2021年03月27日

COMITIA 開催継続支援プロジェクト オリジナルラベルクラフトビール(2)

3月も終わりに近づき、日に日に陽射しも春らしくなってきて
桜の便りも各地から聞こえてくるようになりましたが、
コロナの方は、緊急事態宣言こそ解除されたものの
新規感染者数の推移は下げ止まったままというか、
各地で再び増加傾向に転じているとかで
依然として先の見えない日々が続いていて
ほとほとウンザリさせられますね。

コロナ疲れもさるところながら
私の方も、この1か月は公私ともにいろいろあったので
このところは心身とも少し疲れを感じているところではあるんですが、
季節も移ろいつつある今こそ気分をリフレッシュして
ポジティブに前向きに頑張っていきたいところです。

というわけで、
手っ取り早く気分をリフレッシュするために
ここは久しぶりに一杯やるか・・・と思い、
冷蔵庫から例のアレを出してきました(↓)。

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(↑)先日この日記でも紹介した
  「COMITIA 開催継続支援プロジェクト」 のクラウドファンディングの返礼品、
  内藤泰弘さんによる描き下ろしオリジナルラベルのクラフトビールです。


このビール、ラベルのデザインが2種類ありますが
実はその中身もそれぞれ違う種類のビールだったんですね。

茶色缶(IPA)は「麦芽(カナダ製造)、ホップ、オレンジピール・・・」
青色缶(WHITE)は「麦芽(ドイツ製造)、小麦、伊予柑、オレンジピール、ホップ・・・」
と、原材料の微妙な違いが気になるところだったんですが、
せっかくですのでここは一気に2つとも開けて、飲み比べてみることにしましょう。

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(↑)左が茶色缶(IPA)、右が青色缶(WHITE)。
  コップに注げば、色合いからしてすでに全然違いますね。
  ラベルのデザインカラーも中身の色を反映していたことがわかります。

さて、どちらから飲むか?

とりあえず両方の香りを嗅いでみると
明らかに茶色缶(IPA)の方がクセが強そうなので
先に控えめな印象(?)の青色缶(WHITE)の方を味わってことにしてみました。

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(↑)青色缶(WHITE)の方は、色合いは淡い黄金色という感じでしたが
  味の方も、爽やかな香りのさっぱり系でした。

この「WHITE」というのは「ホワイトビール」のこと。
ビールの主原料は「大麦麦芽」というのはみなさんもよくご存じだと思いますが
大麦麦芽だけでなく「小麦麦芽」もしくは「小麦」も多く使っているビールのことを
「ホワイトビール」又は「白ビール」といいます。
原材料欄にも、確かに「麦芽」の次に「小麦」とありますね。

小麦には「グルテン」というたんぱく質を多く含むため、
小麦を使ったビールは泡持ちがよく
独特の酸味も出て爽やかな口当たりになるそうですが、
飲んでみると確かにさっぱりしていて苦みをあまり感じません。
柑橘系のフレーバー仕立てのフルーティな香りも爽やかで
あまりお酒に強くない方や女性などにもお奨めできそうです。



では次に、茶色缶(IPA)の方を味わってみましょう。

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(↑)茶色缶(IPA)の方は、色合いはやや濃い琥珀色といったところでしょうか。
  味の方も、ホップの香りと苦みが強いかなり「濃い味」です。

「IPA」は「India Pale Ale(インディアペールエール)」の略なんですが
「イパ」とは読まず「アイピーエー」と読みます。
もともとは18世紀末、インドがイギリスの植民地だった頃に
インドに滞在するイギリス人に向けに造られたビールだったそうで
海上輸送中に傷まないよう、アルコール度数や麦汁濃度を高くしたり
防腐剤の役割を持つホップを大量に投入したりしたため
独特の香りと苦みの強いビールになったんだとか。
原材料欄にも、確かに「麦芽」の次に「ホップ」とありますね。

「IPA」はカレーや香辛料の効いた肉料理などにも合うとのことですが
飲んでみるとこのパンチある苦みと味わいは結構クセになりそうな感じで、
愛飲家も多いというのも頷けるものがあります。
「WHITE」とは対照的に、こちらは呑兵衛向け(?)ともいえそうですが、
今の私のように(?)少々心に憂いや疲れを感じている者が
夜中に一人物思いに耽りながらじっくり味わう酒としても
いいかもしれません(笑)。

