2014年09月19日

Bトレイン 14系客車

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夏コミが終わってはや1ヶ月・・・
日が暮れるのも早くなり、夜には虫の音が聞こえ、涼しい秋の風が感じられる今日この頃ですが
静かな秋の夜長、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

コミケは終わり、サークル参加する同人イベントはしばらくないという今の時期は、
とりわけ原稿に追われることもなくある意味平穏な日々が続くので、ゆっくりブログでも更新・・・
といきたいところながら、ここ最近はこれといった話題もない日々でもありまして、
何を書こうか? というところなんですよね(汗)。

・・・で、なんとなく過去の日記を自分自身で読み返していたんですが、
今年1月の日記で、
神田明神に初詣した後、秋葉原の鉄道模型屋さんにて
待ちに待ったBトレの14系客車シリーズ(「栄光の特急つばめ(EF58 61号機+14系座席車)」
「14系200番台(リゾート&シュプール色)」、「14系700番台(ユーロライナー色)」) を買った・・・とあり、
「その話についてはまた次の日記に書きたいと思います」とシメておきながら、
その後の日記でこのことについて一切触れていなかったことに気づいてしまいました(汗)。


というわけで、今回はちょい遅ればせながら、この時購入したBトレインの14系客車を
ご紹介したいと思います。

14系客車・・・
という車両は、以前にうちの本の『てつもえ』の中でも説明していたかと思いますが、
1970年代に登場した旧国鉄の客車(自ら運転用の動力を持たない、機関車に牽引されて運用される旅客車両)
でして、冷暖房用などのサービス電源を床下のディーゼル発電機でまかなう
「分散電源方式」を採用した特急形の車両で、寝台車と座席車があります。
寝台車の14系は九州へのブルートレインの「さくら」や「みずほ」などをはじめ各地で寝台特急として活躍し、
座席車の14系は主に波動輸送(臨時列車など)用に活躍していましたが、近年は廃車が進み、
現在は定期列車では青森〜札幌間の急行「はまなす」(500番台)の運用で見られるのみとなっています。

往年の名車として鉄道マニアから絶大な人気を集めるこの14系・・・ですので
Nゲージなどの鉄道模型も各社から製品化されている形式なんですが、
バンダイから発売されているNゲージサイズで長辺方向を短縮化したデフォルメタイプの鉄道模型
「Bトレインショーティ(Bトレ)」ではなぜか長らく製品化されていなかったんですよね。
2009年に「さよなら富士」「さよならはやぶさ」というタイトルで
最後の九州方面ブルートレイン「富士」「はやぶさ」の編成を再現したセットが発売され、
14系の寝台車がやっとBトレに登場したので、
「今後は座席車の14系や「はまなす」編成を意識した北海道用の500番台なんかも出るのでは?」
といろいろ期待していたんですが、結局それ以上の14系の製品化の話はなく
「もしかしてバンダイは14系が嫌いなのか?」とまで思えるくらいその後は動きがありませんでした。

しかし、それから4年・・・長らく待っていた甲斐がありました(笑)。
昨年(2013年秋)になって、ついに14系の座席車がBトレ化することが発表されたんです。
発表された製品名は、「リバイバルトレイン 栄光の特急つばめ (6両セット) 」。
日本の鉄道史において「つばめ」と称した優等列車は過去に腐るほどありましたので
このタイトルからでは車種がさっぱりわからねぇ・・・?? というところだったんですが
その中身を見ると、EF58-61、スハフ14、オハ14×2、オシ14、オハフ15・・・
客車が思いっきり14系の座席車じゃないですか!?
実はこれ、1981年7月25日、26日に東京〜大阪間でかつての東海道本線の雄であった
特急「つばめ」のリバイバルトレインが臨時(復活)運転された際の
その列車編成を再現したものらしいんですね。
かつての「つばめ」で使われていた客車(スハ32系統・マイテ39など)はとっくに全廃していたため、
苦肉の策で当時あったEF58形電気機関車(61号機)が14系客車(食堂車付き)を
牽引するという編成をとったようですが・・・なんとも面白い列車です。
この列車をテーマにしたBトレというのも多くの鉄ちゃんにとって意外だったと思うんですが、
とにもかくにも14系座席車の製品化はうれしいところ・・・こっちとしては買わない手はありません。

