2022年05月24日

dアニメストア

ごちうさ ココア チノ.jpg
(↑)今回の内容と直接関係はないですが、久しぶりに描いた『ごちうさ』です。

気づけば5月も下旬・・・
今年も半分近くが過ぎようとしていますが
またも1月半ほどブログ更新をサボってしまっていましたよ(汗)。

私自身3回目のワクチンは打ったものの
コロナの第6波が思っていたよりも下火にならず
仕事への影響や高齢の家族への配慮もあり
清々しいこの初夏の気候になっても
いまだにイベントへの参加や旅行なども出来ずにいるため
取り立ててブログのネタにするような話もなかったというのも
あるんですが・・・ここ1か月ほど沈黙していたのは
実はもう一つ理由があります。


実は先月「dアニメストア」なるものに加入したんですね。
NTTドコモ系のアニメ専門のオンデマンド配信サービスで
加入すれば月額440円(税込)払うだけで
スマートフォンやパソコンなどで好きな時に
各種アニメ作品が見放題というもので
みなさんの中にもすでにご利用中の方はいるかと思いますが、
私自身加入して以降、こいつにすっかりハマってしまいまして
ここ1か月、時間があるときはひたすらいろんなアニメを
観まくっていたんですよ(汗)。

d_anime.jpg

dアニメストアで視聴できる作品数は
現時点でなんと4600作品以上。
私自身は放映時にチェックし忘れたり
録画に失敗したりして見損ねてしまっていた
ここ10年ほどの間のいくつかのTVアニメ作品観たさに
このサービスに登録したんですけど、
今現在放送中のTVアニメ作品から40〜50年前の作品まで
これまで放映されたアニメのほとんどが観られるといっても
過言じゃありません。
インターネット配信サービスなので
PCやスマホで視聴するのが一般的かと思いますが
アマゾンで購入したFire TV Stick(メディアストリーミング端末)を
自室のTVに取り付けてTV画面でも観られるようにしたので
本当に好きな時に好きなスタイルで好きな作品を
自由に観られるようになったのは嬉しい限り、といいますか
正直今までせっせこ自分でレコーダーで予約しながら
HDやBDに録画保存していたのが馬鹿みたいに思えたりも
してきてしまいます(苦笑)。

おかげで、見損ねてきた近年のアニメは
現在視聴中のものも含めほぼ網羅することが出来てるんですが
最近はそのほかにも
私自身かつて観た記憶があったり無かったりする(?)
数十年前のアニメも鑑賞し始めていたりします。
かつての日曜夜の世界名作劇場とか初期の『ドラゴンボール』とか
いろいろ観ていると懐かしさというよりは
今のアニメには無い不思議な魅力に気づかされるといいますか、
私自身忘れかけていた何か(?)を
思い出させてくれそうなものもありますね。


というわけで、アニメの観過ぎで
ブログの更新すら怠ってきた最近の私なんですけど、
アニメから元気をもらいモチベーションをアップさせたところで
この日記もここからはなるべくこまめに更新していきたいと思います。

それと、もう一つ「やるやる詐欺」と化していた話(?)で恐縮なんですが、
当サイトでのにじたま作品の掲載の方も
遅ればせながらまもなく開始する予定です。
まずは『にこ巫女ヒミコちゃん 箱根編』から、
既に同人誌として発表済みの部分(デジタルでのリメイク版)も含めて
順次アップしていきますので、
同人誌の方で途中までお読みの方も、まだ全くお読みになったことのない方も
改めてここでお読みいただければ幸いです。


今のコロナの状況とどう付き合っていくかが今後の課題で
同人イベントへの復帰もなかなか見通せないところなんですが、
幸いデジタル(クリップスタジオ)での作品制作にも大分慣れてきたところで
今後はオンライン環境も活用して
みなさまに作品(過去作品のリメイクなども含めて)を
お見せできるよう努力していきたいと考えています。
今後ともサークル「虹の卵」そして当「虹の卵のホームページ」を
何卒よろしくお願いします。
posted by 松風あおば at 22:09 | 日記

2022年04月07日

哀悼 藤子不二雄A先生

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前回の日記をアップした頃は
梅の花が二分咲きとか言っていましたが、
いつしか桜が満開になって、そして散り始めていましたね(汗)。
私の方はここ一か月ほどは仕事の多忙期でもあったんですが
今年は例年以上にバタバタしてしまってて
なかなか花を愛でるゆとりもありませんでした。

年度が明けてやっと落ち着いてきたので
放置していたこの日記もいよいよ再開しようかという
ところだったんですが・・・そんな矢先
ショッキングな訃報が入ってきてしましたね。



