOMITIA1以降開催を重ねること既に40年・・・
今回の2024年11月の秋のコミティアは、ちょうど節目の
40周年・150回目の記念回(COMITIA150)ということで
東京ビッグサイト東展示場の5ホール(東3・4・5・6・7ホール)を使用
6909サークル参加という、これまでにないとてつもない
大規模開催となっていました。
そんな150回目の記念すべきコミティアに私・松風も
一般参加ながら参加してきましたので
ここで当日の様子を振り返ってみたいと思います。

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(↑)11月17日(日)は、天気は晴天(やや薄曇り)ながら
  東京は秋らしい過ごしやすい気候でした。コミケでもおなじみの
  東京ビッグサイト東ホールにて、COMITIA150は開催されています。

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(↑)この日は西・南ホール側で、デザインフェスタ60も開催されており
  ビッグサイトの入口付近はお昼過ぎでもかなり混雑していましたね。

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(↑)この日は所用でビッグサイト到着が遅くなってしまい、
  私がコミティア会場に着いた時には既にカタログ(ティアズマガジン)は
  売り切れてしまっていました(泣)。
  やむなく一般参加用入場チケット(1,000円)のみを購入して入場します。

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(↑)会場内に入りまず目に入ったのが、
  お祭りの縁日というか、どこかの路地裏の呑み屋街のような(?)
  提灯(名入れ提灯)で飾られた一際目立つ賑やかなブース。
  「40周年記念企画コーナー」という今回の特別コーナーです。
  ここではコミティア40年の記録「40thヒストリー」の展示や
  グッズ販売などが行われていました。

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(↑)「40thヒストリー」では、これまで開催された全コミティア(1〜149回)の
  記録が年表形式にまとめられていました。各回の開催日、会場・ホール、
  参加サークル数から、表紙や告知のデザインを担当した作家(サークル)名、
  その他コミティアに関する出来事や当時の世相なども簡単に書かれています。
  COMITIA1(1984年11月)・COMITIA2(1985年3月)の会場は練馬区産業会館。
  直接参加50サークル程度の規模から始まっていたんですね。

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(↑)COMITIA3(1985年9月)の会場は飯田橋駅のアーケード「RAMLA」。
  COMITIA7(1987年8月)の会場は家の光ビルホール。
  最初の頃はあちこちの小規模会場を転々としながら開催していたようですが
  会場内の様子も今とは大分違うアットホームな雰囲気だったようですね。

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(↑)COMITIA23(1992年8月)当時のコミティアの中村代表(現会長)。
  ・・・お若いですね(笑)。
  1990年台に入ってからは、会場は東京流通センターに定着してきたようですが、
  この頃でも参加サークル数はまだ700〜800サークル程度といったところで、
  今からみるとまだまだこじんまりとしたイベントでした。
  
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(↑)1990年台も後半に入ると参加サークル数が1000サークルを超える回も
  多くなってきます。アクセスのいい池袋のサンシャインホールも
  会場として使用され始めるものの、この先はサークル数の急激な増加で
  より大規模な会場での開催が求められるようになってきたようです。

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(↑)うち(虹の卵)が最初にサークル参加したのはCOMITIA46(1998年11月)。
  この時のティアマガの表紙は私の記憶にも刻まれていて懐かしさを感じます。
  東京ビッグサイトで開催された最初のコミティアでもありました(26年前に
  横浜ベイスターズが日本一になった頃です)。ちなみに、その前の
  COMITIA45(1998年8月)では「大量の落選を出す」との記述がありますが
  この時はうちも落とされていました(苦笑)。
   
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(↑)グッズコーナーでは、中村代表の『コミティアの創り方』や
  『コミティア魂』といったコミティアを振り返る書籍が販売されています。
  そして今回は、さらに瓶のようなものも平積みされて売られています。
  これは一体何なのかというと・・・??

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(↑)なんと、「コミティアの空気」!?
  「特製の瓶にコミティア会場内の空気をたっぷり入れてお持ち帰りください」
  とな!? 40周年記念グッズのラスト飾るのは、
  なんと会場の空気を入れるための瓶でした。・・・って、何考えとるんじゃ運営、
  1,500円も出して誰がこんなもん買うんじゃ?空気読め!と言いたくなりますが・・・

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(↑)・・・私も結局、コミティア関連本とともに買ってしまいました(笑)。
  買う際にスタッフの方から、「今この瓶に入っているのは瓶の製造時の工場の空気
  なので、必ず会場にいるうちに開封してここの空気に入れ換えていってください。」
  と念を押されたので、後ほど開封して空気採取をすることにします。

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(↑)参加サークルからも40周年のお祝いメッセージがたくさん寄せられています。
  40年前に50サークル規模で始まったコミティアは、今や6900ものサークルが集い
  多くのクリエイター・創作好きに愛される一大イベントに成長していたんですね。

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(↑)「40周年記念企画コーナー」のすぐ隣は「日本同人誌印刷業組合」のブース。
  同人イベントの発展は、多くの同人誌印刷会社さんの多大な努力と貢献を
  無視しては語れないものでもあります。この40年間の印刷技術等の進歩も
  さることながら、サービス面での充実も目を見張るものがあり、
  いつもお世話になっている一サークルとしてはその恩恵に感謝しつつ
  ブースをのぞかせてもらってます。
 
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(↑)表紙や本文の紙、印刷色、PP加工や箔押し等の加工の見本なども置かれており
  各社の印刷サービスの内容やオプション等をいろいろ吟味することができます。
  これから初めて同人誌制作することを考えている人なども、まずここにきて
  印刷会社の方に直接相談していろいろアドバイスをもらうといいかもしれません。

