2019年09月14日

ぶらり東急世田谷線の旅(1)

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東急世田谷線・・・という路線をご存知でしょうか?
東京都世田谷区の三軒茶屋駅と同区内の下高井戸駅の間、
5.0qの区間を結ぶ東急電鉄(東京急行電鉄)の軌道線です。

「軌道」とは広義には鉄道車両が走る線路(レール)を指す言葉ですが、
「軌道線」と言った場合は、一般の車や人が往来する公衆道路に
レールが敷設される路線を指す狭義の言葉になり、
専用の線路敷のみで運行される鉄道路線とは区別されるものになります。
一般的には「路面電車」と呼ばれることが多いこのタイプですが
法律的にも「軌道法」という別個の法律が適用されるものなんですね。

東京都心から川崎市・横浜市を中心とした神奈川県東部地域にかけて
古くから一大路線網を有する大手私鉄・東急電鉄が運営する
唯一の軌道線がこの「世田谷線」なんですが、
世田谷区東部の地元住民の足としてはもちろん、
東京では都電荒川線(早稲田〜三ノ輪橋)とともに今なお残る路面電車として
多くの人に愛されているこの路線・・・
私・松風自身は日頃利用する路線ではないのですが、
先日ふとこの路線に久々に乗りたくなり、ぶらっと路線探訪をしてきました。
今回はその時のことを振り返ってみたいと思います。

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(↑)まず降り立ったのは東急田園都市線の三軒茶屋駅。
  ここで同じ東急の世田谷線に乗り換えます。
  田園都市線の地下ホームから改札を出て長いスロープの地下道を延々進むと・・・

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(↑)三軒茶屋のランドマークビル「キャロットタワー」に直結する
  世田谷線の三軒茶屋駅に辿り着きました。世田谷線の三軒茶屋駅は
  「煉瓦造りの高層ビルの中でヨーロッパ風の駅舎にレトロな路面電車が走る駅」
  ということで、関東の駅百選に選ばれています。

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(↑)田園都市線も世田谷線も同じ東急の路線・・・なんですが、両路線は運賃別立て。
  世田谷線内の運賃は全区間均一制で、路線距離5.0q、全10駅どこまで乗っても
  「おとな150円 こども80円(ICカード利用時はおとな144円 こども72円)」です。
  一日全線全駅で乗り降りできる「世田谷線散策きっぷ」(おとな330円)という
  一日乗車券もあり、この日の私ももちろんこちらを購入しました。

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(↑)世田谷線沿線はレトロな街並みや寺社仏閣を始め名所旧跡がたくさんあり、
  ちょっとした歴史散歩ができる路線としても知られ、
  TVの散策番組などでもよく取り上げられていますので
  地元住民や鉄道マニアならずとも割とよく知られています。

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(↑)三軒茶屋駅のホームは頭端式2面1線のホーム。  
  1線の線路の両側に乗車ホーム・降車ホームがそれぞれ設置されていますが、
  降車ホーム側には改札がなく、通り抜けの一般通路としても利用されています。
  
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(↑)電車が入ってきました。
  今の世田谷線の車両は全列車がこの300系。
  2両編成(2車体3台車の連接車)で全10編成で運行されていますが
  車体色は編成ごとに異なり、来る電車ごとに色が違うのでなかなか楽しいです。

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(↑)車体色はこの10種類。
  正確には現在は「世田谷線50周年記念企画」の一環として
  301F編成はグリーンとクリームの玉電塗装(旧玉川線の塗色を再現したもの)、
  308F編成は「幸福の招き猫電車」塗装(沿線の豪徳寺の招き猫に由来するデザイン)に
  変更されています。

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(↑)土曜日の昼下がりの世田谷線・・・大勢の人が降り、大勢の人が乗ります。
  軌道線とはいえ、一日の乗降者数が11万人を超えるドル箱路線でもあるんですね。

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(↑)ちなみに「三軒茶屋」の地名は、江戸時代、大山道と登戸道の分岐点だった
  この地に三軒の茶屋があったことに由来すると言われています。
  今も国道246号線と世田谷通りの分岐点で、田園都市線で渋谷から2駅のこのエリアは
  「住みたい町」ランキングの上位に名を連ねる人気の街なんだとか。
 
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(↑)ドアが閉まり三軒茶屋を出発・・・と思ったら、あっという間に最初の途中駅、
  西太子堂に到着。三軒茶屋と西太子堂の駅間距離はわずか0.3km(300m)。
  三軒茶屋の再開発で、三軒茶屋駅が西太子堂駅寄りに移転したこともあって
  世田谷線内でも駅間距離が最も短い区間ですが、
  いかにも軌道線らしい駅と駅の近さです。

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(↑)車内の雰囲気も電車の車内と言うよりはバスの車内に近いものがあるでしょうか?
  にしても、通勤利用の少ない土曜日でも結構混むんですね。

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(↑)若林に到着。ここでちょっと途中下車してみます。
  この駅の手前、三軒茶屋寄り30mほどの所に
  この世田谷線を象徴するスポットがあるのでそこに行ってみることにしました。

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(↑)そのスポットとは・・・ここ「若林踏切」です。
  世田谷線と交通量の多い環状七号線(環七通り)との交差地点の踏切なんですが、
  この踏切、なんと警報機も遮断機もない「第4種踏切」なんですね。

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(↑)というのも、ここは信号機によって交通が制御されている特殊な踏切なんです。
  道路交通側に一旦停止の義務はなく、電車も環七通りの交通に優先されないため
  信号によっては電車の方が一時停止をする仕様になっていることで
  「信号待ちをする電車」が見られる踏切として知られています。

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(↑)環七側の信号が赤の時は車の往来が停まり、その間に電車が通過していくこともあれば・・・

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(↑)環七側の信号が青の時に電車が踏切に差し掛かると、逆に電車が信号待ちをすることも・・・
  ここでは毎日こんな光景が繰り返されているんです。

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(↑)この踏切も、かつては踏切警報機とワイヤーを使った昇開式遮断機が設置された
  電車優先の普通の踏切だったそうですが、環七通りの交通量の爆発的な増加に伴い
  踏切近辺の渋滞悪化が顕著になったため、1966年(昭和41年)に
  警報機と遮断機が撤去され、信号機が設置されて現在の姿になったんだとか。
  一般の車や人が往来する道路にレールが敷設される「軌道線」に分類される世田谷線
  ・・・なんですが、実のところこの世田谷線はほぼ全線が「専用軌道」区間で
  道路上を走行する区間(併用軌道)は無く、この若林踏切が唯一の公衆道路共用部分と
  なっています。

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(↑)さて、若林の駅に戻って再び世田谷線の電車に乗ります。
  今度はグリーン塗装の電車に揺られ、一駅先の松陰神社前で降ります。
  この駅はその名の通り、「松陰神社」の門前町の駅。
  徒歩5分ほどの所に松陰神社があります。

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(↑)駅前の踏切を渡ります。
  余談ながら世田谷線のゲージ(軌間・レールとレールの間隔)は1372o。
  スコットランドの馬車鉄道のゲージ(4フィート6インチ)を採用した
  かつての「東京馬車鉄道」(後の「東京都電」へと発展)の流れを汲むこのゲージは
  都電荒川線や京王電鉄(井の頭線を除く)、函館市電などで今も見ることができます。

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(↑)松陰神社前の駅から松陰神社までの間は
  昔ながらのお店が並ぶアットホームな商店街を通り抜けます。
  ゆったりとした時間が流れどこか懐かしい感じもする・・・そんな街でしょうか。

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(↑)今さらですが、「松陰神社」は
  長州・萩の「松下村塾」にて高杉晋作、木戸孝允、伊藤博文といった
  明治維新の立役者たちを育てた幕末の思想家・吉田松陰を祀る神社。
  商店街の一角には「松陰本舗 松下村塾學び館」という
  吉田松陰や松下村塾の塾生・門下生などについて学ぶことのできる
  入館無料の資料館まであります。

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(↑)松陰神社までやって来ました。吉田松陰を祀る松陰神社は、
  その故郷にして松下村塾のあった山口県萩市にもありますが
  こちらの松陰神社は、かつての長州藩主の別邸の跡地で
  ここに改葬された吉田松陰の墓の側に創建されたものなんだとか。
  
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(↑)鳥居をくぐり拝殿に向かう松陰神社の参道を進みます。
  それほど大きくはない神社ですが、境内には凛とした厳かな雰囲気が漂っていました。

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(↑)幕末の激動の時代に、類まれなる先見の明と不屈の精神をもって
  その先の明治という新時代を切り開く多くの逸材を育んだ吉田松陰。
  安政の大獄にて刑死し、自らはその近代日本の姿を見ることはできなかったものの
  維新を成し遂げた門下生たちによってその思想は受け継がれ
  その師の御霊は神としてここに祀られた・・・というわけなんですね。

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(↑)そんな松陰先生の志にあやかるべく、私も清らかな心で参拝させていただきました。
  晩夏の土曜の昼下がりの境内は静寂に包まれセミの声だけが響き渡っていましたが、
  拝殿で手を合わせる人は絶え間なくやってきていました。

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(↑)拝殿の隣には、なんと「松下村塾」の看板が。
  萩市の松陰神社の境内には幕末当時の松下村塾の塾舎の建物が現存していますが、
  実はここにも松下村塾を模した建物があったんですね。

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(↑)模築とはいえ、往時の雰囲気は十分に伝わってきます。
  建物は木造瓦葺き平屋建ての小舎で八畳と十畳半の部分からなっていますが
  十畳半の部分は塾生が増えて手狭になったため、後から増築したものなんだとか。
  1857年(安政4年)から1858年(安政5年)までの2年程の間、
  吉田松陰はこの部屋で塾生たちに教育を施しました。

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(↑)こちらが最初からあった八畳の部屋。

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(↑)こちらが増設された十畳半の部屋。見た目は質素な日本家屋の部屋ですが、
  この部屋から後の近代日本を築き上げた錚々たる人物たちが輩出されたのかと思うと
  何とも感慨深いものがあります。

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(↑)「万巻(まんがん)の書を読むに非(あら)ざるよりは
   寧(いずく)んぞ千秋(せんしゅう)の人と為るを得ん。 
   一己(いっこ)の労を軽んずるに非ざるよりは、 
   寧んぞ兆民(ちょうみん)の安きを致すを得ん。」
 ( 多くの書物を読もうともしない者が、どうして立派な人物になり得るだろうか。
  自分の労苦を軽んじ厭う者に、どうして世の人々の安寧をもたらすことなど出来ようか。)


私も松下村塾の教えを肝に銘じたところで、再び世田谷線に乗って先に進みますが・・・
長くなりましたので、このお話は次回に続きます。

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posted by 松風あおば at 17:33 | 日記

2019年08月30日

夏コミティア(COMITIA129) in 青海展示棟

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今年も夏コミが無事終わり、いよいよ夏も終わり。
夜には虫の声も聞こえ始め、季節は初秋へと向かいつつありますが
一次創作で同人活動をしている者にとってはもう一つ、夏を締めくくる大事な同人イベントがあります。
一次創作オンリーイベント(自主制作漫画誌展示即売会)のコミティアです。
今年も夏コミティア(COMITIA129)が夏コミの2週間後の8月25日(日)に開催されていました。

季節に1回、年4回開催される東京のコミティアのうち
時期的な都合でどうしてもコミケと連続してしまう夏のコミティア・・・
うち(虹の卵)としては(夏コミ落選時以外は)サークル参加はしないというスタンスで
今年も悠々と一般参加を楽しんできたんですが、
今年の夏コミティアは昨年までの夏コミティアとは少しばかり違うものだったんですね。

何が違っていたか?と言えば・・・ズバリ「会場」。
オリンピック準備のため、東京ビッグサイトが限定的な使用を余儀なくされているというのは
今回の夏コミ4日間開催という話でも触れましたが、その余波はコミティアにも及んでいて
今回の夏コミティアもいつものビッグサイトの東・西ホールではなく
少し離れた場所に仮設された「青海展示棟」での開催だったんですね。

すでに前回の5月コミティアもこの青海展示棟での開催だったそうですが
5月コミティアには参加せず、また夏コミ期間中の企業ブース(青海展示棟)にも足を運ばなかった
私・松風にとっては、今回がその青海展示棟初体験・・・
ということで、いつも以上にワクワクした気持ちで会場へと向かったんですが
はてさて、その初めて参加した「青海コミティア」はどんなコミティアだったか?
当日の会場の様子を振り返ってみたいと思います。

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(↑)今回の会場は「青海展示棟」。
  場所はこれまでのコミケやコミティアの会場として慣れ親しんだ
  ビッグサイト・東西ホールからは1.5kmほど離れたところにあります。
  おなじみりんかい線に乗りますが、いつもの国際展示場駅までは乗らず、
  一つ前の東京テレポート駅で降ります。 
 
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(↑)東京テレポート駅の改札を出て左手、出口Aのエスカレーターで
  外に出てみると・・・

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(↑)そこは、いきなりのコミティア会場・入場口!?
  なんと、東京テレポート駅を出て左手すぐの所が青海展示棟の入口でした。

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(↑)正面のビーナスフォート側にはゆりかもめの青海駅。
  また手前の歩道橋を渡った先には同じくゆりかもめのお台場海浜公園駅があります。
  交通の利便性においてはこの上ない立地というべきでしょうか。。

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(↑)ビーナスフォート側から青海展示棟を見てみると
  芝生や植え込みの木々・花々に囲まれた何やら不思議な建物にも見えてきます。

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(↑)建物の正式名称は
  「東京ビッグサイト 青海展示棟(Tokyo Big Sight AOMI Exihibition Hall)」
  離れていてもあくまでも「東京ビッグサイトの一ホール」という位置づけなんですね。

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(↑)今回の『ティアズマガジン』を購入。早速会場に入ってみます。

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(↑)ここの会場ホールはほぼ正方形のホール2つ(Aホール・Bホール)が並ぶ単純構造。
  わかりやすいと言えばわかりやすいですが・・・
 
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(↑)会場内に入って見回してみると、やっぱり「仮設」の安普請感はありますね(苦笑)。
  ざっくり言えば「巨大なプレハブ建物」・・・というところでしょうか。
  5月コミティアやコミケでの噂を聞いたところでは
  トイレが少ない、空調の効きが悪い、携帯電波が弱い・・・などなど
  あまりいい評判が上がってませんでしたが、私個人の感想としては
  この日の居心地はそんなに悪くはなかったように思います。
  
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(↑)AホールとBホールの挟間です。それぞれのホールの大きさを考えると
  あえて2ホールに分けずに、一つの巨大ホールに仕上げてもよかったように思うのですが
  そのへんは技術的な制約などもあるのかもしれませんね。

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(↑)商業各社各誌のブースが一堂に会する「出張編集部コーナー」は今回も賑わっていました。

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(↑)見本誌コーナーにチラシ置き場も健在です。
  今回は見本誌コーナーで本を読みふけってしまい、買い物自体はあまりできませんでした(汗)。

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(↑)コミティアグルメ(?)も今や目が離せません。
  もはやコミティア名物と言ってもいい(?)「オムそば」屋さんに
  話題のローストビーフ丼、タピオカドリンクなどの「うまいもん屋台」もかなり繁盛していたようです。
  
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(↑)企業出展ブースも、今や印刷会社から同人誌委託書店・ダウンロードサイトなどの他、
  文化庁のメディア芸術祭、地域の漫画イベント、はちみつ屋さんまで出展しています。
  クリップスタジオによるデジタル漫画セミナー(実演講座)も今やおなじみですが
  私もここにはかなりお世話になっています(笑)。

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(↑)私自身は会場内で見かけることはありませんでしたが、
  今回はNHKによる映像撮影取材も入っていたようです。このコミティアの様子は
  2019年12月〜2020年1月頃に「東京ミラクル」という番組にて放映されるとのことですが
  どんな内容の番組でコミティアがどんな風に紹介されるのか? 今からちょっと楽しみですね。