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そんなわけで、2種のビールを一気に飲んで
ちょっとほろ酔い加減(?)の私なんですが
久しぶりの美酒の味に今はとても幸せな気分だったりします(笑)。

「コミティア」支援のクラウドファンディングの返礼品として受け取った
2つの対照的な個性派ビールは
まさに個性派クリエイターによる個性あふれる作品が一堂に集まるイベントである
「コミティア」を応援するにふさわしい二品でした(笑)。
posted by 松風あおば at 22:22 | 日記

2021年03月12日

185系特急電車 ラストラン

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東京と静岡県・伊豆半島を結ぶ特急「踊り子」などで使われてきた
旧国鉄時代の車両である185系特急形電車が
3月13日のダイヤ改正を目前とした、今日3月12日の
伊豆急下田発(15時07分)東京行き特急「踊り子16号」の運用をもって
定期列車としてのラストランを迎えました。

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(↑)40年にわたって、伊豆への観光列車の顔として
  すっかりおなじみになっていた185系・・・
  私・松風も伊豆旅行ではこれまで何度乗ったか分からない
  本当に愛着のある列車だったんですが
  ついに引退の時が訪れました。

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(↑)慣れ親しんだ「踊り子」のヘッドマークともお別れです。


185系がデビューしたのは国鉄末期の1981年(昭和56年)。
急行「伊豆」などに使われていた153系急行形電車の老朽化に伴い
新たに登場した185系は、白に近いクリーム地に緑色の斜めストライプを3本入れた
斬新なビジュアルでたちまち注目の的になった車両でしたが
「特急・急行列車から普通列車まで幅広く運用できる汎用型」という
今思うととんでもないコンセプトの車両でもあったんですね。
車内設備は同時期に関西で登場していた117系近郊形電車(新快速用)と
ほぼ同じの、非リクライニングの転換クロスシートが採用されるなど
明らかに他の特急形車両よりも格下と言わざるを得ないもので、
実際に東海道線の普通列車にも運用され
特急「踊り子」の車両として運用され始めた当時は
「関西では乗車券だけで乗れる新快速の車両に
デッキとカーテンをつけただけのお粗末な特急車両」という感じに
酷評された車両でもありました。

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(↑)1981年(昭和56年)2月発売の
  『鉄道ファン』4月号と『鉄道ジャーナル』4月号
  どちらも新型車両185系が表紙を飾り、特集記事が掲載されています。
  
その後は、シートもリクライニングシートに変更されるなど
車内設備は他の特急車両と比べても遜色のないものに変貌していくんですが
MT54型という国鉄時代の近郊形電車用のモーターで走る185系は
最近の新型車両に比べると走行音も桁違いにうるさく
鉄道ファンからは「MT54の咆哮」と親しまれていたものの
老朽化も進んだ近年はどうしても古臭さを隠せない車両になっていたんですね。

前世代の153系急行形電車が
急行「伊豆」などの運用で25年ほど走り続けて引退したので
185系も「2006年頃には廃車になるのでは」と言われていた時もあったんですが
なんだかんだで走り続けること40年・・・
東京と南伊豆を往復し続けた老雄車両は
最後は鉄道ファンのみならず多くの人たちからも惜しまれながら
最後の走りを終えたようです。
本当に長い間お疲れさまでした、そしてありがとう・・・185系。
私も最後に心からのエールを送りたいと思います。

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(↑)ここ最近は185系をテーマにしたムック本が続々刊行されています。


ちなみに、185系引退後の特急「踊り子」は
全列車がE257系2000番台・2500番台に統一されます。
昨年「スーパービュー踊り子」として活躍したE251系が引退し
新型車両E261系による「サフィール踊り子」がすでに走り始めていますが
今後はこのE261系「サフィール踊り子」とE257系「踊り子」が
新たな伊豆観光特急の顔となります。
また、185系で運用されていた東海道線の通勤ライナー
「湘南ライナー」も今回のダイヤ改正で廃止となり、
今後は「踊り子」と同じくE257系2000番台・2500番台の運用による
特急「湘南」も誕生します。

