2019年07月31日

京アニ放火事件

長かった梅雨曇りの空がやっと晴れて、関東もようやく梅雨明けとなりましたが、
梅雨明けと同時に、各地とも一気に猛暑に見舞われていますね。
連日のうだるような暑さに、頭がぼーっとして何もする気が起きなくなるというか、
日常生活のモチベーションを保つのも苦労していますが、
この酷暑の折、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?


コミケ前の準備などもあって
この日記もこのところまたサボり気味になっていまして(汗)
今日で7月も終わりということで、このへんでそろそろ近況ネタでも
更新しなければというところ・・・なんですが、
実は自分自身、ここ最近は例年のこの時期に比べると
精神的に不安定というか、空虚と言うか、ふさぎ込みたくなるというか
そんな時間が多かったんで、このところ楽しい話もあまりないんですよね。
と言うのも、長く続いた梅雨空に気が滅入っていたから
とかそういうのではなく、
みなさんもすでにTVのニュース等でご存知の
今月18日に発生した「京都アニメーションの放火事件」が
あまりにもショックだったというのが原因だったりします。

漫画やアニメを(観たり描いたりすることを)趣味としている人なら
すでに説明するまでもないと思いますが、
クオリティの高いアニメ作品で知られ、日本のアニメブランドとして
海外からも高い評価を受けてきたアニメ制作会社「京都アニメーション」。
私自身もここ十数年にわたり
『涼宮ハルヒの憂鬱』、『らき☆すた』、『けいおん!』、『AIR』、『Kanon』、『CLANNAD』、
『氷菓』、『中二病でも恋がしたい!』、『たまこまーけっと』、『響け! ユーフォニアム』
・・・などなど、幾多の京アニ作品に触れ、
感動なり、笑いなり、「こんな作品描いてみたい」という衝動(?)なり、
各作品からいろいろなものを享受させてもらっていただけに、
それらの作品の制作の場である京アニスタジオが凄惨な放火現場となり、
その作り手だった多くのクリエーターのみなさんの尊い命、才能が
理不尽な形でいっぺんに失われたことに対して、悲しみや憤りを通り越して
私自身の心までぽっかり穴が開いたようになってしまってたんですね。
「小説をパクられた」などと言っていたという犯人の男も重篤な状態とのことで、
その動機は未だ霧の中という感じではありますが、
おそらく一方的な被害妄想が原因ではないかと思われる今回の事件に
現代社会に潜むある種の闇を感じざるを得ないものもあります。

人的・経済的な損失のみならず、日本のアニメ文化そのものへの打撃が
計り知れない今回の事件ですが、
一方で事件の報道を受けた国内外の多くの人たちから
哀悼や支援の声が続々と寄せられ、各国の要人や著名人までもがコメントを寄せたり
日本政府が京アニ再建への支援策の検討を表明するなど、
その反響の大きさにも驚くものがありました。
日本のアニメが一つの文化として、産業として広く世間に認知されていく過程で
京アニとそのスタッフのみなさんがこれまで果たしてきた役割、功績が
思わぬ形ながら多くの人から絶大に評価されているのを感じられたことは
こちらとしてもわずかながら救われる思いがしましたね。

こんな事件はもう二度と起きてほしくない、というのは
ファンのみならず、誰しもの願いであることは言うまでもありませんが、
今後のこういった事件への「備え」を考えていく上でも
今回の事件は社会全体がしっかりと記憶に刻んでおくべきかもしれません。
京都アニメーションがこの先再び秀作アニメ作品を生み出せる会社として再生できるよう、
一ファンとしてできることも自分なりに考えてみようというところでもありますが、
まずは、今回の事件で亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈り申し上げ、
負傷された多くのみなさまには心よりお見舞い申し上げる次第です。


というわけで
ひさびさの日記ながら、今回は
新しい時代の幕開けに起こってしまった「京アニ放火事件」というショッキングな事件を
私自身が記憶に刻んでおくための日記とさせていただきました。

夏コミ(コミックマーケット96)参加の告知等は次回にさせていただく予定です。
posted by 松風あおば at 19:17 | 日記

2019年06月26日

お絵描き(世話やきキツネの仙狐さん)

デジタル(液タブ・クリスタ)でのお絵描き練習中の私・松風です。
今は線の太さや色などあれこれ試しながら好きな二次キャラを描いていたりしますが
たまには描いたものでも晒そうか・・・というわけで今回は
現在アニメ放映中の『世話やきキツネの仙狐さん』の仙狐(せんこ)さんとシロさんです(↓)。

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満身創痍のサラリーマン・中野を存分に甘やかすためにやってきた神使の狐・仙狐さん。
アニメの仙狐さんかわいくて、こっちも癒されます。

仙狐さん私も一匹欲しい、モフりたい・・・じゃなくて(汗)、
うちにもやってきて私も甘やかしてほしいです(笑)。
posted by 松風あおば at 01:35 | 日記

2019年06月08日

関西コミティア55 ありがとうございました〜。

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すでに2週間近く前の話で恐縮なんですが、
先月末の5月26日は「関西コミティア55」にサークル参加してまいりました。

5月の関西コミティアにはここ2年ほど、関西旅行も兼ねて
一般参加(水瀬のサークル「LavenderBlue」の手伝い参加)しておりましたが
当サークル「虹の卵」としてサークル参加するのは今回が初めてで
またうちとしては初の地方イベントへのサークル参加ということもあり
個人的に今回はいろいろ記念すべきイベントとなりました。

初めて表紙・本文ともデジタルで作成した
新刊(と言っても今回は薄っっい本でしたが)をなんとか間に合わせたものの
これと合わせて販売する既刊本(『てつもえT』〜『てつもえW』)を
事前に送っておくのをうっかり忘れてしまったため
前日は旅行グッズとともに重い荷物を抱えて関西に乗り込む羽目になるとか(汗)、
準備段階から要領の悪さ丸出しでかなりバタバタしたりもしてたんですが、
うちにとってはアウェーの地(?)であるにもかかわらず
当日はそこそこ多くの方にサークル席に立ち寄っていただき
汗水たらして持ち込んだ既刊本もほぼ完売して本当に感謝感激でした。
今回お越しいただいたみなさんのほとんどは
当サークルの作品を初めてご覧くださった方々だったかと思いますが、
今回の関西コミティアでのご縁を大変うれしく思っております。
今後とも当サークル「虹の卵」、そして当「創作漫画サークル「虹の卵」のホームページ」を
何卒よろしくお願いします。


ということで、
今回の「関西コミティア55」参加をここでもう一度簡単に振り返ってみたいと思います。

同人活動歴20年・・・といっても、
東京以外の同人イベントへのサークル参加は初めてで
行く前からワクワク感一杯だった今回の関西コミティア参加。
鉄ちゃんである私・松風の鉄道旅行も兼ねた(?)サークル参加の旅はその前日から始まります。

私の住む横浜から大阪までの移動はもちろん新幹線・・・と言いたいところなんですが・・・

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(↑)今回は新幹線は名古屋で降り、名古屋からは近鉄特急で大阪に向かいます。
  旅行グッズに既刊本の詰まったリュックとカバンと両手に持っていても
  今回どうしても乗りたかった近鉄特急「アーバンライナー」。
  この鉄ちゃんの性だけはどうにもなりません(苦笑)。

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(↑)近鉄名古屋から大阪難波までの所要時間は2時間ちょっと。
  三重県の山間部から奈良、大阪へと駆け抜ける近鉄特急での関西入りは
  新幹線とは一味も二味も違う別の魅力がありました。

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(↑)大阪難波に着いた後は、やっぱり関西の秋葉原、日本橋オタロードへ。
  オタク文化の活気は東京に負けていない大阪です(笑)。

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(↑)大阪ミナミのシンボルといえばやっぱり通天閣・・・と言いたいところなんですが、
  周囲に高層ビルが立ち並ぶ今の大阪ではやや存在感が薄れてしまった感じでしょうか?
  
  
25日の夜は弁天町のホテルに宿泊。
そして翌26日はいよいよ「関西コミティア」です。
朝のサークル入場時間帯に合わせ会場の「インテックス大阪」に向かいますが
あまりに荷物が重かったため今回はホテルからタクシーで会場に直接向かいました。
コミケ時にビッグサイトに直接タクシーで乗り込む
地方から参加のサークルさんの苦労が今回はよくわかりましたよ(笑)。

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(↑)タクシー移動はやっぱり楽でした(笑)。
  タクシーを降りればそこは関西最大のイベント会場「インテックス大阪」。
  1年ぶりに仰ぎ見るかまぼこ型のドームです。

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(↑)関西コミティア会場は、昨年、一昨年と同じ
  インテックスプラザ(かまぼこ型ドーム内)に入って右手奥の2号館。
  その手前にはすでに一般参加者の待機列が出来ていました。

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(↑)カタログ『ティアズマガジンかんさい』を購入。
  毎回東京コミティアの『ティアズマガジン』と同じような構成ながら、雰囲気的にはどこか趣が違います。

関西コミティア自体はすでに3度目の参加なのでもう慣れている、
といっても、今回は自分もサークル参加の身・・・
会場に入れば自分のサークルスペースの設営をしなければなりません
(・・・ということで、今回はあまり写真が無くてすみません(苦笑))。
合体申込みで今回も隣接する「LavenderBlue」の水瀬(今回が関西3度目のサークル参加)に
いろいろ協力してもらいながら、荷物を開封したり見本誌を並べたりと準備を整え、
11時の一般入場開始を待ちます。
サークル参加はやっぱり一般参加には無い独特の緊張感がありますね。

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(↑)そして11時になり一般入場が始まると、会場内は一気ににぎやかになりました。

地方コミティアとしては最大規模で、毎年盛況の5月の関西コミティア・・・なんですが
圧倒的な規模の東京のコミティアとはやはり何かが違うといいますか、
どこかアットホームでゆったりした空気も流れていて
会場内の雰囲気はなんともちょうどいい居心地の良さを感じます。
そのあたりが私自身毎年ここに来るようになった理由でもあるんですが
今回はサークル参加ですので、そんなのんびりしたことも言っていられません(汗)。

サークル席でみなさんのお越しを神妙な面持ちで(?)待つこと数時間・・・

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(↑)初めてのイベントながら、そこそこ多くの方に来ていただけてホッとしました。
  おかげさまで午後には持ち込んだ既刊本もほぼ売り切れ、汗水たらして持ち込んだ努力も報われました(笑)。
  (右は今回の新刊『てつもえ〜ミニ番外編 FUJISAN〜』)

会場内をじっくり回って他のサークルさんの作品を楽しむ時間こそあまりありませんでしたが
やはり自分の作品を通じて多くのみなさんと交流を持てるのがサークル参加の醍醐味と言えましょうか。
今まで(一般参加)とは違う形で大いに楽しめた今年の5月関西コミティアでした。
多くのみなさんに感謝しつつ、また来年もサークル参加しに来たいと思います。

かさねがさね、
今回お越し下さったみなさま、ありがとうございました。


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(↑)各誌の編集者の人に作品を見てもらえる「出張編集部」は関西コミティアでも盛況のようです。
  それぞれの出展ブースに各誌掲載作品の単行本なども展示されているので
  私などは(一般参加の時は)商業誌見本誌コーナーとして利用させてもらってます。

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(↑)『聖☆おにいさん』・・・実写化したって話は聞いてましたけど
   なんとこの秋に映画化するんですね(写真は講談社『モーニング』の出張ブース)。
   これはぜひ観てみたいところです。・・・が
   松山ケンイチのイエス・・・神様というよりただのズボラそうな兄ちゃんにしか見えません(苦笑)。
posted by 松風あおば at 08:30 | 日記

2019年04月30日

春の小湊鉄道の旅(2)

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平成時代もいよいよ終わり。令和時代の幕明けを目前にして、
10連休という超大型連休のGWがすでに始まっていますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

私・松風は、今は5月の新刊の原稿真っ最中・・・なんですが、
今シーズンは好スタートを切ったはずの横浜DeNAベイスターズがまさかの10連敗とかしてくれたおかげで
こちらのモチベーションもこのところ下降気味だったもので・・・
このサークルブログを更新するのもすっかり忘れていましたよ(汗)。

というわけで(?)、ここは気を取り直して平成最後の当サークル日記です。
今回は前々回の日記の続き、先月末に千葉県の小湊鉄道に乗りに行ったというお話の続きです。



古き良き時代の面影を色濃く残す、房総半島内陸部を走る小湊鉄道。
その起点駅である五井からキハ200形気動車に揺られ、
途中の海士有木駅、上総牛久駅で途中下車した話などを前々回していましたが、
その上総牛久からは再び列車に乗り、さらに内陸部へと進みます。

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(↑)上総牛久以降は列車の本数が急減する小湊鉄道。
  この区間に入るとやはり車窓から見える民家の数もまばらになり、
  車窓の風景も次第に自然豊かな風景に変わっていきます。

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(↑)上総牛久の次は、上総鶴舞駅で降りてみました。
  この駅は「関東の駅百選」にも選ばれている駅で、実は鉄ちゃん以外にも結構有名な駅だったりします。

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(↑)乗ってきた列車を見送り、上総鶴舞駅のホームから周辺を見渡します。
  駅の周囲は道路沿いに民家や商店がわずかに見える他は見渡す限りの田園風景。
  いよいよ旅情をそそる風景になってきました。

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(↑)線路を挟んだ反対側にも1面2線の島式ホームと側線が残っていますが、現在は使用されていません。
  島式ホームの向こうにはかつて発電所として使われていた建物(旧鶴舞発電所)も残っていて
  そこではワゴンカーの「鶴舞駅cafe」(金・土・日・月曜営業)が営業しています。

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(↑)上総鶴舞駅の駅舎です。
  ここも海士有木駅や上総牛久駅と同様、大正時代の開業当時からの木造駅舎が現役で
  2017年(平成29年)に国の登録有形文化財に指定されています。

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(↑)駅舎内部(待合室や改札口)の構造も他の古い駅とよく似ていて、   
  昔のローカル駅の特徴や雰囲気がそのままに残されています。

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(↑)この駅もかつては有人駅でしたが、1998年(平成10年)頃からは無人駅となっています。
  かつての駅事務室内をのぞくと古めかしい木の机やブラウン管テレビなどが残されていましたが
  やはり人の気配はありませんでした。

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(↑)この駅はその無人化後に「関東の駅百選」に選ばれています。
  選定理由は
  「大正時代の開設当初の瓦葺屋根の駅舎で、田園地帯にマッチした桜の名所にもなっている駅」
  だから・・・とのこと。
  選ばれる要素としては、駅舎だけじゃなくて周りの景観とのバランスも重要なんですね。

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(↑)そんな百選に選ばれた上総鶴舞駅ですが、この駅はこれまで
  さまざまな映画やドラマ、CMなどのロケ地としても使われて来ました。  
  名だたる俳優たちがこの駅に降り立って、さまざまなシーンの撮影に臨んでいたかと思うと
  なかなか感慨深いものがあります。

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(↑)お昼時に差し掛かりましたので、この駅のベンチで昼食をとることにしました。  
  昼食は五井駅の小湊鉄道改札口付近で朝の時間帯に売っている名物駅弁「房総ちらし」(500円)。
  素朴なちらし寿司ながら具材はそこそこ豊富で、房総の春を思わせる彩りが美しいです。
  お味の方も、具材の味付けと酢飯の酸味がほどよい優しい味でとても気に入りました。

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(↑)昼食を終え、再びホームに戻ると・・・
  どこから現れたのか? 数人の人がカメラを構えて線路の先を凝視しています。
  間もなくして上総中野方面から列車がやってきました。一瞬おなじみのキハ200形かと思いきや・・・?

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(↑)やってきたのはトロッコ列車!?
  小湊鉄道の名物イベント列車の「里山トロッコ」号です。
  その昔この路線で活躍した蒸気機関車をモチーフにした、クリーンディーゼルを搭載した
  SL風機関車に押されたトロッコ列車がゆっくりと上総鶴舞駅を通過していきました。

さて、駅の風景ばかりでは少々飽きるので、
小湊鉄道の線路沿いも散策してみることにします。
次の上総中野行きの列車が来るまでまだ時間がたっぷりあり
上総鶴舞駅から次の上総久保駅までは大した距離でもないので、
思い切ってこの一駅分は線路沿いを歩いてみることにしました。

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(↑)駅から少し歩いたところにある田んぼの中の踏切です。
  田舎ではおなじみ(?)の踏切警標だけの遮断機も警報機もない、いわゆる「第4種踏切」ですが
  ここは列車の本数が少なく周囲の見通しもいいので、これで十分かもしれません。

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(↑)見通しがいいこの辺りは撮影ポイントとしても最適。
  時刻表を確認すると、先ほど上総鶴舞駅を通過していったトロッコ列車が上総牛久で折り返し
  今度は養老渓谷行きとなって再びやって来る・・・ということで
  それを待ってみることにしました。

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(↑)列車を待つ時間は、少々退屈・・・なんですが、ふと周りの地面を見渡すと
  菜の花のほか、オオイヌノフグリ、つくしなどが一斉に春の訪れを告げていました。
  自然の大地の息吹を肌で感じる優雅なひと時がそこにはありました。

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(↑)しばらくすると、「里山トロッコ」号が今度は上総牛久方面からやってきました。
  SLじゃない「SL風機関車」・・・とはいえ、やはり機関車が先頭の方が絵になりますね。

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(↑)列車に乗りながらにして、春の田園の風を満喫できるトロッコ列車・・・
  乗客のみなさんも楽しそうでした。私も機会あれば乗りたいです。

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(↑)少し場所を変えて、もう1本列車を撮ることにします。
  畑と線路の間の小道を少し進むと、線路が切り通しに向かって下り勾配になる所があり
  今度はそこで上総中野方面から来る列車を待つことにしました。

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(↑)キハ200形気動車がやってきました。2両編成のツートンカラーの車体が
  濃淡のコントラストのある緑の中にちょうどいい感じに収まりました。
  右の写真もバックショットですが、なかなかいい感じにまとまった気がします。

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(↑)この後は、おおよそ線路に並行する道を辿り、上総久保駅を目指します。
  養老川の支流を跨ぐこの辺りは民家がほとんどなく、人や車の通りもほとんどないので
  一人で歩いているとかなり心細くなるものがありますが、
  周囲に人工物がほとんど無い分、小湊鉄道の撮影にはなかなか好条件な場所が多いです。

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(↑)時々横切る踏切はやはり遮断機も警報機もない第4種踏切。
  列車の本数こそ少ないですがやはり油断は禁物。左右をよく見て注意して渡りましょう。