日本人ならおそらく誰もがその名を知っているであろう
漫画家の藤子不二雄A(安孫子素雄)先生が
7日、川崎市内の自宅で死去したことが報じられました。
享年88歳。

藤子不二雄A先生は、1934年(昭和9年)富山県生まれ。
手塚治虫に憧れ、幼少期から漫画家を目指し
小学校の同級生だった藤本弘(藤子・F・不二雄)先生と
コンビを組み、「藤子不二雄」の合同ペンネームで
1951年(昭和26年)に新聞4コマ漫画の
『天使の玉ちゃん』でデビュー。
富山新聞社勤務を経て上京後、
石ノ森章太郎、赤塚不二雄などの若手漫画家たちも
集うことになる東京豊島区のアパート・トキワ荘に入居し、
その後『オバケのQ太郎』などの大ヒットにより
一躍人気漫画家になりました。
1987年(昭和62年)に藤本弘(藤子・F・不二雄)先生との
コンビを解消(藤子・F・不二雄先生は1996年に死去)
した後も幅広いジャンルの作品を手掛けますが
後年は特にブラックユーモアやシュールリアリズムを
追求した作品で知られるようになります。

私・松風の世代は、
まさに藤子漫画で育った世代でして
幼少期に触れた漫画・アニメといえば
まず藤子不二雄(コンビ時代)作品をはじめ
藤子両先生の数々の作品が真っ先に思い浮かびます。
私自身を漫画・アニメの世界に最初に
誘ってくれたのはまさに藤子作品だったんですよね。
大人になってからも時折何かを思い出すたびに
藤子作品を読みあさることもありましたが
過去に読んでいたものでも読み返すたびに
不思議とそれまでとは読後感が違ってくる作品も多く、
そこに新たな発見があったりと、近年に至るまで
私にとってその影響力は本当に大きかったと
言わざるを得ません。

藤子不二雄A先生の代表作としては
『忍者ハットリくん』『怪物くん』
『プロゴルファー猿』『笑ゥせぇるすまん』などが
まず挙げられるようですが、
趣味ながら自分でも漫画を描いている身としては
やはり『まんが道』が真っ先に思い出されます。
漫画家という職業が今よりもずっとマイナーだった時代、
漫画家を目指し、そして漫画家として
漫画を描き続ける楽しさと苦労、
漫画を描くことを通じて展開する人間関係、友情・・・
漫画界の黎明期を支えた巨匠の自叙伝的作品は
同人活動で下手くそな漫画を描いている私などにとっても
感動と大きな励みを与えてくれる作品でした。

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(↑)漫画家の江口寿史先生が
  「『まんが道』の本はずっと、ぼくの仕事場の
   本棚の一番取りやすい位置に置かれている」
   と言っていましたが、私の本棚にも
  『まんが道』はあります。
   漫画描きに行き詰まったときとかには
   今でもなにげに開いちゃう本なんですよね。

日本の漫画黎明期を支えたトキワ荘世代の漫画家の
最後の生き証人的な存在でもあった藤子不二雄A先生。
今回の訃報は一つの時代の終わりを告げる
ニュースといっても過言ではないかもしれません。

謹んで故人のご冥福をお祈り申し上げます。
posted by 松風あおば at 22:07 | 日記

2022年03月01日

梅一輪 一輪ほどの 暖かさ

3月になりましたね。

今年の冬は全国的に平年より寒かったようですが
そんな冬も終わり、季節はいよいよ春。
予報ではこの3月は平年よりも
各地でやや高い気温の予想が出ているようで
この先は日ごとに春めいてきそうです。

外を出歩いていても
日中の陽射しが大分明るくなってきたのを感じますが、
ふと道路脇の植え込みを見ると
梅の花が大分咲き始めていました。

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(↑)といっても、今の時点で二分咲きというところでしょうか。
  うちのあたりとしては例年よりちょっと遅めのようです。

「春を代表する花」といえば
満開の桜の花を思い浮かべる人が多いかと思いますが
「春の訪れを告げる花」といえばやぱり梅。
冬の終わり頃からぽつぽつと咲き出し
早春の頃に静かに満開の時期を迎え
そして美しい桜が咲き乱れる春爛漫の頃には
すでに人知れず散っている・・・
そんなやや地味で控えめな存在ではあるんですが
その優しい佇まいと気品あるほのかな香りには
なんとも心和ませるものがあり
他の花には無い独特の風情があるんですよね。

いにしえの日本では
桜よりも梅に人気があったといいます。
「万葉集」には桜を詠んだ歌よりも
梅を詠んだ歌の方が圧倒的に多く載っています。
時代とともにいつしか桜の方に目移りしてしまった日本人ですが、
今なお梅の花を見ると不思議と心が温かくなるというか
どこかノスタルジーに近いものすら感じてしまうのは
いにしえの万葉人たちの血を受け継いだ
日本人だからなのかもしれませんね。

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長引くコロナ禍、
北京冬季オリンピックが終わったかと思えば
遠いヨーロッパのウクライナでは戦争が始まり・・・と
なにやら世界が不穏に騒がしい今日この頃なんですが、
この先の世界の平和と安寧を祈るばかりです。
posted by 松風あおば at 23:55 | 日記

2022年02月15日

お絵描き(カノジョも彼女)

先週は関東の平野部で再び大雪の予報が出て
またもドカ雪が降るのかとビクビク・ワクワクしていたら
結局のところ、みぞれ雪がちょっと舞ったぐらいで
積もるような雪にもならず・・・という感じだったもんで
かなり拍子抜けしていたんですが
2月もすでに折り返し地点まで来てましたね。

この日記も
またもサボりモードに入ってしまっているんですが
ぶっちゃけこのところは私の周辺で
日記にするほど面白い話題も無いんですよね
・・・ということで、今回は
まだここでアップしていなかった
私のラクガキ絵でも晒したいと思います。