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(↑)E257系(2000番台)特急形電車

E257系2000番台・2500番台は中央本線の特急「あずさ」「かいじ」用に
使われていたE257系0番台・500番台を転用改造(リニューアル)したもので
中央特急のお古が東海道特急に充てられるわけですが
新時代の特急車両としては性能・設備とも申し分の無い車両ですので
こちらもこれからの大いなる活躍を期待したいところです。
posted by 松風あおば at 23:59 | 日記

2021年03月11日

大震災10年

3・11東日本大震災から10年・・・ということで、
今日は政府主催の「東日本大震災十周年追悼式」をはじめ
全国各地で追悼行事が行われ
TVも一日中、震災の話題一色の日でしたね。

私自身、被災地から遠く離れた場所に住んでいるとはいえ
あの日のあの強烈な揺れは今でも体感としてはっきり覚えていますし、
何より地震直後からTVに続々と映し出されていた各地の被害、
津波が容赦なく街を襲う光景やなすすべのない原発事故の惨状に
それまでの人生で感じたことの無いような
そこはかとない恐怖を覚えた日々は忘れることができません。

この10年を長く感じたか、短く感じたかは
人それぞれだとは思いますが
震災関連死を含め2万人以上もの犠牲者を出した
あの未曽有の大災害で愛する家族を失った方々
住み慣れた故郷を失った方々がこの10年
どのような思いでどう生きてきたのか、
津波や原発の被災地の今はどうなっているのか、
などを改めて見つめ直し、
いろいろな想いに馳せた今日一日でした。

奇しくも10年目の今年は
新型コロナウイルス感染症の流行で
国内外が未曾有の災禍に直面している真っ最中・・・
科学技術が進歩した現代といっても
天災や疫病の前に人間がいかに無力であるかを
改めて痛感させられている状況にあります。
震災から10年たった今もなお
全国で4万1千人以上が避難生活を続けていて
復興も道半ばで頓挫している地域があることなども
改めて考えさせられるものがありますが
こうして過去の震災を節目節目で振り返り
未来への教訓につなげていこうという日があることは
やはり大事だなとも思いますね。

10年目の節目にあたり、改めまして
被災者のみなさま方に心からのお見舞いを申し上げるとともに
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りしたいと思います。
posted by 松風あおば at 23:55 | 日記

2021年03月09日

コミックマーケット99 開催延期

新型コロナウイルスの蔓延により
昨年はオリンピックとともに開催中止を余儀なくされたコミックマーケット・・・
今年も昨年同様、5月のGW期間の開催が予定されていましたが
2回目の緊急事態宣言も再度の期間延長となったことを踏まえてか
結局のところ、その「コミックマーケット99」も
昨日「開催延期」との発表がありました。

私・松風も、
今回は「虹の卵」のサークル参加申込みこそしていなかったものの
出来ればこの5月コミケから一般参加ででもイベント復帰したいと
考えていただけに、非常に残念と言わざるを得ません(↓)。

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https://www.comiket.co.jp/info-a/C99/C99Notice2.html


このコロナ禍にあっては
1日に20万人を集めるような形での開催はさすがに出来ないため
さまざまな制約条件の下、
1日数万人程度の来場者の規模での開催を前提に計画を立案し、
実現に向けてさまざまな検討・調整・準備がなされてきたという
「コミックマーケット99」。
緊急事態宣言下でコロナの新規感染者数も減少したとはいえ
やはり数万規模でも開催のリスクは大きかったようで
今回は当落発表もないままに
開催が見送られる形となってしまいました。

ただ、今回のは「中止」はなく「延期」とのことで
「コミックマーケット99」自体はそのまま今年冬の開催を目指しているようですね。
中止ではないので、今回の申込みサークルが基本そのままスライドするようで
参加申込みのキャンセルなどは今後受け付けるのかもしれませんが、
今回申込みをしていなかったサークルに対して追加募集があるのかどうか
などについては、現時点では全くわかりません。
コロナの感染状況が今後どうなっていくのか?
オリンピックは本当に開催されるのか?・・・などなど、
正直先が全く見えない状況ですので、コミケの準備会もおそらく
今後の細かいことは決めかねている状況なんだと思いますが
印刷会社や委託書店など同人文化を取り巻く各業種への影響も計り知れず、
今後同人界はどうなっていくのか?と、不安の種は尽きないところです。