というわけで、
今年も夏コミティア一般参加を満喫した私でしたが、
「青海展示棟」という新たな会場でのコミティアは
いつものビッグサイト東西ホールで開催されるコミティアと基本的に同じでありながら
どこか新鮮味があって楽しかったです。
良くも悪くも「仮設」ということで、オリンピック終了後には消滅してしまうこの青海会場。
何年後かには思い出の中でのみ語られる「幻の会場」となってしまうかと思うと
何か貴重な体験をしているような気(?)もしてしまう、そんな今回のコミティアでもありました。
  
コミケ・コミティアの他、同人イベントの主催・準備会サイドのスタッフのみなさんにとっては
会場確保から当日の細かい運営に至るまで、
オリンピックに振り回される日々がまだあと1年ほど続くことかと思いますが
私のようなサークル参加者・一般参加者としてはその恩恵に感謝しつつ、
この先もそれぞれのイベントを楽しみたいところです。


季節は間もなく秋・・・そしてその先の冬に向けて、私の方も次の本の原稿また頑張りたいと思います。
posted by 松風あおば at 00:14 | 日記

2019年08月21日

2019年夏コミ(コミックマーケット96) お疲れさまでした〜。

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すでに終了して10日ほど経っていますが
史上初の4日間開催となった今回のコミケ・・・なんとか無事終了しましたね。
暑い中参加されたみなさん、今回もお疲れさまでした。

当サークル「虹の卵」も
3日目(11日(日))の創作少年ジャンルにてサークル参加してまいりましたが
今回もサークル席には多くのみなさんにお越しいただき、
酷暑の中ながら本当に楽しい一日を過ごすことができました。
うちとしては表紙・本文ともデジタル作成となった新刊を携えて初めて迎える
記念すべきコミケ(?)・・・でもあったんですが
そんなうちの作品の方も概ねご好評いただき、売り上げも上々で
今回もみなさまには本当に感謝感謝の次第です。

ビッグサイトの西ホールと新設ほやほやの南ホール、
そして少し離れた青海の仮設展示場での4日間開催、
参加者は日によって色の違うリストバンドの参加証を手に巻いて入場・・・と
これまでにないスタイル尽くしで開催された今回のコミケ。
書店での前売りを含めカタログが入手困難になっていたとか、
入場制限の解除や待機列の誘導でのミスがあったとかなかったとか、
イレギュラーな要素が多い中で運営上の混乱も所々であったようで
準備会側もしきりに謝っていましたが、
来場者数は1日目:16万人、2日目:17万人、3日目:20万人、4日目:20万人の
4日間合計73万人と、日数が多かった分やはり過去最高を記録したようですね。
この暑い中、設営日も含め5日間にわたって奔走してくれたスタッフのみなさんには
ただただ頭が下がる思いです。

オリンピックは1年後とはいえ、
そろそろオリンピックに振り回されないコミケが恋しい(泣)・・・というのは
たぶん私たちサークルや一般参加者以上に
準備会の執行部やスタッフのみなさんの切実な想いじゃないかと思いますが、
少なくともあと1年は続くであろうこのスタイルのコミケ・・・
次回以降も大きなトラブルなど無いまま、無事乗り越えられるよう
一参加サークルとしても祈らずにはいられないところです。
とにもかくにも今回の夏コミは、いつもと少し違っていた分も含めて、
いつも以上にみなさん本当にお疲れさまでした。


そんな今回のコミケ・・・
アフターレポートとして今回も写真で振り返って、といきたいところ
だったんですが・・・大変申し訳ありません(汗)。
実はコミケ当日(サークル参加した3日目と一般参加した4日目)の写真をおさめた
私のデジタルカメラのメモリーカードのデータが
その後のちょっとしたアクシデントで吹っ飛んでしまいまして
今回は当日の様子を画像でお見せすることが出来なくなってしまいました(泣)。
(冒頭の写真は、唯一残っていた別の予備カメラで撮影したものです。)
小さな媒体で多くのデータをやり取りできる便利な時代ではありますが
こういうリスクも孕んでいるというのを身を持って体験しましたね。
これが漫画原稿のデータとかじゃなくてよかった・・・というところでもあるんですが
この経験は今後のデジタルツール利用でのリスクヘッジを考える上の
教訓にしたいところでもあります。

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(↑)というわけで、写真はついさっき撮ったものなんですが
  今回のコミケカタログと、付属の入場証(4日分のリストバンド)です。

なお、気付いている人がどれだけいるかはわかりませんが
今回の冊子版のコミケカタログは、これまでの共信印刷鰍ナはなく
大陽出版鰍ェ印刷してたんですね。
これが今回だけの措置なのか、今後もそうなるのかは全く不明ですが、
長く参加している者にとっては、「コミケカタログといえば共信印刷」という
イメージが強かったのでちょっと意外でした。
でも大陽さんは、当サークル(虹の卵)の本の印刷で
いつもお世話になっている印刷会社ですので
私としては正直ちょっと胸アツでもあります(笑)。

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(↑)今回のコミケドリンクは、珈琲貴族氏パッケージデザインのスポーツドリンク。
  キャッチコピーは「青く白い聖地へようこそ」。
  今回のコミケ会場が「青くて白かったか?」どうかはともかく
  夏空をバックにした爽やかなビッグサイト(?)が印象的です。
  今回は会場で飲まないで持ち帰り、冷蔵庫にしまっておいてなにげに正解でした(笑)。


それと(写真は無いものの)今回のコミケで特筆しておくべきはやはり
今回から会場として使用し始めた、出来立てほやほやの「南ホール」でしょうか。
うちは従来の西ホール配置だったんですが、知り合いのサークルさんへの挨拶回りの際
この新ホールに足を踏み入れてビックリ !?
出来たばかりなので新しくて綺麗だった・・・というのは言うまでもないんですが
なにより空調が効いていて、西ホールとは比較にならないほど
涼しくて快適な環境だったんですね。
広いオープンスペースでの空調の効きを維持する技術が
この四半世紀の間で格段に向上した証し・・・と言えるものなのかはわかりませんが
サークルブースの広さといい、南に配置されたサークルさんが羨ましい限りでした。

過去40年にわたるコミケ史を振り返ると、会場の変遷もいろいろありましたが
有明のビッグサイトコミケが始まって20数年・・・この南ホールの登場は
やはり一つの「転機」として語られていくことになりそうですね。
その快適ぶりに、この先の夏コミではうちも南に配置されたい・・・と
つい思ってしまいますが、
ここ数年にわたりオリンピックに振り回された代償として(?)、
今後は従来の東西ホールも改修工事などを経て
南ホールのような快適な環境に整備しなおしてほしいものです。
そうなった暁には・・・かつて発生した「コミケ雲」のエピソードなども
遠い伝説の闇の中に消えていきそうですが(笑)。


さて夏コミが終われば、間もなく夏も終わり、秋がやってきます。
デジタルでの漫画制作もまだ不慣れな私ですが、さらにいろいろ覚えつつ
冬に向けてまた作品作りに精を出したいと思います。
posted by 松風あおば at 23:14 | 日記

2019年07月31日

京アニ放火事件

長かった梅雨曇りの空がやっと晴れて、関東もようやく梅雨明けとなりましたが、
梅雨明けと同時に、各地とも一気に猛暑に見舞われていますね。
連日のうだるような暑さに、頭がぼーっとして何もする気が起きなくなるというか、
日常生活のモチベーションを保つのも苦労していますが、
この酷暑の折、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?


コミケ前の準備などもあって
この日記もこのところまたサボり気味になっていまして(汗)
今日で7月も終わりということで、このへんでそろそろ近況ネタでも
更新しなければというところ・・・なんですが、
実は自分自身、ここ最近は例年のこの時期に比べると
精神的に不安定というか、空虚と言うか、ふさぎ込みたくなるというか
そんな時間が多かったんで、このところ楽しい話もあまりないんですよね。
と言うのも、長く続いた梅雨空に気が滅入っていたから
とかそういうのではなく、
みなさんもすでにTVのニュース等でご存知の
今月18日に発生した「京都アニメーションの放火事件」が
あまりにもショックだったというのが原因だったりします。

漫画やアニメを(観たり描いたりすることを)趣味としている人なら
すでに説明するまでもないと思いますが、
クオリティの高いアニメ作品で知られ、日本のアニメブランドとして
海外からも高い評価を受けてきたアニメ制作会社「京都アニメーション」。
私自身もここ十数年にわたり
『涼宮ハルヒの憂鬱』、『らき☆すた』、『けいおん!』、『AIR』、『Kanon』、『CLANNAD』、
『氷菓』、『中二病でも恋がしたい!』、『たまこまーけっと』、『響け! ユーフォニアム』
・・・などなど、幾多の京アニ作品に触れ、
感動なり、笑いなり、「こんな作品描いてみたい」という衝動(?)なり、
各作品からいろいろなものを享受させてもらっていただけに、
それらの作品の制作の場である京アニスタジオが凄惨な放火現場となり、
その作り手だった多くのクリエーターのみなさんの尊い命、才能が
理不尽な形でいっぺんに失われたことに対して、悲しみや憤りを通り越して
私自身の心までぽっかり穴が開いたようになってしまってたんですね。
「小説をパクられた」などと言っていたという犯人の男も重篤な状態とのことで、
その動機は未だ霧の中という感じではありますが、
おそらく一方的な被害妄想が原因ではないかと思われる今回の事件に
現代社会に潜むある種の闇を感じざるを得ないものもあります。

人的・経済的な損失のみならず、日本のアニメ文化そのものへの打撃が
計り知れない今回の事件ですが、
一方で事件の報道を受けた国内外の多くの人たちから
哀悼や支援の声が続々と寄せられ、各国の要人や著名人までもがコメントを寄せたり
日本政府が京アニ再建への支援策の検討を表明するなど、
その反響の大きさにも驚くものがありました。
日本のアニメが一つの文化として、産業として広く世間に認知されていく過程で
京アニとそのスタッフのみなさんがこれまで果たしてきた役割、功績が
思わぬ形ながら多くの人から絶大に評価されているのを感じられたことは
こちらとしてもわずかながら救われる思いがしましたね。

こんな事件はもう二度と起きてほしくない、というのは
ファンのみならず、誰しもの願いであることは言うまでもありませんが、
今後のこういった事件への「備え」を考えていく上でも
今回の事件は社会全体がしっかりと記憶に刻んでおくべきかもしれません。
京都アニメーションがこの先再び秀作アニメ作品を生み出せる会社として再生できるよう、
一ファンとしてできることも自分なりに考えてみようというところでもありますが、
まずは、今回の事件で亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈り申し上げ、
負傷された多くのみなさまには心よりお見舞い申し上げる次第です。


というわけで
ひさびさの日記ながら、今回は
新しい時代の幕開けに起こってしまった「京アニ放火事件」というショッキングな事件を
私自身が記憶に刻んでおくための日記とさせていただきました。

夏コミ(コミックマーケット96)参加の告知等は次回にさせていただく予定です。
posted by 松風あおば at 19:17 | 日記

2019年06月26日

お絵描き(世話やきキツネの仙狐さん)

デジタル(液タブ・クリスタ)でのお絵描き練習中の私・松風です。
今は線の太さや色などあれこれ試しながら好きな二次キャラを描いていたりしますが
たまには描いたものでも晒そうか・・・というわけで今回は
現在アニメ放映中の『世話やきキツネの仙狐さん』の仙狐(せんこ)さんとシロさんです(↓)。

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満身創痍のサラリーマン・中野を存分に甘やかすためにやってきた神使の狐・仙狐さん。
アニメの仙狐さんかわいくて、こっちも癒されます。

仙狐さん私も一匹欲しい、モフりたい・・・じゃなくて(汗)、
うちにもやってきて私も甘やかしてほしいです(笑)。
posted by 松風あおば at 01:35 | 日記

2019年06月08日

関西コミティア55 ありがとうございました〜。

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すでに2週間近く前の話で恐縮なんですが、
先月末の5月26日は「関西コミティア55」にサークル参加してまいりました。

5月の関西コミティアにはここ2年ほど、関西旅行も兼ねて
一般参加(水瀬のサークル「LavenderBlue」の手伝い参加)しておりましたが
当サークル「虹の卵」としてサークル参加するのは今回が初めてで
またうちとしては初の地方イベントへのサークル参加ということもあり
個人的に今回はいろいろ記念すべきイベントとなりました。

初めて表紙・本文ともデジタルで作成した
新刊(と言っても今回は薄っっい本でしたが)をなんとか間に合わせたものの
これと合わせて販売する既刊本(『てつもえT』〜『てつもえW』)を
事前に送っておくのをうっかり忘れてしまったため
前日は旅行グッズとともに重い荷物を抱えて関西に乗り込む羽目になるとか(汗)、
準備段階から要領の悪さ丸出しでかなりバタバタしたりもしてたんですが、
うちにとってはアウェーの地(?)であるにもかかわらず
当日はそこそこ多くの方にサークル席に立ち寄っていただき
汗水たらして持ち込んだ既刊本もほぼ完売して本当に感謝感激でした。
今回お越しいただいたみなさんのほとんどは
当サークルの作品を初めてご覧くださった方々だったかと思いますが、
今回の関西コミティアでのご縁を大変うれしく思っております。
今後とも当サークル「虹の卵」、そして当「創作漫画サークル「虹の卵」のホームページ」を
何卒よろしくお願いします。


ということで、
今回の「関西コミティア55」参加をここでもう一度簡単に振り返ってみたいと思います。

同人活動歴20年・・・といっても、
東京以外の同人イベントへのサークル参加は初めてで
行く前からワクワク感一杯だった今回の関西コミティア参加。
鉄ちゃんである私・松風の鉄道旅行も兼ねた(?)サークル参加の旅はその前日から始まります。

私の住む横浜から大阪までの移動はもちろん新幹線・・・と言いたいところなんですが・・・

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(↑)今回は新幹線は名古屋で降り、名古屋からは近鉄特急で大阪に向かいます。
  旅行グッズに既刊本の詰まったリュックとカバンと両手に持っていても
  今回どうしても乗りたかった近鉄特急「アーバンライナー」。
  この鉄ちゃんの性だけはどうにもなりません(苦笑)。

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(↑)近鉄名古屋から大阪難波までの所要時間は2時間ちょっと。
  三重県の山間部から奈良、大阪へと駆け抜ける近鉄特急での関西入りは
  新幹線とは一味も二味も違う別の魅力がありました。

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(↑)大阪難波に着いた後は、やっぱり関西の秋葉原、日本橋オタロードへ。
  オタク文化の活気は東京に負けていない大阪です(笑)。

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(↑)大阪ミナミのシンボルといえばやっぱり通天閣・・・と言いたいところなんですが、
  周囲に高層ビルが立ち並ぶ今の大阪ではやや存在感が薄れてしまった感じでしょうか?
  