『カノジョも彼女』の佐木咲と水瀬渚の二人です(↓)。

カノジョも彼女.png

 向井直也は高校1年生。
 ずっと好きで告白し続けていた幼なじみの佐木咲に
 高校に入ってからついに彼女になってもらうことになり
 幸せの絶頂にいたが、そんな直也にある日、
 別の美少女が付き合ってほしいと告白してきた。
 彼女の名前は水瀬渚。
 渚のあまりのいい人ぶりに心が揺れる直也は悩みぬき、
 すったもんだの挙句、三者合意の下での二股交際を提案する。
 最初は当然のごとく猛反対する咲だったが、
 渚は直也と一緒にいられるならと受け入れ、また
 渚のいじらしい姿にほだされた咲も結局は了承し、
 3人は両親不在の直也の自宅で同居生活を開始する。
 当初は3人で付き合っていることは秘密にしていたものの
 ひょんなことから同級生のミリカ(星崎理香)にそれがバレ、
 そのミリカも直也のことを好きになってしまって
 さらに以前からの咲の親友である桐生紫乃
 (実は紫乃も密かに直也のことを想っていた)も
 彼らの関係を知って黙ってはいられなくなり・・・

・・・と
現実だったら壮絶ドロドロな人間関係にもなりかねない
とんでもない話なんですけど
こんな修羅場でもギャグベースで描かれると
どこまでも面白くなるものなのかというこの作品。
『週刊少年マガジン』連載中のヒロユキ氏の人気作品なので
すでにご存じの方も多いとは思いますが
さらに元を辿ると実はこれ
ヒロユキ氏の同人作品(『正々堂々、二股する話』)を
連載用にアレンジしたものなんですね。

私自身はもちろん商業作品の方から知ったんですが
これ、若干の物議を醸しつつ(?)
結構人気出るだろうなと思ってたら案の定・・・
昨年の7月にはついにアニメ化にまで至りました。

アニメの方は
佐木咲(cv 佐倉綾音)、水瀬渚(cv 和氣あず未)
星崎理香(cv 竹達彩奈)、桐生紫乃(cv 高橋李依)と
キャスト陣に今をときめく人気女性声優さんたちが勢ぞろいで
『マガジン』の本気度も大いに感じるものがあったんですが
・・・いやね、
私・松風自身あやねる(佐倉綾音さん)のファンってことは
前からここをご覧の方はご存じかと思うんですけど
実はここ1〜2年ほどは
和氣あず未さんの声もかなり好きになってしまっていて
彼女の出演作品も結構こまめにチェックしたりしてたんですよね。
そんな私の浮気心をあざ笑うかのような(?)
キャスティングと内容のアニメが始まってしまったもんで
私もこれを観ながらワクワク・ドキドキだったんですけど、
アニメの方は全体的に作画がちょっと雑だったというか
もうちょっと丁寧に作ってほしかったかな?
というのが正直な感想ですかね。

内容的にも中途半端なところで終わってしまっているので
ここは続編の2期アニメにも期待したいところですが、
なんにせよこの作品、原作的にもどういう結末に落ち着くのか?
いろいろな意味でドキドキ・ワクワクもんです、ハイ(笑)。
posted by 松風あおば at 23:58 | 日記

2022年01月18日

神奈川・深夜の「緊急速報」メール

15日に発生した南太平洋のトンガの海底火山の噴火は
近年類を見ないほどの大規模噴火だったそうで
現在も現地の被害状況の全容はつかめていないようですが
この噴火の影響により、15日の深夜から16日の未明にかけて
日本の沿岸でも潮位変化が起こったことから
太平洋側沿岸の各地で津波警報・注意報が発令され
TVやネットのニュースは騒然となっていましたね。
8000km以上も離れた南半球の海底での噴火による
津波発生というのは過去にも例が無いらしく
その発生のメカニズムも不明とのことで
その報道からは気象庁の混乱ぶりも大いに伝わってきました。


・・・が、この夜
この津波情報の伝達をめぐって
日本で一番混乱させられていたのはおそらく
私の住む神奈川県であったろうと思われます(苦笑)。
というのも、すでにネットのニュースなどで
知れ渡ってることかと思いますが、
津波情報が続々出始めた16日の深夜0時半頃過ぎから
神奈川県では主に沿岸部自治体の住民向けに
狂ったように携帯電話の緊急速報メールが繰り返し配信され、
県民のスマホは深夜にけたたましいアラートが
ひっきりなしに鳴り響く事態に陥っていたんですね(↓)。

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同県横浜市に住む私のスマホももちろん例外ではなく
私自身深夜のアラートに最初はあわててTVを点けて
津波の情報を確認していたりしていたんですが、
その後もこのアラートは10分から15分おきくらいに
しつこくやってくるんですよ(汗)。
しかもその内容は毎回ほとんど同じ文面といいますか、
特にこれといった新たな情報があるというわけでもありません。
そもそも横浜市は太平洋沿岸の自治体とはいえ
私の住む区は海から20km以上も内陸のエリアなので
うちにとってはほとんど関係のない配信であることも
一目瞭然なんですよね。
スマホの電源を落としたり設定を変えたりして
緊急速報メール自体を遮断するというのは
有用なツールをいざというときに役に立たなくしてしまう
行為でもあるので、もちろん抵抗感もあるんですが
この時ばかりは私もさすがに耐えられなくなり
ついにはスマホの電源を落としてしまいましたよ(汗)。