サークル側としても今後の予定が立てにくく
モチベーションも下がる一方というところも多いんじゃないかと思いますが、
一サークル・一同人作家としては創りたいもの、見せたいものがある限りは
情熱をもって作品作りに邁進するのみですので
この状況下でどう活動していくか、いろいろ知恵を絞りながら
出来ることをやっていくしかありません。
お互い協力できることがあれば協力しながら
同人文化の灯を絶やさないように
私も引き続き作品作りを頑張りたいと思います。



以前も少し触れておりました、オンライン上での「虹の卵」の作品発表につきましては
後日改めてこちらでお知らせします。今しばらくお待ちください。
posted by 松風あおば at 23:58 | 日記

2021年03月07日

友との別れ

今回は個人的な話で大変恐縮なんですが・・・

先月末、私の大学時代のサークルの友人の一人がこの世を去りました。

とても活発で明るく、人からも慕われ
在学中は私を含めたサークルの頼りない男連中をもハッパかけて
まとめ上げるくらい(?)いつも仲間内では中心的存在だった彼女は
卒業してからも一緒にプロ野球の試合を観に行ったり、
イベントや小旅行に出かけたり、飲み語らったりと
私個人としてもたくさんの楽しい思い出を共有してきた
まさに親友と呼べる一人だったのですが
がんを患い、この1年半ほどは闘病生活にあったんですね。

末期がんであったにもかかわらず、
闘病中もこちらにくれるメールの文面などは至って明るく
実はがんなんていうのは嘘なんじゃないかとも思わせるほど
死のイメージからは遠かった彼女だったんですが・・・
先月末に彼女の夫(彼も同サークル時代の親友なんですが)から
彼女の危篤の知らせを受け、
こちらも駆け付けようと準備をしていた矢先のことでした。

スマホの画面に浮かぶ訃報を目にしながら
しばらくは悲しいというより「呆然自失」という感じだったでしょうか。
彼女がこの世から旅立ったということが信じられないというか
受け入れられないというか、そんな感じだったように思います。


久々に会ったサークル時代の友人たちとともに葬儀に参列し
最後の別れを済ませたところなんですが、
葬儀の席で彼女の夫から
彼女にとって非常につらく苦しい闘病生活だったことを知らされて
今さらながらに驚いているところだったりします。
闘病の苦しみを決してこちらに見せなかった友・・・
そこに彼女らしい強さと優しさを感じざるを得ないところですが、
彼女がいなくなったことの本当の悲しみが
じわりじわりと込み上げてくるのはこれからなのかもしれません。


愛する家族や親しい友の死に直面して
人生観や物の見方が変わったといった話はよく聞く話ではありますが、
今の私もまさにそんな局面にあるように思います。
亡き友との思い出を思い浮かべる中では
どうしてもその時々の彼女の姿とともに
過去の自分の言動の節々も思い出されてくるのですが、
その中には些細なことに意地を張ったり、
つまらないことに執着したりしていた自分の姿もあったりして、
そんな自分のちっぽけさに
今さらながら恥ずかしくなったりもしています。

寿命は天が決めるものであって、人が決めるものではない・・・と
宗教や哲学を語るわけでもないんですが、
死は誰もが免れず、いつかは自分にも訪れるものながら
生きている間は周囲の人の死に直面することも免れないもので、
人はその都度、人が生きることの意味を考えさせられます。
明るく前向きでいつも人への配慮を忘れず
そして自らの死に臨んでもその姿勢を崩さなかった
彼女の生きざまに敬意を払うとともに
そんな彼女と学生時代から長きにわたり親しい友人でいられたことに
今は感謝の想いしかありません。


 「友よ、ありがとう、安らかに眠れ。


故人のご冥福をお祈りします。
posted by 松風あおば at 22:35 | 日記