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(↑)上総鶴舞駅から2kmほど歩いたでしょうか。ようやく上総久保駅に近づいてきました。
  
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(↑)上総久保駅に着きました。途中道に迷わなくてなによりでした(笑)。

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(↑)上総久保駅はシンプルな1面1線の無人駅。待合所がホーム上にあるのみで駅舎はありません。
  駅の周辺は一面の田んぼ。私以外誰もいない小駅のホームには小鳥のさえずりだけが聞こえてきます。

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(↑)ここも駅の周囲を取り囲むように菜の花が満開に咲き乱れていました。
  列車が来るまでのしばしの時間、房総の春を彩る一面の菜の花に心を癒されるのも良いものです。

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(↑)上総久保駅にはもう一つ「名物」と呼べるものがあります。
  それは駅に寄り添うようにホームの背後にそびえ立つ高さ20mの銀杏(イチョウ)の大木。
  葉をつけていない今の時期はやや存在感が薄いですが、夏には葉が茂り
  秋にはその葉が見事に黄色く色づくそうで、これを見にわざわざ訪れる観光客も多いんだとか。
  春は菜の花、秋は大銀杏がこの駅に彩りを添えるんですね。

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(↑)しばらくすると五井方面から下り列車がやってきました。再びキハ200形に揺られて先へ進みます。

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(↑)この先はさらに沿線人口が少ない区間に入ります。そのため列車の本数も少なくなるわけですが、
  車内を見た感じでも上総牛久までと比べるとかなり乗客が少ない印象です。
  車窓から見える民家もさらに少なくなってきました。

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(↑)列車は里見駅に到着。里見は上総牛久〜上総中野間で唯一列車交換が可能な駅です。
  この時も列車交換のためしばし停車するとのことで、一旦列車を降りてみます。

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(↑)上り列車との交換を待つ上総中野行きキハ200形。
  それを横目に駅長さんらしき人が何かを持って反対側のホームへと構内踏切を渡っていきます。

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(↑)しばらくすると上り列車がやってきました。
  先ほど上総鶴舞駅近くで見送った「里山トロッコ」号の折り返し便です。

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(↑)駅長さんが持っていた「何か」は、上総牛久駅で見たものと同じ・・・票券閉塞式の通票タブレットでした。
  上り列車の運転士に通票を渡して列車交換は完了です。

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(↑)トロッコ列車を見送った後は、こちらも上総中野行きの列車に戻ってさらに先に進みます。
  
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(↑)養老渓谷の一つ前の駅、上総大久保駅です。今度はここで降りることにしました。
  山の中にある1面1線の駅で、駅から少し離れたところに集落がありますが
  駅周辺は民家が一軒も見当たりません。「秘境駅」の雰囲気満点の駅なんですね。

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(↑)もちろんここも無人駅で、駅舎は無く、待合所がホーム上にあります。
  この駅の待合所の壁に描かれているトトロの絵が結構有名なんですが、
  駅周辺の佇まいが本当にトトロでもいそうな雰囲気なので、これがまた絶妙ににマッチしています(笑)。

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(↑)「かずさおゝくぼ」なのか「かづさおおくぼ」なのか? 正確にはどっちなんでしょうか?

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(↑)駅ホームの入口は実にシンプルです。・・・が、駅前にはなんとトイレが2つもありました。
  古いトイレ(左下)と新しいトイレ(右下)が併存しているようです。
  私はもちろん(?)新しい方を使用させていただきましたが。

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(↑)ここの駅前道路の両脇も黄色い菜の花でいっぱいでした。
  実はこの駅のホーム裏手の木々は桜の木で、この駅は桜の名所でもあるんです。
  が、この時はまだ桜の方はつぼみの状態。この10日後には桜も満開になってたはずで、
  今年もその頃には多くの人がここを訪れたんじゃないかと思いますが、
  私としてはこの時点で菜の花を存分に見られただけで十分満足でした。

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(↑)駅のすぐ近くの踏切を渡って、反対側から上総大久保駅を見てみます。
  谷状の地形を挟む形なので、反対側から駅のホームが一望できます。
  山間の小駅の佇まいは、列車がいなくてもなんとも絵になります。
  
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(↑)上総中野方面から上り列車がやってきました。
  房総の里山の風景にはキハ200形のツートンカラーが実によく似合うと、しみじみ思います(笑)。
  列車が再び動き出し森の陰に消えても、しばらくは鈍いディーゼル音が里山に響き渡っていました。

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(↑)列車が過ぎ去ると再び駅周辺は静寂に包まれますが、その静寂は何とも心地よく
  その中にただ一人身を置いていると時間が過ぎるのも忘れそうになります。
  周囲に人工物のほとんどない上総大久保駅は夜の風景もまた美しいそうなんですが・・・
  さすがに夜にここに来るのはちょっと怖いものがありますね(苦笑)。

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(↑)駅に戻ってしばらくすると、下り列車がやってきました。
  列車は養老渓谷行き。次の駅が終点なのでとりあえず私もあと一駅進むことにします。
  
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(↑)終点・養老渓谷駅に到着。 
  ここは千葉県内陸部の観光地・養老渓谷(養老渓谷温泉)への玄関口の駅です。
  小湊鉄道の終点はさらにもう一駅先の上総中野駅なんですが、
  この養老渓谷止まりの列車も多く、上総中野まで行く列車は1日に5本しかありません。
  あと1時間ほど待てば次の上総中野行きの列車に乗れて、めでたく全線完乗・・・だったんですが、
  この日は既に夕刻に差し掛かっていたため、ここで折り返すことにしました。
  また近いうちに取材も兼ねて「いすみ鉄道」にも乗りに来る予定なので
  上総中野駅はその時にも改めて訪れたいと思います。


と、いうわけで、
今回はちょっと慌ただしい小湊鉄道の1日乗り鉄旅だったんですが、
古き良き時代の面影を存分に残すローカル鉄道、その沿線の里山の春の風景・・・
一つの鉄道をいろいろな側面からとことん楽しめた一日でした。
東京都心からも近い房総半島の中西部に、こんなのどかな風景があって
こんなノスタルジックな鉄道が走っているのをみなさんはご存知でしたでしょうか?

今回撮った写真や得た知識などは
今後のうちの漫画作品『てつもえ』の資料としても大いに使う予定ですので
今後は作中にて、改めてみなさんにこの小湊鉄道の魅力を伝えられたらと思っています。

また、もう一つの房総内陸鉄道・いすみ鉄道についても、
取材乗り鉄旅が完了次第またここでレポートしたいと思います。
今後の当ブログ、そして当サークル作品(『てつもえ』)もご期待頂ければ幸いです。
posted by 松風あおば at 23:58 | 日記

2019年04月01日

新元号は「令和」

今年も年度が変わって4月1日を迎えました。
この日記でも「平成最後の〜」なんて期間限定フレーズを使いまわしている今日この頃ではありますが
30年以上にわたった平成の世もあと1ヶ月で終わり、ということで
今日、5月より施行される新元号が発表されましたね。

天皇陛下が生前退位し、新天皇が即位する形での時代の移り変わりは
近代以降では初めてのことではありますが、
この国においては年号の変わり目はやはり時代の節目の象徴でもありますので
この日記でも記念書き込みをしておこう、ということで
(小湊鉄道の旅の話が途中なんですが)
今日はこの新元号のことを綴っておきたいと思います。

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(↑)新元号の典拠が梅の花に関連しているということで、湯島天神で撮った梅の花の写真でも載せておきます。

新たな元号は「令和(れいわ)」。

巷では新元号がどんなものになるか?というテーマでいろいろな憶測が飛び交っていましたけど、
過去の年号の例や、近代以後の年号である明治(M)、大正(T)、昭和(S)、平成(H)との
イニシャルの重複を避けることを念頭に
「安」とか「永」などこれまで多用されていた字を用いた年号を予想していた人が多かったようで、
過去に一度も使われたことのない「令」の字が出てきたことには
驚きの声もかなり上がっていたようですね。

「令和」の典拠は、万葉集の巻五・梅花の歌三十二首序文の
「初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(きよ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す。」
の「令月」の「令」と「風和ぎ」の「和」だそうで、国書由来の元号はこれが初めてとのこと。
私も最初聞いたときはちょっと意外に思えた年号でしたが、
「れいわ」という言葉の響きは何度か音読してみると「悪くないな」というか、結構美しいと思えてきます。
もちろん年号が変わるといっても、生活そのものが変わるわけではなく
これからもいつも通りの毎日が続いていくだけなんですが、
今は新たな「令和」の時代が、平和と豊かさと人々の安寧で満たされた時代でありますよう
一国民として願わずにはいられない心境、ということで
自分としても粛々と5月からの新時代を迎えたい、というところでしょうか。


ところで、この新元号の「令和」、
早速海外各国でも報道されているようで、その一部もニュースで紹介されていましたが、
外国メディアも単に「Reiwa」という読みを伝えるだけでなく
その字に込められた意味をも伝えようとしているのにちょっと驚きました。
ただ、日本人でも「令」にどんな意味があるのかなんて正直よく分からないのに
それを訳そうとするメディア各社はやはり苦戦していたようで
その翻訳内容にはちょっとバラつきも見られたようですね。
具体的には、イギリスのBBCが「Order and Harmony」
同じくイギリスのガーディアンが「fortunate harmony」
アメリカのブルームバーグが「order, and peace or harmony」
同じくアメリカのウォールストリートジャーナルが
「"rei," which can mean auspiciousin traditional texts, and "wa" meaning peace.」
などと訳していたようですが、
こういった造語的な単語に対する英訳というのは本当に難しいんだろうな、と思います。
こういう場合は無理せずとりあえず読み(発音)だけ表記しておけばいいのでは? とも思うんですけど、
「令和」の説明・対訳としてどれが最も適切なのかは今後も議論の的になりそうです。


そういえば・・・
ずっと前に、寅さんでおなじみの『男はつらいよ』の英語版をちょっと観た時、
寅さんは「Tora-san」なのに、タコ社長さんが「President Octopus」だったのが
妙に違和感あったんですよね(笑)。
寅さんシリーズの英語版はそのへんの表記が話によってブレるみたいなことも聞いたんで
他の話はどうだったかはわかりませんけど・・・こういうのを訳す人も大変です、本当に(苦笑)。
posted by 松風あおば at 23:45 | 日記

2019年03月30日

春の小湊鉄道の旅(1)

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南関東もまだ肌寒い日はあるものの、いよいよ桜が咲き始めましたね。
平成最後の春、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

サーバの引っ越しも終わり、この日記もリニューアルオープン
・・・とか言いながらまたも1ヶ月ほど更新をサボってしまいました(汗)。
今月の半ばまでは仕事の多忙期だったんですが、
その後はその多忙期を乗り越えた開放感から
お絵描きしたり鉄道模型などいじって遊んでいたりしてまして・・・
サーバの問題が解消しても、私自身の日記のサボり癖だけは
まだ解消していなかったというわけです、ハイ(苦笑)。


そんな相変らずの私・松風なんですが
3月も下旬に入り寒さも和らいできたところで、先日は
当サークルの漫画『てつもえ』作りの取材(資料集め)も兼ねて
千葉県の内陸部を走る小湊鉄道に乗りに行ったりしていました。
ということで、今回はその時のレポートなどを綴っておきたいと思います。

うちの作品『てつもえ』の今後の話にも登場する路線ということで、
今回お見せする写真(車両、駅などの風景)の中には、
やがて作中の絵となって改めてみなさんにお見せするものもあるかと思いますが
そのへんは何卒ご了承ください。


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3月も下旬に入ったとある平日の朝、
私・松風は、千葉県は市原市にあるJR内房線の五井駅に来ていました(↑)。
実はその前日にZOZOマリンスタジアムにて
プロ野球のオープン戦(ロッテ×阪神戦)を観戦し
その後移動して、五井駅近くのホテルに宿泊してこの日の朝を迎えていたんですが
この日はこの五井駅と房総半島の内陸部の養老渓谷、上総中野方面を結ぶ
千葉県のローカル私鉄「小湊鉄道(こみなとてつどう)」に乗りに来ていたんです。

小湊鉄道は、正しくは「小湊鐵道」。
千葉県市原市の民間会社(鉄道会社・バス会社)「小湊鐵道株式会社」が運営する
五井〜上総中野間39.1qの鉄道路線です。
終点の上総中野が第三セクターの「いすみ鉄道」(大原〜上総中野)の終点でもあり
両路線を乗り継ぐことで房総半島の内陸部を横断できることで知られ、
よくTVの旅行番組などいろいろなメディアでも紹介されているので
鉄道マニアのみならずご存知の方は多いのではないでしょうか。

大正時代に開業し、元々は南房総の安房小湊(現・鴨川市)まで
結ぶ予定だったこの鉄道・・・当時の工事技術や資金面の制約により
最終的に上総中野以南の延伸が断念されたため
会社・路線名にのみ「小湊」という地名が残ったというエピソードもさることながら、
五井〜上総中野間を結ぶ現在の路線そのものが今なお全線非電化・単線で
首都圏にありながら駅舎や車両などさまざまな要素で
昭和レトロな雰囲気を色濃く残しているローカル鉄道
ということで注目され、2018年には「小湊鉄道とその沿線の景観」が
千葉県により「ちば文化遺産」の一つに選定されています。

今回の旅はそんな小湊鉄道がテーマということで
早速その始発駅・五井から乗ってみようというところですが、その前に
五井駅に隣接する形で小湊鉄道の車両基地(五井機関区)がありますので
先にそちらをちょっと覗いてみることにします。


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(↑)五井機関区は五井駅のすぐ東側にあります。
  JRのホームや駅を東西に跨ぐ跨線橋の上からも
  小湊鉄道のキハ200形気動車が集う機関区の様子を一望することができます。

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(↑)駅を出て、近くまで行ってみると、特にフェンスなどで仕切られている様子もなく
  機関区の中の様子を間近に見ることができます。
  キハ200形が何両も顔を並べている風景は鉄ちゃんとしてはたまりません。
  機関区内は関係者以外立入禁止のはず(?)・・・なんですけど
  特に注意喚起をするような看板も見当たりません。
  
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(↑)機関区の方にひと言声をかければ内部の見学も可能という話も聞くので
  ぜひ見学してみたいところでもあるんですが、
  今回は小湊鉄道に乗ることをテーマに来ましたので、すぐに駅に戻ります。
  小湊鉄道のホームにはすでに乗る予定の列車が入線していました。

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(↑)五井駅の小湊鉄道の乗り場は3・4番線ホーム・・・なんですが
  その切符売り場と改札口はJRの改札内の駅舎から伸びる跨線橋の上にあります。
  小湊鉄道ではSuica、PASMOなどのICカードは使用できないため
  JRの改札外から入るときはまずJRの有人改札で駅員さんに申し出てJRの改札を通り
  その先の跨線橋上にある小湊鉄道の券売機まで行かなくてはなりません。

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(↑)JR⇔小湊鉄道を乗り継ぐ人のために簡易Suica改札機も設置されています。


ということで、券売機で小湊鉄道全線一日乗り放題のフリー乗車券(1,800円)を購入。
改札口で日付印を押してもらってホーム(3番線)に降り
いよいよ小湊鉄道の列車に乗り込みます。

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(↑)列車は上総牛久行き。
  五井と上総中野を結ぶ小湊鉄道ですが、五井を始発とする列車の大半は
  途中駅の上総牛久行きで、その先の上総中野方面に向かう列車はわずかしかありません。
  観光で養老渓谷方面に行く人やいすみ鉄道に乗り継いで房総半島横断をしようという人は
  あらかじめ列車の時刻を確認しておいた方が無難です。

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(↑)列車は定刻通り五井を発車。車内はほぼ座席が埋まっている感じでしたが
  乗客は地元の方と観光客が半々というところでしょうか。
  かつての国鉄のキハ20系タイプをベースに造られた小湊鉄道キハ200形は
  すでに半世紀以上この路線を走り続けている老雄気動車で
  足元から響く鈍いディーゼル音には何とも言えぬノスタルジーを感じます・・・が
  車両が古い上に線路も高規格ではないせいか、結構揺れも激しいです(汗)。
  
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(↑)五井を出てしばらくは住宅地の中を通りますが
  車窓の風景は次第に田畑が広がる田園地帯へと変わっていきます。

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(↑)五井から2つ目の駅・海士有木(あまありき)駅に到着。
  まずはこの駅で途中下車してみることにしました。

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(↑)ここでは上下列車の交換があります。
  列車交換のシーンはやっぱり鉄ちゃん心をくすぐるものがありますね(笑)。
  
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(↑)それぞれの方向に走り去る列車を見送ると、
  私の他に誰もいない駅の構内は急に静寂に包まれます。
  うららかな春の陽気に包まれた田園の里の小さな無人駅。
  その静寂の中に一人佇む時間というのもなかなかいいものです。

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(↑)駅の構内や線路脇には春の訪れを告げる菜の花が鮮やかに咲き誇っていました。
  この時は桜の開花はまだでしたが、房総の春はなぜか菜の花が良く似合います。

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(↑)「あまありき」という駅名は難読駅名の一つとしてよく話題に上がります。
  実はかつて、小湊鉄道による千葉方面への延伸計画があり
  この駅をその分岐点とする構想があったんですね。
  この計画は後に千葉急行電鉄、そして京成電鉄へと引き継がれ、
  現在の千葉中央〜ちはら台を結ぶ京成千原線へと繋がるんですが
  ちはら台からこの海士有木までの延伸計画は今も具体化していません。
  京成電車がこの駅まで来る日がいつかやってくるのか?どうかはわかりませんが
  この駅ののんびりした風景を見ていると、特に新たな路線の必要性は感じない
  というか今のままでいいような気もしてきますね。

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(↑)次の列車が来るまで時間があるので駅舎も見てみます。
  こちらはホーム側から見た駅舎。

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(↑)こちらが正面から見た駅舎。
  木造平屋の寄棟造り、瓦屋根、洋風板張りの駅舎は1925年(大正14年)の
  開業当初からのものです。100年近い歳月にわたり風雪に耐えてきた駅舎は
  国の登録有形文化財に指定されています。

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(↑)駅舎内部も、ほぼ昔のままの佇まいをとどめているようです。
  一人の駅員が効率よく駅務をこなせるように
  斜めにせり出した出札窓口(切符売り場)と一体となった改札口、
  一段低く設置された手荷物取扱カウンター・・・
  昔のローカル駅では一般的だった形式がそのまま残っています。

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(↑)かつては駅員がいたこの駅も今は無人駅。
  かつての駅事務室を窓からのぞいてみると、机やロッカー、ストーブなどはあるものの
  やはり人の気配は無く、薄暗くひっそりとしていました。
  