で、年が明けて今年(2014年)1月に、予定通りついにそれが発売されたというわけで
神田明神の初詣の帰りに購入したのが、これ・・・(↓)。

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家に帰り、早速組み立てて、Nゲージ仕様に台車と動力を組み込んで・・・すぐに完成。
私自慢のレイアウトもどき(?)で初走行です(↓)。

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いや〜・・・やっぱいいな〜14系・・・
デフォルメされた模型といえどなかなかいい雰囲気を醸し出しています。
EF58の61号機もなかなか美しい出来なんですが、やはり待望だった14系の座席車の雄姿に目が奪われますね。
セットの中身にはオシ14(食堂車)もあったんですが、これを入れるとやはりなにか違和感があるので
ここでは組み込んでいません。

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ちなみに私・松風も、14系座席車にはかつて何度か乗ったことがありました。
東北方面の急行「津軽」や「八甲田」、伊豆方面の特急「踊り子」の臨時列車などが思い出されるところですが、
特に「踊り子」の臨時はこのBトレと同じくEF58の61号機の牽引だったのでとてもよく覚えています。
伊豆急行線に客車特急が乗り入れていたというのも今思うと凄いですけど
(伊豆急下田駅でどうやって機関車の機回ししてたんだろう?とか今さらながら思いますけど)、
機関車が牽引する客車列車自体が廃れた今となっては、もう何もかもが懐かしい(?)というところでしょうか。
鉄ちゃん的にはこうして模型で再現して走らせるのも楽しいところです。


実は「つばめセット」と同時発売で、
この時はもう2タイプのBトレ14系座席車も登場していたので、そちらも購入していました(↓)。

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「14系700番台(ユーロライナー色)」と「14系200番台(リゾート&シュプール色)」なんですが
こっちも組み立ててみたので走らせてみましょう。

まずは14系700番台(ユーロライナー色)(↓)、
JR東海のジョイフルトレイン「ユーロライナー」(12系改造車)との併結用に「ユーロライナー」と同じ塗色が施された
14系座席車(ユーロピア)です。こっちはDD51のBトレ機関車に牽引させてみました。

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車体は同じでも塗装が違うとかなり印象が違いますね。
いつか「ユーロライナー」自体もBトレで登場してくれると面白いんですが。


続いて14系200番台(リゾート&シュプール色)(↓)、
JR西日本に継承された14系座席車のうち、行楽やスキー客の波動輸送用として特別な塗装が施された車両で
その用途から「リゾート&シュプール色」と呼ばれていたものです。一時期は快速「ムーンライト九州」などにも運用されていました。

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赤とクリーム塗装の14系・・・これは結構目立ちますね。

ちなみにユーロライナー色(ユーロピア)もリゾート&シュプール色も、実車はとっくに(2008〜2009年頃)廃車になっています。
私自身は2タイプともお目にかかることすら無かったのですが、一度は乗っておきたかったなぁ・・・と、今さらながらしみじみ思いますね。



・・・と、なにやら調子こいて
いつも以上にマニアックな話になってしまいました(汗)。鉄道に興味ない方、すみません。

今回はふと思い出したネタでもありましたが、
気持ちのいい秋の夜長はこんな感じに趣味に浸るにもいいですので、
みなさんもお好きな趣味のひと時をお過ごしになられるといいかと思います。
私も・・・今宵もちょろっとNゲージやBトレなどを走らせて小さな幸せに浸りたいと思います。


にしても、Bトレはやっぱり客車が一番いいですねぇ〜・・・(私の勝手な好みです)。
次は「サロンカーなにわ」あたり製品化してくれないかな〜。今描いてる『てつもえ』でちょうどネタにしているところだから・・・
というわけでもないんですけど(笑)。
posted by 松風あおば at 22:26 | 日記