  
25日の夜は弁天町のホテルに宿泊。
そして翌26日はいよいよ「関西コミティア」です。
朝のサークル入場時間帯に合わせ会場の「インテックス大阪」に向かいますが
あまりに荷物が重かったため今回はホテルからタクシーで会場に直接向かいました。
コミケ時にビッグサイトに直接タクシーで乗り込む
地方から参加のサークルさんの苦労が今回はよくわかりましたよ(笑)。

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(↑)タクシー移動はやっぱり楽でした(笑)。
  タクシーを降りればそこは関西最大のイベント会場「インテックス大阪」。
  1年ぶりに仰ぎ見るかまぼこ型のドームです。

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(↑)関西コミティア会場は、昨年、一昨年と同じ
  インテックスプラザ(かまぼこ型ドーム内)に入って右手奥の2号館。
  その手前にはすでに一般参加者の待機列が出来ていました。

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(↑)カタログ『ティアズマガジンかんさい』を購入。
  毎回東京コミティアの『ティアズマガジン』と同じような構成ながら、雰囲気的にはどこか趣が違います。

関西コミティア自体はすでに3度目の参加なのでもう慣れている、
といっても、今回は自分もサークル参加の身・・・
会場に入れば自分のサークルスペースの設営をしなければなりません
(・・・ということで、今回はあまり写真が無くてすみません(苦笑))。
合体申込みで今回も隣接する「LavenderBlue」の水瀬(今回が関西3度目のサークル参加)に
いろいろ協力してもらいながら、荷物を開封したり見本誌を並べたりと準備を整え、
11時の一般入場開始を待ちます。
サークル参加はやっぱり一般参加には無い独特の緊張感がありますね。

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(↑)そして11時になり一般入場が始まると、会場内は一気ににぎやかになりました。

地方コミティアとしては最大規模で、毎年盛況の5月の関西コミティア・・・なんですが
圧倒的な規模の東京のコミティアとはやはり何かが違うといいますか、
どこかアットホームでゆったりした空気も流れていて
会場内の雰囲気はなんともちょうどいい居心地の良さを感じます。
そのあたりが私自身毎年ここに来るようになった理由でもあるんですが
今回はサークル参加ですので、そんなのんびりしたことも言っていられません(汗)。

サークル席でみなさんのお越しを神妙な面持ちで(?)待つこと数時間・・・

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(↑)初めてのイベントながら、そこそこ多くの方に来ていただけてホッとしました。
  おかげさまで午後には持ち込んだ既刊本もほぼ売り切れ、汗水たらして持ち込んだ努力も報われました(笑)。
  (右は今回の新刊『てつもえ〜ミニ番外編 FUJISAN〜』)

会場内をじっくり回って他のサークルさんの作品を楽しむ時間こそあまりありませんでしたが
やはり自分の作品を通じて多くのみなさんと交流を持てるのがサークル参加の醍醐味と言えましょうか。
今まで(一般参加)とは違う形で大いに楽しめた今年の5月関西コミティアでした。
多くのみなさんに感謝しつつ、また来年もサークル参加しに来たいと思います。

かさねがさね、
今回お越し下さったみなさま、ありがとうございました。


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(↑)各誌の編集者の人に作品を見てもらえる「出張編集部」は関西コミティアでも盛況のようです。
  それぞれの出展ブースに各誌掲載作品の単行本なども展示されているので
  私などは(一般参加の時は)商業誌見本誌コーナーとして利用させてもらってます。

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(↑)『聖☆おにいさん』・・・実写化したって話は聞いてましたけど
   なんとこの秋に映画化するんですね(写真は講談社『モーニング』の出張ブース)。
   これはぜひ観てみたいところです。・・・が
   松山ケンイチのイエス・・・神様というよりただのズボラそうな兄ちゃんにしか見えません(苦笑)。
posted by 松風あおば at 08:30 | 日記

2019年04月30日

春の小湊鉄道の旅(2)

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平成時代もいよいよ終わり。令和時代の幕明けを目前にして、
10連休という超大型連休のGWがすでに始まっていますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

私・松風は、今は5月の新刊の原稿真っ最中・・・なんですが、
今シーズンは好スタートを切ったはずの横浜DeNAベイスターズがまさかの10連敗とかしてくれたおかげで
こちらのモチベーションもこのところ下降気味だったもので・・・
このサークルブログを更新するのもすっかり忘れていましたよ(汗)。

というわけで(?)、ここは気を取り直して平成最後の当サークル日記です。
今回は前々回の日記の続き、先月末に千葉県の小湊鉄道に乗りに行ったというお話の続きです。



古き良き時代の面影を色濃く残す、房総半島内陸部を走る小湊鉄道。
その起点駅である五井からキハ200形気動車に揺られ、
途中の海士有木駅、上総牛久駅で途中下車した話などを前々回していましたが、
その上総牛久からは再び列車に乗り、さらに内陸部へと進みます。

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(↑)上総牛久以降は列車の本数が急減する小湊鉄道。
  この区間に入るとやはり車窓から見える民家の数もまばらになり、
  車窓の風景も次第に自然豊かな風景に変わっていきます。

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(↑)上総牛久の次は、上総鶴舞駅で降りてみました。
  この駅は「関東の駅百選」にも選ばれている駅で、実は鉄ちゃん以外にも結構有名な駅だったりします。

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(↑)乗ってきた列車を見送り、上総鶴舞駅のホームから周辺を見渡します。
  駅の周囲は道路沿いに民家や商店がわずかに見える他は見渡す限りの田園風景。
  いよいよ旅情をそそる風景になってきました。

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(↑)線路を挟んだ反対側にも1面2線の島式ホームと側線が残っていますが、現在は使用されていません。
  島式ホームの向こうにはかつて発電所として使われていた建物(旧鶴舞発電所)も残っていて
  そこではワゴンカーの「鶴舞駅cafe」(金・土・日・月曜営業)が営業しています。

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(↑)上総鶴舞駅の駅舎です。
  ここも海士有木駅や上総牛久駅と同様、大正時代の開業当時からの木造駅舎が現役で
  2017年(平成29年)に国の登録有形文化財に指定されています。

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(↑)駅舎内部(待合室や改札口)の構造も他の古い駅とよく似ていて、   
  昔のローカル駅の特徴や雰囲気がそのままに残されています。

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(↑)この駅もかつては有人駅でしたが、1998年(平成10年)頃からは無人駅となっています。
  かつての駅事務室内をのぞくと古めかしい木の机やブラウン管テレビなどが残されていましたが
  やはり人の気配はありませんでした。

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(↑)この駅はその無人化後に「関東の駅百選」に選ばれています。
  選定理由は
  「大正時代の開設当初の瓦葺屋根の駅舎で、田園地帯にマッチした桜の名所にもなっている駅」
  だから・・・とのこと。
  選ばれる要素としては、駅舎だけじゃなくて周りの景観とのバランスも重要なんですね。

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(↑)そんな百選に選ばれた上総鶴舞駅ですが、この駅はこれまで
  さまざまな映画やドラマ、CMなどのロケ地としても使われて来ました。  
  名だたる俳優たちがこの駅に降り立って、さまざまなシーンの撮影に臨んでいたかと思うと
  なかなか感慨深いものがあります。

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(↑)お昼時に差し掛かりましたので、この駅のベンチで昼食をとることにしました。  
  昼食は五井駅の小湊鉄道改札口付近で朝の時間帯に売っている名物駅弁「房総ちらし」(500円)。
  素朴なちらし寿司ながら具材はそこそこ豊富で、房総の春を思わせる彩りが美しいです。
  お味の方も、具材の味付けと酢飯の酸味がほどよい優しい味でとても気に入りました。

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(↑)昼食を終え、再びホームに戻ると・・・
  どこから現れたのか? 数人の人がカメラを構えて線路の先を凝視しています。
  間もなくして上総中野方面から列車がやってきました。一瞬おなじみのキハ200形かと思いきや・・・?

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(↑)やってきたのはトロッコ列車!?
  小湊鉄道の名物イベント列車の「里山トロッコ」号です。
  その昔この路線で活躍した蒸気機関車をモチーフにした、クリーンディーゼルを搭載した
  SL風機関車に押されたトロッコ列車がゆっくりと上総鶴舞駅を通過していきました。

さて、駅の風景ばかりでは少々飽きるので、
小湊鉄道の線路沿いも散策してみることにします。
次の上総中野行きの列車が来るまでまだ時間がたっぷりあり
上総鶴舞駅から次の上総久保駅までは大した距離でもないので、
思い切ってこの一駅分は線路沿いを歩いてみることにしました。

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(↑)駅から少し歩いたところにある田んぼの中の踏切です。
  田舎ではおなじみ(?)の踏切警標だけの遮断機も警報機もない、いわゆる「第4種踏切」ですが
  ここは列車の本数が少なく周囲の見通しもいいので、これで十分かもしれません。

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(↑)見通しがいいこの辺りは撮影ポイントとしても最適。
  時刻表を確認すると、先ほど上総鶴舞駅を通過していったトロッコ列車が上総牛久で折り返し
  今度は養老渓谷行きとなって再びやって来る・・・ということで
  それを待ってみることにしました。

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(↑)列車を待つ時間は、少々退屈・・・なんですが、ふと周りの地面を見渡すと
  菜の花のほか、オオイヌノフグリ、つくしなどが一斉に春の訪れを告げていました。
  自然の大地の息吹を肌で感じる優雅なひと時がそこにはありました。

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(↑)しばらくすると、「里山トロッコ」号が今度は上総牛久方面からやってきました。
  SLじゃない「SL風機関車」・・・とはいえ、やはり機関車が先頭の方が絵になりますね。

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(↑)列車に乗りながらにして、春の田園の風を満喫できるトロッコ列車・・・
  乗客のみなさんも楽しそうでした。私も機会あれば乗りたいです。

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(↑)少し場所を変えて、もう1本列車を撮ることにします。
  畑と線路の間の小道を少し進むと、線路が切り通しに向かって下り勾配になる所があり
  今度はそこで上総中野方面から来る列車を待つことにしました。

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(↑)キハ200形気動車がやってきました。2両編成のツートンカラーの車体が
  濃淡のコントラストのある緑の中にちょうどいい感じに収まりました。
  右の写真もバックショットですが、なかなかいい感じにまとまった気がします。

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(↑)この後は、おおよそ線路に並行する道を辿り、上総久保駅を目指します。
  養老川の支流を跨ぐこの辺りは民家がほとんどなく、人や車の通りもほとんどないので
  一人で歩いているとかなり心細くなるものがありますが、
  周囲に人工物がほとんど無い分、小湊鉄道の撮影にはなかなか好条件な場所が多いです。

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(↑)時々横切る踏切はやはり遮断機も警報機もない第4種踏切。
  列車の本数こそ少ないですがやはり油断は禁物。左右をよく見て注意して渡りましょう。

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(↑)上総鶴舞駅から2kmほど歩いたでしょうか。ようやく上総久保駅に近づいてきました。
  
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(↑)上総久保駅に着きました。途中道に迷わなくてなによりでした(笑)。

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(↑)上総久保駅はシンプルな1面1線の無人駅。待合所がホーム上にあるのみで駅舎はありません。
  駅の周辺は一面の田んぼ。私以外誰もいない小駅のホームには小鳥のさえずりだけが聞こえてきます。

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(↑)ここも駅の周囲を取り囲むように菜の花が満開に咲き乱れていました。
  列車が来るまでのしばしの時間、房総の春を彩る一面の菜の花に心を癒されるのも良いものです。

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(↑)上総久保駅にはもう一つ「名物」と呼べるものがあります。
  それは駅に寄り添うようにホームの背後にそびえ立つ高さ20mの銀杏(イチョウ)の大木。
  葉をつけていない今の時期はやや存在感が薄いですが、夏には葉が茂り
  秋にはその葉が見事に黄色く色づくそうで、これを見にわざわざ訪れる観光客も多いんだとか。
  春は菜の花、秋は大銀杏がこの駅に彩りを添えるんですね。

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(↑)しばらくすると五井方面から下り列車がやってきました。再びキハ200形に揺られて先へ進みます。

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(↑)この先はさらに沿線人口が少ない区間に入ります。そのため列車の本数も少なくなるわけですが、
  車内を見た感じでも上総牛久までと比べるとかなり乗客が少ない印象です。
  車窓から見える民家もさらに少なくなってきました。

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(↑)列車は里見駅に到着。里見は上総牛久〜上総中野間で唯一列車交換が可能な駅です。
  この時も列車交換のためしばし停車するとのことで、一旦列車を降りてみます。

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(↑)上り列車との交換を待つ上総中野行きキハ200形。
  それを横目に駅長さんらしき人が何かを持って反対側のホームへと構内踏切を渡っていきます。

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(↑)しばらくすると上り列車がやってきました。
  先ほど上総鶴舞駅近くで見送った「里山トロッコ」号の折り返し便です。

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(↑)駅長さんが持っていた「何か」は、上総牛久駅で見たものと同じ・・・票券閉塞式の通票タブレットでした。
  上り列車の運転士に通票を渡して列車交換は完了です。

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(↑)トロッコ列車を見送った後は、こちらも上総中野行きの列車に戻ってさらに先に進みます。
  
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(↑)養老渓谷の一つ前の駅、上総大久保駅です。今度はここで降りることにしました。
  山の中にある1面1線の駅で、駅から少し離れたところに集落がありますが
  駅周辺は民家が一軒も見当たりません。「秘境駅」の雰囲気満点の駅なんですね。

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(↑)もちろんここも無人駅で、駅舎は無く、待合所がホーム上にあります。
  この駅の待合所の壁に描かれているトトロの絵が結構有名なんですが、
  駅周辺の佇まいが本当にトトロでもいそうな雰囲気なので、これがまた絶妙ににマッチしています(笑)。

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(↑)「かずさおゝくぼ」なのか「かづさおおくぼ」なのか? 正確にはどっちなんでしょうか?

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(↑)駅ホームの入口は実にシンプルです。・・・が、駅前にはなんとトイレが2つもありました。
  古いトイレ(左下)と新しいトイレ(右下)が併存しているようです。
  私はもちろん(?)新しい方を使用させていただきましたが。

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(↑)ここの駅前道路の両脇も黄色い菜の花でいっぱいでした。
  実はこの駅のホーム裏手の木々は桜の木で、この駅は桜の名所でもあるんです。
  が、この時はまだ桜の方はつぼみの状態。この10日後には桜も満開になってたはずで、
  今年もその頃には多くの人がここを訪れたんじゃないかと思いますが、
  私としてはこの時点で菜の花を存分に見られただけで十分満足でした。

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(↑)駅のすぐ近くの踏切を渡って、反対側から上総大久保駅を見てみます。
  谷状の地形を挟む形なので、反対側から駅のホームが一望できます。
  山間の小駅の佇まいは、列車がいなくてもなんとも絵になります。
  
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(↑)上総中野方面から上り列車がやってきました。
  房総の里山の風景にはキハ200形のツートンカラーが実によく似合うと、しみじみ思います(笑)。
  列車が再び動き出し森の陰に消えても、しばらくは鈍いディーゼル音が里山に響き渡っていました。

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(↑)列車が過ぎ去ると再び駅周辺は静寂に包まれますが、その静寂は何とも心地よく
  その中にただ一人身を置いていると時間が過ぎるのも忘れそうになります。
  周囲に人工物のほとんどない上総大久保駅は夜の風景もまた美しいそうなんですが・・・
  さすがに夜にここに来るのはちょっと怖いものがありますね(苦笑)。

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(↑)駅に戻ってしばらくすると、下り列車がやってきました。
  列車は養老渓谷行き。次の駅が終点なのでとりあえず私もあと一駅進むことにします。
  
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(↑)終点・養老渓谷駅に到着。 
  ここは千葉県内陸部の観光地・養老渓谷(養老渓谷温泉)への玄関口の駅です。
  小湊鉄道の終点はさらにもう一駅先の上総中野駅なんですが、
  この養老渓谷止まりの列車も多く、上総中野まで行く列車は1日に5本しかありません。
  あと1時間ほど待てば次の上総中野行きの列車に乗れて、めでたく全線完乗・・・だったんですが、
  この日は既に夕刻に差し掛かっていたため、ここで折り返すことにしました。
  また近いうちに取材も兼ねて「いすみ鉄道」にも乗りに来る予定なので
  上総中野駅はその時にも改めて訪れたいと思います。


と、いうわけで、
今回はちょっと慌ただしい小湊鉄道の1日乗り鉄旅だったんですが、
古き良き時代の面影を存分に残すローカル鉄道、その沿線の里山の春の風景・・・
一つの鉄道をいろいろな側面からとことん楽しめた一日でした。
東京都心からも近い房総半島の中西部に、こんなのどかな風景があって
こんなノスタルジックな鉄道が走っているのをみなさんはご存知でしたでしょうか?