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(↑)東4〜6ホール側から東3ホール側へ移動します。
  今回東3ホールは出張マンガ編集部、見本誌コーナー、キッチンカーのエリア
  となっており、ここだけは入場無料(カタログ等不要で入場可能)となっています。
  しかし、入るといきなり広大な空間があり、人の密度も少なく
  東4〜6ホール側とはかなり違う雰囲気が漂っていました。
   
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(↑)見本誌コーナーや出張マンガ編集部といったおなじみのコーナーは
  いつもと同じような感じではありますが、その後ろ側にも広いスペースが
  残っており、東3ホールの広大な空間を持て余している感もありましたね。

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(↑)キッチンカーは3台来ていました。
  キッチンカーの前面にも広いスペースが確保されていて
  大勢の人が待機列を作っても余裕を持てるようになっていましたが
  お昼の時間帯も少し遅めに来たためか、この時はさほど混雑はしておらず
  逆にちょっと寂しげな雰囲気だったというところでしょうか。

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(↑)「コミティア最大手」と評されるコミティア会場おなじみオムそば屋さんです。
  肉巻きおにぎりも実に旨そうですね。

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(↑)こちらはチーズステーキサンド・・・なかなかオサレなものも登場しています。

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(↑)醤油とんこつラーメンも捨てがたいです。以前のTAMAコミのレポートでも
  言っていたかと思いますが、今やキッチンカーグルメも侮れませんね。
  これらも同人イベント会場の一要素として欠かせないものになりつつあります。

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(↑)さて、次は外の通路を挟んで向こう側、東7ホールに向かいます。
  こちらは東展示棟の増設部分なので、東1〜6ホール側と比べると
  ちょっと隔絶された孤島っぽさがありますが、今回は東4〜6ホール同様
  普通にサークル席が並ぶエリアとなっています。

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(↑)そして、今回サークル参加していたにじたまの相方の水瀬のサークル
  「LavenderBlue」のスペースに到達しました。
  ここで場所を借りて、先ほどの「コミティアの空気」入れ用の特性瓶に
  ここ東7ホールの空気を詰めようと思います。

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(↑)「空気」と書かれた瓶の他に、採取地や採取日を書き込む封緘シールも
  付いています。赤い方は、採取地欄に「東京ビッグサイト COMITIA150」、
  採取日欄に「令和6年年11月17日」が印字済み、緑色の方は採取地欄に
  「東京ビッグサイト COMITIA」のみが記載され、採取日欄は空欄に
  なっていました。

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(↑)使い方の説明書も丁寧に用意してくれています。
  使い方は、@会場内の任意の場所で蓋を開け、空気を収集します。
  A空気が漏れないよう蓋をしっかりと閉めます。B付属の封緘シール(赤)
  を貼り、厳封します。C持ち帰り、鑑賞するなどして思い出を楽しみましょう。
  開封し空気を直接吸入することで、更なる効果も期待できます。
  ・・・といった感じに、至って真面目に解説してくれています(笑)。
  さすが創造力豊かな創作イベントのスタッフさんたちというべきでしょうか。
  このオモシロ過ぎる発想がこのイベントの妙味を物語っています。

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(↑)余談ながら、説明書きの最後になにげに登場する「オムそばくん」なる
  キャラクターにもつい笑ってしまいました。
  やっぱりオムそばは既にコミティア名物として認識されているんですね(笑)。
 
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(↑)というわけで、いよいよ瓶を開封。東7ホールの空気をたっぷり詰めて(?)、
  赤ラベルで封をします。瓶を上下にゆらゆら動かして空気を詰めている私の姿は
  他の人の目にはどう映っていたでしょうか??
  
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(↑)東7ホールの空気採取完了。
  記念すべき150回目のコミティアの会場の空気ということで
  多くのコミティア参加者のクリエイティブな魂が籠っていそうです。
  自分の創作意欲やモチベーションが上がらない時などには
  説明書きにあったように、開封して吸入するのもいいかもしれません(笑)。


という感じで、いつものコミティアとはちょっと違う楽しみ方を満喫できた
150回目のコミティアでした。
移り変わる時代の中で、同人誌即売会イベントも同人活動の形も変化しつつありますが
この先もコミティアには、商業誌界とは違う形でオリジナルの創作作品が集まる
自主制作漫画誌展示即売会として、このようにオモシロ楽しく(?)
続いていってほしいですね(笑)。
posted by 松風あおば at 23:58 | 日記

2024年11月10日

深まる秋 2024

先月までは、やっと涼しくなってきたかと思いきや
また汗ばむような暑い日があったりで、半袖シャツをしまうこともできず、
まだ夏が終わっていないのかという感じもあったんですが
今月に入ってからは南関東も朝晩は冷え込むようになってきまして
ようやく秋らしさを実感できるようになってきました。

そんなわけで、今回はうちの周辺のなんとなく秋らしい風景を
アップしておきます(11月に入ったばかりの頃の風景です)。

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(↑)柿がたわわに実っています。柿の実が色づくとやっぱり秋らしい風景になりますね。

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(↑)こちらはキンモクセイの花。この独特のやさしい甘い香りは秋の風物詩ですね。
  うちの庭でも咲いていましたが、今年はちょっと遅咲きでした。

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(↑)こちらはコキア。乾燥した茎で箒を作るので
  「ホウキギ」「ホウキグサ」ともいわれますが、
  秋には紅葉するため園芸用(観賞用)の品種も多くあります。
  茨城県の国営ひたち海浜公園のコキアの紅葉はとても有名ですね。

早いもので今年・2024年も残すところあと1か月半ちょっと。
またコロナだのインフルだのマイコプラズマ肺炎だのといった感染症が
じわじわ流行り出しているみたいですので、
これからの冬の季節、みなさんも健康にはくれぐれも注意しつつ
楽しい年末をお迎えください。
posted by 松風あおば at 00:14 | 日記

2024年11月03日

祝・横浜DENAベイスターズ 26年ぶり日本一!!

