2020年05月23日

コミケ中止に伴う当選サークルへの返金等

昨日(5月22日)、コミックマーケット準備会より
今回のコミックマーケット98(5月2日〜5日)中止に伴う
当選サークルの参加費の返金等についての告知(↓)がありました。

comiket.5.22.JPG

新型コロナウイルスの感染拡大により
開催の中止を余儀なくされた今回のコミックマーケット98。
・・・とはいえ、すでに準備作業その他で多額の諸費用が発生しており
サークルへの参加費の全額返金は難しい、
という話が先月末にすでに準備会より出ていたことは
この日記でも触れていたかと思います。

昨日の発表は
最終的に決まったその具体的な措置についての告知だったんですが、
当選サークルが支払った参加費については、結局のところ
各サークルが次の3つの選択肢から選ぶことになりました。

 (A) コミックマーケット99またはコミックマーケット100の参加費への
    繰越クーポン(6,000円分)の発行

 (B) 振替払出証書による返金(5,000円)

 (C) 寄附(繰越クーポン・返金を求めない)


返金額は5,000円。
・・・これは、まぁ大方予想通りの金額(?)といったところでしょうか。
1SPあたりの参加費が8,000円、これに申込書セット代1,000円、
オンライン(Circle.ms)申込みだと、さらにシステム手数料の1,100円が加算され
1サークルあたり(駐車料やカタログ代を除いて)
9,000円〜10,100円を支払っていますので、結局のところ
実質半額程度の返金ということになってしまったんですが、
事情が事情だけに仕方ありません。


一方、(B)の5,000円の返金以外にも選択肢として、
(A)繰越クーポンと(C)寄附も選べるようになっています。

(A)の繰越クーポンは、今回のサークル参加費のうち6,000円分を
この先開催予定のC99又はC100に繰り越して充当できるというクーポンで
(B)の返金を選択するよりも1,000円お得になります。
今後も継続してコミケに参加する予定のサークルならば
こちらを選択した方がよさそう・・・ではあるんですが、
実際のところ次のコミケがいつ開催されるのかすら不透明な今の状況だと
(B)の返金とどちらを選択すべきか?迷う人も多いかもしれませんね。

そして、究極の選択(?)は(C)。
繰越クーポンも返金も求めない準備会への「寄附」とのことで
今後のコミケの運用資金として丸々活用してもらおうというものです。
いろんな意味で余裕のあるサークルだけの選択肢になるかと思いますけど、
これを選択した場合は、緊急経済対策における税制上の措置である
「中止等された文化芸術・スポーツイベントに係る入場料等の払戻請求権を
放棄した参加者への寄附金控除の適用」を受けられるよう、
その手続きを現在行っているとのことで、正式に対象となれば
寄附サークルには確定申告書に添付する証明書(「払戻請求権放棄証明書」)も
発行されるようです。


ということで、
サークルとしてはどの選択肢をとるか?
ちょっとばかり悩ましいところではありますが
(うちとしてはひとまず(A)の繰越クーポンを選択する予定ですが)
今は同人界全体が苦難の時・・・。
ここは一日も早くコロナが終息し
再びイベント会場にて作品を通じて多くのみなさんと交流できる日が来ることを願い
日頃お世話になっている同人イベントの主催者や
その他同人界を支えてくれている多くの業種のみなさんの苦しい現状も鑑みて
出来る限り協力していきたいところですね。


ちなみに・・・
うち(虹の卵)が申し込んでいたイベントでコロナで中止になったのは
今のところコミケだけなんですが、
今月中止となった(私がよく知っている)イベントの返金状況をざっと調べてみると
大体こんな感じみたいです(↓)。

  <コミックマーケット98>
    8,000円(1sp 郵送申込)+参加申込書1,000円
    9,100円(1sp オンライン申込)+参加申込書1,000円
        ↓
    返金額 5,000円

  <COMITIA132extra>
    6,400円(1sp追加イス無 郵送申込・オンライン申込共通)
        ↓
    返金額 3,500円

  <関西コミティア58>
    4,500円(1sp追加イス無 郵送申込)
    5,100円(1sp追加イス無 オンライン申込)
        ↓
    返金額 2,500円

  <第十七回博霊神社例大祭>
    5,800円(1sp オンライン申込)
        ↓
    返金額 3,000円

 ※ 直接返金額のみの比較(繰越クーポン等を除く)。
 ※ カタログ代や駐車料の返金額は除く。


こう見ると、大体どこも参加費の5〜6割程度が返金されている
といったところでしょうか。
主催者にとってもサークルにとっても開催中止はやっぱりつらいですね(悲)。
posted by 松風あおば at 18:30 | 日記