今回撮った写真や得た知識などは
今後のうちの漫画作品『てつもえ』の資料としても大いに使う予定ですので
今後は作中にて、改めてみなさんにこの小湊鉄道の魅力を伝えられたらと思っています。

また、もう一つの房総内陸鉄道・いすみ鉄道についても、
取材乗り鉄旅が完了次第またここでレポートしたいと思います。
今後の当ブログ、そして当サークル作品(『てつもえ』)もご期待頂ければ幸いです。
posted by 松風あおば at 23:58 | 日記

2019年04月01日

新元号は「令和」

今年も年度が変わって4月1日を迎えました。
この日記でも「平成最後の〜」なんて期間限定フレーズを使いまわしている今日この頃ではありますが
30年以上にわたった平成の世もあと1ヶ月で終わり、ということで
今日、5月より施行される新元号が発表されましたね。

天皇陛下が生前退位し、新天皇が即位する形での時代の移り変わりは
近代以降では初めてのことではありますが、
この国においては年号の変わり目はやはり時代の節目の象徴でもありますので
この日記でも記念書き込みをしておこう、ということで
(小湊鉄道の旅の話が途中なんですが)
今日はこの新元号のことを綴っておきたいと思います。

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(↑)新元号の典拠が梅の花に関連しているということで、湯島天神で撮った梅の花の写真でも載せておきます。

新たな元号は「令和(れいわ)」。

巷では新元号がどんなものになるか?というテーマでいろいろな憶測が飛び交っていましたけど、
過去の年号の例や、近代以後の年号である明治(M)、大正(T)、昭和(S)、平成(H)との
イニシャルの重複を避けることを念頭に
「安」とか「永」などこれまで多用されていた字を用いた年号を予想していた人が多かったようで、
過去に一度も使われたことのない「令」の字が出てきたことには
驚きの声もかなり上がっていたようですね。

「令和」の典拠は、万葉集の巻五・梅花の歌三十二首序文の
「初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(きよ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す。」
の「令月」の「令」と「風和ぎ」の「和」だそうで、国書由来の元号はこれが初めてとのこと。
私も最初聞いたときはちょっと意外に思えた年号でしたが、
「れいわ」という言葉の響きは何度か音読してみると「悪くないな」というか、結構美しいと思えてきます。
もちろん年号が変わるといっても、生活そのものが変わるわけではなく
これからもいつも通りの毎日が続いていくだけなんですが、
今は新たな「令和」の時代が、平和と豊かさと人々の安寧で満たされた時代でありますよう
一国民として願わずにはいられない心境、ということで
自分としても粛々と5月からの新時代を迎えたい、というところでしょうか。


ところで、この新元号の「令和」、
早速海外各国でも報道されているようで、その一部もニュースで紹介されていましたが、
外国メディアも単に「Reiwa」という読みを伝えるだけでなく
その字に込められた意味をも伝えようとしているのにちょっと驚きました。
ただ、日本人でも「令」にどんな意味があるのかなんて正直よく分からないのに
それを訳そうとするメディア各社はやはり苦戦していたようで
その翻訳内容にはちょっとバラつきも見られたようですね。
具体的には、イギリスのBBCが「Order and Harmony」
同じくイギリスのガーディアンが「fortunate harmony」
アメリカのブルームバーグが「order, and peace or harmony」
同じくアメリカのウォールストリートジャーナルが
「"rei," which can mean auspiciousin traditional texts, and "wa" meaning peace.」
などと訳していたようですが、
こういった造語的な単語に対する英訳というのは本当に難しいんだろうな、と思います。
こういう場合は無理せずとりあえず読み(発音)だけ表記しておけばいいのでは? とも思うんですけど、
「令和」の説明・対訳としてどれが最も適切なのかは今後も議論の的になりそうです。


そういえば・・・
ずっと前に、寅さんでおなじみの『男はつらいよ』の英語版をちょっと観た時、
寅さんは「Tora-san」なのに、タコ社長さんが「President Octopus」だったのが
妙に違和感あったんですよね(笑)。
寅さんシリーズの英語版はそのへんの表記が話によってブレるみたいなことも聞いたんで
他の話はどうだったかはわかりませんけど・・・こういうのを訳す人も大変です、本当に(苦笑)。
posted by 松風あおば at 23:45 | 日記

2019年03月30日

春の小湊鉄道の旅(1)

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南関東もまだ肌寒い日はあるものの、いよいよ桜が咲き始めましたね。
平成最後の春、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

サーバの引っ越しも終わり、この日記もリニューアルオープン
・・・とか言いながらまたも1ヶ月ほど更新をサボってしまいました(汗)。
今月の半ばまでは仕事の多忙期だったんですが、
その後はその多忙期を乗り越えた開放感から
お絵描きしたり鉄道模型などいじって遊んでいたりしてまして・・・
サーバの問題が解消しても、私自身の日記のサボり癖だけは
まだ解消していなかったというわけです、ハイ(苦笑)。


そんな相変らずの私・松風なんですが
3月も下旬に入り寒さも和らいできたところで、先日は
当サークルの漫画『てつもえ』作りの取材(資料集め)も兼ねて
千葉県の内陸部を走る小湊鉄道に乗りに行ったりしていました。
ということで、今回はその時のレポートなどを綴っておきたいと思います。

うちの作品『てつもえ』の今後の話にも登場する路線ということで、
今回お見せする写真(車両、駅などの風景)の中には、
やがて作中の絵となって改めてみなさんにお見せするものもあるかと思いますが
そのへんは何卒ご了承ください。


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3月も下旬に入ったとある平日の朝、
私・松風は、千葉県は市原市にあるJR内房線の五井駅に来ていました(↑)。
実はその前日にZOZOマリンスタジアムにて
プロ野球のオープン戦(ロッテ×阪神戦)を観戦し
その後移動して、五井駅近くのホテルに宿泊してこの日の朝を迎えていたんですが
この日はこの五井駅と房総半島の内陸部の養老渓谷、上総中野方面を結ぶ
千葉県のローカル私鉄「小湊鉄道(こみなとてつどう)」に乗りに来ていたんです。

小湊鉄道は、正しくは「小湊鐵道」。
千葉県市原市の民間会社(鉄道会社・バス会社)「小湊鐵道株式会社」が運営する
五井〜上総中野間39.1qの鉄道路線です。
終点の上総中野が第三セクターの「いすみ鉄道」(大原〜上総中野)の終点でもあり
両路線を乗り継ぐことで房総半島の内陸部を横断できることで知られ、
よくTVの旅行番組などいろいろなメディアでも紹介されているので
鉄道マニアのみならずご存知の方は多いのではないでしょうか。

大正時代に開業し、元々は南房総の安房小湊(現・鴨川市)まで
結ぶ予定だったこの鉄道・・・当時の工事技術や資金面の制約により
最終的に上総中野以南の延伸が断念されたため
会社・路線名にのみ「小湊」という地名が残ったというエピソードもさることながら、
五井〜上総中野間を結ぶ現在の路線そのものが今なお全線非電化・単線で
首都圏にありながら駅舎や車両などさまざまな要素で
昭和レトロな雰囲気を色濃く残しているローカル鉄道
ということで注目され、2018年には「小湊鉄道とその沿線の景観」が
千葉県により「ちば文化遺産」の一つに選定されています。

今回の旅はそんな小湊鉄道がテーマということで
早速その始発駅・五井から乗ってみようというところですが、その前に
五井駅に隣接する形で小湊鉄道の車両基地(五井機関区)がありますので
先にそちらをちょっと覗いてみることにします。


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(↑)五井機関区は五井駅のすぐ東側にあります。
  JRのホームや駅を東西に跨ぐ跨線橋の上からも
  小湊鉄道のキハ200形気動車が集う機関区の様子を一望することができます。

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(↑)駅を出て、近くまで行ってみると、特にフェンスなどで仕切られている様子もなく
  機関区の中の様子を間近に見ることができます。
  キハ200形が何両も顔を並べている風景は鉄ちゃんとしてはたまりません。
  機関区内は関係者以外立入禁止のはず(?)・・・なんですけど
  特に注意喚起をするような看板も見当たりません。
  
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(↑)機関区の方にひと言声をかければ内部の見学も可能という話も聞くので
  ぜひ見学してみたいところでもあるんですが、
  今回は小湊鉄道に乗ることをテーマに来ましたので、すぐに駅に戻ります。
  小湊鉄道のホームにはすでに乗る予定の列車が入線していました。

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(↑)五井駅の小湊鉄道の乗り場は3・4番線ホーム・・・なんですが
  その切符売り場と改札口はJRの改札内の駅舎から伸びる跨線橋の上にあります。
  小湊鉄道ではSuica、PASMOなどのICカードは使用できないため
  JRの改札外から入るときはまずJRの有人改札で駅員さんに申し出てJRの改札を通り
  その先の跨線橋上にある小湊鉄道の券売機まで行かなくてはなりません。

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(↑)JR⇔小湊鉄道を乗り継ぐ人のために簡易Suica改札機も設置されています。


ということで、券売機で小湊鉄道全線一日乗り放題のフリー乗車券(1,800円)を購入。
改札口で日付印を押してもらってホーム(3番線)に降り
いよいよ小湊鉄道の列車に乗り込みます。

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(↑)列車は上総牛久行き。
  五井と上総中野を結ぶ小湊鉄道ですが、五井を始発とする列車の大半は
  途中駅の上総牛久行きで、その先の上総中野方面に向かう列車はわずかしかありません。
  観光で養老渓谷方面に行く人やいすみ鉄道に乗り継いで房総半島横断をしようという人は
  あらかじめ列車の時刻を確認しておいた方が無難です。

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(↑)列車は定刻通り五井を発車。車内はほぼ座席が埋まっている感じでしたが
  乗客は地元の方と観光客が半々というところでしょうか。
  かつての国鉄のキハ20系タイプをベースに造られた小湊鉄道キハ200形は
  すでに半世紀以上この路線を走り続けている老雄気動車で
  足元から響く鈍いディーゼル音には何とも言えぬノスタルジーを感じます・・・が
  車両が古い上に線路も高規格ではないせいか、結構揺れも激しいです(汗)。
  
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(↑)五井を出てしばらくは住宅地の中を通りますが
  車窓の風景は次第に田畑が広がる田園地帯へと変わっていきます。

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(↑)五井から2つ目の駅・海士有木(あまありき)駅に到着。
  まずはこの駅で途中下車してみることにしました。

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(↑)ここでは上下列車の交換があります。
  列車交換のシーンはやっぱり鉄ちゃん心をくすぐるものがありますね(笑)。
  
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(↑)それぞれの方向に走り去る列車を見送ると、
  私の他に誰もいない駅の構内は急に静寂に包まれます。
  うららかな春の陽気に包まれた田園の里の小さな無人駅。
  その静寂の中に一人佇む時間というのもなかなかいいものです。

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(↑)駅の構内や線路脇には春の訪れを告げる菜の花が鮮やかに咲き誇っていました。
  この時は桜の開花はまだでしたが、房総の春はなぜか菜の花が良く似合います。

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(↑)「あまありき」という駅名は難読駅名の一つとしてよく話題に上がります。
  実はかつて、小湊鉄道による千葉方面への延伸計画があり
  この駅をその分岐点とする構想があったんですね。
  この計画は後に千葉急行電鉄、そして京成電鉄へと引き継がれ、
  現在の千葉中央〜ちはら台を結ぶ京成千原線へと繋がるんですが
  ちはら台からこの海士有木までの延伸計画は今も具体化していません。
  京成電車がこの駅まで来る日がいつかやってくるのか?どうかはわかりませんが
  この駅ののんびりした風景を見ていると、特に新たな路線の必要性は感じない
  というか今のままでいいような気もしてきますね。

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(↑)次の列車が来るまで時間があるので駅舎も見てみます。
  こちらはホーム側から見た駅舎。

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(↑)こちらが正面から見た駅舎。
  木造平屋の寄棟造り、瓦屋根、洋風板張りの駅舎は1925年(大正14年)の
  開業当初からのものです。100年近い歳月にわたり風雪に耐えてきた駅舎は
  国の登録有形文化財に指定されています。

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(↑)駅舎内部も、ほぼ昔のままの佇まいをとどめているようです。
  一人の駅員が効率よく駅務をこなせるように
  斜めにせり出した出札窓口(切符売り場)と一体となった改札口、
  一段低く設置された手荷物取扱カウンター・・・
  昔のローカル駅では一般的だった形式がそのまま残っています。

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(↑)かつては駅員がいたこの駅も今は無人駅。
  かつての駅事務室を窓からのぞいてみると、机やロッカー、ストーブなどはあるものの
  やはり人の気配は無く、薄暗くひっそりとしていました。
  
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(↑)さて次の列車が来ましたので、先に進みます。
  次はどこの駅で降りようか? フリー乗車券の気まぐれ旅はまだまだ続きます。

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(↑)列車は田園風景と住宅街が混在する市原市南部の郊外を走ります。
  あちこちの駅や線路脇に菜の花が黄色く咲き乱れていました。
  これを見るだけでもこの列車を乗りに来てよかったと思えてきます。

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(↑)そんな車窓に見とれているうちに、列車は終点の上総牛久に到着。
  この先の上総中野方面に行くには次の列車を待たなければなりません。
  というわけで、今度はこの駅で途中下車です。

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(↑)乗ってきた列車はここでしばしの休息をとり、再び五井行きとなって折り返します。
  五井から来る列車の多くがこの駅で折返しとなり、この先へ行く本数が激減するのは
  この駅を境に輸送量に大きな差が生じるからなんですが
  観光客や私たち乗り鉄にとってはやっぱりちょっと不便ですね。

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(↑)上総牛久は市原市の南部地域(旧南総町)の中心地区で
  駅も他の駅に比べて活気があります。
  2面3線のホームがある駅の構内はこの時も
  次の列車を待つ地元の高校生や観光客などで賑わっていました。

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(↑)上総牛久駅の駅舎も1925年(大正14年)の開業当初からあるもので
  国の登録有形文化財に指定されています。海士有木駅と同様、
  古き良き時代のローカル駅の雰囲気がそのまま残っています。

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(↑)駅の周辺は商店や住宅が多く立ち並び、
  駅前からは周辺地域への路線バスも発着しているようです。

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(↑)とはいえ、やはりここはまったりとした空気の漂うローカル駅。
  猫がのんびり毛づくろいをしたり、カリカリフードをもらったりしてくつろいでいる
  そんな駅でもあります。
 
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(↑)上総中野方面から五井行きの列車がやってきました。キハ200形気動車が駅に並びます。

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(↑)五井行きの列車はホームにいた大勢の高校生たちを吸い込むように乗せて発車していきました。
  地元の学生さんたちにとって小湊鉄道は重要な生活の足なんですね。

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(↑)そして次の上総中野行きの列車が来る時刻も近づいてきました。
  私も再び下りホームで列車を待ちますが、列車の到着時刻が近づくと
  駅長さんらしき人が何か「モノ」を持って構内踏切を渡ってきます。

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(↑)上総中野行きの列車がやってきました。キハ200形の2両編成です。

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(↑)列車が停車すると、駅長さんが先ほどの「モノ」を運転席の運転手さんに渡していました。
  鉄ちゃんの方ならもうお分かりかと思いますが、票券閉塞式の通票(通票△)の受け渡しです。
  ちょっとマニアックな話なんですが、
  全線が非電化・単線の小湊鉄道では現在も非自動閉塞方式が採用されていまして
  五井〜上総牛久間が自動閉塞式、上総牛久〜里見間が票券閉塞式(△) 
  里見〜上総中野間がスタフ閉塞式(○)と、3つの閉塞方式で運行されています。
  (多くの方にはチンプンカンプンな話かと思いますが、用語の説明はここでは省略します。
  そのうち『てつもえ』の参考ページででも詳しくご説明したいと思います(笑)。)
  
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というわけで上総牛久を出発し、小湊鉄道の旅はさらに内陸部へと進みますが
・・・話が長くなりましたので、この続きはまた次回にしたいと思います。
posted by 松風あおば at 00:00 | 日記