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前回の日記では、
レギュラーシーズン3位に終わったわが横浜DENAベイスターズが
クライマックス・シリーズ(CS)を勝ち抜いて日本シリーズ進出を決めたと
大喜びしておりましたが、そのベイスターズがなんと日本シリーズで
パ・リーグ王者の強敵・ソフトバンクホークスを4勝2敗で撃破し
1998年以来26年ぶりとなる日本一に輝きました。
レギュラーシーズン3位から日本一になるのは2010年の千葉ロッテマリーンズ以来
14年ぶり2球団目で、セ・リーグ球団では史上初の快挙となります。

いやいやいや・・・これは本当に信じられない快挙といいますか(汗)、
CSで巨人を破ったときも勝てると思ってなかったとか言ってたと思いますが、
セ・リーグで71勝69敗3分の貯金2で3位に終わっていたベイスターズが
パ・リーグで91勝49敗3分の貯金42と圧倒的な強さでリーグ優勝していた
ソフトバンクを破ったんですよ(歓)。

第1戦、第2戦と本拠地・横浜スタジアムで連敗を喫するも
第3戦から敵地・みずほPayPayドーム福岡で3連勝。
再び横浜スタジアムで迎えた第6戦は
ベイスターズ・大貫、ホークス・有原の両先発で始まりましたが、
2回に筒香のソロホームランと桑原の2点打で3点を先制。
3回に森敬の押し出し四球で1点を加えた後の
4回に柳田の2ランホームランを浴びるも
5回には梶原のタイムリー、筒香の3点2塁打などで一挙7点を加え
試合の主導権を握りました。
投げては、先発・大貫が4回2失点。その後は濱口、坂本、伊勢の3投手が
無失点で繋ぎ、最後は守護神・森原が締め、結果として11対2の大勝。
見事3位からの下剋上を果たし日本一に輝いたというわけです。

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思えば前回のベイスターズの優勝は、前世紀末の1998年。
長きにわたりベイスターズファンをやっている私も
前回の優勝は今も鮮明に覚えていますが、この26年の間には
2度の球団売却あり、万年リーグ最下位の暗黒時代ありと
チームにとってもファンにとっても試練の連続でした(泣)。
今回は3位からの下剋上ということでリーグ優勝を経ない日本一ではありますが、
前回の優勝時の中心選手で、黄金期も暗黒期も知る三浦監督や鈴木コーチらに
とっては、今回の優勝は感極まるものだったに違いありません。

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このシリーズのMVP(最優秀選手)は桑原選手。
本拠地で連敗を喫した第2戦後の選手ミーティングで
「悔しくないんか」と選手たちを鼓舞したといわれていますが
(後のインタビューでは、そうは言ってないと言ってますが)、
彼自身このシリーズ6試合は1発含む12安打9打点の大暴れで
守備でも闘志あふれる好プレーを連発。チームを最高潮に盛り上げてくれました。

とはいえ、今回の日本一は、なにより選手、監督、コーチ陣全員の力が
見事に結集したことで成し得たものだったようにも思います。
前回も述べていたかと思いますが、ポストシーズンに入ってから
チーム全体が確実にレベルアップしているのが感じられたんですよね。
今季パ・リーグで圧倒的な爆発力を見せたホークスの主軸打線に的を絞らせない投手陣、
パワーピッチャーを揃えたホークス自慢の中継ぎ投手陣を打ち崩す打線・・・
今シリーズ第3戦以降は、まさにチームが一丸となって強敵を倒しにいったという感じで
ベイスターズファンとしては、本当に観ていて爽快だったといいますか、
最高の日本シリーズでしたよ。
このチームの勢いなら、今やメジャーリーグでワールドチャンピオンに輝いた
大谷を擁するドジャースにも勝てるんじゃないかとまで思ったりもしていますが、
ひとまず選手のみなさんには、今シーズンの奮闘ぶりに感謝し
日本一おめでとう、そして感動をありがとうと心から言いたいですね。
そして来季は、セ・リーグ優勝を経て、再び日本一へと輝けるよう
引き続き応援していきたいと思います。


ちなみに、当サークル「虹の卵」が活動を開始したのが、1998年の秋・・・
思えば前回のベイスターズ優勝の頃だったんですよね。
あれからもう26年も経つんだとしみじみ思いますが、
今回の26年ぶりのベイスターズの奮闘ぶりを見習って
にじたまの活動も本格的再開に向け、頑張りたいと思います。
posted by 松風あおば at 23:55 | 日記

2024年10月21日

祝・横浜DeNAベイスターズ 日本シリーズ進出

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プロ野球、セ・リーグは、
今レギュラーシーズン3位に終わったわが横浜DeNAベイスターズが
日本シリーズ進出をかけたクライマックス・シリーズ(CS)の
ファーストステージで2位・阪神タイガースを、さらに
ファイナルステージでセ・リーグ優勝の巨人を破って、
見事7年ぶりの日本シリーズ進出を決めました。

いや、正直ビックリして大喜びしています(笑)。
かねてよりベイスターズファンの私ですが、ぶっちゃけこのCS、
(特にファイナルステージは)勝ち抜けるとは思っていませんでした(苦笑)。
今シーズンの対巨人戦の対戦成績は8勝16敗1分け・・・
大きく負け越している巨人相手に(優勝チームに1勝のアドバンテージが
付与されている状態の)短期決戦で4勝奪うのはさすがに難しいだろうと
思っていたので、この思わぬ大金星に正直まだ実感が湧かないくらいです。

