2024年10月21日

祝・横浜DeNAベイスターズ 日本シリーズ進出

ベイスターズ CS.png

プロ野球、セ・リーグは、
今レギュラーシーズン3位に終わったわが横浜DeNAベイスターズが
日本シリーズ進出をかけたクライマックス・シリーズ(CS)の
ファーストステージで2位・阪神タイガースを、さらに
ファイナルステージでセ・リーグ優勝の巨人を破って、
見事7年ぶりの日本シリーズ進出を決めました。

いや、正直ビックリして大喜びしています(笑)。
かねてよりベイスターズファンの私ですが、ぶっちゃけこのCS、
(特にファイナルステージは)勝ち抜けるとは思っていませんでした(苦笑)。
今シーズンの対巨人戦の対戦成績は8勝16敗1分け・・・
大きく負け越している巨人相手に(優勝チームに1勝のアドバンテージが
付与されている状態の)短期決戦で4勝奪うのはさすがに難しいだろうと
思っていたので、この思わぬ大金星に正直まだ実感が湧かないくらいです。

にしても、今年のCSはどの試合も
本当にチームのレベルアップを感じさせるいい試合でした。
投手陣がみんな気合入ってて、守備も堅固で凡ミスがなく、
正直シーズン中のベイスターズと同じチームとは思えないほど(?)の
強いチームにいつの間にかなっていたという感じで、
ファーストステージで阪神に2連勝。そして
ファイナルステージに入っても巨人に3連勝して
あれよあれよと王手をかけたのは本当に嘘みたいだったんですよね。
とはいえ、ファイナルステージの相手はセ・リーグの覇者・ジャイアンツ。
すんなり4連勝させてくれるはずもなく、その後は2連敗。
結局3勝3敗の5分に持ち越されてしまいました。

そして迎えた運命の最終戦・・・巨人投手陣は戸郷先発で、
菅野もグリフィンも後ろに控えているという最強布陣で挑んできました。
ベイスターズは1回と4回に1点ずつ失い、2点のビハインドを負ったものの
5回に森とフォードのタイムリーで同点に追いつくという
一進一退の攻防を繰り広げます。
そして、2対2の同点で迎えた9回表2死3塁の場面、
牧が巨人のエース・菅野から値千金のタイムリーを放ち、ついに勝ち越しに成功。
その裏は守護神・森原が3者凡退で締めくくりゲームセット。
ベイスターズが死闘を制し、見事に下剋上を決めてくれました。

MVP(最優秀選手)は、キャッチャーとして投手陣を好リードし、
ファーストステージから出場した7試合すべてでヒットを打つなど攻守で活躍した
戸柱選手。今回のCSは本当に戸柱がいてよかったと思える場面ばかりでしたので
彼がMVPなのは納得なんですが、私としては、ウェンデルケン、坂本、堀岡、山ア、
伊勢、森原、佐々木千隼、中川颯といったリリーフ投手陣も大いに称えたいです。
特に他チームで成績不振や怪我で苦しんだ末にベイスターズに移籍してきた
堀岡選手、千隼選手、森原選手、颯選手などの活躍はなんとも嬉しいんですよね。
もちろん他の選手や三浦監督、コーチ陣のみなさんにも、本当におめでとう
そしてありがとうと心からの祝福と感謝の意を表したいところです。

というわけで、次はいよいよ日本シリーズですね。
レギュラーシーズン3位から日本シリーズ進出を決めたのは
2010年の千葉ロッテマリーンズと2017年の横浜DeNAベイスターズのみ。
ベイスターズとしては今回が2度目の3位からの下剋上なんですが、
2017年の日本シリーズはソフトバンク相手に2勝4敗で敗退していますので、
今回の日本シリーズでは今度こそ強敵・ホークスを打ち破り
2010年のマリーンズ以来の3位からの日本一を果たしてもらいたいところです。
posted by 松風あおば at 23:57 | 日記

2024年10月09日

お絵描き(リコリス・リコイル)