この騒ぎについては
おそらく日本中の人が同じように悩まされてるんだろうな
とその時は思っていたんですが、
翌日のネットのニュースを見てビックリ。
なんとこのアラート連発が起きていたのは
神奈川県だけだったんですね(驚)。
なんでもシステムの委託業者によるプログラム設定ミスで
県内16市町に対し計600回以上も緊急速報メールを
配信してしまったとのことで、県には苦情が殺到していたらしく
黒岩知事が謝罪する事態にまでなっていました(↓)。

kuroiwa_shazai.png

まぁ・・・人間の作ったシステムですから
こういうことがたまにあるのも仕方ないのかなとも思うんですけど・・・
受験生の方々にとっては時期が時期だけに
さすがに気の毒としか言いようのない事態でした。
にしてもこの黒岩知事、自身のツイッターの方では
県民の怒りにさらなる香ばしい燃料(?)を投下してくれてまして
こちらもちょっとした炎上騒ぎになっていましたね(↓)。

kuroiwa_twitter3.png

いや、知事さんばかりを責めるつもりもないし
本当にお疲れモードだったのかもしれないんですけど・・・
最後の一言はやっぱり無い方がよかったでしょ(苦笑)。
「アンタは雪印の社長か?」と
若い人は知らないであろう20年以上前の
食中毒事件のエピソードまでも思い出させる書き込みに
私自身思わず吹き出してしまいましたけど・・・
この黒岩さんについては
一昨年のGWにもコロナ関連のエリアメールで
県民を無駄にビックリさせた前科があるんですよね。
元アナなんだし、もうちょっと発言には気を使った方が・・・
コロナ対策も正直パフォーマンスばかりで後手後手だし
県民もさすがにそろそろストレスたまってますよ。


というわけで、
本日はただの一神奈川県民の愚痴でしたが(苦笑)、
改めまして、このたび被災されたトンガ国民の皆様には
心よりお見舞い申し上げます。
posted by 松風あおば at 23:57 | 日記

2022年01月07日

久しぶりの大雪

北日本の大雪のニュースがたびたび聞こえてくるこの冬ですが
昨日(1月6日)は上空の寒気と南岸を通過する低気圧の影響で
南関東も久しぶりの大雪となりました。

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首都圏で大雪警報が出たのは
2018年1月以来4年ぶりなんだそうですが、
うちの周辺も午後には一面の銀世界となっていました。
雪が降るといつもワクワクして写真に撮ってしまう私なんですが
そういえばここ2〜3年はこんな雪風景は
見てなかった気がしますね。

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夜の雪明りもなかなか幻想的でいいもんです。
すでに雪は止んでいますが
この先明け方にかけてはまた冷え込むようですので
明朝は路面の凍結によるスリップや転倒などに
みなさんも十分ご注意ください。


話は変わりますが
昨年末の冬コミ(コミックマーケット99)に参加していた
スタッフ2人が、PCR検査でコロナ陽性だったとのことで
こちらも大騒ぎになっていますね。
オミクロン株とやらが急拡大しているところで
規模を絞った開催とはいえ1日当たり5万人もの参加者の中では
どこかで感染者が出るのも無理もない気もしますが、
各地のコロナの感染状況も悪化している中で
今後の同人イベント開催にも何らかの影響が出るのか・・・?
今年もまだまだコロナに振り回される状況が続きそうです。
posted by 松風あおば at 00:18 | 日記

2022年01月03日

2022年(令和4年)あけましておめでとうございます

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(↑)初日(はつひ)のひかり さしいでて
   四方(よも)に輝く 今朝のそら
   君がみかげに 比(たぐ)えつつ
   仰ぎ見るこそ 尊(とお)とけれ

  (私・松風の部屋から見る初日の出・・・といっても元日の午前8時頃ですが)


すでに1月3日ですが
新年あけましておめでとうございます。

昨年に引き続き、コロナ禍での年越しとなり
私自身、年末の冬コミにも参加せずに迎える新年は
どこか「やり残した感」が強い(?)味気無さもあるんですが
今年も南関東は気持ちいいくらいに晴れ渡った
お正月を迎えています。

昨年の後半はコロナ感染者数も大きく減って
やっとコロナ前に戻れる明るい兆しが見え始めたか?
と思っていた矢先に
今度はオミクロン株とやらがまたも広がり始めてしまい
このコロナ禍、一体いつまで続くのかと
ため息が出るばかりですが、
今年こそはコロナが収まり、社会全体いろいろなことが動いて
明るい展望の開ける年になりますようにと
心から願うばかりです。


正月恒例の箱根駅伝で、わが母校の大快挙を見届けたところで
私自身も早速いろいろ頑張ろうと決意しているところなんですが、
今年一年がみなさまにとって
穏やかで素敵な一年となりますよう
心からお祈り申し上げます。

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本年もサークル「虹の卵」及び
当「虹の卵のホームページ」をよろしくお願い致します。
posted by 松風あおば at 18:28 | 日記

2021年12月31日

2021 今年もお疲れさまでした

コロナ禍、そして1年遅れの東京オリンピックと
いろいろとお騒がせな年だったという印象の今年2021年ですが、
早いもので今日は大晦日。
みなさんにとって今年はどんな一年でしたでしょうか?

