3・11東日本大震災から10年・・・ということで、
今日は政府主催の「東日本大震災十周年追悼式」をはじめ
全国各地で追悼行事が行われ
TVも一日中、震災の話題一色の日でしたね。
私自身、被災地から遠く離れた場所に住んでいるとはいえ
あの日のあの強烈な揺れは今でも体感としてはっきり覚えていますし、
何より地震直後からTVに続々と映し出されていた各地の被害、
津波が容赦なく街を襲う光景やなすすべのない原発事故の惨状に
それまでの人生で感じたことの無いような
そこはかとない恐怖を覚えた日々は忘れることができません。
この10年を長く感じたか、短く感じたかは
人それぞれだとは思いますが
震災関連死を含め2万人以上もの犠牲者を出した
あの未曽有の大災害で愛する家族を失った方々
住み慣れた故郷を失った方々がこの10年
どのような思いでどう生きてきたのか、
津波や原発の被災地の今はどうなっているのか、
などを改めて見つめ直し、
いろいろな想いに馳せた今日一日でした。
奇しくも10年目の今年は
新型コロナウイルス感染症の流行で
国内外が未曾有の災禍に直面している真っ最中・・・
科学技術が進歩した現代といっても
天災や疫病の前に人間がいかに無力であるかを
改めて痛感させられている状況にあります。
震災から10年たった今もなお
全国で4万1千人以上が避難生活を続けていて
復興も道半ばで頓挫している地域があることなども
改めて考えさせられるものがありますが
こうして過去の震災を節目節目で振り返り
未来への教訓につなげていこうという日があることは
やはり大事だなとも思いますね。
10年目の節目にあたり、改めまして
被災者のみなさま方に心からのお見舞いを申し上げるとともに
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りしたいと思います。