2020年01月12日

バル、ビストロ、トラットリア・・・??

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新年会のシーズンですが、
みなさんも、友人同士の楽しい飲み会から仕事絡みの宴会や付き合いに至るまで
飲食店や居酒屋に入って一杯やる、なんてことがあるかと思います。

私も、コミケなどのイベントの後の打ち上げ宴会はもちろん
各方面の人との交流でどこかのお店で食事したり一杯やることはもちろんあるんですが
今やPCやスマホ一つで、「ぐる●び」とか「食べ●グ」といった飲食店情報サイト・アプリを利用して
即座にお店選びから予約まで出来るので、本当に便利な時代になりました。


一方で、そんな食事会や飲み会の場となるお店を探していて
最近ちょっと気になること、ふと疑問に思うこともあったりします。

それは・・・イタリアンを始め、洋風の飲食店・居酒屋に多いんですが、
お店の名前というか、その名前についている定冠詞的呼称(?)と言いますか、
ちょっと気になる言葉がいくつかあるんですよね。

「バル」、「ビストロ」、「トラットリア」・・・??
おそらくあっちの言葉で何かを意味する言葉なんだろう、と思いつつも、
結局はいつもスルーしてばかりいるこれらの呼称。
日本でも、「料亭」、「割烹」、「食堂」、「小料理屋」といったような
その提供される料理やお酒、価格帯、お店の雰囲気など違いによって飲食店の呼称は変わってきますが、
ヨーロッパでもやはりお店の格やコンセプトの違いによってその呼称が変わってくるんですね。

ということで、
日本でも見かける欧風レストランや居酒屋などの呼称(↓)の意味をいくつか調べてみましたので、
ここに列挙してみることにします。


<イタリア語>

・ トラットリア・・・ 大衆向け、家庭的な小レストラン。リーズナブルな価格で気楽に入れる飲食店。          
         
・ オステリア・・・ ワインなどの酒とともに料理を提供するような小レストラン・居酒屋。
           パスタやグリルした肉や魚のような地方の名物料理を出すようなお店が多いんだとか。

・ タベルナ・・・ 大衆食堂のこと。トラットリアとの違いがかなり曖昧・・・というか、
          言葉尻だけでは全くわかりませんが(苦笑)、
          一般にトラットリアより格下と言われているそうなので、「場末の食堂」という感じでしょうか。
          日本では、お店の呼称としてはあまり見ませんが
          「食堂なのにタベルナ(食べるな)とはこれ如何に?」と昔から笑いネタに使われています。
          
・ リストランテ・・・ 高級レストラン。一流のシェフがいて、予算高めのコース料理が設定され、
            高級ワインなども揃えた、かなり格式高いレストランを指します。
            ドレスコードがあるお店も多く、ラフな服装での飲食は出来ないことも。

<スペイン語>

・ バル・・・ 喫茶店と食堂、居酒屋が一体となったようなお店。
       バー(bar)と同じ語源らしいですが、日本ではお酒中心の「バー」とは区別して
       料理メインの洋風居酒屋を指していることが多く、
       メイン料理の特徴により、「肉バル」「魚介バル」などの呼称もよく見られます。
       イタリアにもバール(bar)と呼ばれるお店があるようですが
       こちらは軽食喫茶店(基本的にカウンターで立ち飲みするスタイルの喫茶店)を
       を指すそうです。

<フランス語>

・ ビストロ・・・ 気軽に利用できる小レストラン・居酒屋。
         トラットリア、オステリアとかとほぼ同じ意味のようですが、こちらはフランス語ということで
         ビストロと言った場合はフレンチレストラン・居酒屋と考えてよさそうです。


とまぁ、
それぞれ世間一般的に説明される用語的な意味を書き出してみましたが、
本場でもその言葉の使い分けに曖昧な部分が多いためでしょうか・・・
「トラットリア」と名乗っているお店が結構な高級店だったりすることもあったりで、
日本のお店の看板に掲げられているものも、かなりざっくり使われているというか、
厳密に使い分けている様子は全くなく、
利用する側もそのへんの意味をあまり深く考える必要はなさそうですね。  

要は「酒と料理が旨ければ、店の呼び方とかどうでもいい」
・・・ということなのかもしれませんが(?)、
ひとまずこれらのおおよその意味が分かったところで、明日は新年会に行ってまいります(笑)。

   
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(↑)そういえば・・・
  『食戟のソーマ』に出てきた創真のライバルのタクミ・アルディーニ。
  イタリア人と日本人のハーフである彼は、イタリアのフィレンツェにある
  「トラットリア・アルディーニ」の跡取り息子とか言ってましたっけ・・・。
  登場シーンで「トラットリア」は「イタリア語でいわゆる「大衆料理店」を指す言葉」と
  ちゃんと説明してくれてました(汗)。  
posted by 松風あおば at 23:22 | 日記