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(↑)さて次の列車が来ましたので、先に進みます。
  次はどこの駅で降りようか? フリー乗車券の気まぐれ旅はまだまだ続きます。

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(↑)列車は田園風景と住宅街が混在する市原市南部の郊外を走ります。
  あちこちの駅や線路脇に菜の花が黄色く咲き乱れていました。
  これを見るだけでもこの列車を乗りに来てよかったと思えてきます。

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(↑)そんな車窓に見とれているうちに、列車は終点の上総牛久に到着。
  この先の上総中野方面に行くには次の列車を待たなければなりません。
  というわけで、今度はこの駅で途中下車です。

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(↑)乗ってきた列車はここでしばしの休息をとり、再び五井行きとなって折り返します。
  五井から来る列車の多くがこの駅で折返しとなり、この先へ行く本数が激減するのは
  この駅を境に輸送量に大きな差が生じるからなんですが
  観光客や私たち乗り鉄にとってはやっぱりちょっと不便ですね。

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(↑)上総牛久は市原市の南部地域(旧南総町)の中心地区で
  駅も他の駅に比べて活気があります。
  2面3線のホームがある駅の構内はこの時も
  次の列車を待つ地元の高校生や観光客などで賑わっていました。

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(↑)上総牛久駅の駅舎も1925年(大正14年)の開業当初からあるもので
  国の登録有形文化財に指定されています。海士有木駅と同様、
  古き良き時代のローカル駅の雰囲気がそのまま残っています。

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(↑)駅の周辺は商店や住宅が多く立ち並び、
  駅前からは周辺地域への路線バスも発着しているようです。

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(↑)とはいえ、やはりここはまったりとした空気の漂うローカル駅。
  猫がのんびり毛づくろいをしたり、カリカリフードをもらったりしてくつろいでいる
  そんな駅でもあります。
 
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(↑)上総中野方面から五井行きの列車がやってきました。キハ200形気動車が駅に並びます。

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(↑)五井行きの列車はホームにいた大勢の高校生たちを吸い込むように乗せて発車していきました。
  地元の学生さんたちにとって小湊鉄道は重要な生活の足なんですね。

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(↑)そして次の上総中野行きの列車が来る時刻も近づいてきました。
  私も再び下りホームで列車を待ちますが、列車の到着時刻が近づくと
  駅長さんらしき人が何か「モノ」を持って構内踏切を渡ってきます。

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(↑)上総中野行きの列車がやってきました。キハ200形の2両編成です。

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(↑)列車が停車すると、駅長さんが先ほどの「モノ」を運転席の運転手さんに渡していました。
  鉄ちゃんの方ならもうお分かりかと思いますが、票券閉塞式の通票(通票△)の受け渡しです。
  ちょっとマニアックな話なんですが、
  全線が非電化・単線の小湊鉄道では現在も非自動閉塞方式が採用されていまして
  五井〜上総牛久間が自動閉塞式、上総牛久〜里見間が票券閉塞式(△) 
  里見〜上総中野間がスタフ閉塞式(○)と、3つの閉塞方式で運行されています。
  (多くの方にはチンプンカンプンな話かと思いますが、用語の説明はここでは省略します。
  そのうち『てつもえ』の参考ページででも詳しくご説明したいと思います(笑)。)
  
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というわけで上総牛久を出発し、小湊鉄道の旅はさらに内陸部へと進みますが
・・・話が長くなりましたので、この続きはまた次回にしたいと思います。
posted by 松風あおば at 00:00 | 日記

2019年01月12日

耳をすませば

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昨夜、金曜ロードショーで『耳をすませば』を最初から最後まで観てしまいました。
ジブリのアニメ映画・・・といっても宮崎駿監督の作品ではなく
しかも(原作とは大分違うものとはいえ)原作が少女漫画(柊あおい原作)という
ジブリ映画の中でもやや異色な作品といえるかもしれないこの作品。
映画上映からすでに20数年が経っておりますが
私自身とても好きな作品の一つで、映画館での鑑賞からその後のテレビ放映と
これまで何度となく観てきたアニメだったりします。

思春期の複雑で実直な想い、聖司君への淡い恋心を胸に
受験生にもかかわらず、こみ上げてくる情熱を小説書きにぶつける雫の姿に
自分自身忘れかけていた何かを思い出すと言いますか、
自分もかつてこんなことがあったようななかったような?・・・
そんな記憶の底をくすぐられるような作品でもあるんですよね。

自分が下手くそながらも創作活動を始めた頃の初心を思い出させてくれるものもあり
今も観るたびに自分のくすぶった気持ちに何かを与えてくれる、この『耳をすませば』。
近藤喜文監督がご存命ならその後のジブリ作品も
今とは違う展開を見せていたんじゃないかな・・・とふと思ったりもしてたんですが、
昨夜はこれを観ながらラクガキなどしていたんで、せっかくなので色とかも付けてみました(↓)。
私が描くともはやジブリの雰囲気ゼロですが、ラクガキですのでそのへんはご容赦を(苦笑)。

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にしても、20数年目にしてビックリしたのは・・・登場人物の中の人。
いきなりしょっぱなに俳優の高橋一生が出てくるから「ん?」と思ったら
『耳をすませば』の天沢聖司君の声を演じていたのは、なんと幼き日(14歳)の高橋一生だったんですね。
本人曰く声変わり直前の声での収録だったとのことですが・・・
いやはや『耳すま』が彼の出世作だったとは、
言われなければ全く気付かないところでした(汗)。


それと・・・多くの人にとってはたぶんどうでもいい話なんですが
この作品の舞台は20数年前の東京多摩地方、京王線沿線・・・
雫が京王5000系(初代)の電車に乗るシーンも、鉄ちゃんとしては感涙モノです(↓)。

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京王電鉄の名車だった5000系は『耳をすませば』上映年の翌年(1996年)12月に引退しました。
posted by 松風あおば at 15:50 | 日記

2019年01月09日

コミックマーケット95ありがとうございました & 2019年あけましておめでとうございます。

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2019年(平成31年)とっくに明けてますが(汗)、あけましておめでとうございます〜。
平成最後の冬コミが終わり、お正月も過ぎたところですが
今年もサークル「虹の卵」及び当「虹の卵のホームページ」をよろしくお願いします。

冬コミ3日目・大晦日のサークル参加が毎年の恒例行事となっていて
それが終わると新年早々から年内にやり残していた仕事や雑事に追われ
(毎年のことながら)新年のご挨拶が遅くなってしまい申し訳ありません(汗)。

コミケが終わり、年が明けてから自分の部屋を掃除中、
壁にかかっていたまだ12月のカレンダーを見てみると
「年末の大掃除は歳神様をお迎えするために家の穢れを払う大切な行事。
歳神様は大晦日の早朝に家にやってくるのでそれまでに済ませましょう。」
とか書かれているではありませんか。
歳神様の来る大晦日はコミケ参加でいつも不在、
すでに歳神様が来ている年明けにバタバタ掃除とか始める私は
毎年の歳神様に失礼の限りを尽くしているのか(汗)・・・とか思いながら、
今年もお正月のゆるい空気の中、TVの箱根駅伝など観ながら
部屋の掃除とコミケ後の荷物の後片付けなどをしておりました。
箱根駅伝5連覇が期待されていたわが母校の方は
今年は往路優勝を東▢大に、総合優勝を東〇大に持っていかれるまさかの苦戦で
悔し涙を飲んでいたようでしたが・・・(苦笑)。


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というわけで、
今年最初のこのサークル日記・・・まず冬コミのレポートからですね。
当サークル「虹の卵」は今回の冬コミも
3日目大晦日の「創作少年」ジャンルでのサークル参加となりましたが
大勢の方にスペースにお越しいただき、本当にありがとうございました。
今回の新刊『てつもえW』も再録中心の総集編ながら
みなさまからご好評いただき本当にうれしい限りです。
ここでもすでに申し上げているように、私・松風自身
昨年よりお絵かきソフトのクリップスタジオを活用すべく、
おそるおそる液タブなど使い始めて少しずつ自分の創作のスタイルを変えつつある状況なんですが
下手くそな趣味活動といえど、作品に対するひたむきな向上心と
読んでくださっているみなさまへの感謝の気持ちだけは
この先も決して忘れてはならない、とつくづく実感させられた冬コミでもありました。
今回もサークル席で多くのみなさんと楽しく交流でき、あっという間の6時間でしたけど、
来年に向けての元気をたくさんいただき、
平成時代のコミケの締めくくりとしても最高の冬コミだったかと思います。


そんな平成最後の冬コミとなった今回のコミックマーケット95ですが、
全体の来場者数も1日目:17万人、2日目:19万人、3日目:21日万人
(2日目の伸びが特に大きかったようですが)、合計で57万人と
冬コミとしては2014年の「C87」の56万人を上回り史上最多だったそうで
コミケ全体を通じても、2013年の夏コミ「C84」の59万人に次ぐ数字を記録するほどの
大盛況だったとのこと。
20年以上参加しているこちらとしては、今さらコミケの巨大化ぶりに驚きこそ感じませんが
準備会のスタッフのみなさんにますますのしかかる苦労を思うと頭が下がる思いです。
年末は強い寒波で日本各地で積雪などによる交通機関への影響が出ていましたが
コミケ会場(東京)は3日間とも好天に恵まれ、
今回はそのへんも来場者数を増やす要因となったかもしれませんね。

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(↑)大晦日早朝。りんかい線の国際展示場駅は改札内外ともすでに人でごった返しており
  スタッフの人たちの誘導の声が響き渡っています。
  そういえば国際展示場駅のホームにはいつしかホームドアが設置されて
  コミケ時のルールだったりんかい線の国際展示場駅構内25km/hの速度制限は無くなり
  列車は通常のスピードで入ってこれるようになっていましたね。時代は変わりました。

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(↑)プロムナードに出ると・・・まず目に飛び込んできたのは
  赤十字のマークを掲げた献血車の一団(汗)。
  コミケでの献血は昔からのおなじみですけど
  ここに献血車が陣取る風景は初めて見たかもしれません。

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(↑)献血(400ml)特典(?)は、なんと「コミケ限定ポスター5種」!?
  オタクから血を奪う術をあちらはすでに熟知しているようです(笑)。

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(↑)冬の朝の陽射しに向かって延々と続く待機列、
  大勢の人の吐く白い息の向こうに浮かぶ会議棟のシルエット、
  そしてカートや大きな荷物を手に黙々と歩くサークル参加者の群れ・・・
  これまでも何度も見てきた冬コミの朝の風景です。

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(↑)入場前に冊子カタログを購入。
  サークル参加だとあまり活用することのないカタログなんですが
  やっぱりこれは買わないわけにはいきません。
  
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(↑)これも…今は買わないわけにはいきません(笑)。
  夏コミはスポーツドリンク、冬コミはレモン風味紅茶が定着した
  有名絵師さんによるパッケージデザインがおなじみのコミケドリンク。
  今回は前回の夏コミ(C94)と同じkarory氏のイラストによるデザインです。  
  「ご主人様、プチブレイクしませんか?」
  まだ今日のコミケ始まってないんですが、とりあえずお言葉に甘えてブレイクします(笑)。

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(↑)今回のうちの配置は東6ホール。
  エントランスを含めこの先およそ2年間使用不可になる東ホールですので、
  この風景もこれでしばらく見納めになるのか、と思うとどこか感慨深いものがありますね。
  
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(↑)おなじみ「森林保護募金」、「献血」、「企業ブース」のポスター。
  最終日の終了時刻に待ち構えてはがして持って帰る人たちの姿も
  もはや風物詩といっても過言ではありません。

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(↑)今回のうちのスペースです。
  今回は段ボールが多かったので、誕生日席近くの出入口横のブースで助かりました。
  冬の陽射しが逆光になると(写真右)またいつもと違う幻想的な風景に・・・(笑)。
  
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(↑)サークル参加時は自分のサークルにいてほとんど動かない私なんですが
  今回は早目の時間に水瀬に留守番をしてもらい外に出てみることに・・・。
  しかしもの凄い人の波にのまれてもみくちゃにされてる時間が大半で(汗)
  会場内は思うようになかなか動けませんでしたね。
  とりあえず「創作少年」と「鉄道」ブース、コスプレ広場だけは楽しく見て回りました。
  コスプレはFGOとかが多かった・・・ですかね?
  

という感じで、
いつも通りのコミケといえばいつも通りで、特にトラブルも無くなによりだったんですが、
この「通常通り」のコミケも、この先しばらくはお預けとなってしまいそうです。
というのも、この先はオリンピックの影響でビッグサイト東ホールが使えなくなり
仮設の青海展示場との併用を余儀なくされるなど、
これから2年ほどは変則的な日程や会場使用を余儀なくされることになるんですね。
次の夏コミから4日間開催となり、一般参加者からも入場料を徴収するとかで
どんな感じになるのかまだイメージがわかないものもあるんですが
とにもかくにも大きなトラブルなど無いままに
オリンピック終了までの期間無事乗り切れることを祈るばかりです。


平成最後のコミケの後は、平成最後のコミケ後宴会(←相変わらずしつこいですね)。
時代を締めくくる(?)仲間内での宴会はドイツの各種ビールで乾杯。
いろいろお肉料理に舌鼓を打ち、デザートが出てくる頃には大晦日の夜もすっかり更けていました。

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というわけで、
2018年も楽しい冬コミで締めくくることができました。
平成時代の3分の2の期間(?)続けてきた「虹の卵」の活動は次の時代へと続きます
・・・とかいうと、これまでさも凄いことをやってきたかのように聞こえますが、
要はこれからも下手な趣味活動頑張りますということでして(笑)
今年2019年もまた作品作り頑張りたいと思います。
かさねがさね、本年もよろしくお願いします。
posted by 松風あおば at 23:58 | 日記

2018年12月30日

コミックマーケット95参加します & 今年(2018年)もありがとうございました。

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(↑)12月下旬に入ってもなぜかまだ色づいている庭の紅葉(もみじ)です。

平成最後の年の瀬・・・など
あちこちでなにかと「平成最後」というフレーズが目立つ今日この頃ですが
寒波も押し寄せるこの年末、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

もはや日記とは言えない、「月記」とでも言うべきこのサークルブログなんですが(汗)
この秋から冬にかけての私・松風の公私にわたるゴタゴタにかまけて
11月の秋コミティアへの参加報告もしないまま、さらに冬コミの告知もせず
またも長らくほっぽりっぱなしになってしまい大変申し訳ありません。
その冬コミはすでに始まっていまして、明日(12月31日)がいよいよ3日目最終日なんですが
当サークル「虹の卵」はもちろん、今回も3日目「創作少年」ジャンルにて参加予定でして、
ちゃんとスペースもいただいております。

今回の「虹の卵」のスペースは

 東6ホール ナ47a 

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今回の新刊は、鉄オタ女子高生のお話『てつもえ』の
L話〜O話+番外話「涼子のフォトトリップ(福知山線旧線)」
を収録した総集編『てつもえW』となります。
これまでの『てつもえ』を総集編(T〜V巻)でお読みの方のみならず
各話をすでにお読みの方も改めてお楽しみいただけると幸いです。
また11月コミティアの新刊の『にこ巫女ヒミコちゃん〜其ノ拾壱』や
うちの相方の水瀬のサークル「LavenderBlue」刊行(絶賛遅刻中)の
碓氷峠20周年本試食版の4」などもありますので、合わせてよろしくお願いします。

平成最後の大晦日の平成最後のコミケ(←かなりくどいですね(汗))となりますが
今回もサークル席にてみなさまのお越しを心よりお待ちしております。



さて、なんだかんだでサボってばかりのこのサークルブログ・・・
ここ最近は多忙さも言い訳にならないほど酷いサボりなのは私自身わかってるんですが(汗)
さらにもう一つ言い訳をしますと(苦笑)
実はこのサークルブログ、2008年6月の開始よりすでに10年以上が経過していて
契約しているレンタルサーバのディスク容量が限界近くに達していまして
その対策を考えなければならない時期に来てるんですね。
というのも私自身がこれまでスペックなど全く考えずに
くだらん写真とかバンバン貼ってたのが原因なんですが(汗)
ここにきてそのへんも必然的に考慮せざるを得なくなったため
ブログの更新もどこかためらうようになってしまってた・・・というのもあるんですよ。

いや、これも自業自得で全く言い訳にもならんのですが(苦笑)
といってこの問題、このまま先送りするわけにもいかないので
このにじたまHPを開設してくれた水瀬と相談の上、年明けには対策を打つ予定だったりします。
おそらく今よりも大容量サーバへの引っ越しとなるかと思いますが
そのため一時期「HPが表示されない」など何らかの支障が生じることもあるかもしれません。
問題の解消後はまたいろいろなことを書いていきたいと思っておりますので
こちらをご覧いただいているみなさまにおかれましても
何卒ご理解いただきたくよろしくお願いします。


そんなこんなで、
話変わっても気分的にやや控えめの近況報告(?)なんですが・・・
最近私は(歳のせいか(汗))朝早くに目が覚めることが多く
早朝に原稿描きとかしてたりすることも多かったりします。
その際、眠気覚ましに外にちょっと出てゴミ出しとかも済ませることが多いんですが、
清少納言が「冬はつとめて(早朝がいい)」と綴ったのがよくわかると言いますか、
冬の朝というのは寒いながらも空気が澄み切っていて何とも気持ちいいものなんですね。
まだ暗いながらも東の空が明るみ始めていて西の空には月が煌々と輝いていたりするのも
なかなか幻想的で、いにしえの歌人たちの気持ちがよくわかる時間だったりします。

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 東(ひむがし)の野に炎(かぎろひ)の立つ見えてかへり見すれば月傾(かたぶ)きぬ

みなさんも早くに目が覚めたときは、ぜひ冬の朝の美しい空を見上げながら
冷たい空気を吸い込んでみてください。心身共にリフレッシュできるかと思いますよ。
コミケ参加で朝早くビッグサイトへ向かう時などは別の意味で興奮していて
そんな感傷に浸っている場合ではないかもしれませんが(苦笑)。
posted by 松風あおば at 17:25 | 日記

2018年11月24日

秋コミティア(COMITIA126)に参加します。

2018年もすでに11月下旬
今年も残すところあと1か月ちょっととなりましたね。

この秋は、私・松風が公私ともに多忙でバタバタしてしまい
この日記ともすっかりごぶさたしていました。
季節は晩秋から初冬へと移ろいつつあるこの秋最後の連休ですが
明日11月25日(日)は(例年より少し遅めの開催ながら)
一次創作オンリーイベント(自主制作漫画誌展示即売会)の秋のコミティア(COMITIA126)が
東京ビッグサイト(東4〜6ホール)にて開催されます。

