早いもので9月も最終週に入りましたね。
南関東はつい半月前までは真夏のような暑さでしたけど
ここに来て朝晩は大分涼しく・・・というか、
少し寒いくらいに急に秋めいてきました。
今月は多忙につきこの日記もサボりまくってしまいましたが
このところ私自身少々疲れ気味だったのか、
昨夜は寝っ転がってちょっと本を読むつもりがそのまま爆睡・・・
目を覚ますと、朝の5時少し前でした(汗)。
窓の外を見ると、うっすらと朝焼けに染まる東の空に
明けの明星が煌々と輝いていました(↓)。
(↑)まだ暗い東の空にひときわ明るく輝く明けの明星です。
真夏ならば4時前の空がすでにこんな感じだったんですが
秋が更けるとともに、夜が明けるのも日に日に遅くなってきているようです。
明けの明星は、今さら言うまでもありませんが
太陽系の天体で地球に最も近い惑星である「金星」。
金星は質量も大きさも地球とほぼ同じ星ながら
その表面温度は480℃にも達し、
表面気圧は分厚い大気に圧迫されて地球の90倍以上で、
大気のほとんどは二酸化炭素から成り、
硫酸を含んだ雲が全体を覆っている・・・という
まさに地獄のような世界だと言われています。
しかし、つい先日
この金星がちょっとしたニュースになっていました。
科学者の国際チームが9月14日(米国時間)、
「金星上空の大気中に生命体が漂っている証拠となりうるものを発見した」
らしいんですね。
なんでも金星の地表から50km上空の雲の中に
「ホスフィン(リン化水素)」なる気体(ガス)を検知したそうなんですが
このホスフィンという気体は、地球や金星のような岩石惑星においては
人間や微生物などの生命からしか生成されないと考えられていて
この事実こそが生命体存在の可能性を示す証拠となるかもしれないんだとか・・・!?
金星の大気中に何らかの生命体が存在しているのではないか?という可能性は
既に古くから多くの科学者により言及されていたことでもあるんですが
はてさて、今回の発見がその裏付けになるのか・・・?
人類の地球外生命体への科学的探求は
いよいよ本格的に始まろうとしているのかもしれません。
明けの明星を見ながら
そんなニュースも思い出していましたが、
地球での生命活動(生活)に日々追い立てられている身としては
遠い宇宙の星の生命体に想いを馳せている場合でもなく
今日も忙しい一日が始まります(苦笑)。