さて、年末といえば冬のコミックマーケット。
コロナ禍で、2020年のゴールデンウイークに開催予定だった
コミックマーケット98が中止となり、
今年5月開催予定だったコミックマーケット99も延期され、
そのコミケ99が昨日(30日)、今日(31日)とで
ついに開催されましたが、
今回のコミケは2019年の冬コミ(コミックマーケット97)以来
実に2年ぶりのコミケとなりました。

C99A_key_visual.png

とはいえ、世界的にはコロナ変異株のオミクロン株も蔓延し、
まだまだコロナ対策は緩められない今の状況ですので
今回は2日間のみの開催で、一般参加も人数制限のため
開催日と時間帯・ホールごとの抽選チケット制となり
入場時にワクチンの接種証明書等の提示や検温を求められるなど
なにかと制約事項や手続きの多い開催でもありました。
開催規模も一日当たり約1万サークル、入場者5万5千人と
通常の3分の1以下だったとのこと。
アーリーチケットの導入などもあり
長年の懸案だった徹夜組も今回は発生しなかったとのことで
特に会場での大きなトラブルなども無かったようですが
オミクロン株も流行り出している現状もあってか、
申し込みをしていたものの結果的に参加を見合わせた
一般参加者やサークルも多かったようで、
ネット上の感想を見たところでは
実際の会場の様子は予想以上に大分空いていて
あまりコミケらしくなかったという声も多かったようです。


で、かくいう私・松風は
今回のコミケに参加していたのか?といいますと・・・
すみません(汗)、私自身欠席組の方でした。
2日目の東ホールの一般参加で申し込んでいて
早い時間に入場できるA枠でチケットを入手出来ていたので
感染対策を十分しつつ参加する気満々でいたんですが、
ここにきてオミクロン株に怯える持病持ちの老親に
配慮せざる得ない状況になってしまったため
今回は結局参加を見合わせざるを得なかったんですね(汗)。
会場では知り合いのサークルさんなどにも
久しぶりにご挨拶に伺う予定だったんですが
それも結局かなわず、本当に残念でした(泣)。

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コロナ感染そのもののリスクだけでなく
社会全体のコロナへの不安自体も大きく払拭されない限り
こういったジレンマは今後もしばらく続くかと思いますので
運営側としても一参加者としても
まだまだ同人イベントの苦難の時期は続くかと思いますが、
今回はコミケ自体が2年間の空白を乗り越えて
ようやく曲がりなりにも復活できたということだけで
明るい兆しととらえるべきでしょうか。
今回のコミケ会場でコロナ感染のクラスターが
発生したりしていないことを祈りつつ、今は
来年以降のコミケをはじめとした同人イベントが
ますます活気を取り戻していくことを祈るばかりです。



2年近く続いているコロナの影響で、このところは
生活スタイルから物の考え方まで一変してしまったという方も
多いんじゃないかと思いますが、
ひとまず今はこの波乱に満ちた今年一年を乗り越えたということで
ホッとしたいところですね。
当サークル「虹の卵」も活動が止まったままなんですが
当サイト「虹の卵のホームページ」を
ご覧のみなさまにおかれましては今年もありがとうございました。

この年末年始は
日本の上空に強い寒気が流れ込んでいる影響で
北日本を中心に大雪や寒波などの警報も出ているようです。
コロナにも天気にも十分お気を付けの上、
みなさん良いお年をお迎えください。
posted by 松風あおば at 21:35 | 日記

2021年12月24日

2021 クリスマス

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posted by 松風あおば at 21:37 | 日記

2021年12月21日

哀悼 神田沙也加さん

歌手で女優の神田沙也加さんが去る12月18日、
ミュージカルの出演で滞在していた
札幌市内のホテルの高層階の部屋から転落し
亡くなられました。享年35歳。

このニュースはすでにネットやTVで大騒ぎ状態ですので
みなさんもすでにご存じで詳しく述べるまでもないかと思いますが
私・松風も本当にショックでした。

出演作品数は多くはないものの
アニメやゲームの声優としても活躍されていた神田沙也加さん。
あの透明感のある声と美しい歌声は
天性を感じさせるものがあったといいますか、
私自身いつの間にか魅了させられていたんですが、
彼女自身がまさかこんな急に、こんな形で逝ってしまうとは・・・
録画していた『アナ雪』ももうしばらくは悲しくてつらくて観られません。


というわけで今回は
神田沙也加さんへの哀悼の意をこめて、私が好きだった
彼女が演じていた『IDOLY PRIDE』の長瀬麻奈を描いてみました(↓)。

長瀬真奈.png

奇しくも、麻奈も
歌唱力とパフォーマンス力の両方に優れた急成長中のアイドルながら
志半ばで事故死してしまうキャラクター。
亡き後の彼女は幽霊となり、妹の琴乃をはじめ
彼女から影響を受けた後進のアイドルたちの活躍ぶりを見守る存在になるのですが・・・
神田沙也加さんも今まさにそういう存在になろうとしているのかもしれません。