ここ数年は秋コミティアへのサークル参加は見送っていた当サークル(虹の卵)ですが
今回は5月に参加できなかったこともあって久々に申し込んでおりまして
抽選も無事通り、サークルスペースをいただいております。

今回の「虹の卵」のスペースは

  こ54a (今回は、こ54bの水瀬の「LavenderBlue」と合同配置となっています。)

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今回の新刊は、久々の『にこ巫女ヒミコちゃん』シリーズの『にこ巫女ヒミコちゃん〜其ノ拾壱〜』。
「其ノ七」から続く箱根編もいよいよクライマックスに突入…(?)、
また今回より表紙がカラー表紙となっています。
鉄オタ漫画の『てつもえ』とはちょっと毛色の違う(?)作品ですが
こちらもいろいろご期待頂ければ幸いです。

というわけで、今回もサークル席にてみなさまのお越しを心よりお待ちしております。



さて、1か月以上ごぶさたしてしまっていたこの日記ですので、
久々に近況報告などもしたいところ。


まずは、私・松風のデジタル創作活動のお話。
夏に液晶タブレットなどを購入して、
クリップスタジオによるデジタル作画を強化し始めた・・・といった話を
夏コミのあたりでしていたかと思いますが、その液タブでのデジ絵修行の方は
その後も少しずつながらも順調に進んでおりまして
今ではクリスタEXでコマを割って漫画を描く作業も始めていたりします。
今年中に出す本は、表紙以外はまだ基本アナログ作成した作品になりますが、
来年以降出す本は、表紙・本文ともデジタル作成したものに順次移行できればと思っており、
うちの本も今後いろいろな形で変化が生じるかと思います。
読者のみなさまにおかれましては
そのへんも含め今後ともうちの活動を温かく見守っていただければ幸いです。


次は、「地方コミティアに参加してきた」お話。
この秋はいろいろ多忙で遊びに行く機会にも多く恵まれなかったんですが
実は今月初めの11月4日(日)に、
九州は福岡県北九州市の西日本総合展示場・新館にて開催された「九州COMITIA2」に
はるばる一般参加(水瀬の「LavenderBlue」の手伝い参加)してきました。
その前後の北九州観光旅行を含め、
この時ばかりは思いっきり羽を伸ばして秋のイベント旅行を満喫していたんですが
その後は仕事と原稿に追われる日々で、
この日記でのレポートはすっかりサボっていたという次第です(汗)。
というわけで、これについてはまた東京コミティア終了後に改めてレポートしたいと思いますが、
せっかくですので、先にその時の写真なども貼っておきます。

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・・・って、九州コミティアに全く関係ない写真ばかりですみません(汗)。
イベントについてはまたレポートにて触れますので(笑)。
posted by 松風あおば at 19:11 | 日記

2018年10月10日

パパパパパイン

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南関東は秋の気配を感じつつも、暑い日があったり寒い日があったりで
その日に着るものも迷ったりする今日この頃ですが
みなさんはお元気でお過ごしでしょうか?

プロ野球の方はいよいよ今シーズン大詰め。
しかし私の応援する横浜DeNAベイスターズは
巨人とのクライマックスシリーズ(CS)進出争いに敗れ、今シーズンはBクラス決定(泣)。
3位決定なら来週は神宮のCS第1ステージにベイスターズの応援に行く予定だったんですが・・・
その計画は儚くも夢と化してしまいましたよ(苦笑)。

というわけで(?)、久々の日記なんですが
今回は最近のエピソードでも綴っておこうと思います。


実は先日、こんなラーメン屋さんに入ってきました(↓)。

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(↑)そのお店の名は・・・「パパパパパイン」!?

「パイナップル入りのラーメン」を出している異色のラーメン店として
ラーメン界では結構知られているお店なのでご存知の方も多いかもしれません。
元々は西荻窪にあったお店なんですが、今は町田にあるんですね。
私がこのお店のことを最初に知ったのは、もちろん(?)これででした(↓)。

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『ラーメン大好き小泉さん』の
単行本1巻の第6話(六杯目)、第7話(七杯目)、
アニメの第2話後半で登場していたお店だったんです(笑)。
 
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にしても、ラーメンにパイナップル・・・??
普通の感覚では、なかなかイメージが結びつかないもの同士で
聞いただけでは全く味の想像がつかないものだったんですが、実際どんなラーメンなのか??

世の中には「コーヒーラーメン」だの「青汁ラーメン」だの
変わり種のラーメンがいろいろ存在するというのは話にはよく聞きます。
でも「それが本当に旨いのか?」というと、
食べた人の感想は賛否両論分かれるのがおおよそのパターンで
私自身その手の品で心底興味を惹かれるものはこれまではほとんど無かったんですよね。
やはり「王道」が一番旨いに決まっている・・・という先入観が
無意識に「異質なもの」を拒絶していたというのもあったかもしれませんが、
多少気になったところで、あえて積極的に食べに行こうとまでは思わなかった
というのが正直なところでしょうか。

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しかし、それが好きな漫画の話に登場するラーメンとなると
(私のような単純な者には)そのインプット効果は絶大でして(笑)
『小泉さん』の該当話をを読んで以降(とくにアニメ化後)、
このパイナップルラーメンは私の中でかなり気になる存在になっていたんですね。

単行本を読んだ後、このお店について調べた時点では西荻窪のお店はすでに閉店しており
「やっぱりこういうのは長続きしなかったのかな?」と思っていたんですが
(実際の閉店理由は店舗の老朽化と大家さんとの折り合いの問題だったとか)、
今年初めにアニメでこの話が放映された際、最後の小泉さんの(原作に無い)セリフで
このお店が町田で営業を再開していたということを知って
「これは食べに行かねば」と改めて決意していたところだったんです。

そんなこんなで、先日町田に仕事の用があって出かけた際に
ついにそのパイナップルラーメンを食す機会にたどり着いた、という次第なんですが・・・
それはこんなラーメンでした(↓)。

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(↑)まずはお店ですが、
  町田駅の近く・・・といっても、小田急線やJR横浜線の中央口付近の繁華街ではなく
  そこから少し離れたJR横浜線ターミナル口側(旧原町田駅付近)の
  バスターミナル2階の「ターミナルエイト」という飲食店が並ぶエリアにあります。
  ここは今では撤退するお店が後を絶たず、正直シャッター通りのような寂れた感が拭えない場所なんですが
  その中でも一番奥まったところに「パイナップル」と書かれた幟が見えました。
  ここが「パパパパパイン」です。

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(↑)『小泉さん』の漫画・アニメのお話は西荻窪の旧店舗が舞台だったので
  ここに来ても「聖地巡礼」にはならない(?)のかもしれませんが、
  店主のパイナップル愛を感じる店頭の看板は新店舗でも健在でした。
  「ラーメンとパイナップルが大好きだからラーメンの中にパインがはいってもいいんじゃない?」
  ・・・いいかどうか、早速自分の舌で確かめてみることにします。

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(↑)時刻は18時。夜の営業時間帯の開店時間です。
  人もまばらな寂れた感のあるテナントエリアの一番奥のお店ながら
  どこからかともなく人が集まってきて、瞬く間にカウンター席が埋まっていきます。
  私も早速入店し、『小泉さん』の作中で委員長(潤)が注文していた
  「パイナップル海老塩」ラーメンを注文してみました。

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(↑)店内を見回すと
  カウンターや備品、装飾品、スタッフTシャツに至るまでパイナップルをイメージしたものだらけ・・・
  およそラーメン屋さんとは思えない雰囲気です。
  カウンターの向こうからは包丁で刻む音やミキサーにかける音とともに
  かすかにパイナップル甘酸っぱい香りが漂ってきます。

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(↑)そして、ついに出てきました。
  夢にまで見た・・・というか漫画とアニメで観た(笑)「パイナップル海老塩」ラーメンです。
  黄色みがかったスープの上、真ん中に見えるのは確かにパイナップル。
  スープも4分の1ほどがパイナップルの果汁という塩ラーメンですが
  まずは湯気とともに立ちのぼってくる海老の香りが食欲をそそります。
  赤い糸状のものは一瞬「海老のひげ??」とか思いましたが
  これは糸唐辛子でした(辛くはありません)。

さすがに珍しいラーメンだけあってか、店内の他のお客さんも
ラーメンが来るとまずスマホやデジカメで撮影していたのが面白かったです(笑)。
私も撮影後は早速食してみましたが、そのお味はどうだったのかと言うと・・・

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うん・・・意外にも(?)とても美味しかったです(笑)。
いや元々評判のお店で、不味いものと予想していたわけでもないんですけど
なんていうか、頭で描いていたイメージに反して予想外に正統派なラーメンで
これならまた食べたいなと思える味だったんですよね。

ネットで見たこのお店のインタビュー記事には
「美味しさよりも面白さ重視で始めた」
という店主のコメントが載っていたので、正直のところこちらも
単に「話題性だけを狙った変わり種ラーメン」としか受け止めていないところがあったんですが
実際に食してみると決してそんな単純なものではなかった、というのが分かります。
昔から「酢豚にパイナップルを入れるべきか?」といった論争は絶えないところですが
パイナップルには他の素材の良さを上手く引き立たせたり
逆にクセを上手く抑え込んだりする特性があるんでしょうか?
ともすればクセが強くなりがちな海老の風味をパイナップルの酸味が程よく抑え、
ともすればしょっぱさや単調さすら感じる塩ラーメンのスープに
パイナップルの甘みが程よいアクセントとしてまろやかさを加え・・・と、
パイナップルを加えることで全体として緻密に組み立てられた一品に仕上がっていたのには
正直驚きすら感じましたよ。

単に奇をてらっただけの変わり種ラーメンということだけならば
おそらくほんの一時期のブームだけですぐに忘れ去られてしまうはずで
実際そういう例はこれまでたくさんあったかと思うんですが、
何年経ってもお客が途絶えることなく続いている一品というのは
やはりそれだけではない何かがあるんだ・・・と感じさせてくれた一杯でしたね。
なかなかのハイクオリティな創作ラーメン、さすがは『小泉さん』御用達のお店・・・
ということで、このお店を教えてくれた小泉さんにも改めて感謝したいところです。
これなら女性やお子さまにも安心してお奨めできるラーメンかとも思いますので
町田にいらっしゃる用がある方で興味ある方はぜひ立ち寄ってみてください。

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隣の席の人が食べていた「パイナップル塩つけめん 」もなかなか旨そうだったので
今度来るときはあれ頼んでみるかな・・・とか考えながらお店を出ましたが、
そういえば、『小泉さん』の作中の「パイナップル海老塩」ラーメンには
煮卵(味付け卵)が入ってたのに(↓)、今回食べたのには入ってなかったな。
あれは有料オプションのトッピングだったのか・・・

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後から気付くことも多いですね。こういうのって(笑)。
posted by 松風あおば at 23:25 | 日記

2018年09月13日

創作の秋2018〜にじたま情報・夏コミティア(COMITIA125)参加レポート〜

早いもので今年も9月ですね。
夏コミ前にも、「豪雨に地震に、今年は災害が多い」なんて話をしていたかと思いますが
9月に入ってからも大型台風に北海道の地震と
やはり自然災害のニュースが連日報じられている日本列島・・・
相次ぐ天災に「明日はは我が身か?」という不安も尽きない今日この頃ですが
被災地のみなさまにおかれましては心よりお見舞い申し上げます。


「夏コミが終わると夏もいよいよ終わり」
という感覚が根付いているのは、長く同人描き屋をやっている者の性(?)ですけど
夏コミが終わってはや1ヶ月・・・、
私の方は、例年ならコミケ直後のこの時期は自分の同人活動はしばし忘れ
鉄道模型でもいじってのんびりいるところなんですが、
今年はコミケ前に一念発起して液晶タブレットなど買っていたこともあり
ここ最近はその液タブに馴染むべく、毎日のように何かしらお絵描きをしておりまして、
この日記を更新するのもすっかり忘れてしまっておりました(汗)。


夏コミ後の恒例、夏コミティア一般参加レポートのほか
サークルとしての告知事項もこのところ全然告知していなかったので
今回はそのへんをまとめてお伝えしようと思います。


今後のイベント参加予定

まずは告知事項。
当サークル「虹の卵」のイベント参加申し込み状況からお知らせしておきます。
ペーパー「にじたま通信」などでもお伝えしていますが、
今年は春(5月)のコミティアに参加できなかったため
秋(11月)のコミティアにサークル参加の予定です。
冬コミ(コミックマーケット95)ももちろん申し込んでありますので、
抽選落ちが無ければ、久々に秋コミティア・冬コミの連続参加になる予定です。

11月25日(日)COMITIA126(東京ビッグサイト 東4・5・6ホール)
 <新刊予定>『にこ巫女ヒミコちゃん〜其ノ拾壱

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12月31日(月)コミックマーケット95(東京ビッグサイト)
 <新刊予定>『てつもえW(総集編第4巻)

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いずれも正式に参加が決定した際に改めてスペースs凾フ詳細をお知らせします。


夏の新刊 書店委託情報

すみません、これも早く告知すべきだったんですが、すっかり忘れてしまってました(汗)。

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夏コミ(コミックマーケット95)にて頒布した
てつもえ〜番外編・模鉄女子のたしなみ〜』ですが、
先月末より同人誌委託書店の「とらのあな」さんで
通信販売・店舗販売(秋葉原店A・名古屋店・なんば店A)をしていただいております。
夏コミにお越しになれなかった方や、
まだ当サークルの作品をご覧になったことのない方でに興味をお持ちの方は
ぜひご利用ください(↓)。

https://ec.toranoana.shop/tora/ec/item/040030662014/

※ 今回は「とらのあな」さんの専売です。


COMITIA126(8月19日)参加レポート

夏コミが終われば、その直後に開催される夏のコミティアに一般参加・・・というのが
もはや毎年の恒例行事になっている私ですが、今年も夏コミ終了後
ちょうど1週間後の8月19日(日)がその夏のコミティア(COMITIA126)でした。
オリジナル創作中心の同人イベント(「自主制作漫画誌展示即売会」)としては
日本最大規模を誇るこの東京のコミティアは、一次創作で同人活動をしている作家にとっては
今やコミケ以上にホームグラウンド感のあるイベントと言っても過言でないかもしれません。
うち(虹の卵)としては、ここしばらくサークル参加ではごぶさたしてしまっており
次の11月の秋コミティアで久しぶりにお世話になろうというところですので
一般参加者としてはここで大いに楽しんでおこう、というところだったんですが
はてさて今回の夏コミティアはどんな感じだったのか?
ここで当日の様子を振り返ってみたいと思います。

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(↑)8月19日(日)12時頃
  国際展示場駅付近からビッグサイト会議棟へと続くプロムナードです。
  この1週間前は夏コミの待機列で埋め尽くされていたこの場所もこの日はこの通り・・・
  気候的にも、この日は気温はそこそこ高いものの湿度が低く爽やかで
  コミケの時に比べると大分過ごしやすくなっていましたね。
  夏コミと夏コミティアの間に気候的な節目があるな・・・と、毎年感じます。

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(↑)今回のコミティアは東2・3ホールの2ホール開催。
  これもほぼ毎年のことなんですが、夏のコミティアの隣の会場(東1ホール)では
  鉄道模型のイベント「国際鉄道模型コンベンション(JAM)」が開かれていました。
  私としてはこっちも大いに見たいところなんですが、やはりこの日はコミティア優先(苦笑)。
  JAMの方は金〜日の3日間開催なので前日とかに来れればいいんですけど
  週末の都合が悪くてどうしても来れなかったんですよね。来年こそはこっちも来たいです。

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(↑)さて、コミティア会場の方に入ります。
  12時過ぎの入口付近はそんなに混雑している様子でもありませんでしたが・・・

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(↑)会場内は、すさまじい混雑ぶり(汗)。
  夏コミからわずか1週間後の開催であるにもかかわらずこの盛況ぶりです。
  カタログの『ティアズマガジン』は13時頃に完売し、その後は入場フリーになっていました。

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(↑)まずは知り合いのサークルさんへの挨拶回りから。
  ここはわが後輩のサークル・・・なんですが、すでに撤収前のサイン会に突入中(汗)。
  今や大人気作家の自慢の後輩ながら、最近は会場で会うのも大変になってきました。
  サイン会が終わるのを待ってやっとご対面(笑)、お互いの新刊を交換できました。

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(↑)見本誌コーナーも大勢の人でごった返しています。
  一時期問題視された見本誌盗難事件は警備を強化した効もあってか、
  その後は起きていないみたいでなによりです。
  見本誌読書会の会場変更のお知らせと・・・スタッフのみなさんの負担も大変ですね。

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(↑)そのコミティアのスタッフさんですが・・・なんと今は人数不足が深刻になっているとのことで
  その募集を呼びかけるポスターが会場の至る所に大々的に貼られていました。
  各業種で人手不足が深刻化している今の日本ですが、同人イベントもその例外ではなさそうです。
  志ある方はぜひご協力を。

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(↑)印刷会社やグッズ制作会社、書店等の企業出展も楽しいコミティア会場。
  趣味活動が主役の同人イベントですが、商業世界との繋がりも大事にするスタンスが
  このイベントの奥行きを広げていることも間違いありません。

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(↑)その商業世界との接点として、このイベントの目玉となっているのが
  この「出張編集部」ブース。今回も多くの雑誌の編集部が参加していて、
  多くの作家さんが腕試し(?)に原稿を見てもらっていました。
  
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(↑)各誌の新刊の単行本が立ち読みできるのもこの出張編集部コーナーの醍醐味(笑)。
  今回も各誌ブースでの立ち読みに多くの時間を費やしてしまいましたよ。

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(↑)1日のイベント内の出張ブースだけでは対処しきれないためか?
  あるいは面と向かって編集者に原稿を見てもらうのをためらっているシャイな作家向けにか?
  最近はどの編集部のブースにも「同人誌ボックス」なるものが置かれています。  
  ここに同人誌を投稿すると、後からそこの編集者さんに見てもらえるというもので
  後日何らかの形で作者に批評が届くところも多いようです。
  雑誌の担い手となる作家探しの一環とはいえ、なかなか至れり尽くせりのサービスですね。

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(↑)各誌のブースにもいろいろ工夫があり、最近は個性的な演出をするところも多くなってきました。
  ここはお試し冊子のお品書きとタコ焼き形の同人誌ボックスが異彩を放つ
  「コミックシーモア」(ソルマーレ)編集部。