にしても、今年のCSはどの試合も
本当にチームのレベルアップを感じさせるいい試合でした。
投手陣がみんな気合入ってて、守備も堅固で凡ミスがなく、
正直シーズン中のベイスターズと同じチームとは思えないほど(?)の
強いチームにいつの間にかなっていたという感じで、
ファーストステージで阪神に2連勝。そして
ファイナルステージに入っても巨人に3連勝して
あれよあれよと王手をかけたのは本当に嘘みたいだったんですよね。
とはいえ、ファイナルステージの相手はセ・リーグの覇者・ジャイアンツ。
すんなり4連勝させてくれるはずもなく、その後は2連敗。
結局3勝3敗の5分に持ち越されてしまいました。

そして迎えた運命の最終戦・・・巨人投手陣は戸郷先発で、
菅野もグリフィンも後ろに控えているという最強布陣で挑んできました。
ベイスターズは1回と4回に1点ずつ失い、2点のビハインドを負ったものの
5回に森とフォードのタイムリーで同点に追いつくという
一進一退の攻防を繰り広げます。
そして、2対2の同点で迎えた9回表2死3塁の場面、
牧が巨人のエース・菅野から値千金のタイムリーを放ち、ついに勝ち越しに成功。
その裏は守護神・森原が3者凡退で締めくくりゲームセット。
ベイスターズが死闘を制し、見事に下剋上を決めてくれました。

MVP(最優秀選手)は、キャッチャーとして投手陣を好リードし、
ファーストステージから出場した7試合すべてでヒットを打つなど攻守で活躍した
戸柱選手。今回のCSは本当に戸柱がいてよかったと思える場面ばかりでしたので
彼がMVPなのは納得なんですが、私としては、ウェンデルケン、坂本、堀岡、山ア、
伊勢、森原、佐々木千隼、中川颯といったリリーフ投手陣も大いに称えたいです。
特に他チームで成績不振や怪我で苦しんだ末にベイスターズに移籍してきた
堀岡選手、千隼選手、森原選手、颯選手などの活躍はなんとも嬉しいんですよね。
もちろん他の選手や三浦監督、コーチ陣のみなさんにも、本当におめでとう
そしてありがとうと心からの祝福と感謝の意を表したいところです。

というわけで、次はいよいよ日本シリーズですね。
レギュラーシーズン3位から日本シリーズ進出を決めたのは
2010年の千葉ロッテマリーンズと2017年の横浜DeNAベイスターズのみ。
ベイスターズとしては今回が2度目の3位からの下剋上なんですが、
2017年の日本シリーズはソフトバンク相手に2勝4敗で敗退していますので、
今回の日本シリーズでは今度こそ強敵・ホークスを打ち破り
2010年のマリーンズ以来の3位からの日本一を果たしてもらいたいところです。
posted by 松風あおば at 23:57 | 日記

2024年10月09日

お絵描き(リコリス・リコイル)

今回は、久しぶりにお絵描きなど一つ。

TVアニメとしては、既に2年前の作品なんですが、
『リコリス・リコイル』のメインキャラ・錦木千束と井ノ上たきなの
2人を描いてみました。

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治安の良さで定評のある国・日本。しかし、その治安の良さの裏側には、
警察などの機関とは異なる「DA(Direct Attack)」という
極秘の治安維持組織の存在があった。
DAは「リコリス」というテロリスト等の犯罪者を極秘裏に抹殺することを
任務とする訓練された少女暗殺者たちを擁し、テロ・犯罪を未然に防ぐ
機密機関であり、その存在は関係者以外全く知られていない。
実働部隊員であるリコリスの存在も、当然社会から秘匿されており、
彼女たちは普段は人目につかないよう高校生風の制服を着用して市中に潜伏し、
有事の際は命令に従い任務として犯罪者を暗殺して日本の治安を守っていた。

そんなリコリスの一人、井ノ上たきなは
ある日、銃器密売の犯人を仲間とともに追い詰めていたが、
仲間を人質に取られてしまい、その仲間を救うべく
犯人を殺すなという命令に背き、犯人たちを全員銃殺してしまった。
その命令違反により、彼女はDA本部から左遷されてしまう。
その転属先は、都内にある「喫茶リコリコ」という一軒の喫茶店だった。
そこはDAの支部としての裏の顔を持っており、DAからの任務のほか
「お客様の悩み事を何でも解決する」との建前で
一般人からの護衛などの依頼まで請け負う拠点となっていた。
そして、そこには歴代最強と称されたファーストリコリスにして
看板娘として親しまれる天真爛漫な少女・錦木千束(にしきぎちさと)
が所属していた。
たきなは当初、リコリスとして一刻も早く本部に戻ることにのみ
こだわっていたが、リコリコでの千束とのふれあいの中で
リコリスとしてではない一人の少女としての生き方を学び、
千束との絆を深めていくことになる。

一方その頃、日本の異常なまでの治安の良さに不審を抱く
真島というテロリストが、新たなテロ活動を開始していた。
そして時同じくして、千束の幼少期の恩人であるという
「アラン機関」の吉松シンジなる謎めいた人物も現れる。
この真島らとの戦いややりとりの中で、たきなは
千束の数奇な過去や複雑な事情をも知っていくことになる。
そんな千束とたきなの二人の時間は、どんな未来を選んでいくのか?
(…まだご覧になったことのない方で、結末を知りたい方は
ぜひ本編をご覧ください。)