2019年01月12日

耳をすませば

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昨夜、金曜ロードショーで『耳をすませば』を最初から最後まで観てしまいました。
ジブリのアニメ映画・・・といっても宮崎駿監督の作品ではなく
しかも(原作とは大分違うものとはいえ)原作が少女漫画(柊あおい原作)という
ジブリ映画の中でもやや異色な作品といえるかもしれないこの作品。
映画上映からすでに20数年が経っておりますが
私自身とても好きな作品の一つで、映画館での鑑賞からその後のテレビ放映と
これまで何度となく観てきたアニメだったりします。

思春期の複雑で実直な想い、聖司君への淡い恋心を胸に
受験生にもかかわらず、こみ上げてくる情熱を小説書きにぶつける雫の姿に
自分自身忘れかけていた何かを思い出すと言いますか、
自分もかつてこんなことがあったようななかったような?・・・
そんな記憶の底をくすぐられるような作品でもあるんですよね。

自分が下手くそながらも創作活動を始めた頃の初心を思い出させてくれるものもあり
今も観るたびに自分のくすぶった気持ちに何かを与えてくれる、この『耳をすませば』。
近藤喜文監督がご存命ならその後のジブリ作品も
今とは違う展開を見せていたんじゃないかな・・・とふと思ったりもしてたんですが、
昨夜はこれを観ながらラクガキなどしていたんで、せっかくなので色とかも付けてみました(↓)。
私が描くともはやジブリの雰囲気ゼロですが、ラクガキですのでそのへんはご容赦を(苦笑)。

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にしても、20数年目にしてビックリしたのは・・・登場人物の中の人。
いきなりしょっぱなに俳優の高橋一生が出てくるから「ん?」と思ったら
『耳をすませば』の天沢聖司君の声を演じていたのは、なんと幼き日(14歳)の高橋一生だったんですね。
本人曰く声変わり直前の声での収録だったとのことですが・・・
いやはや『耳すま』が彼の出世作だったとは、
言われなければ全く気付かないところでした(汗)。


それと・・・多くの人にとってはたぶんどうでもいい話なんですが
この作品の舞台は20数年前の東京多摩地方、京王線沿線・・・
雫が京王5000系(初代)の電車に乗るシーンも、鉄ちゃんとしては感涙モノです(↓)。

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京王電鉄の名車だった5000系は『耳をすませば』上映年の翌年(1996年)12月に引退しました。
posted by 松風あおば at 15:50 | 日記

2019年01月09日

コミックマーケット95ありがとうございました & 2019年あけましておめでとうございます。

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2019年(平成31年)とっくに明けてますが(汗)、あけましておめでとうございます〜。
平成最後の冬コミが終わり、お正月も過ぎたところですが
今年もサークル「虹の卵」及び当「虹の卵のホームページ」をよろしくお願いします。

冬コミ3日目・大晦日のサークル参加が毎年の恒例行事となっていて
それが終わると新年早々から年内にやり残していた仕事や雑事に追われ
(毎年のことながら)新年のご挨拶が遅くなってしまい申し訳ありません(汗)。

コミケが終わり、年が明けてから自分の部屋を掃除中、
壁にかかっていたまだ12月のカレンダーを見てみると
「年末の大掃除は歳神様をお迎えするために家の穢れを払う大切な行事。
歳神様は大晦日の早朝に家にやってくるのでそれまでに済ませましょう。」
とか書かれているではありませんか。
歳神様の来る大晦日はコミケ参加でいつも不在、
すでに歳神様が来ている年明けにバタバタ掃除とか始める私は
毎年の歳神様に失礼の限りを尽くしているのか(汗)・・・とか思いながら、
今年もお正月のゆるい空気の中、TVの箱根駅伝など観ながら
部屋の掃除とコミケ後の荷物の後片付けなどをしておりました。
箱根駅伝5連覇が期待されていたわが母校の方は
今年は往路優勝を東▢大に、総合優勝を東〇大に持っていかれるまさかの苦戦で
悔し涙を飲んでいたようでしたが・・・(苦笑)。


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というわけで、
今年最初のこのサークル日記・・・まず冬コミのレポートからですね。
当サークル「虹の卵」は今回の冬コミも
3日目大晦日の「創作少年」ジャンルでのサークル参加となりましたが
大勢の方にスペースにお越しいただき、本当にありがとうございました。
今回の新刊『てつもえW』も再録中心の総集編ながら
みなさまからご好評いただき本当にうれしい限りです。
ここでもすでに申し上げているように、私・松風自身
昨年よりお絵かきソフトのクリップスタジオを活用すべく、
おそるおそる液タブなど使い始めて少しずつ自分の創作のスタイルを変えつつある状況なんですが
下手くそな趣味活動といえど、作品に対するひたむきな向上心と
読んでくださっているみなさまへの感謝の気持ちだけは
この先も決して忘れてはならない、とつくづく実感させられた冬コミでもありました。
今回もサークル席で多くのみなさんと楽しく交流でき、あっという間の6時間でしたけど、
来年に向けての元気をたくさんいただき、
平成時代のコミケの締めくくりとしても最高の冬コミだったかと思います。


そんな平成最後の冬コミとなった今回のコミックマーケット95ですが、
全体の来場者数も1日目:17万人、2日目:19万人、3日目:21日万人
(2日目の伸びが特に大きかったようですが)、合計で57万人と
冬コミとしては2014年の「C87」の56万人を上回り史上最多だったそうで
コミケ全体を通じても、2013年の夏コミ「C84」の59万人に次ぐ数字を記録するほどの
大盛況だったとのこと。
20年以上参加しているこちらとしては、今さらコミケの巨大化ぶりに驚きこそ感じませんが
準備会のスタッフのみなさんにますますのしかかる苦労を思うと頭が下がる思いです。
年末は強い寒波で日本各地で積雪などによる交通機関への影響が出ていましたが
コミケ会場(東京)は3日間とも好天に恵まれ、
今回はそのへんも来場者数を増やす要因となったかもしれませんね。

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(↑)大晦日早朝。りんかい線の国際展示場駅は改札内外ともすでに人でごった返しており
  スタッフの人たちの誘導の声が響き渡っています。
  そういえば国際展示場駅のホームにはいつしかホームドアが設置されて
  コミケ時のルールだったりんかい線の国際展示場駅構内25km/hの速度制限は無くなり
  列車は通常のスピードで入ってこれるようになっていましたね。時代は変わりました。

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(↑)プロムナードに出ると・・・まず目に飛び込んできたのは
  赤十字のマークを掲げた献血車の一団(汗)。
  コミケでの献血は昔からのおなじみですけど
  ここに献血車が陣取る風景は初めて見たかもしれません。

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(↑)献血(400ml)特典(?)は、なんと「コミケ限定ポスター5種」!?
  オタクから血を奪う術をあちらはすでに熟知しているようです(笑)。

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(↑)冬の朝の陽射しに向かって延々と続く待機列、
  大勢の人の吐く白い息の向こうに浮かぶ会議棟のシルエット、
  そしてカートや大きな荷物を手に黙々と歩くサークル参加者の群れ・・・
  これまでも何度も見てきた冬コミの朝の風景です。

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(↑)入場前に冊子カタログを購入。
  サークル参加だとあまり活用することのないカタログなんですが
  やっぱりこれは買わないわけにはいきません。
  
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(↑)これも…今は買わないわけにはいきません(笑)。
  夏コミはスポーツドリンク、冬コミはレモン風味紅茶が定着した
  有名絵師さんによるパッケージデザインがおなじみのコミケドリンク。
  今回は前回の夏コミ(C94)と同じkarory氏のイラストによるデザインです。  
  「ご主人様、プチブレイクしませんか?」
  まだ今日のコミケ始まってないんですが、とりあえずお言葉に甘えてブレイクします(笑)。

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(↑)今回のうちの配置は東6ホール。
  エントランスを含めこの先およそ2年間使用不可になる東ホールですので、
  この風景もこれでしばらく見納めになるのか、と思うとどこか感慨深いものがありますね。
  
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(↑)おなじみ「森林保護募金」、「献血」、「企業ブース」のポスター。
  最終日の終了時刻に待ち構えてはがして持って帰る人たちの姿も
  もはや風物詩といっても過言ではありません。

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(↑)今回のうちのスペースです。
  今回は段ボールが多かったので、誕生日席近くの出入口横のブースで助かりました。
  冬の陽射しが逆光になると(写真右)またいつもと違う幻想的な風景に・・・(笑)。
  
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(↑)サークル参加時は自分のサークルにいてほとんど動かない私なんですが
  今回は早目の時間に水瀬に留守番をしてもらい外に出てみることに・・・。
  しかしもの凄い人の波にのまれてもみくちゃにされてる時間が大半で(汗)
  会場内は思うようになかなか動けませんでしたね。
  とりあえず「創作少年」と「鉄道」ブース、コスプレ広場だけは楽しく見て回りました。
  コスプレはFGOとかが多かった・・・ですかね?
  

という感じで、
いつも通りのコミケといえばいつも通りで、特にトラブルも無くなによりだったんですが、
この「通常通り」のコミケも、この先しばらくはお預けとなってしまいそうです。
というのも、この先はオリンピックの影響でビッグサイト東ホールが使えなくなり
仮設の青海展示場との併用を余儀なくされるなど、
これから2年ほどは変則的な日程や会場使用を余儀なくされることになるんですね。
次の夏コミから4日間開催となり、一般参加者からも入場料を徴収するとかで
どんな感じになるのかまだイメージがわかないものもあるんですが
とにもかくにも大きなトラブルなど無いままに
オリンピック終了までの期間無事乗り切れることを祈るばかりです。


平成最後のコミケの後は、平成最後のコミケ後宴会(←相変わらずしつこいですね)。
時代を締めくくる(?)仲間内での宴会はドイツの各種ビールで乾杯。
いろいろお肉料理に舌鼓を打ち、デザートが出てくる頃には大晦日の夜もすっかり更けていました。

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というわけで、
2018年も楽しい冬コミで締めくくることができました。
平成時代の3分の2の期間(?)続けてきた「虹の卵」の活動は次の時代へと続きます
・・・とかいうと、これまでさも凄いことをやってきたかのように聞こえますが、
要はこれからも下手な趣味活動頑張りますということでして(笑)
今年2019年もまた作品作り頑張りたいと思います。
かさねがさね、本年もよろしくお願いします。
posted by 松風あおば at 23:58 | 日記

2018年12月30日

コミックマーケット95参加します & 今年(2018年)もありがとうございました。

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(↑)12月下旬に入ってもなぜかまだ色づいている庭の紅葉(もみじ)です。

平成最後の年の瀬・・・など
あちこちでなにかと「平成最後」というフレーズが目立つ今日この頃ですが
寒波も押し寄せるこの年末、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

もはや日記とは言えない、「月記」とでも言うべきこのサークルブログなんですが(汗)
この秋から冬にかけての私・松風の公私にわたるゴタゴタにかまけて
11月の秋コミティアへの参加報告もしないまま、さらに冬コミの告知もせず
またも長らくほっぽりっぱなしになってしまい大変申し訳ありません。
その冬コミはすでに始まっていまして、明日(12月31日)がいよいよ3日目最終日なんですが
当サークル「虹の卵」はもちろん、今回も3日目「創作少年」ジャンルにて参加予定でして、
ちゃんとスペースもいただいております。

今回の「虹の卵」のスペースは

 東6ホール ナ47a 

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今回の新刊は、鉄オタ女子高生のお話『てつもえ』の
L話〜O話+番外話「涼子のフォトトリップ(福知山線旧線)」
を収録した総集編『てつもえW』となります。
これまでの『てつもえ』を総集編(T〜V巻)でお読みの方のみならず
各話をすでにお読みの方も改めてお楽しみいただけると幸いです。
また11月コミティアの新刊の『にこ巫女ヒミコちゃん〜其ノ拾壱』や
うちの相方の水瀬のサークル「LavenderBlue」刊行(絶賛遅刻中)の
碓氷峠20周年本試食版の4」などもありますので、合わせてよろしくお願いします。

平成最後の大晦日の平成最後のコミケ(←かなりくどいですね(汗))となりますが
今回もサークル席にてみなさまのお越しを心よりお待ちしております。



さて、なんだかんだでサボってばかりのこのサークルブログ・・・
ここ最近は多忙さも言い訳にならないほど酷いサボりなのは私自身わかってるんですが(汗)
さらにもう一つ言い訳をしますと(苦笑)
実はこのサークルブログ、2008年6月の開始よりすでに10年以上が経過していて
契約しているレンタルサーバのディスク容量が限界近くに達していまして
その対策を考えなければならない時期に来てるんですね。
というのも私自身がこれまでスペックなど全く考えずに
くだらん写真とかバンバン貼ってたのが原因なんですが(汗)
ここにきてそのへんも必然的に考慮せざるを得なくなったため
ブログの更新もどこかためらうようになってしまってた・・・というのもあるんですよ。

いや、これも自業自得で全く言い訳にもならんのですが(苦笑)
といってこの問題、このまま先送りするわけにもいかないので
このにじたまHPを開設してくれた水瀬と相談の上、年明けには対策を打つ予定だったりします。
おそらく今よりも大容量サーバへの引っ越しとなるかと思いますが
そのため一時期「HPが表示されない」など何らかの支障が生じることもあるかもしれません。
問題の解消後はまたいろいろなことを書いていきたいと思っておりますので
こちらをご覧いただいているみなさまにおかれましても
何卒ご理解いただきたくよろしくお願いします。


そんなこんなで、
話変わっても気分的にやや控えめの近況報告(?)なんですが・・・
最近私は(歳のせいか(汗))朝早くに目が覚めることが多く
早朝に原稿描きとかしてたりすることも多かったりします。
その際、眠気覚ましに外にちょっと出てゴミ出しとかも済ませることが多いんですが、
清少納言が「冬はつとめて(早朝がいい)」と綴ったのがよくわかると言いますか、
冬の朝というのは寒いながらも空気が澄み切っていて何とも気持ちいいものなんですね。
まだ暗いながらも東の空が明るみ始めていて西の空には月が煌々と輝いていたりするのも
なかなか幻想的で、いにしえの歌人たちの気持ちがよくわかる時間だったりします。

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 東(ひむがし)の野に炎(かぎろひ)の立つ見えてかへり見すれば月傾(かたぶ)きぬ

みなさんも早くに目が覚めたときは、ぜひ冬の朝の美しい空を見上げながら
冷たい空気を吸い込んでみてください。心身共にリフレッシュできるかと思いますよ。
コミケ参加で朝早くビッグサイトへ向かう時などは別の意味で興奮していて
そんな感傷に浸っている場合ではないかもしれませんが(苦笑)。
posted by 松風あおば at 17:25 | 日記

2018年11月24日

秋コミティア(COMITIA126)に参加します。

2018年もすでに11月下旬
今年も残すところあと1か月ちょっととなりましたね。

この秋は、私・松風が公私ともに多忙でバタバタしてしまい
この日記ともすっかりごぶさたしていました。
季節は晩秋から初冬へと移ろいつつあるこの秋最後の連休ですが
明日11月25日(日)は(例年より少し遅めの開催ながら)
一次創作オンリーイベント(自主制作漫画誌展示即売会)の秋のコミティア(COMITIA126)が
東京ビッグサイト(東4〜6ホール)にて開催されます。

ここ数年は秋コミティアへのサークル参加は見送っていた当サークル(虹の卵)ですが
今回は5月に参加できなかったこともあって久々に申し込んでおりまして
抽選も無事通り、サークルスペースをいただいております。

今回の「虹の卵」のスペースは

  こ54a (今回は、こ54bの水瀬の「LavenderBlue」と合同配置となっています。)

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今回の新刊は、久々の『にこ巫女ヒミコちゃん』シリーズの『にこ巫女ヒミコちゃん〜其ノ拾壱〜』。
「其ノ七」から続く箱根編もいよいよクライマックスに突入…(?)、
また今回より表紙がカラー表紙となっています。
鉄オタ漫画の『てつもえ』とはちょっと毛色の違う(?)作品ですが
こちらもいろいろご期待頂ければ幸いです。

というわけで、今回もサークル席にてみなさまのお越しを心よりお待ちしております。



さて、1か月以上ごぶさたしてしまっていたこの日記ですので、
久々に近況報告などもしたいところ。


まずは、私・松風のデジタル創作活動のお話。
夏に液晶タブレットなどを購入して、
クリップスタジオによるデジタル作画を強化し始めた・・・といった話を
夏コミのあたりでしていたかと思いますが、その液タブでのデジ絵修行の方は
その後も少しずつながらも順調に進んでおりまして
今ではクリスタEXでコマを割って漫画を描く作業も始めていたりします。
今年中に出す本は、表紙以外はまだ基本アナログ作成した作品になりますが、
来年以降出す本は、表紙・本文ともデジタル作成したものに順次移行できればと思っており、
うちの本も今後いろいろな形で変化が生じるかと思います。
読者のみなさまにおかれましては
そのへんも含め今後ともうちの活動を温かく見守っていただければ幸いです。


次は、「地方コミティアに参加してきた」お話。
この秋はいろいろ多忙で遊びに行く機会にも多く恵まれなかったんですが
実は今月初めの11月4日(日)に、
九州は福岡県北九州市の西日本総合展示場・新館にて開催された「九州COMITIA2」に
はるばる一般参加(水瀬の「LavenderBlue」の手伝い参加)してきました。
その前後の北九州観光旅行を含め、
この時ばかりは思いっきり羽を伸ばして秋のイベント旅行を満喫していたんですが
その後は仕事と原稿に追われる日々で、
この日記でのレポートはすっかりサボっていたという次第です(汗)。
というわけで、これについてはまた東京コミティア終了後に改めてレポートしたいと思いますが、
せっかくですので、先にその時の写真なども貼っておきます。

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・・・って、九州コミティアに全く関係ない写真ばかりですみません(汗)。
イベントについてはまたレポートにて触れますので(笑)。
posted by 松風あおば at 19:11 | 日記

2018年10月10日

パパパパパイン

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南関東は秋の気配を感じつつも、暑い日があったり寒い日があったりで
その日に着るものも迷ったりする今日この頃ですが
みなさんはお元気でお過ごしでしょうか?