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(↑)腕に自信ある同人作家の方はぜひここでプロの編集者の人に原稿を見てもらいましょう。
  (私は自信がないので見てもらったことはありませんが(苦笑))
  出張編集部での持ち込み方法については、
  もちこみ代さんのポスター(写真右)に詳しく書いてあります。

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(↑)こちらは潟Zシルスのコーナー。
  イラスト・漫画制作ソフトとして今や不動の地位を確立しつつある
  「クリップスタジオ」のコーナーです。
  クリスタのいろいろな機能を紹介するレクチャーは
  液タブを買ってデジ絵ラクガキを本格的に始めた私にとっても大変ありがたいもので
  今回はじっくり聞いていろいろ学ばせていただきました。

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(↑)こちらはコミティア最大手の誉れ高い(笑)おなじみオム焼きそばのお店です。
  今回も行列が出来ていました。こちらの定番・オムそばと生クリームソフトは
  もはやコミティア名物と言っていいほど知られていますが・・・

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(↑)今回はなんと「北海道噴火湾産 かに丼」まで登場。これは予想外の新メニューでした。
  これも進化し続けるコミティアを象徴するメニュー・・・なのかもしれません(笑)。
 
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(↑)こちらもおなじみ、チラシコーナーです。
  印刷会社や各種イベント、今の同人誌界の動向がよく分かるコーナーでもあります。 
  「サンシャインクリエイション」ももう20周年なのか・・・
  20年前、第1回サンクリにうちもサークル参加していたんですよ、実は(笑)。
 
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(↑)今や北は北海道から南は九州まで広がった「コミティア」の輪。
  こうなったら全国のコミティアに一通り参加してみるのも楽しいかもしれませんね。
  ちなみに「虹の卵」のサークル参加ではありませんが、
  実は私も旅行を兼ねて今度の11月4日の「九州コミティア」に参加する
  予定だったりします。


ということで、夏コミのサークル参加と夏コミティアの一般参加を大いに満喫して
今年も暑かった夏が終わりました。
季節はいよいよ秋・・・
過ごしやすい気候の中、また次のイベントに向けて創作活動頑張りたいと思います。
とりあえず液タブとクリスタにもう少し慣れないと・・・(汗)。

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(↑)特に意味はありませんが、二次ラクガキが楽しい今日この頃です(笑)。
posted by 松風あおば at 23:57 | 日記

2018年08月18日

2018年夏コミ(コミックマーケット94) お疲れさまでした〜。

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連日酷暑に見舞われる2018年の夏・・・
そんな今年の夏も、お盆恒例のオタクイベント・夏のコミックマーケット(C94)が
8月10日(金)〜12日(日)の3日間、東京ビッグサイトにて開催されていました。
ただでさえもの凄い人が集まる巨大イベントである上に連日のこの暑さ・・・
今年の夏コミははたして3日間無事に乗り越えられるんだろうか?と
開催前から心配していた人も多かったのではないかと思いますが、
なんだかんだで今回も大きなトラブルなどなく平穏無事に終了してなによりでしたね。

というわけで、遅ればせながら今回の夏コミ終了のご挨拶です。

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当サークル「虹の卵」は今回も3日目の「創作少年」ジャンルでの参加でしたが
今回もたくさんの方にサークルブースにお越しいただき本当にありがとうございました。
新刊の『てつもえ』番外編も、いつもとちょっと趣向を変えて作ってみましたが
みなさまからご好評をいただき大変うれしい限りです。

3日目は朝から曇り空で、前日・前々日に比べると幾分気温は下がっていたものの
ここはやはり湿度の高い東京都心のイベント会場・・・
大勢の人が集まればやはりムシムシとした不快な暑さが身体にまとわりつくような感じで、
しかも3日目はいつもより参加者が多かったせいか入場規制がなかなか解除されず、
うちのブースもみなさんがお越しになるピークの時間帯がいつもより遅めだったんですが、
会場外の待機列に長時間待たされた一般参加者の方はとりわけ大変だったようで、
そんな状況下で西ホールの端っこの当サークルのブースまでお越しくださった
みなさんにはいつも以上に頭が下がる思いでしたね。
この巨大イベントを支えてくれている準備会スタッフや関連業種のみなさま方にも
毎度のことながら心より感謝を申し上げたいところですが
みなさん暑い中、本当にお疲れさまでした。

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(↑)今回も暑い中、スタッフのみなさんが会場の内外で奔走してくれていました。

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(↑)開場前の西ホールの様子です。今回3日目の西ホールは
  一次創作系(創作少年・創作少女・学漫など)で占められていました。

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(↑)西2ホールのうちのブースの近くにはカルビ串焼きなどを売ってるお店が・・・
  お肉の焼けるにおいや煙が時々こっちまで漂ってきました(苦笑)。

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(↑)おなじみのコミケドリンク(夏はスポーツドリンク)です。
  今回のデザインはkarory氏描き下ろし。キャッチコピーは「コミケはココロの休憩所♪」。
  「休憩所」?・・・いや「戦場」でしょ、というツッコミをあちこちで聞きました(笑)。
  
今回のコミケ、私自身は動き回る時間が遅くなってしまった上に
午後も会場内の混雑がすさまじく、移動に時間がかかりすぎたため
あまり落ち着いて買い物ができず、全体をゆっくり堪能することは出来なかったんですが、
終了後はひさびさにサークル「ここあほうる」さんとの打ち上げ呑み会も出来まして
なんだかんだで今回もとても心地よい気分で1日を終えることができました。
個人的にお付き合いいただいたみなさんにも私信ながら心よりお礼申し上げます。


なお、準備会の発表によると
今回の夏コミの入場者数は1日目と2日目は16万人、3日目は21万人、延べ53万人だったそうで、
延べ50万人だった2017年夏のコミックマーケット92より微増、
延べ55万人だった2017年末のコミックマーケット93から微減したとのこと。
一説には、消防法の規定に触れないようにするために
最近は実際よりかなり少なめの数字が発表されている(?)みたいなことも噂されていますが、
3日目の入場規制解除が13時近かったことを考えても
少なくとも今回の3日目の混雑ぶりはやはりハンパじゃなかったようですね。

そして来年2019年は、
オリンピック前年の準備で東ホールが使えなくなる関係で、夏コミ・冬コミとも
西ホール+新設の南ホール+仮設の「青海展示棟」なる施設での4日間開催となるとのこと。
さらにオリンピック年の2020年は夏コミをGWに繰り上げて
「DOUJIN JAPAN 2020(仮)・コミックマーケット98」として開催されることも既に発表されていますが、
慣れない施設と条件の下での開催がこの先続くようで、
コミケにとってこの先しばらくはちょっとした試練の時期(?)なのかもしれません。
まぁこれまでも幾多の難題を乗り越えて半世紀近くにわたって成長してきたコミケですので
この先もずっと無事に開催される・・・と信じて、一サークルとしてはこれからも
これまで同様、楽しく本を作って参加し続けたいところです。

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(↑)来年のコミケで企業ブースとして使う予定という仮設の「青海展示棟」なる施設は
  東京テレポート駅近くだそうで、ビッグサイトからは1.7kmほど離れているとのこと。
  その間のアクセスは・・・ゆりかもめ? りんかい線? 徒歩?
  何がベストなのかまだ答えは出ていないようです(汗)。


夏の一大イベント・夏コミが終わると、いよいよ夏も終わり
・・・という感覚になるのは、長年同人活動をしている者の性かもしれませんが
今年は液タブも買ったことだし、この秋はまたいろいろ創作活動頑張りたいところです。
今年は5月のコミティアに出られなかった分、11月のコミティアにサークル参加予定ですので
その時にまたみなさんにお会いできるのを楽しみにしてます。

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(↑)今回会場でお渡ししたスケブの1Pです。
posted by 松風あおば at 01:59 | 日記

2018年08月11日

コミックマーケット94参加します。

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すでに始まっていますね、2018年夏コミ・コミックマーケット94。
毎年暑さとの闘いでもある夏コミですが
イレギュラーな台風が関東をかすめた直後に幕開けした今年の夏コミ1日目も
早速朝から気温35℃を超える猛暑の中での開催となったようで
初日参加のみなさんはまずはお疲れさまでした。
初日のコミケ会場では180人ほどの人が体調不良を訴えたとかで、
特に野外の待機列に並ぶ参加者やコスプレ参加者などには
かなりキツかったみたいな話や、準備会も熱中症対策に関する呼びかけを
いつも以上に行っていたとの話がすでにニュースなどでも流れており
これから参加する者としては、戦々恐々とした気分にならざるを得ないところですが
天気予報では、この後の週末の東京の天気はやや不安定とのことで
土日は曇りや一時雨との予報も出ているみたいですね。
暑さの方は幾分和らぎそうな気配なので、
正直少しホッとしているところでもあります。


というわけで、
当サークル「虹の卵」はいつものごとく
3日目(8月12日(日))「創作少年」ジャンルにてサークル参加の予定です。

今回の「虹の卵」のスペースは

 西2ホール と−21a

今回の新刊は、おなじみの鉄オタ女子高生のお話『てつもえ』なんですが
今回は一連のストーリーの続き話でなく
てつもえ〜番外編・模鉄女子のたしなみ〜』という番外話で、
うちの本としては総集編以外では珍しくカラー表紙だったりします。
今年は私の凡ミスで5月コミティアへ参加できず
昨年の冬コミ以来のサークル参加なんですが
(5月の新刊として予定していました『にこ巫女ヒミコちゃん〜其ノ拾壱』
は秋のコミティアにて出品予定です。)
今回もサークル席にてみなさまのお越しを心よりお待ちしております。

みなさんも暑さ対策を怠らず体調には十分お気をつけて
今回もコミケを思う存分楽しんでいただければと思います。



さて、ここからはコミケ前の近況報告・・・
実は先日、私もついにこれを買ってしまいました(↓)

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(↑)「液晶タブレット」・・・略して「液タブ」というやつです。

イラストや漫画制作の世界においては、
ここ十数年でデジタル化が急速に進行していて
アナログで制作している作家はもはや絶滅危惧種と言うほどに減っている
というのは、コミケなどで売られているものを見れば言うまでもない現実ですが、
そんな中で長年ほぼアナログ作業で同人誌作りを続けてきた
私・松風がなぜ急にこれを買ったのか?

細かいいきさつを話すと長くなるんですけど、かいつまんで言えば・・・
私自身これまで普及していたペンタブレット(いわゆる「板タブ」)には
どうしても馴染めなかったんですが、紙に絵を描くような感覚で
直接ディスプレイに絵を描ける液タブならなんとか馴染めそう
と思えたのがそもそものきっかけで、少々お値段が高いながらも
ついに今回思い切って買ってしまった・・・というところでしょうか。

で、早速使い初めてみたのですが・・・

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うん、これは確かに使いやすいですね。
板タブで描くより全然楽に・・・というかとても自然な感覚で描けます。
これならもっと早くに買えばよかったかも・・・(苦笑)。
今はまだラクガキ程度のことにしか使っていないんですが
この先は「虹の卵」の作品作りにも大いに活用していこうと考えています。
同人誌作りをすぐにフルデジタル化するというのはさすがに無理ですけど
少なくともペン入れ以降の作業はもうこっちでやりたいですかね。

ちなみに私の方は、今回の液タブ導入による制作環境の変化もふまえ
今は自分の作風や絵柄などをいろいろ見直しているところでして
それにより今後の作品に多少の変化があるかもしれません。
読者のみなさまにはそのあたりも温かく見守っていただければ幸いです。
今後とも「虹の卵」の作品を何卒よろしくお願いします。
posted by 松風あおば at 01:20 | 日記

2018年07月31日

2018年夏・暑中お見舞い申し上げます。

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暑中お見舞い申し上げます。

・・・なんて時候の挨拶も、今さら感がハンパない7月の末ですが
この酷暑の夏、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

私の方は夏コミの原稿などにかまけて、この日記も丸々1ヶ月ごぶさたしてしまいましたが
先月の下旬からここ1ヶ月ほどは、大阪北部地震に西日本の豪雨、
記録的な猛暑、そして台風と、次から次へと来る天災に
改めてこの国が自然災害大国であることを身をもって感じさせられる日々で、
前回話題にしたサッカーワールドカップでの日本代表チームの善戦ぶりも
すでに大分前のことのように思えてきました。

特に最近の異常なまでの猛暑は、もはや身の危険を感じるレベルといいますか、
熱中症の危険はもちろんのこと、普通に生活しているだけで体力・気力の消耗が激しく、
この暑さの中では何もする気が起きなくなってきてしまいますね。
先日は熊谷市で国内最高気温の歴代記録を更新する41.1℃を観測したそうですが
私の住む横浜の郊外でもこの7月は最高気温35〜37℃という日が続き、
身体も頭も干からびそうになっていました
私の子どもの頃は、日中の気温が35℃を超えるいわゆる「猛暑日」なんていうのは
ひと夏に1日2日あるかないかという程度だったように思うのですが
いつから日本の夏はこんな灼熱地獄と化したのか?と感じざるを得ません。
2年後にはこの灼熱の夏の東京でオリンピックが開かれるというのも
もはや正気の沙汰とは思えなくなってきますが、はてさてどうなることでしょうか?
私の方はとりあえず今年も夏のコミケまではこの暑さに負けずに
なんとか体力と気力を維持し続けたいところです。



そんなわけで、
このところは暑さとの闘いの中、コミケ原稿と向かい合う日々でしたので
これといった話題もないのですが、
ここ1ヶ月の間に自分の身の回りであったことを振り返ると・・・実はこんなことがありました(↓)。

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(↑)うちのベランダの一角になんと鳩の巣が!?

うちの庭やベランダによく餌(キャットフードなど)を食べに鳩がやってくる
という話は以前ここでも書いたことがあったかと思いますが、
なんとその鳩のつがいが、先月末頃にうちのベランダに巣を作ってしまいまして
そこで卵を2個産んでいたんですね。
人間の生活臭プンプンの場所によく巣とか作るなとも思いましたが
カラスや野生の動物などがほとんど寄ってこないというところに
逆に彼らとしては安心感もあったのかもしれません。
卵を産んで、オス・メス交代でそれを必死に温めている光景を前に、
こちらとしてもさすがにすぐに撤去するわけにもいかず、
ひとまず様子を見ていたのですが、
やがてヒナが2羽生まれ、またたく間に大きくなっていきました。

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(↑)生まれて間もない頃の鳩のヒナ。
  この頃は2つの毛むくじゃらの小さな物体がもぞもぞ動いているという感じです。

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(↑)鳩のヒナは「ピジョンミルク」という親鳥が吐き出す素嚢(そのう)乳を摂取して育ちます。
  そのピジョンミルクをヒナに与えるシーンの撮影に成功しました。
  こっちもNHKの『ダーウィンが来た!』みたいなノリになっています(笑)。

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(↑)ヒナが生まれて間もない頃はまだ親鳥が交代でヒナのお守りをしていましたが・・・

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(↑)ヒナが大きくなるにつれて親鳥は2羽とも巣から離れる時間が多くなってきました。
  生まれて1週間くらいたった頃のヒナです。

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(↑)生まれて10日ほど経った頃には大分鳥らしい姿に成長していました。
  カラスやうちの飼い猫のチビタに気付かれたりしないか(?)ちょっと心配していましたが
  この頃にはヒナも覗き込むと生意気にこっちを見て威嚇するようなしぐさまで見せるようになります。

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(↑)生まれて14日目くらいのヒナ。日に日に成長しさらにひと回り大ききなった感じです。
  目がくっきりとして大分大人の鳩の表情になってきました。

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(↑)親鳥から「ピジョンミルク」をもらうのもそろそろ終わりに近づいています(ピンボケですみません)。

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(↑)生まれて16日目くらいのヒナ。
  まだ幼さは残るものの、大きくなった身体のラインや羽の模様はもうすっかり大人の鳩です。
  この翌日、翌々日に2羽のヒナはそれぞれ巣立っていきました。



思わぬ形で鳩の誕生から巣立ちまでを観察できた半月でしたが
ひとまず元気に巣立ってなによりです。
成長を見守ってきたこちらとしても、どこかホッとするものがありましたが
急にいなくなるとやはり一抹の寂しさも感じますね(苦笑)。

広い世界へと巣立っていった2羽の若鳩・・・
大人になっても、彼らの親と同じようにうちの庭に餌を食べにやってくるのかもしれませんが、
まずは達者でな・・・ということで、
この日記を彼らの成長記録の代わりとしておきたいと思います。
posted by 松風あおば at 22:20 | 日記

2018年06月29日

W杯サッカー2018 日本代表決勝トーナメント進出決定!

6月も終盤に入り、今は夏コミ原稿に取り組んでいる最中
・・・なんですが、このところなかなかその原稿に集中できません(汗)。

というのは、今は4年に一度の祭典、
サッカーのワールドカップ・ロシア大会の最中でして、
夜にTVで試合を観戦しながら原稿を描いていたりするんですが
それが日本代表の試合となると、当然のことながら落ち着かなくてなって
原稿どころじゃなくなってしまうんですよね(苦笑)。

このW杯が始まる前は、監督が解任・交代させられるドタバタまであり
親善試合などでも思うように結果が残せず、酷評だらけで
あまりにも冷淡な目で見られていたサッカー日本代表・・・
しかし、いざ本番が始まって
コロンビアに2−1で勝利、セネガルにも2−2の引き分けと
世界の強豪を相手に互角以上の戦いっぷりを披露すると
メディアも国民も手のひらを返すように突如期待を向けるようになり
代表選手たちは一気に注目の的となっていきました。
勝てば賞賛、負ければ酷評・・・周囲の声がいつも手のひら返しなのは
常に結果を求められるスポーツの世界の宿命なんでしょうけど
それが世界的注目度の高いW杯の試合とまでなると
メディア報道のみならず、ネット上の書き込みまでもが白熱し、
「大迫半端ない」だの「川島、喜劇の痛恨ミス」だのと
選手一人一人の細かいプレーにまで容赦ない批評が投げかけられます(汗)。

で、1勝1分けで迎えた
グループリーグ最終戦のvsポーランド戦が、つい先ほど終わりました。
結果は0−1
残念ながら、日本の敗北だったんですが
同時に行われたセネガルvsコロンビア戦で、コロンビアが1−0で勝利したため
勝ち点、得失点差で並んだセネガルとの警告数の差で、日本の2位が確定。
ちょっとすっきりしない形ながらも
日本の2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出が決定しました!