…というのが、大雑把なこのアニメ『リコ・リコ』の概要です。

はじめは、壊れた東京スカイツリーらしき建造物(旧電波塔)が出てきたり、
女の子が銃とかブっ放して、ただの物騒なバトル系アニメなのかと思いきや、
千束の底抜けに明るいキャラクターによって、全体的にはおおよそ楽しく
まったりとした人間味あるストーリー展開(?)になっており、
私のようなほのぼの好きでも大いに楽しめる作品でした。
というか、全体のストーリー展開そのものよりも、
千束とたきなの2人のやり取りにとにかく魅了されるといいますか、
時に面白おかしく、時にほっこりして、そして時に胸が熱くなるような、
そんな彼女たちの友情物語そのものがなにより魅力的な作品なんですよね。
実際かなりの人気作品で、どうやら2期の制作も決定しているようですので
この先の新作情報もチェックしていきたいところです。

私自身、今回クリップスタジオのツールの使い方をおさらいする目的で
何か二次ものでも描こうというところで、あえてこの2人を描こうと思ったのは、
先月末に、この『リコ・リコ』のアニメのED主題歌(「花の塔」)を
歌っていたシンガーソングライターの酸欠少女さユりさんが28歳の若さで
亡くなられたというニュースを目にしたことがきっかけでした。



この歌、千束とたきなのイメージにピッタリなED主題歌でして、
2期もきっとさユりさんがEDを担当するのだろうと期待していただけに
あまりにも残念で悲しいニュースでした。
心より故人のご冥福をお祈り申し上げます。
posted by 松風あおば at 22:23 | 日記

2024年09月30日

COMITIA149 & 第23回国際鉄道模型コンベンション

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9月はもはや夏・・・と思わせるような真夏日が連続していた南関東も
ようやく朝晩は秋の涼しい空気を感じるようになってきたかな?と思うと
また汗ばむような夏日に戻ったりで、季節感がどうもおかしくなりそうな
今日この頃です。
以前なら、今くらいが秋の行楽シーズン本番で出かけるのにちょうどいい
涼しい気候になっている頃だったんですが、温暖化が進んだ今は
夏がなかなか終わりませんね。
というわけで、今回も夏真っ盛りのときのイベントのお話です(汗)。

前回は、今年の夏コミ(コミックマーケット104)の様子をアップしましたが
今回は、その1週間後の8月18日(日)に
同じく東京ビッグサイトで開催されていました2つのイベント、
夏コミティア(COMITIA149)と第23回国際鉄道模型コンベンション(JAM)の
参加時の様子をアップしたいと思います。

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(↑)夏コミ(コミックマーケット104)が終了した1週間後の8月18日(日)、
  私・松風は再び東京ビッグサイトにやってきておりました。
  この日は曇天で酷暑は幾分和らいでおり、コミケ時の雑踏ももちろんなく
  同じ場所ながら1週間前とはかなり雰囲気が違っていました。

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(↑)この日の参加イベントは、創作系サークルが集う同人誌即売会
  (自主制作漫画誌展示即売会)COMITIAと、鉄道模型のメーカー、モデラ―、
  愛好家が集う鉄道模型イベント・国際鉄道模型コンベンション。
  以前からこの2つのイベントは夏コミの1週間後にビッグサイトで
  同日開催になることが多かったのですが、ここ数年は両者とも
  コロナ禍での中止や変則的な開催を余儀なくされていたため
  今年はようやく元の通常パターンに戻ったという感じでした。
  漫画創作とNゲージ(鉄道模型)の2つの趣味を持つ私・松風としては
  なんとも忙しい1日となります。
   
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(↑)両イベントとも東ホールでの開催。
  東1ホールが国際鉄道模型コンベンション、
  反対側の東4〜6ホールがコミティア会場となります。
  開場前から両会場前はともに大勢の人で賑わっていました。

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(↑)というわけで、まずはコミティアから。
  『ティアズマガジン』を購入して早速会場内に入ります。

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(↑)開場間もない午前中の会場内の様子です。
  コミケ1週間後の夏コミティアですが、こちらもコミケに負けない賑わいです。
  人気のオムそば屋さんなどの飲食ブースも復活しており、
  すっかりコロナ禍前の賑わいを取り戻していました。

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(↑)コミティアは今年で40周年。
  そして今度の11月の秋コミティア(11月17日)でなんと150回目を迎えます。
  20年以上お世話になっている私としても、なんとも感慨深いものがあります。

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(↑)祝・コミティア40周年ということで、記念グッズも販売されていました。
  中村会長の『コミティアの創り方』(ティアズマガジンのごあいさつ完全版)
  ばるぼら+あらゐけいいち=著 コミティア実行委員会=編の
  『コミティア魂 漫画と同人誌の40年』(『ティアズマガジン』誌上にて
  連載されたCOMITIAの歴史をたどる証言集)といった記念本も絶賛発売中です。  

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(↑)私もコミティア手ぬぐいを購入しました。
  90×35cmのBIGサイズの手ぬぐいです。さらに会場での購入者にはなんと、
  特製ラベルのミネラルウォーター(300ml)『コミティア水』が
  特典としてもらえます。

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(↑)150回目の記念回となる次の秋コミティアのCOMITIA150は
  コミティア史上最大規模となる6000サークル募集となりました。
  その後の発表によると、これまた過去最多の6900サークルの応募があった
  とのことですが、抽選は行わず、申込みの不備などがある場合以外は
  すべて受け入れるようで、東3・4・5・6・7の5ホール開催という
  とてつもなく巨大なコミティアになるようです。
  にじたまはまだ復活できないのが残念なんですが、このお祭りムードに乗って
  早くコミティアへのサークル参加も復活させたいところです。

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(↑)各地の地方コミティア(関西・名古屋・新潟・北海道・みちのく・九州)も
  もちろん健在です。こっちも旅行がてらまた参加したいですね。



さて、今回はコミティア参加の方は3時間ほどで切り上げ、
次に東ホールの通路を挟んだ反対側、東1ホールの方に向かいます。
こっちは「国際鉄道模型コンベンション」の会場です。