プロ野球の方はいよいよ今シーズン大詰め。
しかし私の応援する横浜DeNAベイスターズは
巨人とのクライマックスシリーズ(CS)進出争いに敗れ、今シーズンはBクラス決定(泣)。
3位決定なら来週は神宮のCS第1ステージにベイスターズの応援に行く予定だったんですが・・・
その計画は儚くも夢と化してしまいましたよ(苦笑)。

というわけで(?)、久々の日記なんですが
今回は最近のエピソードでも綴っておこうと思います。


実は先日、こんなラーメン屋さんに入ってきました(↓)。

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(↑)そのお店の名は・・・「パパパパパイン」!?

「パイナップル入りのラーメン」を出している異色のラーメン店として
ラーメン界では結構知られているお店なのでご存知の方も多いかもしれません。
元々は西荻窪にあったお店なんですが、今は町田にあるんですね。
私がこのお店のことを最初に知ったのは、もちろん(?)これででした(↓)。

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『ラーメン大好き小泉さん』の
単行本1巻の第6話(六杯目)、第7話(七杯目)、
アニメの第2話後半で登場していたお店だったんです(笑)。
 
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にしても、ラーメンにパイナップル・・・??
普通の感覚では、なかなかイメージが結びつかないもの同士で
聞いただけでは全く味の想像がつかないものだったんですが、実際どんなラーメンなのか??

世の中には「コーヒーラーメン」だの「青汁ラーメン」だの
変わり種のラーメンがいろいろ存在するというのは話にはよく聞きます。
でも「それが本当に旨いのか?」というと、
食べた人の感想は賛否両論分かれるのがおおよそのパターンで
私自身その手の品で心底興味を惹かれるものはこれまではほとんど無かったんですよね。
やはり「王道」が一番旨いに決まっている・・・という先入観が
無意識に「異質なもの」を拒絶していたというのもあったかもしれませんが、
多少気になったところで、あえて積極的に食べに行こうとまでは思わなかった
というのが正直なところでしょうか。

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しかし、それが好きな漫画の話に登場するラーメンとなると
(私のような単純な者には)そのインプット効果は絶大でして(笑)
『小泉さん』の該当話をを読んで以降(とくにアニメ化後)、
このパイナップルラーメンは私の中でかなり気になる存在になっていたんですね。

単行本を読んだ後、このお店について調べた時点では西荻窪のお店はすでに閉店しており
「やっぱりこういうのは長続きしなかったのかな?」と思っていたんですが
(実際の閉店理由は店舗の老朽化と大家さんとの折り合いの問題だったとか)、
今年初めにアニメでこの話が放映された際、最後の小泉さんの(原作に無い)セリフで
このお店が町田で営業を再開していたということを知って
「これは食べに行かねば」と改めて決意していたところだったんです。

そんなこんなで、先日町田に仕事の用があって出かけた際に
ついにそのパイナップルラーメンを食す機会にたどり着いた、という次第なんですが・・・
それはこんなラーメンでした(↓)。

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(↑)まずはお店ですが、
  町田駅の近く・・・といっても、小田急線やJR横浜線の中央口付近の繁華街ではなく
  そこから少し離れたJR横浜線ターミナル口側(旧原町田駅付近)の
  バスターミナル2階の「ターミナルエイト」という飲食店が並ぶエリアにあります。
  ここは今では撤退するお店が後を絶たず、正直シャッター通りのような寂れた感が拭えない場所なんですが
  その中でも一番奥まったところに「パイナップル」と書かれた幟が見えました。
  ここが「パパパパパイン」です。

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(↑)『小泉さん』の漫画・アニメのお話は西荻窪の旧店舗が舞台だったので
  ここに来ても「聖地巡礼」にはならない(?)のかもしれませんが、
  店主のパイナップル愛を感じる店頭の看板は新店舗でも健在でした。
  「ラーメンとパイナップルが大好きだからラーメンの中にパインがはいってもいいんじゃない?」
  ・・・いいかどうか、早速自分の舌で確かめてみることにします。

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(↑)時刻は18時。夜の営業時間帯の開店時間です。
  人もまばらな寂れた感のあるテナントエリアの一番奥のお店ながら
  どこからかともなく人が集まってきて、瞬く間にカウンター席が埋まっていきます。
  私も早速入店し、『小泉さん』の作中で委員長(潤)が注文していた
  「パイナップル海老塩」ラーメンを注文してみました。

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(↑)店内を見回すと
  カウンターや備品、装飾品、スタッフTシャツに至るまでパイナップルをイメージしたものだらけ・・・
  およそラーメン屋さんとは思えない雰囲気です。
  カウンターの向こうからは包丁で刻む音やミキサーにかける音とともに
  かすかにパイナップル甘酸っぱい香りが漂ってきます。

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(↑)そして、ついに出てきました。
  夢にまで見た・・・というか漫画とアニメで観た(笑)「パイナップル海老塩」ラーメンです。
  黄色みがかったスープの上、真ん中に見えるのは確かにパイナップル。
  スープも4分の1ほどがパイナップルの果汁という塩ラーメンですが
  まずは湯気とともに立ちのぼってくる海老の香りが食欲をそそります。
  赤い糸状のものは一瞬「海老のひげ??」とか思いましたが
  これは糸唐辛子でした(辛くはありません)。

さすがに珍しいラーメンだけあってか、店内の他のお客さんも
ラーメンが来るとまずスマホやデジカメで撮影していたのが面白かったです(笑)。
私も撮影後は早速食してみましたが、そのお味はどうだったのかと言うと・・・

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うん・・・意外にも(?)とても美味しかったです(笑)。
いや元々評判のお店で、不味いものと予想していたわけでもないんですけど
なんていうか、頭で描いていたイメージに反して予想外に正統派なラーメンで
これならまた食べたいなと思える味だったんですよね。

ネットで見たこのお店のインタビュー記事には
「美味しさよりも面白さ重視で始めた」
という店主のコメントが載っていたので、正直のところこちらも
単に「話題性だけを狙った変わり種ラーメン」としか受け止めていないところがあったんですが
実際に食してみると決してそんな単純なものではなかった、というのが分かります。
昔から「酢豚にパイナップルを入れるべきか?」といった論争は絶えないところですが
パイナップルには他の素材の良さを上手く引き立たせたり
逆にクセを上手く抑え込んだりする特性があるんでしょうか?
ともすればクセが強くなりがちな海老の風味をパイナップルの酸味が程よく抑え、
ともすればしょっぱさや単調さすら感じる塩ラーメンのスープに
パイナップルの甘みが程よいアクセントとしてまろやかさを加え・・・と、
パイナップルを加えることで全体として緻密に組み立てられた一品に仕上がっていたのには
正直驚きすら感じましたよ。

単に奇をてらっただけの変わり種ラーメンということだけならば
おそらくほんの一時期のブームだけですぐに忘れ去られてしまうはずで
実際そういう例はこれまでたくさんあったかと思うんですが、
何年経ってもお客が途絶えることなく続いている一品というのは
やはりそれだけではない何かがあるんだ・・・と感じさせてくれた一杯でしたね。
なかなかのハイクオリティな創作ラーメン、さすがは『小泉さん』御用達のお店・・・
ということで、このお店を教えてくれた小泉さんにも改めて感謝したいところです。
これなら女性やお子さまにも安心してお奨めできるラーメンかとも思いますので
町田にいらっしゃる用がある方で興味ある方はぜひ立ち寄ってみてください。

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隣の席の人が食べていた「パイナップル塩つけめん 」もなかなか旨そうだったので
今度来るときはあれ頼んでみるかな・・・とか考えながらお店を出ましたが、
そういえば、『小泉さん』の作中の「パイナップル海老塩」ラーメンには
煮卵(味付け卵)が入ってたのに(↓)、今回食べたのには入ってなかったな。
あれは有料オプションのトッピングだったのか・・・

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後から気付くことも多いですね。こういうのって(笑)。
posted by 松風あおば at 23:25 | 日記

2018年09月13日

創作の秋2018〜にじたま情報・夏コミティア(COMITIA125)参加レポート〜

早いもので今年も9月ですね。
夏コミ前にも、「豪雨に地震に、今年は災害が多い」なんて話をしていたかと思いますが
9月に入ってからも大型台風に北海道の地震と
やはり自然災害のニュースが連日報じられている日本列島・・・
相次ぐ天災に「明日はは我が身か?」という不安も尽きない今日この頃ですが
被災地のみなさまにおかれましては心よりお見舞い申し上げます。


「夏コミが終わると夏もいよいよ終わり」
という感覚が根付いているのは、長く同人描き屋をやっている者の性(?)ですけど
夏コミが終わってはや1ヶ月・・・、
私の方は、例年ならコミケ直後のこの時期は自分の同人活動はしばし忘れ
鉄道模型でもいじってのんびりいるところなんですが、
今年はコミケ前に一念発起して液晶タブレットなど買っていたこともあり
ここ最近はその液タブに馴染むべく、毎日のように何かしらお絵描きをしておりまして、
この日記を更新するのもすっかり忘れてしまっておりました(汗)。


夏コミ後の恒例、夏コミティア一般参加レポートのほか
サークルとしての告知事項もこのところ全然告知していなかったので
今回はそのへんをまとめてお伝えしようと思います。


今後のイベント参加予定

まずは告知事項。
当サークル「虹の卵」のイベント参加申し込み状況からお知らせしておきます。
ペーパー「にじたま通信」などでもお伝えしていますが、
今年は春(5月)のコミティアに参加できなかったため
秋(11月)のコミティアにサークル参加の予定です。
冬コミ(コミックマーケット95)ももちろん申し込んでありますので、
抽選落ちが無ければ、久々に秋コミティア・冬コミの連続参加になる予定です。

11月25日(日)COMITIA126(東京ビッグサイト 東4・5・6ホール)
 <新刊予定>『にこ巫女ヒミコちゃん〜其ノ拾壱

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12月31日(月)コミックマーケット95(東京ビッグサイト)
 <新刊予定>『てつもえW(総集編第4巻)

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いずれも正式に参加が決定した際に改めてスペースs凾フ詳細をお知らせします。


夏の新刊 書店委託情報

すみません、これも早く告知すべきだったんですが、すっかり忘れてしまってました(汗)。

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夏コミ(コミックマーケット95)にて頒布した
てつもえ〜番外編・模鉄女子のたしなみ〜』ですが、
先月末より同人誌委託書店の「とらのあな」さんで
通信販売・店舗販売(秋葉原店A・名古屋店・なんば店A)をしていただいております。
夏コミにお越しになれなかった方や、
まだ当サークルの作品をご覧になったことのない方でに興味をお持ちの方は
ぜひご利用ください(↓)。

https://ec.toranoana.shop/tora/ec/item/040030662014/

※ 今回は「とらのあな」さんの専売です。


COMITIA126(8月19日)参加レポート

夏コミが終われば、その直後に開催される夏のコミティアに一般参加・・・というのが
もはや毎年の恒例行事になっている私ですが、今年も夏コミ終了後
ちょうど1週間後の8月19日(日)がその夏のコミティア(COMITIA126)でした。
オリジナル創作中心の同人イベント(「自主制作漫画誌展示即売会」)としては
日本最大規模を誇るこの東京のコミティアは、一次創作で同人活動をしている作家にとっては
今やコミケ以上にホームグラウンド感のあるイベントと言っても過言でないかもしれません。
うち(虹の卵)としては、ここしばらくサークル参加ではごぶさたしてしまっており
次の11月の秋コミティアで久しぶりにお世話になろうというところですので
一般参加者としてはここで大いに楽しんでおこう、というところだったんですが
はてさて今回の夏コミティアはどんな感じだったのか?
ここで当日の様子を振り返ってみたいと思います。

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(↑)8月19日(日)12時頃
  国際展示場駅付近からビッグサイト会議棟へと続くプロムナードです。
  この1週間前は夏コミの待機列で埋め尽くされていたこの場所もこの日はこの通り・・・
  気候的にも、この日は気温はそこそこ高いものの湿度が低く爽やかで
  コミケの時に比べると大分過ごしやすくなっていましたね。
  夏コミと夏コミティアの間に気候的な節目があるな・・・と、毎年感じます。

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(↑)今回のコミティアは東2・3ホールの2ホール開催。
  これもほぼ毎年のことなんですが、夏のコミティアの隣の会場(東1ホール)では
  鉄道模型のイベント「国際鉄道模型コンベンション(JAM)」が開かれていました。
  私としてはこっちも大いに見たいところなんですが、やはりこの日はコミティア優先(苦笑)。
  JAMの方は金〜日の3日間開催なので前日とかに来れればいいんですけど
  週末の都合が悪くてどうしても来れなかったんですよね。来年こそはこっちも来たいです。

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(↑)さて、コミティア会場の方に入ります。
  12時過ぎの入口付近はそんなに混雑している様子でもありませんでしたが・・・

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(↑)会場内は、すさまじい混雑ぶり(汗)。
  夏コミからわずか1週間後の開催であるにもかかわらずこの盛況ぶりです。
  カタログの『ティアズマガジン』は13時頃に完売し、その後は入場フリーになっていました。

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(↑)まずは知り合いのサークルさんへの挨拶回りから。
  ここはわが後輩のサークル・・・なんですが、すでに撤収前のサイン会に突入中(汗)。
  今や大人気作家の自慢の後輩ながら、最近は会場で会うのも大変になってきました。
  サイン会が終わるのを待ってやっとご対面(笑)、お互いの新刊を交換できました。

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(↑)見本誌コーナーも大勢の人でごった返しています。
  一時期問題視された見本誌盗難事件は警備を強化した効もあってか、
  その後は起きていないみたいでなによりです。
  見本誌読書会の会場変更のお知らせと・・・スタッフのみなさんの負担も大変ですね。

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(↑)そのコミティアのスタッフさんですが・・・なんと今は人数不足が深刻になっているとのことで
  その募集を呼びかけるポスターが会場の至る所に大々的に貼られていました。
  各業種で人手不足が深刻化している今の日本ですが、同人イベントもその例外ではなさそうです。
  志ある方はぜひご協力を。