いや〜、なんだかんだでよく頑張りましたよ。
ポーランド戦に関しては、またいろいろ厳しい意見も飛び交うところでしょうけど
始まる前は「全敗やむなし」とまで酷評されていた日本代表が
FIFAランキング上位のセネガル、コロンビア、ポーランド相手の厳しいグループリーグで
前回優勝のドイツ代表ですら逃した決勝トーナメント出場の切符を手にしたことは
まずは褒めてあげるべきですね。
選手のみなさんも西野監督もまずはここまでお疲れさまでした。
グループリーグでの戦いを終え、各選手への評価の明暗も分かれつつあり
その中で見える試合運びに対する課題もいろいろ見つかったかと思いますが
この経験を軸にこの先の決勝トーナメントも一つでも多く勝ち残ってほしいところです。

頑張れ!!日本代表・・・ということで、
選手たちの頑張りにあやかって、私も夏コミ原稿頑張りたいところ・・・なんですけど
そのW杯が終わらないと、あまり落ち着いて原稿描けそうにない
というのが、なんとも皮肉なところですね(苦笑)。
posted by 松風あおば at 02:00 | 日記

2018年06月01日

関西コミティア52 in インテックス大阪

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すでに10日以上前の話なんですが、
今年も5月の「関西コミティア」に一般参加してまいりました。
長年一次創作で同人サークルをやっている身ながら、サークル参加・一般参加ともに
地方(東京圏以外)の同人イベントには全く参加したことのなかった私・松風が
初めて参加した地方イベントが、昨年5月の「関西コミティア50」だったんですが、
その時のレポートはここでも綴っていたかと思います。
東京の一次創作イベント(自主制作漫画誌展示即売会)「COMITIA」と同じブランド名を名乗る
大阪開催のこの「関西コミティア」も、この時は50回目の記念回ということで
大阪一のイベント会場「インテックス大阪」にて初めて開催されるということもあり
私自身いろいろ興味をそそられ思わず参加してきた・・・という感じだったんですが、
実際参加してみると、東京のコミティアには無い独特の魅力と言いますか、
なんとも居心地のいい、ここならではの雰囲気があることに気づいてしまったんですよね。

で、今年もまたその空気を堪能すべくはるばる大阪まで足を運んできた・・・という次第なんですが、
はてさて今回の関西コミティア(「関西コミティア52」)はどんな感じだったのか?
今回も(その道中を含め)簡単にレポートしておきたいと思います。

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(↑)関西コミティア前日の5月19日。
  新横浜から新幹線に乗って一気に新大阪までやってきました。
  ・・・と言っても、乗ってきたのは「のぞみ」でも「ひかり」でもなく、「こだま」号。
  最近は急がない旅ではいつも「こだま」を利用しています。
  空いてて気持ちいいんですよ。特に名古屋より先はいつもガラガラです。

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(↑)大阪(梅田)で地下鉄・御堂筋線に乗り換え、なんばへと向かいます。

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(↑)関西コミティアは翌日・・・では、この日は一体どこへ行ったのか?というと、
  「西の秋葉原」として名高い、大阪・日本橋のオタク街「日本橋 オタロード」。
  前から一度訪れてみたかったんですよね。
  「日本橋」駅もありますが、最寄り駅は「なんば」駅(又は南海電鉄「難波」駅)。
  「なんばCITY」を出て、「なんさん通り」を少し進み、
  「でんでんタウン」メインストリートの一本手前の道を曲がると・・・

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(↑)街が一気に秋葉原になりました(笑)。
  ここがアニメ・ゲーム・マンガ・フィギュア・コスプレカフェなど
  サブカル系ショップが乱立する「西の秋葉原」として名高い「日本橋 オタロード」です。

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(↑)おなじみのアニメ、ゲーム・同人誌、フィギュア、トレカなどのショップが軒を連ねるオタロード。
  街に集まる人たちも含めて、確かに秋葉原の雰囲気そのまんまでしたね(笑)。
  
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(↑)「アニメイト」と「らしんばん」「メロンブックス」「カードラボ」は一つのビルに同居しています。
  1階と2階を占めるアニメイトが他を圧倒している感がハンパないですが・・・(汗)、
  
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(↑)この辺り一帯がオタク街として定着したのはここ10数年ほどのことだそうで、
  「オタロード」という呼称も正式名称ではないものの、今ではかなり浸透しているみたいですね。
  もともと東京の秋葉原と並ぶ大阪の巨大電気街として知られていた
  「でんでんタウン」のサブストリートであったこの通りは
  以前はPCソフトやPCパーツ、中古PCなどのショップが多く軒を連ねていたそうですが
  それらの衰退とともに、大小さまざまなオタクショップがそれにとって代わり
  いつしかオタク街として繁栄するようになってたんだとか。
  オタク街化した背景や経緯も秋葉原とそっくりです。

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(↑)今なおパソコン関連のお店はそこそこ多く見受けられます。
  オタロードに隣接する路地の雰囲気も秋葉原のそれとよく似ていましたね。

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(↑)ケバブ屋さんがあったり、やたら安い自販機やラーメン屋さんが多かったり
  メイド喫茶のメイドコスプレの女の子が客引きしていたり、添い寝カフェとかあったり・・・
  オタク街としての成立の仕方が似ているためか、
  秋葉原との共通要素は面白いようにいろいろなところで見受けられました。

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(↑)近年は旧電気街のでんでんタウンメインストリート側にもオタクショップの新規出店が多いそうで、
  オタロードを中心とした日本橋のオタク街は更なる面的な広がりを見せつつあるようです。
  大阪の観光地の一スポットとしても定着しつつあり、最近は外国人観光客も多いとか。

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(↑)鉄道模型のショップも、やはり秋葉原と同様に集中しているようです。
  大型のレンタルレイアウトを置いているお店もあります。

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(↑)ちなみに・・・この大阪の「日本橋」。
  つい「にほんばし」と言ってしまうんですが、「にっぽんばし」です。
  東京の「日本橋」とは違いますのでご注意を。
  

・・・と、日本橋の話はこのくらいにしまして、
ここからが今回のメインテーマ、「関西コミティア52」の参加レポートです。
日本橋を散策したこの日は長田で1泊し、翌朝(20日)はいよいよ
関西コミティアの会場である「インテックス大阪」に向かいます。

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(↑)大阪市営・・・いや、この春からは「Osaka Metro」でしたね、
  地下鉄・中央線のコスモスクエア駅で下車し、徒歩でインテックス大阪へと向かいます。
  気持ちよく晴れ渡った空の下、歩いてくると汗ばんでくる陽気でした。

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(↑)駅から10分ほどで会場に到着。私自身1年ぶりのインテックス大阪です。
  かまぼこ型ドームのインテックスプラザに入ってすぐ右手、
  2号館が関西コミティアの会場です。

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(↑)サークル入場時間帯ですが、その傍らに一般の待機列が出来ている光景は
  東京のコミティアと同じですね。
  私・松風は、今回も札幌からはるばる空路で参加の水瀬のサークル
  「Lavenderblue」の手伝い・・・というか金魚の糞(?)的一般参加なので、
  カタログを買ってそのままサークルチケットで会場内に入ります。

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(↑)今回のカタログ(『ティアズマガジンかんさい』Vol.52)です。
  内容は本家東京のコミティアの『ティアズマガジン』と似た構成ながらも、
  やはり一味違う「関西の味」がどこかありますね。
  
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(↑)今回の参加サークル数は(昨年5月の50回目記念回とほぼ同じ)1506サークルとのこと。  
  ちょうどビッグサイトの東ホールの1ホール分に収まるくらいのサークル数ですが
  会場の大きさ的にも1日見て回る規模としてはこれくらいがちょうどいい感じです。

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(↑)今回の「Lavenderblue」のブースです。
  この先6月17日(日)の北海道コミティア(札幌)にも今回と同じラインナップで
  参加予定とのことですので、そちらもどうぞよろしく。

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(↑)東京のコミティア同様こちらにも「見本誌スペース」があります・・・が、
  ここは巡回スタッフさんが見本誌を回収して設置してくれる東京の方式とは違い
  サークルが各自で該当するブロックの机に直接見本誌を設置します。
  いつも東京のコミティアに参加してて、初めてこちらに参加するサークルさんなどはご注意を。

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(↑)チラシコーナーも、東京と同じようで少し違います。
  通常の印刷会社や同人イベントなどの広告チラシだけでなく
  各サークルのペーパーや無料配布本なども置けるようになっているんですね。
  中小規模のイベントならではの粋な計らいですが、私もいろいろもらってきてしまいました。

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(↑)さて11時になり、いよいよ一般入場開始です。
  会場内がまたたく間に人で埋まっていきます。

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(↑)初めは空いていた見本誌スペースも次第に混雑してきました。
  たくさんの作品を目の前に一冊一冊手に取って吟味する時間は
  まさに至福の時間・・・一般参加の醍醐味なんですよね。

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(↑)東京と比べ参加ブースは少ないものの「出張編集部」もちゃんと開催されています。
  この回は「ジャンプSQ」や「サンデー」などメジャー誌も来ていました。
  東京のコミティアでは各誌ブース前に並べられた単行本もじっくり立ち読みする私ですが
  今回はサークルさんの作品をたくさん見たいので、ここはざっと眺めて終わりです。

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(↑)東京コミティアの委託出展ブースもあります。
  東京の委託本・・・すなわち東京のコミティアでも買える本のはずなんですが
  ついこちらの方で本を購入したりもしておりました。

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(↑)イベント後の「見本誌読書会」は関西でも開かれているんですね。
  こちらも参加してみたいところですが・・・さすがに見本誌読書会だけのために
  横浜から大阪に足を運ぶのはちょい厳しいですかね(苦笑)。

会場スペースやスタッフの数などの制約もあってか、
東京のコミティアのような大掛かりな企画展などはありませんが、その分
程よい規模とまったりさで、存分にサークル作品を楽しめる空気に満ちている
関西コミティア・・・
「同人誌即売会」としての同人イベントとしてはある意味、
私が想い描く理想的な姿のイベントでもあり
今回も最初から最後まで心行くまで一般参加を楽しんでしまいました。
見本誌スペースにとじ籠って読みふけっている時間が長かったもので
水瀬の「Lavenderblue」の手伝いとしてはほとんど機能しなかった(汗)私だったんですが、
今度は自分のサークル「虹の卵」の方で直接参加したい気持ちにもなってきます。
来年はどちら形で参加しているか?まだわかりませんが
この先もできれば、この5月関西コミティアには毎年お世話になろうかと思います。

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(↑)長い時間、本に夢中になっていたので、
  気分転換に会場の外の空気を吸いにホール外にも出てみました。
  東京ビッグサイト、幕張メッセに次いで日本3位の規模を誇る見本市会場の
  インテックス大阪・・・この日は他にどんなイベントが開かれていたのか? というと

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(↑)6号館で『ラブライブ!』の「スクフェス感謝祭2018」が開かれていました。
  コミティアの参加者層とはちょっと違う(?)人たちも多いな・・・と思ってたんですが
  これがあったんですね。こっちも楽しそうです(笑)。
  2020年の夏コミがこのインテックスで開催される可能性はなくなりましたが
  ビッグサイト同様、ここも巨大オタクイベントを支えている重要な場であることを
  改めて実感させられます。

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(↑)関西コミティアは予定通り15時30分で終了。いや〜今回も楽しませていただきました。
  インテックス大阪も・・・また逢う日まで。

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(↑)〆は一杯の黒ビール。イベントの後の一杯はやっぱり格別ですね(笑)。


ということで、
この後はまた新幹線に乗って横浜へ帰るだけ・・・と言いたいところなんですが、
実は今回は大阪(梅田)でさらにもう1泊して、その翌日に
とあるスポットを散策(今後の『てつもえ』の資料集め(?))してから
帰路に着きました。
その話については、また次回お話したいと思います。
posted by 松風あおば at 01:38 | 日記

2018年05月19日

春の北鎌倉(3)〜建長寺、鶴岡八幡宮〜

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前回はゴールデンウィークのレポートを挟んでしまいましたが、
今回はその前からお伝えしている「春の北鎌倉散策」のお話の続きです。

北鎌倉駅からスタートして、円覚寺、明月院と2つのお寺を見てきましたが
ここまででも結構歩きましたね。この時はとても心地よい疲れを感じていましたが
お寺巡りというのは想像以上に体力を要するものなんだと実感されられます(汗)。

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さて、明月院を出た後は再び鎌倉方向へと歩みを進めますが、
次なる目的地は、鎌倉五山第一位・・・鎌倉の禅宗寺院の中でも最も格式が高く、
鎌倉を代表する観光スポットとして名高い「建長寺」。
明月院からは0.6kmほどの距離です。

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(↑)明月院から建長寺へ向かうその途中にもお寺がありました。
  「長寿寺」という臨済宗建長寺派の寺院で、正式名称は「宝亀山 長壽寺」。
  実はここ、これから向かう建長寺の塔頭寺院(たっちゅうじいん)なんですね。
  本尊は観音菩薩とのことで、鎌倉のガイドブックにも載っています。

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(↑)ここは南北朝時代の建武3年(1336年)、
  鎌倉幕府を滅ぼし室町幕府を興した足利尊氏の鎌倉邸跡に創建され、
  後に尊氏の子で鎌倉公方の足利基氏が父・尊氏の菩提寺とした寺で、
  境内には尊氏の遺髪を埋めたと伝わる五輪塔があります。
  初夏のアジサイや秋のもみじが色づく頃の庭園がとりわけ美しい
  知る人ぞ知る鎌倉の隠れた名所なんだそうですが・・・
  公開は季節限定とのことで、残念ながらこの時は非公開(泣)。
  また季節を見計らって訪れたいと思います。

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(↑)長寿寺からさらに少し歩くと、今度は学校の建物が見えてきました。
  ここは「鎌倉学園中学校・高等学校」、通称「鎌学」。
  私立の男子校で、神奈川県で高校受験をした人なら知らない人はあまりいないかと思います。
  サザンオールスターズの桑田佳祐の出身校としても有名ですね。

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(↑)実はその鎌倉学園のすぐ隣が「建長寺」なんですね。
  この鎌倉学園は、建長寺が宗派の師弟教育のために設立した
  「宗学林(そうがくりん)」という教育施設を前身とした学校で、
  今も理事長をはじめ学校の理事の多くが建長寺や関係寺院の僧侶なんだとか。
  この学校では禅の精神の体験を目的とした建長寺での坐禅教室なども
  教育の一環として取り入れているそうです。

というわけで、鎌倉随一の名刹・建長寺までやってきました。

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建長寺・・・
鎌倉時代の建長5年(1253年)に、鎌倉幕府5代執権・北条時頼が
中国(南宋)の禅僧・蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)を招いて創建した
日本最初の禅の専門道場としての寺院で、正式名称は
「巨福山建長興国禅寺(こふくさんけんちょうこうこくぜんじ)」。
鎌倉五山の第一位とされる臨済宗建長寺派の大本山です。
度重なる地震や大火により創建当時の建造物は失われており、
現在の建物はすべて江戸時代以降に再建、又は他所から移築されたものだそうですが
総門・山門・仏殿・法堂・方丈が一直線に並ぶ伽藍配置は
創建当時の面影を残すものとされ、その多くが重要文化財などに指定されています。

根菜類やこんにゃく、豆腐を胡麻油で炒めたものに出汁(精進出汁)を加え
醤油や味噌で味付けしたおなじみの汁物「けんちん汁」は、一説に
ここ建長寺が発祥(「建長汁」が訛ったもの)と言われていますね。


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(↑)入口にあたる「総門」は、江戸時代の天明3年(1783年)の建立で
  昭和15年(1940年)に京都の般舟三昧院(はんじゅざんまいいん)から
  移築されたものだそうですが、なかなかの風格があります。

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(↑)「巨福山」の山号が書かれた額はこの寺の10世住持にして書の名手であった
  一山一寧(いっさん いちねい)の筆と伝えられています。
  「巨」の字の真ん中下に余計な「点」が加えられているのがちょっと気になりますが、
  この点があることで全体に安定感が出ているんだとか。

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(↑)総門の先にあるのが「山門(三門)」(安永4年(1775年)造)。
  高さ約30mの巨大な立派な門です。こちらの額には「建長興国禅寺」の寺号が刻まれています。

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(↑)山門の奥には仏殿がありますが、その仏殿手前の参道脇には
  蘭渓道隆の手植えと伝えられる推定樹齢760年のビャクシンの木があります。
  宮崎アニメに登場しそうな(?)もの凄い生命力を感じる巨木です。
  
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(↑)「仏殿」・・・お寺の本尊の仏様が安置されている「本堂」です。
  現在の仏殿は4代目のものと言われ、元々は東京・芝の増上寺にあった
  江戸幕府2代将軍・徳川秀忠夫人・崇源院の霊屋(たまや:霊廟)だったものを 
  正保4年(1647年)に移築したものなんだとか。
  堂内に安置されている本尊は「地蔵菩薩坐像」。
  禅宗寺院では一般的に「釈迦如来」が本尊であることが多いのですが
  実は、建長寺があるこの場所はかつては「地獄ヶ谷」と呼ばれた処刑場で、
  元々地蔵菩薩を本尊とする「伽羅陀山心平寺」というお寺が建っていたそうで
  その本尊を建長寺が引き継いで今日に至っている、という由来があるんですね。
  お寺の歴史というのは結構複雑だったりします。 

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(↑)仏殿のさらに奥にあるのは「法堂(はっとう)」(文化11年(1814年)造)。
  法堂とは、住持(住職)が修行僧たちに説法(講義)をする場で
  禅宗以外の宗派では「講堂」と呼ばれる建物ですが、
  建長寺では388人もの僧侶がここで説法を受けていた記録もあるんだとか。
  現在は法要・講演・展覧会などに使われているそうです。
  
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(↑)法堂よりさらに奥にあるのは「方丈(ほうじょう)」。
  建長寺の方丈は「龍王殿」と呼ばれ、現在の建物は総門と同じく
  昭和15年(1940年)に京都の般舟三昧院から移築したもので、
  内部には夢窓疎石の作といわれる庭園もあります。

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(↑)方丈入口の門である「唐門」。
  唐破風(からはふ:曲線を利用した破風)造り・漆塗りの実に立派な門です。
  仏殿と同じく、芝の徳川秀忠夫人・崇源院の霊屋から移築したもので、
  平成23年(2011年)の大修理で往時の煌びやかな美しい姿に再現されています。
 
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(↑)方丈内部とその庭園は見学可能・・・だったんですが、
  実はこの時、私は不覚にもその入口を見落としてしまい(汗)、恥ずかしながら
  中へは入れないものと誤解してここで引き返してしまいました(実は右手奥に入口がありました)。
  方丈はまた次に来たときにじっくり見学したいと思います。