『IDOLY PRIDE』の公式ツイッターも追悼メッセージで
神田沙也加さんへの感謝と哀悼の意を表するとともに
「長瀬麻奈は神田沙也加さんが息を吹き込んだ
誰にも演じることのできない存在」として
今後も神田沙也加さんのキャラクターボイスで継続することを
表明したそうですね。
運営のこの判断には心から賛同したいところです。

心より故人のご冥福をお祈り申し上げます。
posted by 松風あおば at 23:55 | 日記

2021年12月14日

2021日本シリーズ(ヤクルト×オリックス)第5戦

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今日は久しぶりにプロ野球のお話。

すでに日本シリーズが終了し半月以上経っていて
今さらながらの話ではあるんですが、
今年2021年のプロ野球は東京ヤクルトスワローズがセ・リーグ優勝、
そして日本シリーズでオリックスを4勝2敗で下し
20年ぶりの日本一に輝きましたね。

昨年セ・パ両リーグでそれぞれ最下位だった
ヤクルトスワローズとオリックスバファローズ。
この両チームがともにリーグ優勝に輝き
日本シリーズで日本一を争うことになるという展開を
一体誰が予想していただろうか?という
とんでもないシーズンだったともいえる今シーズンでしたが
実はそのヤクルトとオリックスが対戦した
2021日本シリーズの第5戦(11月25日)を
私・松風も現地(東京ドーム)で観戦しておりました。


リーグ優勝を決め、CS(クライマックスシリーズ)も危なげなく勝ち進み
日本シリーズの舞台までやってきたヤクルトとオリックス。
その第4戦までの両者の闘いぶりはというと・・・

 第1戦(京セラドーム) オリックス 4−3 ヤクルト
 第2戦(京セラドーム) オリックス 0−2 ヤクルト
 第3戦(東京ドーム)  ヤクルト 5−4 オリックス
 第4戦(東京ドーム)  ヤクルト 2−1 オリックス
 

オリックスが9回に3点差をひっくり返す逆転勝ちを収めた第1戦を皮切りに
1点を争う緊迫した接戦が続いていたんですね。
結果的にヤクルトが3勝1敗で王手をかけているものの
ここまでの試合内容はまさに互角の戦いぶりで
この第5戦でヤクルトが日本一を決めるのか?
はたまたオリックスが執念を見せて神戸での最終決戦に持ち込むのか?
正直試合前は全く予想すらつかなかったんですが
その日の第5戦は試合が始まってからも
やはり最後の最後まで勝敗の読めない凄い試合となりました。

その凄い試合とはどんな試合だったのか?
遅ればせながら今回はその試合の様子を
当日の写真を見ながら振り返ってみたいと思います。


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(↑)日本シリーズ第5戦の舞台は第3戦、第4戦と同じ「東京ドーム」。
  オリンピックやコロナ禍の影響で今年の日本シリーズは
  例年よりかなり遅い11月下旬の開催日程となってしまいました。
  ヤクルトの本拠地は神宮球場ですが
  今年は11月20日から高校野球と大学野球の秋の日本一を決める
  「明治神宮外苑創建95年記念 第52回明治神宮野球大会」が開催されていたため
  プロ野球の方が遠慮する形で球場を変えての開催になったんですね。
  ヤクルトは夏の間もオリンピック開催に伴い神宮球場を明け渡しており
  8月と9月のホームゲーム6試合を東京ドームで開催していたんですが
  まさかここで日本シリーズまで闘うことになるとは
  選手たちも少し前まで予想すらしていなかったんじゃないでしょうか。

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(↑)東京ドームといえば巨人の本拠地・・・というイメージですが
  この日ばかりはここもスワローズ一色です。
  密は避けたいコロナ禍での開催ながら
  優勝チームのファンの熱気はすさまじいものを感じます。

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(↑)コロナの感染対策もあり入場手続きもいろいろで、やっとのことで中に入ります。
  コロナによる観客数の制限もあってかスタンドは空席も目立ちますが
  私自身、ここ東京ドームでの観戦は久しぶり
  ・・・というか、野球観戦そのものがかなり久しぶりだったんですよね。
  ましてやそれが日本シリーズともなれば心躍らずにはいられません。
  
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(↑)グラウンドでは両チームの選手たちがウォーミングアップしている一方で
  つば九郎がすでに場内を沸かせていました。

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(↑)奇しくもこの日は高津監督の誕生日だったんですね。
  スワローズナインとしてはこの試合で優勝胴上げが決められれば
  なによりのバースデイプレゼントになるんですが・・・はてさて
  その試合の行方はどうなったでしょうか?

