2020年01月26日

新型コロナウイルス

中国で新型コロナウイルスの感染による新型肺炎が拡大している
・・・というニュースがここ数週間世を騒がせています。

中国内陸部の湖北省武漢市で、
原因不明のウイルス性肺炎の感染者が続出している
というニュースの第一報が入ってきたのは昨年末。
そのウイルス感染は昨年12月12日〜29日にかけて発生し
感染者の多くが市内の海産物市場の関係者とのことで、
当初はまだよくわからないとしながらも
「これまでのところ人から人への感染を裏付ける確固たる証拠はない」
「感染の範囲は限定的で、感染力はそれほど強くないと思われる」
「軽症の患者がほとんどで、重症化する患者はごくわずか」
といった、どちらかとえいえば楽観的ともとれる報道が多く、
少なくとも以前大流行したSARSほど深刻なものではない
という見方が大勢を占めていたんですよね。

しかしその後、その新型ウイルスについて
人から人への感染が確認されたこと、報告される感染者数が急増していること
中国各地そして周辺諸国でも感染者が現れ始めたことなどで
その報道は日を追うごとに緊張感、危機感に満ちたものになってきました。
現時点での情報では、
「市場で食用として売られていたタケネズミやアナグマなどの野生動物が
感染源だった可能性が高い」
「SARSやMERSと比べると、感染力、毒性は弱いと見られるが
ウイルスは突然変異する可能性もある」
といったことが指摘されていて、
発生元の武漢市を中心に地域間の移動制限措置までが取られ始めましたが
折しも旧正月をまたぐ「春節」の連休に差し掛かり
来月初めにかけて中国人観光客が大移動する時期に入るため、
世界各国も早急な水際対策を迫られる事態となっていて
日本人も他人事と呑気に構えてはいられない雰囲気になってきています。


今回の新型コロナウイルス、
これまで分かっている症状の特徴としては、まず感染の兆候として
発熱や倦怠感、咳、息切れ、下痢、胃腸疾患など
普通の風邪で起きるような症状が現れるそうなんですが、
治りがあまりに遅いことで多くの患者は普通の風邪ではないと気付くようです。
重症化すると、肺炎や腎機能障害などを発症するそうで
ワクチンや治療薬などは無く、最悪の場合死に至るというものなんですが、
潜伏期間が長いため(10日〜2週間程度?)、
感染していながら症状が現れていないという人も多いらしく
そのことがより感染を広めていることも確かなようです。


行政や医療機関がその対策に頭を悩ませている中、
私たち一人一人がとれる感染予防策として

 ・ 人ごみに入るのをなるべく避けられたら避ける。
 ・ 帰宅時などの手洗いやうがいを徹底する。
 ・ いろいろなものを触った手で口や鼻、眼などをむやみに触らない。
 ・ 咳やくしゃみをする場合には口と鼻をティッシュや手で覆う。

といった公衆衛生面での対策から

 ・ 規則正しい生活をする。
 ・ 栄養バランスの取れた食事をする。
 ・ 睡眠をしっかりとる。

といった免疫力を下げない生活面での対策が呼びかけられていますが、
要は普通の風邪予防やインフル予防などと同じく、
各々基本的な体調管理、衛生管理をバッチリやるしかないんですね。

というわけで、
みなさんも、新型肺炎については今後の情報に留意しつつ
とにかく体調管理に万全を期して、病気にかからないように十分お気を付けください。



それにしても・・・
中国の武漢といえば、三国志の時代は荊州・夏口の地。
劉表から曹操、孫権らの天下の覇権争いの激戦地だった場所で
その周辺を見渡しても、諸葛亮孔明がいた襄陽、赤壁の戦いの古戦場、荊州古城など
三国志ゆかりの史跡がたくさんある地域でもあります。

三国志の英雄たちが天下の計をめぐらせ覇権争いの要衝として名を馳せた地が
今や世界を震撼させる新型コロナウイルスの猛威の渦中にあるとは・・・
なんとも悲しい話です(泣)。
posted by 松風あおば at 01:32 | 日記