2014年09月06日

「創作」の夏を締めくくる夏コミティア〜COMITIA109〜

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今年も夏コミが終わってホッと一息、というところなんですが
創作サークルの夏はコミケだけで終わりではありません。
毎年夏コミの後には夏コミティアがある・・・ということで
今年も一般参加して参りました、8月31日(日)夏のコミティア(COMITIA109)。
夏コミが終わってその翌週か翌々週の日曜が夏コミティア、というのがほぼ毎年のパターンで、
両方ともにサークル参加されているサークルさんもたくさんいらっしゃいますけど、
コミケ時に自分のサークルで手いっぱいで、なかなか他のサークルさんの作品を楽しめない身としては
この夏ティアこそが絶好の一般参加のチャンス、というのも毎年のことでして
今回もコミケの時に挨拶回りできなかった知り合いサークルさんへの挨拶も兼ねて
『ティアズマガジン』を事前にチェックしつつ、
夏コミの記憶もまだ新しい東京ビッグサイトへいそいそと足を運んでおりました。

毎年夏コミと夏ティアの間はわずかな期間ながら、そこそこの気候差を感じることが多くあるんですが
今年もコミティアの2〜3日前くらいから南関東は急に涼しくなり
酷暑の夏は終わって急に秋が来たのかな?という感じにもなってたんですよね。
この日を挟んで週末から週明けにかけては「天気が下り坂」との予報も出ていたので
今回は雨のコミティアになることも一応覚悟はしてはいたのですが
幸いにも雨は降らず、曇り空の下で気温もほどほどで
気候的には恵まれたかな(?)というところでしょうか。

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しかし、暑さ的には柔らいだとはいえ、入ってみればいつものごとく熱い会場内(汗)。
私・松風は11時の開場直後から会場内に入っていたんですが、すでに凄い熱気が漂ってました。
噂では『艦これ』で有名な絵師さんのサークルが出ていてそちら目当ての一般参加者が殺到したとか
東ホール反対側で開催のコミックシティとの相乗効果があったとか
いろいろ言われていたみたいですけど、今回は『ティアズマガジン』も1時前には完売していたようで、
実際にいつも以上の賑わいだったみたいですね。


そんな中、まずは、知り合いのサークルさんへのご挨拶巡り・・・
各サークルさんのスペースで本の交換をさせていただいたり、歓談させていただいたりで
それだけでも楽しく、コミティアに来た甲斐があったというものですが
みなさんの秀作を見るといろいろ奮い立たされるものすら感じますね。
今回は本当に久しぶりに作品を拝めた作家さんがいたり
新たな試みともいえるタイプの作品を出されている作家さんもいて、
私もいつも以上にワクワクさせられるものがありましたよ。
自分自身もいい影響を受けながら精進しつつ、みなさんの今後のさらなるご活躍に期待したいところです。

知り合いサークルさんを巡った後は、普通の(?)お買いものです。
チェックしていたお気に入りのサークルさんの新刊ももちろん買ったものの
今回は自分自身のテーマとして、なるべく「新規開拓」とばかりに、
まだ知らないサークルさんの作品の中から新たなお気に入りを見つけようと
ひたすら会場内を歩き回っておりました。
コミティアには「見本誌コーナー」という便利な新刊展示コーナーがあるものの
やはりくまなく会場内の各サークル席を直接見て回っている方が新刊・既刊関係なく、
またジャンルも関係なく新たな発見が多いのも確かなんですよ。
ですので今回はそのへんを特に意識して、それぞれの島中を延々と歩いては
いろいろなサークルさんの本を眺めていたんですが・・・やっぱり楽しいですね(笑)。こういうの。
おかげで今回はいくつか新たなお気に入りを見つけることができて
とても充実した一般参加になりました。
お気に入りの作家さん・サークルさんが増えると、同人イベントはやはり楽しくなるもの・・・
サークル参加者もやっぱり時々は一般参加の機会を設けて見るものだなぁと、
改めて思いましたよ。

