いつしか今年もゴールデンウィークに入っていましたね。
私・松風の方は、ここ3か月ほどは
あまりにもいろいろなことがありすぎてゴタゴタしてしまい
この日記も放置しがちでしたが、ここにきてようやく
平常運転に戻ったかなというところです。
にじたまの活動については、いろいろ告知しなければならないことが
あるんですが、ひとまずGWということで(?)、
ここは久しぶりにお絵描きなど一つ晒してみたいと思います。
TVアニメの方は、先々月に既に終了している作品なんですが、
『甘神さんちの縁結び』(原作:内藤マーシー(「週刊少年マガジン」連載))
の三姉妹(甘神夜重・甘神夕奈、甘神朝姫)を描いてみました(↓)。

主人公の上終瓜生(かみはてうりゅう)は高校生。
幼少期に母親を亡くし、児童養護施設で育った彼は
京大医学部を目指して受験勉強中だったが、そんな中、
遠縁に当たる「甘神神社」の宮司さんに引き取られることとなり
施設を出て神社に居候することになった。
受験勉強ができる環境さえあれば…と思っていた瓜生だったが、
その話には実は一つの条件が付けられていた。
その条件とは、なんと、宮司の孫娘である巫女三姉妹の誰かと結婚し
婿養子として甘神神社を継ぐこと。
神社に着いて急に聞かされたその話に驚く瓜生。
医者になろうと決意していた彼としては
当然拒否しなければならない条件であったが
その場で後戻りすることも出来ず・・・、
結局、天然ゆるふわ系お姉さんの夜重、ツンデレ同級生の夕奈、
小悪魔的妹属性の朝姫の三姉妹の巫女たちと
一つ屋根の下での同居が始まった。
・・・と、プロローグだけ話すと、いかにも
「マガジン」が好きそうなタイプの(?)ラブコメ話といいますか、
「巫女×三姉妹×一つ屋根の下の絶対正義ラブコメ!!」という
キャッチコピーからして、『五等分の花嫁』の巫女さん版?
という感じにも見えなくもないんですが、
もともと巫女さん好きの私・松風としては
美少女三姉妹の巫女さんがメインキャラのお話というだけで
これは見逃すわけにはいかないコンテンツだったんですね。
とはいえ、この作品、
アニメは2クールにわたる構成だったんですが、実際に観てみると、
神社と巫女さんという宗教的聖域に踏み込んだ作品であることもあってか、
単なるラブコメにとどまらず、時間のループや体の入れ替わり、
パラレルワールドといった超常現象を交えたSF的要素も
多く取り入れられていて、どこか神秘的(?)といいますか、
不思議な感覚を覚える作品でもありました。
具体的には1クール目が、神社に降りかかる難題を乗り越えていく
展開ながら、いかにもありがちなハーレム系ラブコメ話だったのに対し、
2クール目は、神社にまつわる不思議現象を通じた
ファンタジックなストーリーだったというところでしょうか。
メインの三姉妹は三者三様にかわいく描かれていましたが
瓜生を取り巻くその他の登場人物たちもなかなか人間味があり
いつしか世界観に引き込まれていくものもあります。
京都が舞台となっていることから、実際に見覚えのある景色も
たくさん登場しており、ネット上でも聖地巡礼されている方が
既にいろいろな情報をアップしてくれてたりしますので
今はそっち方面でも大いに楽しめそうです。
私自身、原作の方はまだ1巻しか目を通していないので
原作の方の展開については、実はよく知らなかったりするんですが(汗)、
アニメの方はそこそこのクオリティの作品だったと思いますので、
まだご覧になっていない方で興味のある方はぜひ今からでも
ネット配信等でご覧になってみてください。
にしても・・・
私・松風自身、既に巫女さんが主人公の同人漫画を描いていて
巫女さんは描き慣れていたはずだったんですが
今回この三姉妹の巫女装束を描くに当たって
改めてちょっと調べてみて、この装束にも実はいろいろなタイプがあり
神社によっても微妙に違ってるということを知りました。
そもそも漫画やアニメに登場する巫女服は、かなりアレンジされていて
歴史的な巫女装束とは乖離していることが多いようですね。
神田明神監修の『巫女さん入門 初級編』という本の前書きには
「コスプレ巫女が我が物顔で町を闊歩する姿を見て、神社として
大きなショックを受けました。」とか書かれていたりするんですが、
まぁ・・・神社の本職の方たちにおかれましては
そのへんはあまり真に受けず寛容に見てほしいところですね(苦笑)。