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(↑)総門から方丈まで、建長寺の伽藍を構成する建物をざっと見てきましたが、
  これらの建物はほぼ一直線に並んでいました。振り返ってみるとその様子がよくわかります。
  総門まで戻りがてら、もう一度境内をよく見てみます。

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(↑)建物の屋根など至る所に目につく「三つ鱗(みつうろこ)」の紋。  
  鎌倉幕府の執権職を世襲し、事実上の最高権力者一族であった北条氏の家紋です。
  その北条得宗家の権力基盤を固めた5代執権・北条時頼が創建した建長寺・・・
  その威勢の痕跡はこのお寺の中に今もたくさん残されています。

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(↑)山門の右手にある、
  建長寺の開祖・蘭渓道隆の墓塔を守る塔頭寺院「西来庵(せいらいあん)」。
  ここは蘭渓道隆の墓塔やその像を安置する「開山堂」、坐禅堂などがある
  この寺の聖域ともいえる場所で、修行僧たちの修行道場でもあります。
  一般の参拝客は入れませんが、入口の門(嵩山門(すうざんもん))の向こうは
  明らかにこちら側とは違う(?)何か厳粛な空気が流れているのがわかります。

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(↑)その嵩山門の近くにある、建長寺の「梵鐘」。
  茅葺の鐘楼に吊るされた高さ約2.1m、重さ2.7トンの巨大な鐘は
  建長7年(1255年)に鋳造されたものだそうで、
  建長寺創建当時の数少ない貴重な遺品の一つとして国宝に指定されています。


創建当時の建造物こそ失われているものの、
伽藍を構成する建物の圧倒的な規模や荘厳さで、その威厳と風格を今に伝える建長寺。
歴史ある大寺院の雰囲気はやはり一般的なお寺(小寺院)のそれとはかなり違うものがありました。
そこには中世の権力者の示威的な意向が汲み取れるものもありましたが、
現在においても単なる宗教施設としてではなく、
歴史の生き証人としての大切な役目も担っている存在なのかもしれません。



さて、建長寺を参拝した後は、この日最後の目的地・・・
鎌倉の中心的存在にして鎌倉を象徴する神社「鶴岡八幡宮」を目指します。

建長寺から鶴岡八幡宮までは1.7qほどの道のりなんですが
いわゆる「鎌倉街道」と言われる道の一つで
三方を山に囲まれた鎌倉への陸路の入口である「鎌倉七口」の一つ・
「巨福呂坂(こふくろざか)」と呼ばれる切通しの峠を越えます。
鎌倉時代末、新田義貞率いる倒幕軍が、鎌倉幕府最後の(16代)執権・
北条守時らの率いる幕府軍と激戦を繰り広げたというその一帯は
その地形的な険しさからか今も人家は少なく、その人通りの少ない道は
さすがに夜は歩きたくない(?)寂しさが漂っていました。

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(↑)建長寺から巨福呂坂に至る道の途中に、もう一つ小さなお寺がありました。
  建長寺の塔頭寺院の一つで「円応寺(えんのうじ)」というお寺です。
  建長寺境内・境外に今もある建長寺の塔頭寺院は全部で12か院だそうですが
  常時一般公開しているのはこの円応寺だけとのことで
  ちょっと立ち寄ってみることにします。

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(↑)ここは人が死後に冥界で出会うという「閻魔大王」を中心とした
  「十王(じゅうおう)」を祀るお寺。
  元は「新居閻魔堂(あらいえんまどう)」という海近くの川沿いにあったお堂で、
  江戸時代の元禄16年(1703年)の地震と津波で破損したため、
  その後現在の場所に移されて今に至っているのだとか。

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(↑)山門の少し先にある円応寺の本堂。
  その内部は鎌倉時代の仏師・運慶が作ったといわれる
  「閻魔王坐像」(重要文化財)を中心に、「初江王」「宋帝王」などといった
  死者の生前の行いを裁く「十王」の像が参拝者を囲むように並んでいて、
  普通のお寺とは大分雰囲気が違うものがありました。

円応寺の堂内は撮影不可で、写真ではお見せできないのですが  
本尊の閻魔様をはじめ十王の像はとても写実性豊かで、その睨みをきかせている表情は
本当に目の前にリアル閻魔様たちがいるかのような錯覚さえ覚えます。
死んだときに閻魔様に厳しい裁定を下されないよう、
私も悪いことはなるべくしないように生きていこうと思います、ハイ(笑)。


さて、円応寺から再び歩き始め、
巨福呂坂(巨福呂坂洞門というトンネルがあります)を越えると
やがて人家が多く見え始め、車や人の往来もにぎやかな鎌倉中心部のエリアに入ります。
いよいよ鶴岡八幡宮の境内も見えてきました。

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鶴岡八幡宮・・・
平安時代の康平6年(1063年)に、前九年の役で奥州を平定した源頼義が
出陣に際して加護を祈願した京都の石清水八幡宮を鎌倉由比ヶ浜郷に勧請し創建した社殿を、
治承4年(1180年)に鎌倉入りした源頼朝がこの地に移したもので
それ以後は源氏の氏神、鎌倉武士の守護神として、
また鎌倉幕府初代将軍・源頼朝ゆかりの場所として
多くの人々の信仰を集めてきた、鎌倉を象徴する神社です。

全国屈指の初詣の参拝者数を誇る神社としても知られていますので
知らない方はほとんどいないと思いますが、鎌倉を代表する観光スポットだけに、
正月のみならずいつでもたくさんの人が訪れていて
今は外国人の観光客もとても多く見受けられます。
私自身ここへ来たのはかなり久しぶりだったんですが
ここの雰囲気は昔から変わっていないですね。

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(↑)鶴岡八幡宮の参道は、由比ヶ浜から鎌倉の中心部をほぼ南北に貫く
  「若宮大路」と呼ばれる大通りで、
  古都・鎌倉がこの神社を中心に発展したことを物語っています。
  「三の鳥居」と呼ばれる大鳥居の先が現在の境内で、
  この日も大勢の人で賑わっていました。

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(↑)境内に入ってすぐの所に「源平池」という池があり、
  その池を横切るように石造の橋が架けられているのが目に入ります。
  「太鼓橋」という橋で、私の子どもの頃はこの上を渡ることも出来たんですが
  安全対策のためか(?)今は柵で仕切られていて中に入ることはできません。

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(↑)境内の参道をまっすぐ進むと、舞を奉納する舞台「舞殿」があり
  その先をさらに進むと本宮(上宮)に続く石段の下まで来ます。
  寺社仏閣巡りは階段の上り下りがつきもの・・・脚力が要求されますね(汗)。

その石段の途中、
中段の左脇にはかつて「隠れ銀杏」と呼ばれたイチョウの巨木がありました。
その木は建保7年(1219年)1月27日、2代将軍・源頼家の子の公暁(くぎょう)が
その木影に隠れて待ち伏せをし、3代将軍・源実朝を殺したという伝説で有名な
この神社のシンボル的存在・・・だったんですが、
なんと平成22年(2010年)3月10日の強風で折れて倒れてしまったんですね。
私自身このイチョウの大木はよく覚えていただけに、
このニュースは結構ショックだった記憶があります。

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(↑)幹が折れ倒れてしまった大イチョウ。
  根元から高さ4メートルまで残った部分は、7メートル離れた場所に移植されて
  今も保存されていました。

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(↑)一方、元々大イチョウがあった場所には、木の根から新たな若木(蘖:ひこばえ)が伸び始め、
  倒れた大イチョウの後継樹として今もすくすく成長しているようです。
  この若木が先代の木と同じ大きさになるには気の遠くなるような時間を要しますが
  この先も神様に見守られながら大木に成長していってほしいものです。

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(↑)階段を上りきると、本宮の「楼門」の袂に出ます。
  扁額に記された八幡宮の「八」は鳩の向き合う形を表したもの・・・
  これは八幡神の使いが鳩であることにちなんだものなんだとか。

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(↑)本宮は、文政11年(1828年)に江戸幕府によって造られたもので、
  本殿、幣殿、拝殿が縦に並んだ形式になっています。
  その横にはこの神社の宝物を展示する宝物館もあり、
  有料(200円)で見学できるようになっています。

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(↑)ここの絵馬はなんと、イチョウの葉の形をしています。
  若木のイチョウの生命力にあやかろうということらしく
  多くの人が願いを捧げています。

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(↑)本宮楼門(石段上)からは鎌倉の街を見下ろせます。
  「いい国造ろう」でおなじみ、12世紀末に源頼朝によって造られた
  鎌倉幕府という武家政権によって新たな時代がスタートしたものの
  それは血で血を洗う権力闘争の時代の始まりでもあり、
  この鎌倉はその後の幾多の悲劇の舞台にもなってきました。
  さまざまな歴史を刻んできた古都・鎌倉・・・
  その歴史の一部始終を静かに見守ってきた鶴岡八幡宮・・・
  ここに立つといろいろな想いが込み上げてきます。

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(↑)さて、北鎌倉から歩いてきた今回の散策もひとまずここがゴール・・・
  ということで、再び石段を下りて帰路に着きます。
  源平池のほとりまで来たところ、
  池のほとりの「神苑 ぼたん庭園」の牡丹がちょうど見頃とのことでしたので、
  最後にここを見学して帰ることにしました。

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(↑)円覚寺の塔頭「松嶺院」で咲いていた牡丹も綺麗でしたが、
  ここは「ぼたん庭園」と言うだけあって、園内見渡す限り牡丹が咲き乱れています。
  牡丹にもいろいろな種類があるようですが
  色とりどりの大輪の花が一日歩いてきた疲れを忘れさせてくれます。

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    牡丹花は 咲き定まりて 静かなり 花の占めたる 位置のたしかさ



北鎌倉駅からスタートし、円覚寺〜明月院〜建長寺〜鶴岡八幡宮と巡ってきた
今回の「春の北鎌倉の旅」・・・
私自身久々の鎌倉ということもあって、以前にも来たことがあるスポットであっても、
いろいろ新しい発見や感動がありましたが、なによりも歩くことで日頃のストレス解消ができ
心身共にリフレッシュすることができたように思います。
「パワースポット巡り」として、若い女性などにも最近は人気の「寺社仏閣巡り」・・・
「歩く修行」(?)も兼ねて、心地よい疲れを感じつつ
自分と静かに向き合える貴重な時間をも過ごすことができますので
みなさんもたまにはこんな旅いかがでしょうか?
posted by 松風あおば at 01:04 | 日記

2018年05月14日

2018ゴールデンウィーク満喫

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今回は前回の北鎌倉のお話の続き・建長寺・・・の予定でしたが、すみません(汗)。
今年もゴールデンウィークが過ぎたばかりということで、
先に先日のGW中の出来事を振り返ってみたいとと思います。


毎年GWといえば、当サークル(虹の卵)は
一次創作イベント・コミティアへのサークル参加が恒例・・・だったはずなんですが
今年はとんだ凡ミスで参加申込をスルーしてしまい、
(皮肉にも)かなりゆったりとしたGWを過ごすことになってしまいました。
そのコミティアが開催されていたGW終盤は好天にも恵まれ、
絶好のお出かけ日和となったため、そのコミティアへの一般参加も含め
いろいろ楽しいことがあったんですが、
そのへんについて、ここでざっと振り返ってみたいと思います。

COMITIA124(5月5日)

本当ならサークル参加するはずだった5月コミティア・・・ですが、
今回もまったり昼頃から一般参加してきた私です。
一般参加とサークル参加では緊張度が全然違うもので、
迂闊にも午前中のんびりし過ぎてしまって(汗)家を出るのが遅れてしまい
国際展示場の駅に着いたのは正午過ぎ・12時半近くでした。

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(↑)GW中盤まで悪天候に見舞われていたのが嘘のような快晴の
  子どもの日の東京。歩いていると汗ばんでくる陽気でした。
  旗日らしく、ビッグサイトの前のやぐら橋にも日の丸がはためいています。

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(↑)コミティア会場はビッグサイト東4・5・6ホール。
  春コミティアの3ホール使用はもはや恒例ですが、
  今回の参加サークル数は過去最高の5674サークルとのこと。
  いやはやデカくなったものです。
  ちなみにお向かい東2ホールは「ドールズパーティ(通称・ドルパ)」。
  いかにもGWらしい(?)陣容の東ホールです。

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(↑)遅れてきたのはやっぱり迂闊でした・・・(汗)。
  『ティアズマガジン』は少し前に売り切れたとのことで
  この時点ではすでに入場フリーでした。
  ショックで写真がブレてしまっていてすみません。

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(↑)会場内はえらい混雑ぶり・・・おおよそ行く予定のサークルさんは
  スペースc`ェック済みだったので、ティアマガが無くても辿りつけましたが、
  通路を進むだけで一苦労でした。
  この調子だと、来年あたり5月コミティアは抽選になるかも・・・とか
  思ったりするのは杞憂でしょうか(汗)。
  
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(↑)今回もおなじみのサークルさんのブースを巡った後は
  見本誌コーナー、出張編集部(といっても原稿見てもらうわけでなく
  各誌ブース前の見本単行本を立ち読みするのが目当て)と回ります。
  私の最近のコミティアの楽しみ方の一つです。
  (写真は各誌出張編集部の見本単行本の展示コーナーの様子です。)

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(↑)そして今回のコミティア目玉の企画展は・・・ズバリ「百合展」です。
  「百合」とは、女性同士の恋愛・友愛を題材とした・・・なんて
  今さら説明しなくとも、もはやメジャージャンルですよね(笑)。
  でも「百合」というテーマから連想されるイメージ、作られる作品は実にさまざま。
  そんな百合作品を一堂に紹介した企画展はなかなか見ごたえありました。

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(↑)今回は「撮影OK」とのことでしたので、いろいろ撮らせていただきました。
  知っている作品もあれば、初めて知った作品もあります・・・って当然ですが。

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(↑)原稿サイズで見られるのは、下手の横好きながら自分も描いてる身としては
  いろいろ勉強になってうれしいところです。
  女の子たちを取り巻く澄みきった空気までもが描かれている・・・
  そんな原稿の数々を眺めながらため息をついていました。

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(↑)作家さんたちの直筆のカードやスケブもたくさん展示されていました。
  これまで特に百合ジャンルに思い入れはなかった私ですが、
  作家さんたちの描く百合キャラたちを見ていると
  自分も描きたくなってきてしまいます(半ば冗談です(苦笑))。  

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(↑)『やがて君になる』、『あさがおと加瀬さん』
  いずれもアニメ化されるんですね。これは観なくては・・・。


そんなこんなで、サークル参加こそできなかったものの
一般参加で大いに楽しませてもらった今年の5月コミティア・・・
いろいろ創作魂を刺激されたところで、次は夏コミに向けて自分の作品も頑張ろうと思います。


太陽のトマト麺

いきなり何の話だ?・・・と思われるかもしれませんが、
これはコミティア終了後、豊洲にて仲間内で食べたラーメンのお話です。

「トマトのラーメン」と聞いてピンと来る方は相当なラーメン通・・・と言いたいところなんですが、
その名も「太陽のトマト麺」というお店の結構有名なラーメンですので
ご存知の方も多いかもしれません。

実はこのお店のトマトラーメン、
今年1〜3月期にTVアニメ化された『ラーメン大好き小泉さん』にも
登場していたんですよね(アニメ5話、原作4巻(二十八杯目))。
この回は小泉さん大好き・悠ちゃんのストーカーっぷりが、かわいくもキモい話だったんで
登場したラーメン自体の印象はやや薄かったんですが、
今回はその「太陽のトマト麺」豊洲店にてついにそれを実食する機会に恵まれたというわけです。

奇しくも、その「太陽のトマト麺」さんでは
「太陽のトマト麺」×「ラーメン大好き小泉さん」〜オリジナルポストカードが貰える
魅惑のコラボキャンペーン〜を開催中・・・というナイスタイミング。
「炙りチーズの超ボンゴレ」を食べて、豪華賞品を当てよう!! (↓)ということで
迷わずこれを注文しました。

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しかし「トマト」に「チーズ」「ボンゴレ」??
・・・いずれもイタリアンではおなじみながら
ラーメンとはなかなか結び付きそうにないもので、正直味の想像がつきません。
一体どんな味のラーメンなのか? あれこれ考えているうちに実物が出てきましたので
とりあえず食べてみることに・・・。

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(↑)まずは、コラボ特典の小泉さんカード。いや〜これは素直にうれしいです(笑)。

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(↑)そして、噂のトマト麺・「炙りチーズの超ボンゴレ」。
  真っ赤なトマトスープに、軽く炙った焦げ目のある白いトロリとしたチーズ、
  そしてアサリがたくさん載っていて、なかなか見た目は華やかですが・・・
  そもそもこれは本当にラーメンなんでしょうか?