今回は、久しぶりにお絵描きなど一つ。

TVアニメとしては、既に2年前の作品なんですが、
『リコリス・リコイル』のメインキャラ・錦木千束と井ノ上たきなの
2人を描いてみました。

リコリスリコイル.png

治安の良さで定評のある国・日本。しかし、その治安の良さの裏側には、
警察などの機関とは異なる「DA(Direct Attack)」という
極秘の治安維持組織の存在があった。
DAは「リコリス」というテロリスト等の犯罪者を極秘裏に抹殺することを
任務とする訓練された少女暗殺者たちを擁し、テロ・犯罪を未然に防ぐ
機密機関であり、その存在は関係者以外全く知られていない。
実働部隊員であるリコリスの存在も、当然社会から秘匿されており、
彼女たちは普段は人目につかないよう高校生風の制服を着用して市中に潜伏し、
有事の際は命令に従い任務として犯罪者を暗殺して日本の治安を守っていた。

そんなリコリスの一人、井ノ上たきなは
ある日、銃器密売の犯人を仲間とともに追い詰めていたが、
仲間を人質に取られてしまい、その仲間を救うべく
犯人を殺すなという命令に背き、犯人たちを全員銃殺してしまった。
その命令違反により、彼女はDA本部から左遷されてしまう。
その転属先は、都内にある「喫茶リコリコ」という一軒の喫茶店だった。
そこはDAの支部としての裏の顔を持っており、DAからの任務のほか
「お客様の悩み事を何でも解決する」との建前で
一般人からの護衛などの依頼まで請け負う拠点となっていた。
そして、そこには歴代最強と称されたファーストリコリスにして
看板娘として親しまれる天真爛漫な少女・錦木千束(にしきぎちさと)
が所属していた。
たきなは当初、リコリスとして一刻も早く本部に戻ることにのみ
こだわっていたが、リコリコでの千束とのふれあいの中で
リコリスとしてではない一人の少女としての生き方を学び、
千束との絆を深めていくことになる。

一方その頃、日本の異常なまでの治安の良さに不審を抱く
真島というテロリストが、新たなテロ活動を開始していた。
そして時同じくして、千束の幼少期の恩人であるという
「アラン機関」の吉松シンジなる謎めいた人物も現れる。
この真島らとの戦いややりとりの中で、たきなは
千束の数奇な過去や複雑な事情をも知っていくことになる。
そんな千束とたきなの二人の時間は、どんな未来を選んでいくのか?
(…まだご覧になったことのない方で、結末を知りたい方は
ぜひ本編をご覧ください。)

…というのが、大雑把なこのアニメ『リコ・リコ』の概要です。

はじめは、壊れた東京スカイツリーらしき建造物(旧電波塔)が出てきたり、
女の子が銃とかブっ放して、ただの物騒なバトル系アニメなのかと思いきや、
千束の底抜けに明るいキャラクターによって、全体的にはおおよそ楽しく
まったりとした人間味あるストーリー展開(?)になっており、
私のようなほのぼの好きでも大いに楽しめる作品でした。
というか、全体のストーリー展開そのものよりも、
千束とたきなの2人のやり取りにとにかく魅了されるといいますか、
時に面白おかしく、時にほっこりして、そして時に胸が熱くなるような、
そんな彼女たちの友情物語そのものがなにより魅力的な作品なんですよね。
実際かなりの人気作品で、どうやら2期の制作も決定しているようですので
この先の新作情報もチェックしていきたいところです。

私自身、今回クリップスタジオのツールの使い方をおさらいする目的で
何か二次ものでも描こうというところで、あえてこの2人を描こうと思ったのは、
先月末に、この『リコ・リコ』のアニメのED主題歌(「花の塔」)を
歌っていたシンガーソングライターの酸欠少女さユりさんが28歳の若さで
亡くなられたというニュースを目にしたことがきっかけでした。



この歌、千束とたきなのイメージにピッタリなED主題歌でして、
2期もきっとさユりさんがEDを担当するのだろうと期待していただけに
あまりにも残念で悲しいニュースでした。
心より故人のご冥福をお祈り申し上げます。
posted by 松風あおば at 22:23 | 日記