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(↑)こちらは鉄道模型愛好家が集う鉄道模型中心のイベント。
  鉄道模型メーカーやプロモデラー、アマチュアの鉄道模型愛好団体が
  自社製品や自作の車両・レイアウト(ジオラマ)などを持ち寄って
  各ブースで展示や販売を行っています。
  コミティアとは世界感ががらっと変わりますが、その根底にある
  創作者の作品にかける情熱はある意味共通しています。

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(↑)鉄道模型メーカーは、おなじみ大手のKATO、TOMIX、マイクロエース、
  グリーンマックスのほか、Zゲージ専門のロクハンなども出展しています。
  企業としてもこうしたイベントは自慢の自社製品を売り込む絶好のチャンスです。

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(↑)トミックスブースの碓氷峠レイアウトは、碓氷峠廃止前の1996年製作のもので
  今は来年初頭に再販されるEF63電気機関車や489系特急車両(白山色)の
  展示レイアウトになっているようですが、なかなかの秀作です。

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(↑)ジオラマ制作会社やアマチュアの有志団体、高校や大学など
  (OBや教職員なども含む)の鉄道研究会などのサークルも多数出展していて、
  自作のレイアウトや車両など(NゲージやHOゲージ)をさまざまな形で展示して
  います。どれも力作で、眺めていると時間の経つのを忘れてしまいます。

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(↑)巨大レイアウトで長大編成が走る姿が見られるのも、こうしたイベント
  ならではの楽しみです。周囲の人々を見渡すとみなさん目を輝かせています
  (掲載上みなさんの表情にはモザイクをかけないといけないのが残念ですが)。
  ここは出展者も来場者も老若男女さまざま。鉄道模型は子どもから大人まで
  楽しめる趣味なんですよね。

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(↑)アニメ『終末トレインどこへいく?』のアポジー号も早速再現されて
  いました(笑)。主人公の静留たちが運転するアポジー号(西武2000系の
  新2000系タイプ、クモハ2463とクハ2464の2両編成)は実在する編成で、
  現在は南入曽車両基地に所属し、実際に西武新宿線で増結用編成として
  運用されており「自走式聖地」ともいわれています(最後の2話に
  登場する装甲列車(写真右下)はさすがに架空のもので、西武鉄道には
  存在しません(笑))。ちなみに今年12月には、グリーンマックスから
  アポジー号のNゲージが発売される予定です。

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(↑)こちらは上越線をテーマにしたレイアウト。
  上越線の沼田付近の利根川の鉄橋や、夕暮れの湯檜曽駅、水上温泉の有名旅館
  などが情緒豊かに表現されています。

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(↑)展示されている鉄道模型はNゲージ(9mmゲージ)やHOゲージ(16mmゲージ)
  が主流ですが、中にはOゲージ(32mmゲージ)やそれ以上のゲージ(もはや
  何ゲージというのかもわかりません(苦笑))の展示を行っているブースもありました。
  
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(↑)そして極めつけは、実際に乗れる鉄道模型・・・というか本物の蒸気機関車。
  羅須地人鉄道協会さん(成田ゆめ牧場まきば線を拠点に軽便鉄道の動態保存など
  を行っている鉄道ファンのグループ)の610mmゲージ「9号機 MAZURKA」号が
  牽引するトロッコに体験乗車できるコーナーです。3軸3シリンダーの蒸気機関車が
  走る姿は圧巻で、もはや趣味の領域をとっくに超えています(汗)。

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(↑)プラレールも立派な鉄道模型です。というか最近のプラレールはかなり
  凝ったものもあるんですが、なによりここまで巨大なレイアウトで走らせると
  もはや別のものに見えますね(汗)。

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(↑)鉄道模型愛好家は、基本的に鉄道愛好家です。
  なので、ここには鉄道模型以外のブースもいろいろあります。
  今回は「特急」がテーマということで、特急をテーマにしたフォトコンテストの
  受賞作品などが展示されていたほか、鉄道写真家の大御所・南正時の
  特急列車の写真展ブースなども設けられていました。
  南正時氏は元アニメーター。主に1970年代〜80年代に活躍した鉄道写真家で
  鉄道大百科シリーズなどで有名な人です。
 
このほかにも、峠の釜めしの「おぎのや」や
ぬれ煎餅でおなじみの銚子電鉄なども出店するフードコートや
「鉄道女子会2024」「鉄アナ重連トーク」「鉄道落語」などのステージ企画、
親子で楽しむジオラマ教室など、各種コーナーや企画が盛りだくさんに
用意されていました。
かつては鉄道模型のイベントといえば、銀座の松屋で夏に開催されていた
「鉄道模型ショウ」などが有名でしたが、近年のデパートのイベント企画の縮小で
これらが消えつつある今となっては、この国際鉄道模型コンベンションが
日本を代表する鉄道模型イベントになっていると考えてよさそうです。
「国際」と銘打っている割には出展内容の多くが日本国内の鉄道に特化していて、
他の鉄道模型イベントとの差別化も必ずしも図られていないという声もありますが、
まぁそのへんはあまり深く考えなくていいんじゃないかということで(笑)、
私としては夏コミティアとセットで、今後も夏の風物詩として楽しみたいところです。

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というわけで、今回も1か月半前の真夏のイベントのお話でしたが
9月から10月に入ろうという頃になってもまだまだ汗ばむような暑い日もある
南関東ですので、まずはそろそろいい加減に秋本番の涼しい気候に
落ち着いてほしいものですね。

なお、にじたまの創作活動もぼちぼち再開し始めているところですので、
そろそろ当HP内でも作品をお見せする体制を少しずつ作りたいと思います。
posted by 松風あおば at 23:58 | 日記