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(↑)印刷会社やグッズ制作会社、書店等の企業出展も楽しいコミティア会場。
  趣味活動が主役の同人イベントですが、商業世界との繋がりも大事にするスタンスが
  このイベントの奥行きを広げていることも間違いありません。

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(↑)その商業世界との接点として、このイベントの目玉となっているのが
  この「出張編集部」ブース。今回も多くの雑誌の編集部が参加していて、
  多くの作家さんが腕試し(?)に原稿を見てもらっていました。
  
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(↑)各誌の新刊の単行本が立ち読みできるのもこの出張編集部コーナーの醍醐味(笑)。
  今回も各誌ブースでの立ち読みに多くの時間を費やしてしまいましたよ。

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(↑)1日のイベント内の出張ブースだけでは対処しきれないためか?
  あるいは面と向かって編集者に原稿を見てもらうのをためらっているシャイな作家向けにか?
  最近はどの編集部のブースにも「同人誌ボックス」なるものが置かれています。  
  ここに同人誌を投稿すると、後からそこの編集者さんに見てもらえるというもので
  後日何らかの形で作者に批評が届くところも多いようです。
  雑誌の担い手となる作家探しの一環とはいえ、なかなか至れり尽くせりのサービスですね。

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(↑)各誌のブースにもいろいろ工夫があり、最近は個性的な演出をするところも多くなってきました。
  ここはお試し冊子のお品書きとタコ焼き形の同人誌ボックスが異彩を放つ
  「コミックシーモア」(ソルマーレ)編集部。

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(↑)腕に自信ある同人作家の方はぜひここでプロの編集者の人に原稿を見てもらいましょう。
  (私は自信がないので見てもらったことはありませんが(苦笑))
  出張編集部での持ち込み方法については、
  もちこみ代さんのポスター(写真右)に詳しく書いてあります。

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(↑)こちらは潟Zシルスのコーナー。
  イラスト・漫画制作ソフトとして今や不動の地位を確立しつつある
  「クリップスタジオ」のコーナーです。
  クリスタのいろいろな機能を紹介するレクチャーは
  液タブを買ってデジ絵ラクガキを本格的に始めた私にとっても大変ありがたいもので
  今回はじっくり聞いていろいろ学ばせていただきました。

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(↑)こちらはコミティア最大手の誉れ高い(笑)おなじみオム焼きそばのお店です。
  今回も行列が出来ていました。こちらの定番・オムそばと生クリームソフトは
  もはやコミティア名物と言っていいほど知られていますが・・・

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(↑)今回はなんと「北海道噴火湾産 かに丼」まで登場。これは予想外の新メニューでした。
  これも進化し続けるコミティアを象徴するメニュー・・・なのかもしれません(笑)。
 
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(↑)こちらもおなじみ、チラシコーナーです。
  印刷会社や各種イベント、今の同人誌界の動向がよく分かるコーナーでもあります。 
  「サンシャインクリエイション」ももう20周年なのか・・・
  20年前、第1回サンクリにうちもサークル参加していたんですよ、実は(笑)。
 
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(↑)今や北は北海道から南は九州まで広がった「コミティア」の輪。
  こうなったら全国のコミティアに一通り参加してみるのも楽しいかもしれませんね。
  ちなみに「虹の卵」のサークル参加ではありませんが、
  実は私も旅行を兼ねて今度の11月4日の「九州コミティア」に参加する
  予定だったりします。


ということで、夏コミのサークル参加と夏コミティアの一般参加を大いに満喫して
今年も暑かった夏が終わりました。
季節はいよいよ秋・・・
過ごしやすい気候の中、また次のイベントに向けて創作活動頑張りたいと思います。
とりあえず液タブとクリスタにもう少し慣れないと・・・(汗)。

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(↑)特に意味はありませんが、二次ラクガキが楽しい今日この頃です(笑)。
posted by 松風あおば at 23:57 | 日記

2018年08月18日

2018年夏コミ(コミックマーケット94) お疲れさまでした〜。

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連日酷暑に見舞われる2018年の夏・・・
そんな今年の夏も、お盆恒例のオタクイベント・夏のコミックマーケット(C94)が
8月10日(金)〜12日(日)の3日間、東京ビッグサイトにて開催されていました。
ただでさえもの凄い人が集まる巨大イベントである上に連日のこの暑さ・・・
今年の夏コミははたして3日間無事に乗り越えられるんだろうか?と
開催前から心配していた人も多かったのではないかと思いますが、
なんだかんだで今回も大きなトラブルなどなく平穏無事に終了してなによりでしたね。

というわけで、遅ればせながら今回の夏コミ終了のご挨拶です。

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当サークル「虹の卵」は今回も3日目の「創作少年」ジャンルでの参加でしたが
今回もたくさんの方にサークルブースにお越しいただき本当にありがとうございました。
新刊の『てつもえ』番外編も、いつもとちょっと趣向を変えて作ってみましたが
みなさまからご好評をいただき大変うれしい限りです。

3日目は朝から曇り空で、前日・前々日に比べると幾分気温は下がっていたものの
ここはやはり湿度の高い東京都心のイベント会場・・・
大勢の人が集まればやはりムシムシとした不快な暑さが身体にまとわりつくような感じで、
しかも3日目はいつもより参加者が多かったせいか入場規制がなかなか解除されず、
うちのブースもみなさんがお越しになるピークの時間帯がいつもより遅めだったんですが、
会場外の待機列に長時間待たされた一般参加者の方はとりわけ大変だったようで、
そんな状況下で西ホールの端っこの当サークルのブースまでお越しくださった
みなさんにはいつも以上に頭が下がる思いでしたね。
この巨大イベントを支えてくれている準備会スタッフや関連業種のみなさま方にも
毎度のことながら心より感謝を申し上げたいところですが
みなさん暑い中、本当にお疲れさまでした。

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(↑)今回も暑い中、スタッフのみなさんが会場の内外で奔走してくれていました。

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(↑)開場前の西ホールの様子です。今回3日目の西ホールは
  一次創作系(創作少年・創作少女・学漫など)で占められていました。

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(↑)西2ホールのうちのブースの近くにはカルビ串焼きなどを売ってるお店が・・・
  お肉の焼けるにおいや煙が時々こっちまで漂ってきました(苦笑)。

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(↑)おなじみのコミケドリンク(夏はスポーツドリンク)です。
  今回のデザインはkarory氏描き下ろし。キャッチコピーは「コミケはココロの休憩所♪」。
  「休憩所」?・・・いや「戦場」でしょ、というツッコミをあちこちで聞きました(笑)。
  
今回のコミケ、私自身は動き回る時間が遅くなってしまった上に
午後も会場内の混雑がすさまじく、移動に時間がかかりすぎたため
あまり落ち着いて買い物ができず、全体をゆっくり堪能することは出来なかったんですが、
終了後はひさびさにサークル「ここあほうる」さんとの打ち上げ呑み会も出来まして
なんだかんだで今回もとても心地よい気分で1日を終えることができました。
個人的にお付き合いいただいたみなさんにも私信ながら心よりお礼申し上げます。


なお、準備会の発表によると
今回の夏コミの入場者数は1日目と2日目は16万人、3日目は21万人、延べ53万人だったそうで、
延べ50万人だった2017年夏のコミックマーケット92より微増、
延べ55万人だった2017年末のコミックマーケット93から微減したとのこと。
一説には、消防法の規定に触れないようにするために
最近は実際よりかなり少なめの数字が発表されている(?)みたいなことも噂されていますが、
3日目の入場規制解除が13時近かったことを考えても
少なくとも今回の3日目の混雑ぶりはやはりハンパじゃなかったようですね。

そして来年2019年は、
オリンピック前年の準備で東ホールが使えなくなる関係で、夏コミ・冬コミとも
西ホール+新設の南ホール+仮設の「青海展示棟」なる施設での4日間開催となるとのこと。
さらにオリンピック年の2020年は夏コミをGWに繰り上げて
「DOUJIN JAPAN 2020(仮)・コミックマーケット98」として開催されることも既に発表されていますが、
慣れない施設と条件の下での開催がこの先続くようで、
コミケにとってこの先しばらくはちょっとした試練の時期(?)なのかもしれません。
まぁこれまでも幾多の難題を乗り越えて半世紀近くにわたって成長してきたコミケですので
この先もずっと無事に開催される・・・と信じて、一サークルとしてはこれからも
これまで同様、楽しく本を作って参加し続けたいところです。

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(↑)来年のコミケで企業ブースとして使う予定という仮設の「青海展示棟」なる施設は
  東京テレポート駅近くだそうで、ビッグサイトからは1.7kmほど離れているとのこと。
  その間のアクセスは・・・ゆりかもめ? りんかい線? 徒歩?
  何がベストなのかまだ答えは出ていないようです(汗)。


夏の一大イベント・夏コミが終わると、いよいよ夏も終わり
・・・という感覚になるのは、長年同人活動をしている者の性かもしれませんが
今年は液タブも買ったことだし、この秋はまたいろいろ創作活動頑張りたいところです。
今年は5月のコミティアに出られなかった分、11月のコミティアにサークル参加予定ですので
その時にまたみなさんにお会いできるのを楽しみにしてます。

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(↑)今回会場でお渡ししたスケブの1Pです。
posted by 松風あおば at 01:59 | 日記

2018年08月11日

コミックマーケット94参加します。

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すでに始まっていますね、2018年夏コミ・コミックマーケット94。
毎年暑さとの闘いでもある夏コミですが
イレギュラーな台風が関東をかすめた直後に幕開けした今年の夏コミ1日目も
早速朝から気温35℃を超える猛暑の中での開催となったようで
初日参加のみなさんはまずはお疲れさまでした。
初日のコミケ会場では180人ほどの人が体調不良を訴えたとかで、
特に野外の待機列に並ぶ参加者やコスプレ参加者などには
かなりキツかったみたいな話や、準備会も熱中症対策に関する呼びかけを
いつも以上に行っていたとの話がすでにニュースなどでも流れており
これから参加する者としては、戦々恐々とした気分にならざるを得ないところですが
天気予報では、この後の週末の東京の天気はやや不安定とのことで
土日は曇りや一時雨との予報も出ているみたいですね。
暑さの方は幾分和らぎそうな気配なので、
正直少しホッとしているところでもあります。


というわけで、
当サークル「虹の卵」はいつものごとく
3日目(8月12日(日))「創作少年」ジャンルにてサークル参加の予定です。

今回の「虹の卵」のスペースは

 西2ホール と−21a

今回の新刊は、おなじみの鉄オタ女子高生のお話『てつもえ』なんですが
今回は一連のストーリーの続き話でなく
てつもえ〜番外編・模鉄女子のたしなみ〜』という番外話で、
うちの本としては総集編以外では珍しくカラー表紙だったりします。
今年は私の凡ミスで5月コミティアへ参加できず
昨年の冬コミ以来のサークル参加なんですが
(5月の新刊として予定していました『にこ巫女ヒミコちゃん〜其ノ拾壱』
は秋のコミティアにて出品予定です。)
今回もサークル席にてみなさまのお越しを心よりお待ちしております。

みなさんも暑さ対策を怠らず体調には十分お気をつけて
今回もコミケを思う存分楽しんでいただければと思います。



さて、ここからはコミケ前の近況報告・・・
実は先日、私もついにこれを買ってしまいました(↓)

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(↑)「液晶タブレット」・・・略して「液タブ」というやつです。

イラストや漫画制作の世界においては、
ここ十数年でデジタル化が急速に進行していて
アナログで制作している作家はもはや絶滅危惧種と言うほどに減っている
というのは、コミケなどで売られているものを見れば言うまでもない現実ですが、
そんな中で長年ほぼアナログ作業で同人誌作りを続けてきた
私・松風がなぜ急にこれを買ったのか?

細かいいきさつを話すと長くなるんですけど、かいつまんで言えば・・・
私自身これまで普及していたペンタブレット(いわゆる「板タブ」)には
どうしても馴染めなかったんですが、紙に絵を描くような感覚で
直接ディスプレイに絵を描ける液タブならなんとか馴染めそう
と思えたのがそもそものきっかけで、少々お値段が高いながらも
ついに今回思い切って買ってしまった・・・というところでしょうか。

で、早速使い初めてみたのですが・・・

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うん、これは確かに使いやすいですね。
板タブで描くより全然楽に・・・というかとても自然な感覚で描けます。
これならもっと早くに買えばよかったかも・・・(苦笑)。
今はまだラクガキ程度のことにしか使っていないんですが
この先は「虹の卵」の作品作りにも大いに活用していこうと考えています。
同人誌作りをすぐにフルデジタル化するというのはさすがに無理ですけど
少なくともペン入れ以降の作業はもうこっちでやりたいですかね。

ちなみに私の方は、今回の液タブ導入による制作環境の変化もふまえ
今は自分の作風や絵柄などをいろいろ見直しているところでして
それにより今後の作品に多少の変化があるかもしれません。
読者のみなさまにはそのあたりも温かく見守っていただければ幸いです。
今後とも「虹の卵」の作品を何卒よろしくお願いします。
posted by 松風あおば at 01:20 | 日記

2018年07月31日

2018年夏・暑中お見舞い申し上げます。

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暑中お見舞い申し上げます。

・・・なんて時候の挨拶も、今さら感がハンパない7月の末ですが
この酷暑の夏、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

私の方は夏コミの原稿などにかまけて、この日記も丸々1ヶ月ごぶさたしてしまいましたが
先月の下旬からここ1ヶ月ほどは、大阪北部地震に西日本の豪雨、
記録的な猛暑、そして台風と、次から次へと来る天災に
改めてこの国が自然災害大国であることを身をもって感じさせられる日々で、
前回話題にしたサッカーワールドカップでの日本代表チームの善戦ぶりも
すでに大分前のことのように思えてきました。

特に最近の異常なまでの猛暑は、もはや身の危険を感じるレベルといいますか、
熱中症の危険はもちろんのこと、普通に生活しているだけで体力・気力の消耗が激しく、
この暑さの中では何もする気が起きなくなってきてしまいますね。
先日は熊谷市で国内最高気温の歴代記録を更新する41.1℃を観測したそうですが
私の住む横浜の郊外でもこの7月は最高気温35〜37℃という日が続き、
身体も頭も干からびそうになっていました
私の子どもの頃は、日中の気温が35℃を超えるいわゆる「猛暑日」なんていうのは
ひと夏に1日2日あるかないかという程度だったように思うのですが
いつから日本の夏はこんな灼熱地獄と化したのか?と感じざるを得ません。
2年後にはこの灼熱の夏の東京でオリンピックが開かれるというのも
もはや正気の沙汰とは思えなくなってきますが、はてさてどうなることでしょうか?
私の方はとりあえず今年も夏のコミケまではこの暑さに負けずに
なんとか体力と気力を維持し続けたいところです。



そんなわけで、
このところは暑さとの闘いの中、コミケ原稿と向かい合う日々でしたので
これといった話題もないのですが、
ここ1ヶ月の間に自分の身の回りであったことを振り返ると・・・実はこんなことがありました(↓)。

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(↑)うちのベランダの一角になんと鳩の巣が!?