・・・と、恐る恐るスープと麺をすすってみると
うん、確かにラーメンです(笑)。
トマトスパゲッティに近いラーメン、とか言うとざっくりしすぎですが
麺は確かに細麺のラーメンでして、それがトマトのスープ、
そしてトッピングの炙りチーズ、さらにアサリによくなじんでいて、とても美味!?
単に奇をてらった変わり種メニューというわけでもなく
今までなぜポピュラーなラーメンとしてこれが存在していなかったのか?
と思えるほど自然な美味しさなんですよね。
そういえばトマトには旨み成分のグルタミン酸が豊富に含まれていて
トマト出汁は日本料理の出汁にも共通するものがあるとかって話を
どこかで聞いた気もしますが、それはもしかしてこういうことなのか・・・??
と感じさせてくれるものでもありました。
この一杯にはトマト3個分のリコピンが含まれているそうで、
とってもヘルシーなラーメンとして、若い女性にも大変人気なんだそうですが
いや、これは・・・作中で味わいながら幸せそうな顔をしている
小泉さんの気持ちがよくわかる一杯でしたね(笑)。

そういえば、この回の小泉さんはこのトマト麺の麺をすすった後
残ったスープに〆のご飯を入れてリゾット風にして食べたりもしてたっけ・・・
私も今度来た時はやってみたいと思います。


絵師100人展 08

日本を代表するイラストレーター(絵師)100人の
描き下ろし作品を展示するイベントとして
2011年より毎年GWに秋葉原で開催されている「絵師100人展」。
今年のGWも秋葉原にて「絵師100人展 08」が開催されていまして
私も最終日の5月6日に鑑賞しに行ってきました。

「絵師100人展」の展示作品は、
毎回一つの「テーマ」に基づいて製作されたものが集められているのですが
第8回目となる今回のテーマは・・・「雅(みやび)」。
「「宮廷風」を意味する言葉が語源とされ、
華やかさや艶やかさなどの外見的な「美しさ」を表す一方で、
気品や正しさなど内面的な「質」を備えた様子をも表す
日本文化における重要な美意識の一つで
文化や芸術、祭りなど人間の営みや、雄大な風景などの自然のほか、
一見すると胸騒ぎやほの暗さを感じるものを表現する際にも用いられてきた」
・・・という「雅」という概念。
そんな抽象的なテーマを与えられた絵師のみなさんは、はてさて
どんなイメージを思い浮かべてそれぞれの作品を作り上げたのか?
私自身この「絵師100人展」を見るのは昨年に続き2回目なんですが、
会場に入る前のワクワク感もまた楽しいものがあります。

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(↑)「絵師100人展 08」の入口。
  この日が最終日でしたが、思ったほど会場は混雑はしていませんでした。

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(↑)「絵師100人展」入口名物?? 出展絵師さんたちのラクガキ。
  もはやこれも作品と言ってもいい(?)
  ハイレヴェル・ハイクオリティなラクガキです(笑)。

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(↑)「絵師100人展」のマスコットキャラ・・・もとい、守り神の「百(はく)ちゃん」です。
  絵師や参加者の集まった想いが形となり生まれた新米のかみさまなんですね。
  「絵師100人展」の素晴らしさを広めるべく今日も絵師を見守り奮闘中なんだとか。

会場内では、その百ちゃんが展示作品の一部をピックアップして解説をしてくれる
有料の「音声ガイド」のサービスがあります。
百ちゃんの中の人は人気声優の佐倉綾音さん。
いつもなら美術館や博物館の展示物を鑑賞する際には
「音声ガイドなどは不要、展示物だけを観よ」というスタンスをとる私もここだけは別です。
600円とられようが、「声豚」と罵られようが(?)
あやねる演じる百ちゃんの音声解説は外せません(苦笑)。

というわけで、この後はレンタルした音声ガイドの機器を手に会場内へと入りますが、
会場内及び展示作品は当然ながら撮影禁止。
実際の作品をここで取り上げて感想を述べることはできませんが、
単なるイラストと言うよりもはや「芸術作品」「アート」の境地に達している
絵師さんたちの渾身の力作の数々には今回もただただ見とれるばかりでした。


「雅」というテーマに関しては、やはり「和」のイメージが大勢を占めており
和服姿の女性、それに日本の花鳥風月を取り入れたものが多かったのは予想通り(?)
というところだったんですが、細かく見ていくとやはりそのイメージも十人十色というところで
その中に見える作家さんそれぞれのイメージのズレというか違いを探るのも楽しかったです。
また逆に、あえて王道なパターンを避けて斬新な自分なりの「雅」を追及したような
いくつかの作品にも共通する雰囲気や取り入れる要素の類似点が見出せるのも面白いところでしたかね。
「花」とか「月」とかというのはいかにも一般的に思い浮かべる「雅」の要素かもしれませんが
「魚」とか「狐」、「風鈴」とか「楽器」「灯り(灯篭とか提灯とか)」といった
そういったものも割と多く見られたのは、
「雅」という漠然とした概念が含んでいる、一般的な意義とは異なる
どこか非日常的でミステリアスなイメージの表れなのかもしれません。

・・・と、イラスト世界を言葉だけで語るのもいろいろ限界があるんですが
とにもかくにも今回もいい作品をたくさん見ることができて
いろいろ思考に耽る貴重な時間を過ごすことができました。
百ちゃんの音声ガイドも・・・やっぱりかわいくて良かったです(笑)。


神宮球場 ヤクルト vs 広島(5月6日)

「絵師100人展」を鑑賞した後は、そのまま総武線(中央線各停)で信濃町へ・・・
実は6日の夕方からは、ヤクルトファンの友人と一緒に
プロ野球は神宮球場の「ヤクルト vs 広島」戦を観戦する約束があったんですね。
横浜DeNAベイスターズファンの私としては
どちらかを熱烈応援するというスタンスではないものの
昨年のセ・リーグ覇者にして今年もなにげに強い広島カープの独走を阻むべく
この日はとりあえずヤクルトスワローズに頑張ってほしいということで
一緒にスワローズを応援すべく球場へ足を運んだ、というわけです。

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(↑)というわけで、やってきましたGW最終日の神宮球場。
  試合は18時開始ですが、17時前でもすでに多くのファンが詰めかけています。

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(↑)友人が確保してくれた今回の観戦席はライト側外野指定席。
  といっても1塁側内野席に近いエリアで眺望は良好。お値段もお手頃な席でした。

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(↑)真っ赤に染まる3塁側〜レフトスタンド。カープファン多いですね(汗)。
  バックネット裏の2階席もカープファンで埋まっていて、
  ここは本当にヤクルトの本拠地か?と思えるほどです。

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(↑)ビールを片手に野球観戦。GWの〆としてはなかなかいいものですね。
  つば九郎の中の人も・・・お疲れさまです(笑)。

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(↑)そして18時になり試合開始です。ヤクルトの先発投手は石川。
  実はこの日の試合前の時点で、ヤクルトは6連敗中。
  5連敗の後1勝し、その後また6連敗という泥沼状態のヤクルトは
  連敗ストップをベテラン左腕に託します。

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(↑)一方広島の先発投手は九里。
  両先発とも3回まではランナーを許しても無得点に抑える無難な立ち上がり。

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(↑)試合が動いたのは4回。
  4回表、広島は2番・菊池が2ベースヒットで出塁すると、続く3番・バティスタは・・・

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(↑)レフトスタンドへ2ランホームラン! 広島が2点を先制します。

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(↑)そしてその裏のヤクルトの攻撃。今度はヤクルトの4番・バレンティンが
  同じくカープファンで埋まるレフトスタンドへソロホームラン。
  すかさず1点差へと詰め寄りました。

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(↑)その後は両チーム、お互いランナーを出すも得点は奪えず、
  試合は広島1点リードのまま、いよいよ9回裏のヤクルトの攻撃。
  マウンドには広島の守護神・中崎が立ちはだかります。
  
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(↑)西浦、川端はフライに打ち取られ、あっさり2アウト。
  ヤクルト万事休す・・・しかし、ここでバッターボックスに入るは代打・大引。
  カウント1―0からでした。

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(↑)大引の当たりは、カープファンで埋まるレフトスタンドに飛び込むホームラン。
  なんと土壇場でヤクルトは2対2の同点に追いついてしまいました。
  ライトスタンドのヤクルトファンは大歓喜。傘の花がライトスタンドを埋め尽くします。

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(↑)この試合の見どころは実はここからだった・・・
  と言っても過言ではないかもしれません。
  まさかの延長戦に入った10回表、ヤクルトは4番手投手の石山が
  9回に引き続きマウンドに上がりますが・・・

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(↑)1アウトから2番・菊池に2ベースヒットを打たれると、
  4回にホームランを打たれている3番・バティスタには・・・

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(↑)センター前にヒットをはじき返され、菊池がホームイン。
  2対3と広島に再び1点のリードを許してしまいます。
  やはり広島には今日も勝てないのか?? ライトスタンドに再びため息がこぼれますが・・・

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(↑)中崎に代わってマウンドを託された広島の4番手投手・今村もピリッとしません。
  制球が定まらず3番・坂口、4番・バレンティンと中軸を歩かせてしまうと・・・

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(↑)今村に代わってマウンドに立った5番手投手・一岡は2アウトから
  7番・川端にタイムリーヒットを打たれて再び3対3と同点、試合は振り出しに・・・。
  広島もどうしてもあと一歩のところで勝利をつかめません。

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(↑)そして3対3のまま迎えた11回裏のヤクルトの攻撃。
  広島は引き続き一岡にマウンドを託しましたが・・・またも2アウトからでした。
  フォアボールのランナーが1塁にいる状態で打席には3番・坂口。
  その坂口が・・・

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(↑)フルカウントからライト方向へ、サヨナラ2ベースヒット!!
  なんとヤクルトが土壇場からの踏ん張りで劇的な逆転勝利を収めました。

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(↑)いや〜野球は本当に最後までわかりません。
  リードを奪われていて残りアウト1つでも執念の粘りで点をあきらめなかったヤクルト。
  リードを奪ってもあとほんの少しのところで勝利が遠かった広島。
  勝利の女神の気まぐれは時に思わぬ展開をもたらしますね。

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(↑)この日のヒーローは、
  9回同点打の大引、10回同点打の川端、11回逆転サヨナラ打の坂口の3選手。
  ヒーロー多きこの試合は、連敗に次ぐ連敗でストレスがたまっていた
  ヤクルトファンには久々の快挙だったに違いありません。
  ベイスターズファンの私としても見ごたえのある劇的な試合を
  目の当たりに出来て大満足でした。
  

・・・という感じに、
コミティア申込み忘れから思わぬ形となった今年のゴールデンウィークだったんですが、
結局のところ、大いに充実して楽しんでいた自分がおりました(笑)。
いろいろ元気を充填させてもらいましたので、この先またいろいろ頑張りたいと思います。

それとGWとは関係ないですが、久々にサイトのTOP絵を更新しました。
同人サークルらしくないサイトですけど、一応創作漫画サークルのサイトですので(苦笑)。
posted by 松風あおば at 01:28 | 日記

2018年05月04日

春の北鎌倉(2)〜明月院〜

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新緑の季節。春の陽気に誘われて、北鎌倉を散策してきた
というお話を前回からしていますが、今回はその続きのお話です。

北鎌倉駅にほど近い、鎌倉五山第二位の禅宗寺院・円覚寺を参拝した後は
次なるスポット、「あじさい寺」として知られる「明月院(めいげついん)」を目指します。
円覚寺を出た頃には朝から降り続いていた小雨も上がり、
雲の合間から薄日が差すようになっていました。


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(↑)円覚寺を出た後しばらくは横須賀線の線路に沿って鎌倉方面に歩きます。
  「横須賀線」といえば、伝統的なラインカラーである
  青とクリーム色(横須賀色(スカ色))の帯をまとったE217系電車が主力ですが
  湘南新宿ラインが乗り入れるようになった今は
  緑とオレンジ色(湘南色)の帯をまとったE231系・E233系が走る風景も
  珍しくなくなりました。

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(↑)線路沿いの道から明月院に続く路地へ入ります。
  緑豊かで閑静な古くからの住宅地の小道は行き交う人や車もほとんどなく
  周囲は静まり返っていて、小鳥のさえずりだけが山に響き渡っています。
  
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(↑)円覚寺からゆっくり歩いて10分ほどで明月院の「総門」までやってきました。
  つい先ほど観てきた円覚寺に比べると、地味でこじんまりとした印象です。


明月院・・・
平安時代末期の平治の乱で戦死した首藤刑部大輔(すどうぎょうぶだゆう)
山ノ内俊道(やまのうちとしみち)の子・山ノ内経俊(やまのうちつねとし)が
父の菩提供養のために永暦元年(1160年)に創建した「明月庵」を起源とする
臨済宗建長寺派の寺院で、山号は「福源山」。
鎌倉時代には、鎌倉幕府5代執権・北条時頼がこの地に「最明寺」を建立し
隠居後自らここで出家生活を送り、
時頼の死後はその子・北条時宗がその最明寺を前身に「禅興寺」を創建。
室町時代の康暦2年(1380年)頃に、
関東管領の上杉憲方(うえすぎのりかた)が「禅興寺」を中興した際に
「明月庵」を「明月院」と改称し、禅興寺の塔頭寺院と定めたものの、
その後時を経た明治初年に禅興寺自体が廃寺となってしまい
今ではその塔頭だった明月院のみが残っている・・・
という、ちょっと複雑な経歴を持つお寺なんですが、
境内はアジサイの名所として知られ、「あじさい寺」とも呼ばれています。


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(↑)総門を入ってすぐ左手にあるのは鎌倉幕府5代執権・北条時頼の墓所。
  鎌倉幕府で執権を務める北条氏の惣領一族(得宗家)の権力基盤を
  確固たるものとしつつも、37歳の若さでこの世を去った時頼は
  晩年出家して最明寺入道としてここで過ごし、今もこの地で静かに眠っています。

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(↑)墓所の隣にある北条時頼を祀る廟所。
  廟所では今も時頼の命日とされる11月22日に供養の法事が行われているとか。

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(↑)総門付近から見た明月院境内。ここも丘陵地の谷戸に造られたお寺ですが
  生い茂る緑が深く、あまり建築物はありません。

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(↑)総門から山門、方丈へと続く明月院の参道。
  その両脇には約2,500株ものヒメアジサイが植えられており
  これが「あじさい寺」と呼ばれる所以です。
  梅雨時(6月)のシーズンにはその淡い青色の花々で境内が染まり、
  その美しさは「明月院ブルー」と称され絶賛されています。

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(↑)花芽がふくらみ色づく前の4月のアジサイ。
  実はこの寺がアジサイで有名になったのはさほど古い話でもないんですね。
  戦後、参道を整備する際に人手や物資が不足していたため、杭の代わりに
  「手入れが比較的楽だから」という理由でたくさんのアジサイを植えたものが
  梅雨時に美しい花を咲かせるようになり、次第に有名になったんだとか。
  今はアジサイのみならず、季節ごとにいろいろな花が咲き乱れる
  「花の寺」としても知られています。

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(↑)「山門」です。円覚寺の山門などと比べるとやはり簡素で素朴な印象ですが
  独特の風情があって、このお寺の雰囲気にとてもよく馴染んでいます。

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(↑)山門のすぐ近くに建つ「方丈(ほうじょう)」。
  前回も触れたように「方丈」はもともとは寺の住持の住居を指す言葉ですが、
  この明月院ではこの方丈が実質的な「本堂」の役割を果たしていて
  お寺のパンフレットの案内図にも「本堂」と書かれています。
  内部には本尊の「聖観音菩薩坐像」が祀られています。

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(↑)方丈内部の右の部屋の奥には「悟りの窓」と呼ばれる丸窓があり
  その窓から見える裏庭の景色は、明月院を象徴する風景として知られています。
  「丸」は禅宗においては煩悩が取り除かれた「悟り」の境地を示すもので
  またここでは「月」の世界も表現されているのだとか。
  「明月院」はやはり「月」と関係があるんですね。
  
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(↑)方丈裏の庭園は通常は非公開で、拝めるのは丸窓から見える部分のみとなりますが、
  その手前の枯山水の庭園も美しく、見ているとなんとも心が落ち着きます。

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(↑)方丈の左手を少し奥に進むと「開山堂」というお堂があります。
  ここは室町時代に上杉憲方が密室守厳(みっしつしゅごん)という禅師を開祖として
  禅興寺を中興した際に建てた「宗猷堂(そうゆうどう)」というお堂を
  後に「開山堂」と改めたもので、内部にはその開祖・密室守厳の木像と、
  最明寺・禅興寺・明月院の歴代住持の位牌が祀られています。

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(↑)その開山堂の裏手の崖にある「明月院やぐら」。
  「やぐら」とは鎌倉時代〜室町時代に多く造られた
  鎌倉特有の崖をくり抜いて作った墓所のこと。
  この明月院やぐらは、もともとは山ノ内経俊が
  平治の乱で戦死した父・山ノ内俊道の菩提を弔うために造ったもの
  と伝えられており、鎌倉に残るやぐらの中でも最大級のものなんだとか。

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(↑)やぐら内の中央にある宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、
  この寺の中興の祖である上杉憲方の墓。
  生前に自ら建てた墓塔と言われています。
  壁面には釈迦如来、多宝如来、十六羅漢の浮き彫りもありますが、
  凝灰岩質であるために風化が著しく、その彫成年代などついては不明とのこと。
  中には入れませんが、覗くと薄暗くちょっと不気味な雰囲気でもありますね。
  
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(↑)さて、境内の見学できるスポットは一通り見たので、このあたりで引き返し・・・
  と思ったら、山門の近くにもう一つ見るべきスポットがありました。
  「ウサギ共和国」(!?)・・・うさぎ小屋です。

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(↑)明月院はやはり「月」をテーマとして意識したお寺のようで、
  月と言えば「うさぎ」というイメージから、うさぎも飼育しているようですね。
  そういえば総門の受付でもらったお寺のパンフの表紙も
  「方丈の丸窓の前でうさぎがはねている」写真でした。

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(↑)小屋の中には2羽のうさぎがいました。名前はモモ(左)とネロ(右)。
  もふもふしててかわいいです。動物はやはり心を癒してくれるものがありますね。
  眺めていると、心ぴょんぴょん♪
  ひと目で、尋常でないもふもふだと見抜いたよ(←あやねるの声で)。

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(↑)うさぎ小屋の周辺も春の花が咲き乱れています。
  春風がそよ吹くそんな静かな佇まいの中に身を置いていると、
  なんとも心地よくて時が経つのを忘れてしまいそうでした。

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(↑)「沙羅双樹(しゃらそうじゅ)の花の色、
  盛者必衰(じょうしゃひっすい)の理(ことわり)をあらはす・・・」
  梅雨時には、この沙羅双樹も可憐な白い小さな花をつけます。
  アジサイが見頃の梅雨時は参拝客でごった返すそうですが、
  やはり梅雨時にも一度来てみたいですね。

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(↑)総門への帰り道はアジサイの参道から少しそれて、竹林の中も歩いてみました。
  凛とした禅寺の境内にはまっすぐに伸びた美しい竹が似合います。
  今の季節はところどころタケノコも出ていました。

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(↑)「竹を傷つけないで下さい。あなたの心にも大きな傷が残ります。」
  さすがは精神世界を重んじるお寺の注意書き(汗)・・・肝に銘じておきます。


鎌倉五山の円覚寺・(この後に行く)建長寺などに比べれば
規模的に小さくこじんまりとしてあまり目立たないお寺ながら、
アジサイや四季の花々に彩られ、歴史と自然との調和を感じられるスポットとして
注目度の高い明月院。
実際に境内を歩いてみると、なんとも言葉では表せない不思議な魅力に気付かされます。
中世の権力者たちがこの地を供養の地、隠居の地、墓所の地として選び
ここに寺院を興した理由もよくわかる・・・というと、ちょっと大袈裟かもしれませんが
今も訪れる人の心を癒し、不思議な元気を与えてくれるパワースポットになっている
というのは間違いないような気がしました。


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さて、明月院を出た後は
鎌倉五山第一位にして鎌倉随一の名刹・建長寺、そして鶴岡八幡宮を目指しますが、
その話はまた次回にしたいと思います。
posted by 松風あおば at 15:50 | 日記