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(↑)18時になり、いよいよ試合開始です。
  ヤクルトの先発は原樹里。
  私の応援するベイスターズが苦手とする投手ですが(苦笑)、
  この日もテンポよく投げていましたね。
  1回表をあっさりと3者凡退に抑えると・・・

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(↑)オリックス先発の山ア福也も
  先頭の塩見に内野安打を許すも後続を3人で断ち切り
  1回裏もあっさりと終了します。
  この時点では両投手の調子からみて
  速いテンポで試合が展開しそうな感じだったんですが・・・

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(↑)2回裏のヤクルトの攻撃は
  先頭の5番・サンタナがフォアボールで出塁すると
  続く6番・中村悠平はレフトへのヒット。ノーアウト1塁3塁のチャンスで・・・

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(↑)7番・オスナの当たりはダブルプレー・・・しかしその間に
  3塁ランナーのサンタナが生還しヤクルトに先制点が入ります。

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(↑)貴重な先制点を奪ったヤクルトでしたが
  負ければ後がないオリックス打線も沈黙してはいられません。
  4回表、ヒットで出塁した1番・福田周平は盗塁失敗、
  2番・宗もレフトフライに倒れ、あっさり2アウトとなりますが、
  続く3番・吉田正尚がライト線を破るツーベースヒットを放ち
  さらに打席にはパ・リーグ屈指の大砲、4番・杉本が立ちはだかります。

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(↑)その杉本がセンターへのタイムリーヒット。
  吉田が生還しあっさり同点。試合を振り出しに戻します・・・が

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(↑)その裏のヤクルトの攻撃は
  こちらもセ・リーグ屈指の大砲、4番・村上から。
  その村上が放った大きな当たりは・・・

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(↑)レフトスタンドに飛び込む特大のホームラン。
  ヤクルトが再びリードを奪い、
  ヤクルトファンで埋まるスタンドに傘の花が咲きます。
  主砲の一振りで得点を奪い合う接戦の様相になってきました。

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(↑)そして6回表、オリックスの攻撃。
  この回も1番・福田、2番・宗は凡退であっさり2アウト。
  続く3番・吉田正尚の当たりもファーストゴロでチェンジ・・・かと思いきや、
  ファースト・オスナの悪送球で吉田はセーフ。
  続く4番・杉本もレフト前ヒットで続き
  2アウトながらランナー1塁2塁のチャンスとなります。

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(↑)ヤクルトはここで先発・原をあきらめ
  マウンドには2番手・田口が上がります・・・が

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(↑)続く5番・T-岡田はその田口からライト前へタイムリーヒットを放ちます。
  このへんの勝負強さはさすが優勝チームのクリーンナップ
  というところでしょうか。

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(↑)好返球もあり1塁ランナー・杉本はタッチアウト。
  しかし2対2の同点となり、またも試合は振り出しに戻りました。

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(↑)その裏のヤクルトの攻撃は2番・青木から始まる好打順でしたが、
  2番・青木と3番・山田は内野ゴロであっさり2アウト。
  しかし続く4番・村上がスリーベースヒットを放ち
  オリックス先発・山ア福也をマウンドから引きずり下ろします。

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(↑)オリックス2番手ピッチャーは吉田凌。
  スライダーのキレ味抜群の急成長中の右腕ですが
  オリックスには「吉田」が3人いるので正直時々ごっちゃになります(苦笑)。
  吉田凌は続く6番・中村悠平をライトフライに打ち取り、ピンチを凌ぎました。

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(↑)そして7回表のオリックスの攻撃。
  ヤクルトのピッチャーは田口から石山に交代しますが
  先頭打者の6番・紅林がその石山からレフト前ヒットで出塁。
  その後7番・伏見のバントで1アウト2塁のチャンスとなります。

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(↑)そして続くバッター8番・太田が
  ライト・センター間へ鮮やかなタイムリースリーベースヒット。
  オリックスがこの試合初めて勝ち越し点を奪いました。

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(↑)続くバッターはピッチャーの吉田凌に代わって、代打・モヤ。
  モヤもフルカウントまで粘った末・・・

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(↑)ライトへのタイムリーヒットを放ちます。
  この時点でオリックスのリードは2点となりました。

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(↑)続く7回裏はヤクルトのラッキーセブン。
  2点のビハインドですが、大勢のヤクルトファンの声援を受けて
  ここで一気に巻き返したいところ。
  オリックスのピッチャーは富山に代わり
  この回は1アウトから8番・西浦にヒットが出ますが・・・

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(↑)続く代打・内川はあえなくダブルプレーに倒れあっさり3アウト。
  (ベイスターズファンとしては内川の活躍は
  なんとなく見たいところだったんですけどね(苦笑))。
  ヤクルトファンで埋まるスタンドも大きなため息に包まれていました。

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(↑)逆に、8回表のオリックスの攻撃。
  ヤクルトのピッチャーは大西に代わり
  4番・杉本、5番・T-岡田をあっさり打ち取るも
  2アウトから6番・紅林にライト前ヒット、
  7番・伏見にタイムリーツーベースヒットを打たれ
  2対5と、ついに点差は3点差まで広がってしまいます。
 
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(↑)いよいよこの試合勝負あったか・・・と
  ヤクルトファンも半ばあきらめムードが漂い始めたところだったんですが
  そこで簡単にあきらめないのが今年のスワローズ。
  優勝するチームはやはり粘りが違いました。
  オリックスのピッチャーがヒギンスに代わり
  その裏のヤクルトの攻撃は1番・塩見からの好打順で始まります。