2024年08月31日

コミックマーケット104

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変な台風の影響で、ここ数日は全国的に天気が大荒れでしたが
8月も終わり、いよいよ9月ですね。
といっても、この酷暑はしばらく続きそうですので
体感的に秋到来を感じられるのは、まだまだ先のことになりそう(汗)
ということで今回は、この夏の熱波が冷めやらぬうちに(?)
今年の夏コミ参加を振り返ってみたいと思います。


今回の夏コミ(C104)は8月11日・12日の2日間開催でしたが
私・松風は、今回も創作系のある2日目のみの参加
(水瀬のサークル「LavenderBlue」の手伝い参加)でした。
夏コミでの酷暑は覚悟の上ですが、熱中症対策を意識しつつ
今回も早朝から人混みにダイブしてきました。

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(↑)りんかい線の国際展示場駅を降りれば、雰囲気的には
  そこはもうコミケ会場みたいなもん…といいたいところなんですが、
  実際の会場内に入るまでには、もう一苦労しなくてはなりません。
  前方には、ビッグサイトの象徴的存在・会議棟が見えますが…

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(↑)今回、創作ジャンルは東7ホールなので、東ホール方面に向かいます。
  やぐら橋方面には向かわず、有明駅手前のゆりかもめの高架下をくぐり…

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(↑)誘導スタッフの方々に導かれつつ、横断歩道を渡り、
  真夏の陽光を浴びながら延々歩くこと15分あまり…
  ようやく東ホールのサークル入場口に到達しました。

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(↑)東7・8ホールは、2016年に新設された東展示棟の離れの独立エリア。
  東3・6ホールと道路を挟んで接続しています。
  リストバンドを受け取って、早速その東7ホールへと向かいます。

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(↑)…が、その前に、水分補給。今回もコミケドリンクを買います。
  今回(C104)のラベルは、しらたま先生描き下ろしデザインの
  「にゃんだふるSUMMER!」。ちなみに、ショップの方でケース買いをすると、
  しらたま先生デザインのオリジナルうちわを1枚プレゼントとのこと。
  
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(↑)今回もかわいらしく、そして涼しげなデザインです。
  なお、夏コミドリンクの中身はかつてはスポーツドリンクでしたが
  今回は麦茶になっていました。

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(↑)東7ホールです。ここはすぐ横が海だったりしまして、
  ビッグサイトの中でもとりわけ最果て感(?)がありますが、
  新しいこともあってか、東1〜6ホール側に比べると照明が明るく
  冷房の効きも良くて結構快適です。

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(↑)午前中はサークル席での店番の手伝いをし、午後から買い物に出かけました。
  会場内は見渡す限り人・人・人…これぞコミケの風景といいますか、
  すっかりコロナ前の活気が戻った感じでしたね。
  写真左は正午頃の東6ホール。天井がやや霞んで見えるのは、まさかのコミケ雲??
  とも思いましたが、これはカメラの汚れと光加減が原因のようです(汗)。
  ホール外側には、かき氷や牛串などの食べ物屋さんも軒を連ねていましたが
  炎天下の行列に並ぶのも大変でしたので、ここはスルーしました。

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(↑)東ホール側での買い物を済ませ、西・南ホール側にも行ってみます。
  東7・8ホールから南ホールまでは、ビッグサイトの端から端への
  移動となるので、もはやこれだけで一大イベントとなります。

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(↑)南ホールの1階はコスプレ広場。。
  屋内だとやや圧迫感はあるものの、南ホールは冷房の効きも良く快適なので、
  レイヤーさんたちにとっては、炎天下の屋外よりいいかもしれませんね。

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(↑)そしてエスカレーターを上がれば、企業ブース。私・松風としては、ここで
  何か欲しいモノがあるとか特別に見たいブースがあるとかいうわけでもないんですが
  ここの活気にいつも元気をもらえるので、毎回つい来ちゃうんですよね。

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(↑)限定グッズやミニイベントなどで毎回異様な盛り上がりを見せる企業ブース。
  アニメやゲーム関連の最新情報を得られる場でもあるので
  無料配布のチラシなどはなるべく受け取って、
  後から興味を持ったコンテンツを調べたりするのも楽しいものです。

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(↑)『TERBIS(テルビス)』ブースのコスプレイヤーさん。『TERBIS』は
  「MU 奇蹟の大地」などでお馴染みWEBZENのモバイルアプリゲームですが
  ここでは公式のコスプレイヤーさんによるフォトブースが設けられていました。
  やっぱり企業ブースでもレイヤーさんは「花」ですね。


そんなこんなで今回もなにげに一般参加を楽しんでいた私・松風でしたが、
来年の夏コミは再びサークル「虹の卵」で参加するぞという決意を固めておりました。
にじたまの方は、具体的なイベント参加再開の予定はまだ未定ながら
活動自体はこの秋から再開予定ですので、関連情報につきましては
また追ってお知らせします。


夏コミの1週間後には、夏コミティア(コミティア149)と
第23回国際鉄道模型コンベンション(JAM)にも参加してきましたので
そちらの様子についてもまた後日アップしたいと思います。
posted by 松風あおば at 23:58 | 日記

2024年07月31日

2024 夏真っ盛り

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酷暑の夏・・・は、
もはや当たり前の日本の夏となってしまったようですが、
このところは全国各地で連日、天気予報が「危険な暑さ」と表現する
凄まじい猛暑を観測していますね。
昔は35℃を超える猛暑日なんて、
ひと夏に2〜3日あるかないかというところだったんですが、
今やこの時期は最高気温37〜38℃は当たり前、40℃超えなんてところもあり、
とりわけ湿度の高い日本では体感的に灼熱地獄というか、
本能的に命の危険すら感じてしまいます。
私の子どもの頃は、夏というのは、暑くても一年で一番輝いていて
イベントも盛りだくさんの楽しい季節というイメージが強かったんですが、
今や「恐ろしい灼熱地獄の季節」という印象が先行するようになってしまい
夏が来るたびに、早く秋が来ることを願うばかりになってしまいました(苦笑)。