ただ、会場内のことで、一つだけ不満を言わせてもらいたいんですよね。
それは、島中の通路の幅が狭いこと狭いこと・・・(汗)。
いや、そんなことは前からわかってるよ・・・というところではあり、参加サークルが多くなって、
会場内は詰めて配置せざるを得ない現状も十分に理解してはいるんですが、
今回は、目の前のサークルさんの本にちょっと惹かれるものを感じても、通路が狭くて
その時の通路の混み具合や人の流れによってブースの前に立ち止まることすらできず、
結果的にスルーせざるを得ないということも何度かあったんですよ。
「最近の参加者は新規開拓はほとんどせず、決まったサークルの新刊だけ買って済ます人が多い」
という話をちらほら聞いたりもする最近のコミティア・・・
その背景には、サークル数自体が多くなって、
それをまんべんなくチェックすること自体が難しくなったというのもあるんでしょうけど
一般もサークルも参加者が増える中、配置スペースのゆとりがなくなっていることで
会場内での移動そのものやサークル席の前で立ち止まることすらも不自由になりつつある状況も
結果的に参加者の行動を限定的にさせてしまっているのでは?
と感じざるを得ないところです。
イベント主催者の立場からは「そう言われても、こればかりはどうにもならない」というところでしょうが、
イベント自体がどんどん大きくなって成長している一方で、逆にどこか行き詰まってきた感があるのも
否めないところなんですよね。改善できる点はもちろん改善していってほしいと思うのですが
(一般・サークル)参加者としてもその現状を認識しつつ、
その中でいかにスマートに、かつ広くイベントを楽しむかを
改めて知恵を出して考え直す時が来ているのかもしれません。


さて、
コミティアといえば、最近は同人誌即売会以外の企画もいろいろ充実していたりしますが、
今回はこんな企画がありました(↓)。

「モーニング ツー × ITAN 即日新人賞 その3」
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「その3」ということは過去に2回同様の企画があったんでしょうけど、
私自身は今回初めて知ったんで、その様子をしばらく見させてもらいました。
どういう企画か?というと、講談社の『モーニング ツー』と『 ITAN』両雑誌の編集者が
当日会場で(又は事前投稿で)預かった投稿作品をその日のうちに一気に読んで審査し、
選考会を行い、選考結果を発表し、受賞者へは賞金を渡し、デビューの決定も行うという
なんとも慌ただしい企画なんですね。
私は会場を回りながら時々ここに戻ってきて様子を見ていた感じだったんですが
14時に一次選考の結果発表があり、その後に最終選考会が本当に公開で行われていて
私もつい聞き入ってしまっておりました。

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最終選考に残った各作品を画面にアップして、各誌の編集者の一人一人が意見を述べつつ
最終的に評価を集約させていく過程を、細かく段階的に見られたのはなかなか面白かったです。
最終選考作品はなかなかの個性派の秀作揃いでしたけど、最終的にはちゃんと
それぞれ賞金10万円の大賞と賞金5万円の優秀賞受賞作品が選出され
その場で作家本人に賞金が手渡しされていて、雑誌としての本気度もよく表れていましたね。
作品を描く側としても(自分の作品を投稿していなくても)聞いていてとても勉強になるものがありました。
創作人たちが集まるコミティアならではの企画ともいえますけど、選考する側の視点やその過程を
あえて披露する企画というのも、なかなか考えたものだなと思います。
やはりプロの編集者の方の講評というのは(個人差もあるとは思いますが)
それなりに的確なものがありますので、プロを目指す人のみならず自分の作品を磨きたいと思う人は
時にこういう機会を通じて作品を見てもらって意見を仰いでみるのもいいかもしれません。
幸いコミティアには毎回「出張編集部」という各誌の編集さんが作品を見てくれるコーナーもありますので(↓)
意欲的な同人作家さんは大いに利用してみるといいかと思います。

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私自身は・・・自分のヘタな作品酷評されて凹むのが怖いので、
この先雑誌への投稿とかはとりあえずするつもりはありませんが(汗)。


というわけで、今回もいろいろ楽しめた夏コミティア・・・
その後も買った本をじっくり読む楽しみがあるので、帰るときも楽しい同人イベントですが
今回は帰りに秋葉原にも立ち寄って、同人誌委託書店などでもいろいろ買い物して
さらに楽しんでおりました。

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(↑)秋葉原の新しいラジオ会館です。

創作サークル活動の夏の終わりを締めくくる一日は今年も楽しく終わりましたので
秋以降はまた、自分の拙い創作を磨きたいと思います。

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(↑)今回の戦利品の数々です。ずっと脇に抱えていたティアマガはヨレヨレになっていました(汗)。
posted by 松風あおば at 08:15 | 日記