うちの庭やベランダによく餌(キャットフードなど)を食べに鳩がやってくる
という話は以前ここでも書いたことがあったかと思いますが、
なんとその鳩のつがいが、先月末頃にうちのベランダに巣を作ってしまいまして
そこで卵を2個産んでいたんですね。
人間の生活臭プンプンの場所によく巣とか作るなとも思いましたが
カラスや野生の動物などがほとんど寄ってこないというところに
逆に彼らとしては安心感もあったのかもしれません。
卵を産んで、オス・メス交代でそれを必死に温めている光景を前に、
こちらとしてもさすがにすぐに撤去するわけにもいかず、
ひとまず様子を見ていたのですが、
やがてヒナが2羽生まれ、またたく間に大きくなっていきました。

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(↑)生まれて間もない頃の鳩のヒナ。
  この頃は2つの毛むくじゃらの小さな物体がもぞもぞ動いているという感じです。

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(↑)鳩のヒナは「ピジョンミルク」という親鳥が吐き出す素嚢(そのう)乳を摂取して育ちます。
  そのピジョンミルクをヒナに与えるシーンの撮影に成功しました。
  こっちもNHKの『ダーウィンが来た!』みたいなノリになっています(笑)。

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(↑)ヒナが生まれて間もない頃はまだ親鳥が交代でヒナのお守りをしていましたが・・・

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(↑)ヒナが大きくなるにつれて親鳥は2羽とも巣から離れる時間が多くなってきました。
  生まれて1週間くらいたった頃のヒナです。

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(↑)生まれて10日ほど経った頃には大分鳥らしい姿に成長していました。
  カラスやうちの飼い猫のチビタに気付かれたりしないか(?)ちょっと心配していましたが
  この頃にはヒナも覗き込むと生意気にこっちを見て威嚇するようなしぐさまで見せるようになります。

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(↑)生まれて14日目くらいのヒナ。日に日に成長しさらにひと回り大ききなった感じです。
  目がくっきりとして大分大人の鳩の表情になってきました。

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(↑)親鳥から「ピジョンミルク」をもらうのもそろそろ終わりに近づいています(ピンボケですみません)。

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(↑)生まれて16日目くらいのヒナ。
  まだ幼さは残るものの、大きくなった身体のラインや羽の模様はもうすっかり大人の鳩です。
  この翌日、翌々日に2羽のヒナはそれぞれ巣立っていきました。



思わぬ形で鳩の誕生から巣立ちまでを観察できた半月でしたが
ひとまず元気に巣立ってなによりです。
成長を見守ってきたこちらとしても、どこかホッとするものがありましたが
急にいなくなるとやはり一抹の寂しさも感じますね(苦笑)。

広い世界へと巣立っていった2羽の若鳩・・・
大人になっても、彼らの親と同じようにうちの庭に餌を食べにやってくるのかもしれませんが、
まずは達者でな・・・ということで、
この日記を彼らの成長記録の代わりとしておきたいと思います。
posted by 松風あおば at 22:20 | 日記

2018年06月29日

W杯サッカー2018 日本代表決勝トーナメント進出決定!

6月も終盤に入り、今は夏コミ原稿に取り組んでいる最中
・・・なんですが、このところなかなかその原稿に集中できません(汗)。

というのは、今は4年に一度の祭典、
サッカーのワールドカップ・ロシア大会の最中でして、
夜にTVで試合を観戦しながら原稿を描いていたりするんですが
それが日本代表の試合となると、当然のことながら落ち着かなくてなって
原稿どころじゃなくなってしまうんですよね(苦笑)。

このW杯が始まる前は、監督が解任・交代させられるドタバタまであり
親善試合などでも思うように結果が残せず、酷評だらけで
あまりにも冷淡な目で見られていたサッカー日本代表・・・
しかし、いざ本番が始まって
コロンビアに2−1で勝利、セネガルにも2−2の引き分けと
世界の強豪を相手に互角以上の戦いっぷりを披露すると
メディアも国民も手のひらを返すように突如期待を向けるようになり
代表選手たちは一気に注目の的となっていきました。
勝てば賞賛、負ければ酷評・・・周囲の声がいつも手のひら返しなのは
常に結果を求められるスポーツの世界の宿命なんでしょうけど
それが世界的注目度の高いW杯の試合とまでなると
メディア報道のみならず、ネット上の書き込みまでもが白熱し、
「大迫半端ない」だの「川島、喜劇の痛恨ミス」だのと
選手一人一人の細かいプレーにまで容赦ない批評が投げかけられます(汗)。

で、1勝1分けで迎えた
グループリーグ最終戦のvsポーランド戦が、つい先ほど終わりました。
結果は0−1
残念ながら、日本の敗北だったんですが
同時に行われたセネガルvsコロンビア戦で、コロンビアが1−0で勝利したため
勝ち点、得失点差で並んだセネガルとの警告数の差で、日本の2位が確定。
ちょっとすっきりしない形ながらも
日本の2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出が決定しました!

いや〜、なんだかんだでよく頑張りましたよ。
ポーランド戦に関しては、またいろいろ厳しい意見も飛び交うところでしょうけど
始まる前は「全敗やむなし」とまで酷評されていた日本代表が
FIFAランキング上位のセネガル、コロンビア、ポーランド相手の厳しいグループリーグで
前回優勝のドイツ代表ですら逃した決勝トーナメント出場の切符を手にしたことは
まずは褒めてあげるべきですね。
選手のみなさんも西野監督もまずはここまでお疲れさまでした。
グループリーグでの戦いを終え、各選手への評価の明暗も分かれつつあり
その中で見える試合運びに対する課題もいろいろ見つかったかと思いますが
この経験を軸にこの先の決勝トーナメントも一つでも多く勝ち残ってほしいところです。

頑張れ!!日本代表・・・ということで、
選手たちの頑張りにあやかって、私も夏コミ原稿頑張りたいところ・・・なんですけど
そのW杯が終わらないと、あまり落ち着いて原稿描けそうにない
というのが、なんとも皮肉なところですね(苦笑)。
posted by 松風あおば at 02:00 | 日記

2018年06月01日

関西コミティア52 in インテックス大阪

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すでに10日以上前の話なんですが、
今年も5月の「関西コミティア」に一般参加してまいりました。
長年一次創作で同人サークルをやっている身ながら、サークル参加・一般参加ともに
地方(東京圏以外)の同人イベントには全く参加したことのなかった私・松風が
初めて参加した地方イベントが、昨年5月の「関西コミティア50」だったんですが、
その時のレポートはここでも綴っていたかと思います。
東京の一次創作イベント(自主制作漫画誌展示即売会)「COMITIA」と同じブランド名を名乗る
大阪開催のこの「関西コミティア」も、この時は50回目の記念回ということで
大阪一のイベント会場「インテックス大阪」にて初めて開催されるということもあり
私自身いろいろ興味をそそられ思わず参加してきた・・・という感じだったんですが、
実際参加してみると、東京のコミティアには無い独特の魅力と言いますか、
なんとも居心地のいい、ここならではの雰囲気があることに気づいてしまったんですよね。

で、今年もまたその空気を堪能すべくはるばる大阪まで足を運んできた・・・という次第なんですが、
はてさて今回の関西コミティア(「関西コミティア52」)はどんな感じだったのか?
今回も(その道中を含め)簡単にレポートしておきたいと思います。

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(↑)関西コミティア前日の5月19日。
  新横浜から新幹線に乗って一気に新大阪までやってきました。
  ・・・と言っても、乗ってきたのは「のぞみ」でも「ひかり」でもなく、「こだま」号。
  最近は急がない旅ではいつも「こだま」を利用しています。
  空いてて気持ちいいんですよ。特に名古屋より先はいつもガラガラです。

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(↑)大阪(梅田)で地下鉄・御堂筋線に乗り換え、なんばへと向かいます。

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(↑)関西コミティアは翌日・・・では、この日は一体どこへ行ったのか?というと、
  「西の秋葉原」として名高い、大阪・日本橋のオタク街「日本橋 オタロード」。
  前から一度訪れてみたかったんですよね。
  「日本橋」駅もありますが、最寄り駅は「なんば」駅(又は南海電鉄「難波」駅)。
  「なんばCITY」を出て、「なんさん通り」を少し進み、
  「でんでんタウン」メインストリートの一本手前の道を曲がると・・・

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(↑)街が一気に秋葉原になりました(笑)。
  ここがアニメ・ゲーム・マンガ・フィギュア・コスプレカフェなど
  サブカル系ショップが乱立する「西の秋葉原」として名高い「日本橋 オタロード」です。

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(↑)おなじみのアニメ、ゲーム・同人誌、フィギュア、トレカなどのショップが軒を連ねるオタロード。
  街に集まる人たちも含めて、確かに秋葉原の雰囲気そのまんまでしたね(笑)。
  
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(↑)「アニメイト」と「らしんばん」「メロンブックス」「カードラボ」は一つのビルに同居しています。
  1階と2階を占めるアニメイトが他を圧倒している感がハンパないですが・・・(汗)、
  
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(↑)この辺り一帯がオタク街として定着したのはここ10数年ほどのことだそうで、
  「オタロード」という呼称も正式名称ではないものの、今ではかなり浸透しているみたいですね。
  もともと東京の秋葉原と並ぶ大阪の巨大電気街として知られていた
  「でんでんタウン」のサブストリートであったこの通りは
  以前はPCソフトやPCパーツ、中古PCなどのショップが多く軒を連ねていたそうですが
  それらの衰退とともに、大小さまざまなオタクショップがそれにとって代わり
  いつしかオタク街として繁栄するようになってたんだとか。
  オタク街化した背景や経緯も秋葉原とそっくりです。

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(↑)今なおパソコン関連のお店はそこそこ多く見受けられます。
  オタロードに隣接する路地の雰囲気も秋葉原のそれとよく似ていましたね。

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(↑)ケバブ屋さんがあったり、やたら安い自販機やラーメン屋さんが多かったり
  メイド喫茶のメイドコスプレの女の子が客引きしていたり、添い寝カフェとかあったり・・・
  オタク街としての成立の仕方が似ているためか、
  秋葉原との共通要素は面白いようにいろいろなところで見受けられました。

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(↑)近年は旧電気街のでんでんタウンメインストリート側にもオタクショップの新規出店が多いそうで、
  オタロードを中心とした日本橋のオタク街は更なる面的な広がりを見せつつあるようです。
  大阪の観光地の一スポットとしても定着しつつあり、最近は外国人観光客も多いとか。

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(↑)鉄道模型のショップも、やはり秋葉原と同様に集中しているようです。
  大型のレンタルレイアウトを置いているお店もあります。

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(↑)ちなみに・・・この大阪の「日本橋」。
  つい「にほんばし」と言ってしまうんですが、「にっぽんばし」です。
  東京の「日本橋」とは違いますのでご注意を。
  

・・・と、日本橋の話はこのくらいにしまして、
ここからが今回のメインテーマ、「関西コミティア52」の参加レポートです。
日本橋を散策したこの日は長田で1泊し、翌朝(20日)はいよいよ
関西コミティアの会場である「インテックス大阪」に向かいます。

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(↑)大阪市営・・・いや、この春からは「Osaka Metro」でしたね、
  地下鉄・中央線のコスモスクエア駅で下車し、徒歩でインテックス大阪へと向かいます。
  気持ちよく晴れ渡った空の下、歩いてくると汗ばんでくる陽気でした。

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(↑)駅から10分ほどで会場に到着。私自身1年ぶりのインテックス大阪です。
  かまぼこ型ドームのインテックスプラザに入ってすぐ右手、
  2号館が関西コミティアの会場です。

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(↑)サークル入場時間帯ですが、その傍らに一般の待機列が出来ている光景は
  東京のコミティアと同じですね。
  私・松風は、今回も札幌からはるばる空路で参加の水瀬のサークル
  「Lavenderblue」の手伝い・・・というか金魚の糞(?)的一般参加なので、
  カタログを買ってそのままサークルチケットで会場内に入ります。

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(↑)今回のカタログ(『ティアズマガジンかんさい』Vol.52)です。
  内容は本家東京のコミティアの『ティアズマガジン』と似た構成ながらも、
  やはり一味違う「関西の味」がどこかありますね。
  
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(↑)今回の参加サークル数は(昨年5月の50回目記念回とほぼ同じ)1506サークルとのこと。  
  ちょうどビッグサイトの東ホールの1ホール分に収まるくらいのサークル数ですが
  会場の大きさ的にも1日見て回る規模としてはこれくらいがちょうどいい感じです。

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(↑)今回の「Lavenderblue」のブースです。
  この先6月17日(日)の北海道コミティア(札幌)にも今回と同じラインナップで
  参加予定とのことですので、そちらもどうぞよろしく。

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(↑)東京のコミティア同様こちらにも「見本誌スペース」があります・・・が、
  ここは巡回スタッフさんが見本誌を回収して設置してくれる東京の方式とは違い
  サークルが各自で該当するブロックの机に直接見本誌を設置します。
  いつも東京のコミティアに参加してて、初めてこちらに参加するサークルさんなどはご注意を。

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(↑)チラシコーナーも、東京と同じようで少し違います。
  通常の印刷会社や同人イベントなどの広告チラシだけでなく
  各サークルのペーパーや無料配布本なども置けるようになっているんですね。
  中小規模のイベントならではの粋な計らいですが、私もいろいろもらってきてしまいました。

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(↑)さて11時になり、いよいよ一般入場開始です。
  会場内がまたたく間に人で埋まっていきます。

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(↑)初めは空いていた見本誌スペースも次第に混雑してきました。
  たくさんの作品を目の前に一冊一冊手に取って吟味する時間は
  まさに至福の時間・・・一般参加の醍醐味なんですよね。

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(↑)東京と比べ参加ブースは少ないものの「出張編集部」もちゃんと開催されています。
  この回は「ジャンプSQ」や「サンデー」などメジャー誌も来ていました。
  東京のコミティアでは各誌ブース前に並べられた単行本もじっくり立ち読みする私ですが
  今回はサークルさんの作品をたくさん見たいので、ここはざっと眺めて終わりです。

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(↑)東京コミティアの委託出展ブースもあります。
  東京の委託本・・・すなわち東京のコミティアでも買える本のはずなんですが
  ついこちらの方で本を購入したりもしておりました。

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(↑)イベント後の「見本誌読書会」は関西でも開かれているんですね。
  こちらも参加してみたいところですが・・・さすがに見本誌読書会だけのために
  横浜から大阪に足を運ぶのはちょい厳しいですかね(苦笑)。

会場スペースやスタッフの数などの制約もあってか、
東京のコミティアのような大掛かりな企画展などはありませんが、その分
程よい規模とまったりさで、存分にサークル作品を楽しめる空気に満ちている
関西コミティア・・・
「同人誌即売会」としての同人イベントとしてはある意味、
私が想い描く理想的な姿のイベントでもあり
今回も最初から最後まで心行くまで一般参加を楽しんでしまいました。
見本誌スペースにとじ籠って読みふけっている時間が長かったもので
水瀬の「Lavenderblue」の手伝いとしてはほとんど機能しなかった(汗)私だったんですが、
今度は自分のサークル「虹の卵」の方で直接参加したい気持ちにもなってきます。
来年はどちら形で参加しているか?まだわかりませんが
この先もできれば、この5月関西コミティアには毎年お世話になろうかと思います。

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(↑)長い時間、本に夢中になっていたので、
  気分転換に会場の外の空気を吸いにホール外にも出てみました。
  東京ビッグサイト、幕張メッセに次いで日本3位の規模を誇る見本市会場の
  インテックス大阪・・・この日は他にどんなイベントが開かれていたのか? というと

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(↑)6号館で『ラブライブ!』の「スクフェス感謝祭2018」が開かれていました。
  コミティアの参加者層とはちょっと違う(?)人たちも多いな・・・と思ってたんですが
  これがあったんですね。こっちも楽しそうです(笑)。
  2020年の夏コミがこのインテックスで開催される可能性はなくなりましたが
  ビッグサイト同様、ここも巨大オタクイベントを支えている重要な場であることを
  改めて実感させられます。

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(↑)関西コミティアは予定通り15時30分で終了。いや〜今回も楽しませていただきました。
  インテックス大阪も・・・また逢う日まで。

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(↑)〆は一杯の黒ビール。イベントの後の一杯はやっぱり格別ですね(笑)。


ということで、
この後はまた新幹線に乗って横浜へ帰るだけ・・・と言いたいところなんですが、
実は今回は大阪(梅田)でさらにもう1泊して、その翌日に
とあるスポットを散策(今後の『てつもえ』の資料集め(?))してから
帰路に着きました。
その話については、また次回お話したいと思います。
posted by 松風あおば at 01:38 | 日記