とはいえ、今年もこの暑い季節はまだ1か月以上は確実に続きますので、
この先も熱中症警戒アラートなどを気にしつつ、万全の対策の下、
夏コミ等のイベントも楽しみながら、なんとか乗り切りたいところですね。



さて、7月26日からは、パリオリンピックが始まっています。
前回の東京オリンピックからもう4年が経ったのかと思いきや、
よく考えたら前回の東京はコロナ延期で2021年の夏開催。
今回は3年ぶりなんですね。
試算を大幅に上回る膨大な運営費(関連経費を含めると約3兆6,845億円)
をかけたにもかかわらず、コロナ禍でなんとも寂しい
無観客開催となった3年前の東京オリンピックは、
その後のスポンサーをめぐる一連の汚職事件の闇なども相まって
オリンピックというイベント自体の存在意義すら
ネガティブに感じさせてしまうものがあり、
今回のオリンピックも「あ〜また始まるのか」程度にしか
思えなくなってた私だったんですが、始まってしまうと
やっぱりいろいろ観ちゃいますね。

ここまでの数日間で、いくつかの種目をちらほら観てきましたが
その中で一番印象に残ったのは、やっぱり、
28日の女子柔道52kg級の阿部詩選手の2回戦ですかね。
阿部詩選手は3年前の東京大会での王者。今回の2回戦も
ウズベキスタンのケルディヨロワ選手を相手に優勢に試合を運んでいた
はずだったんですが、その3分4秒…一瞬の隙の電光石火の谷落としで
一本負けを喫してしまいました。
直後は茫然とし、そして号泣する詩選手。会場内に響き渡る「ウタコール」。
勝っても表情一つ変えず、冷静に前を見据えるケルディヨロワ選手。
両選手とも国の期待を一身に背負い
一般人には想像もつかないほどのプレッシャーの中で
この日のオリンピック会場の畳の上に立っていたはずですが、
勝負の世界とは厳しいもの、
その明暗は一瞬のうちに分かれてしまうんですね。
畳の上で人目もはばからず泣き崩れる詩選手の様子を
柔道家らしからぬみっともない姿と批判する人も多いみたいですが、
兄の一二三選手との兄妹ダブルのメダルを期待され
これまで多くの人に支えてもらいながら
日々頑張ってきたことへの万感の想いからこみ上げた涙かと思うと
私などは、これを酷評する気には到底なれません。
一方のケルディヨロワ選手はその後も勝ち進み、
ウズベキスタン柔道初の金メダリストとなりましたが、
阿部詩選手に勝った時の感想を聞かれ
「彼女はレジェンド。尊敬しているから勝っても彼女の前では喜びたくなかった。」
とのコメントを残したとか。
世界のトップレベルで切磋琢磨しているライバルだからこそ
相手の気持ちが誰よりもわかっている彼女の心からの本音だったとも思いますが、
勝者となっても相手へのリスペクトを忘れないその立ち振る舞いは、
まさに「心・技・体」を兼ね備えた武道家の鑑ともいうべき佇まいで、
こちらも感銘を受けましたね。
いや〜、なかなかのドラマでしたよ。
柔道も「有効」が廃止され、「一本」と「技あり」だけになったかと思えば
その後「合わせ技一本」が復活したりとルールが二転三転する中
オリンピックでも審判の不可解判定で揉めたりするケースが多く
そのたびに「アジア人差別だ」「欧州びいきだ」「審判の質が低い」
「柔道とJUDOがかけ離れたものになった」等々の声が上がり
ここ数年なんか殺伐としているなという感じもあるんですが、
こういう試合を観ると、素人ながらにやっぱり「いい試合は、いい」
という感想を持っちゃいますね。

他にも、女子サッカーのブラジル戦での土壇場逆転劇や
惜しくも大金星を逃すも、フランス代表相手に死闘を演じた男子バスケなど、
観ている方も熱い想いがこみ上げてくる試合の数々がありましたが、
メダルの行方よりも、こういうドラマ性が楽しみな私としては
今回のオリンピックはなかなか楽しめるものになっています。
8月11日の閉会式まであと10日以上の日程を残していますので
この先もこういう熱いドラマを楽しみにしたいところです。


ただ、一方、今回のオリンピックは「エコ」を強調するあまり
選手村の食堂の食べ物の供給量やメニュー、エアコンのない部屋などに対して
各国選手の不満が凄いことになってるみたいですね。
「エコ」というのもやり方を考えないと、ただの企画側の「エゴ」にしか
ならんのよという好例になってしまっている感もあります。
それと、開会式が行われ、トライアスロンの会場にもなっているセーヌ川ですが
この川、生活排水がふんだんに流れ込むえらい汚いドブ川だったんですね。
100年以上前の1923年から水質汚濁のため既に遊泳禁止だったそうで、
今回は巨額の資金を投じて未処理排水が流れ込むのを防ぐ貯水池などを設け
水質の改善を進めたそうなんですが、実態としてあまり改善は見られず、
大会実施の判断基準ギリギリのところで競技が開催されているとのこと。
都市部の川が汚いのは、世界的にどこも似たようなものだとも思いますが、
セーヌ川の大腸菌数は大阪の道頓堀の4倍以上と聞くと、日本人としては
結構ビックリしてしまいますね。
今は阪神優勝時よりも危険な状況かも?・・・というのは半分冗談ですが、
今回のオリンピックを機に、各国の各都市は河川の水質改善についても
もっと関心を持った方がよさそうです(苦笑)。
posted by 松風あおば at 23:58 | 日記