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(↑)今シーズン、オリックスの勝ちパターンを担ってきたヒギンスですが
  この日は何かを意識してしまったのか?コントロールが定まりません。
  1番・塩見、2番・青木と連続フォアボールを出してしまい
  ヤクルトは思わぬ形でノーアウト1塁2塁のチャンスを迎えます。

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(↑)そこでバッターボックスに入るは3番・山田。
  3割 30本塁打 30盗塁のトリプルスリーを
  3度も達成しているヤクルトの看板選手で
  オリンピックの侍ジャパンでの活躍も記憶に新しいところですが
  その山田がカウント3-1からレフト方向に放ったその一打は・・・

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(↑)なんと、3点差を振り出しに戻す値千金の3ランホームラン。
  山田の一振りでついに5対5の同点に追いついてしまいました。
  これぞまさに王座をかけて争う頂上決戦。
  こんな激しいつばぜり合いの闘いを間近に見られるとは
  正直思ってませんでしたよ。

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(↑)こうなると流れは一気にヤクルトの方に来そうですよね。
  この試合に勝てばヤクルトは日本一ですので
  ヤクルトファンではない私も目の前で
  高津監督の胴上げが見られるかもとつい興奮してしまいましたが・・・
  山田のホームランの後はヒギンスに代わった山岡の前に
  後続打線は沈黙。結局5対5のまま、試合は9回を迎えることとなりました。
  
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(↑)9回表のオリックスの攻撃。
  ヤクルトは同点の場面ながら守護神・マクガフを送ります。
  来日3年目の頼れる助っ人右腕で今シーズンは66試合に登板し
  31セーブ 14ホールド 防御率2.52の好成績で
  チームのリーグ優勝に貢献しました・・・が
  この日本シリーズの第1戦ではヤクルト1点リードの9回に登板し
  3点を奪われて痛いサヨナラ負けを食らっています。
  なんとなく嫌な予感も無くも無かったんですが・・・(汗)

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(↑)オリックスのこの回の先頭打者(ピッチャー山岡に代わって代打出場の)
  ジョーンズにいきなり打球をレフトスタンドへ叩き込まれてしまいました(汗)。
  山田の3ランで最高潮に盛り上がっていたヤクルトファンも
  直後のこれにはガッカリ・・・
  1点差を争うシーソーゲームが続くこのシリーズですので
  9回のこの1点は重くのしかかります。
  それでも最後までわからないのが野球ですので
  スワローズナインもまだまだ希望は捨てられません。
  マクガフが後続の3人を凡退に仕留めたところで
  9回裏の攻撃に望みをつなぎます。
  
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(↑)そして9回裏のヤクルトの攻撃。
  負ければ後が無いオリックスベンチも当然ながらこのリードを死守すべく
  守護神・平野佳寿をマウンドに送ります。

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(↑)・・・が、平野も立ち上がりコントロールが定まらず
  この回の先頭打者、8番・西浦をフォアボールで歩かせてしまいます。
  ヤクルトにとっては同点のランナー。
  最後の希望に賭けたいところでしたが・・・

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(↑)その後は代打・川端がライトフライ、
  1番・塩見が見逃し三振とあっさり2アウト。
  最後は2番・青木に1発逆転サヨナラを期待しつつも
  青木もセカンドゴロに倒れゲームセット。
  結局この第5戦は、ヤクルト 5−6 オリックス で
  オリックスの勝利で終わりました。

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(↑)この日のヒーローは9回に決勝の殊勲打を放ったジョーンズ。
  中嶋監督のコメントはとても淡々としていましたが、
  ここ3試合接戦に持ち込みながらも勝てない試合が続いていただけに、
  この日の勝利はホっとするものがあったに違いありません。


日本シリーズは、この後は神戸(ほっと神戸)に場所を変えて
第6戦へと進みましたが、その第6戦は
オリックス 1−2 ヤクルト でヤクルトが勝利。
結局最後の試合も1点差ゲームとなり
それを制したヤクルトが日本シリーズ4勝2敗で
20年ぶりの日本一に輝きました。


今回観戦した東京ドームでの第5戦では
高津監督の胴上げこそ見ることはできませんでしたが
この1点を争う熾烈なシーソーゲームは
まさに頂上決戦にふさわしい1戦だったというべきでしょうか。
とりわけ久しぶりに野球場に観戦に来た私としては
実に感慨深いといいますか、記憶に残る一戦となったこと間違いありません。



コロナ禍で開催そのものや観客数が制限されるなど
いろいろ苦境に立たされていたプロ野球界・・・
プロ野球ファンとしてもなかなか思うように観戦や応援が出来ず
もどかしい期間が続きましたが
やっぱり野球場での観戦はいろいろ元気をもらえますね。
コロナが治まってきたところで
来年は(今年は最下位に沈んだ)わが横浜DeNAベイスターズにも奮起してもらって
また活気に満ちた見ごたえのあるシーズンを迎えてほしいものです。


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(↑)コロナの新規感染者数こそ大分減ってきてはいるものの
  野球場での感染対策は今なお徹底されています。
  帰りの混雑で密が発生しないよう、入場時だけでなく退場時も規制があり
  スタンドを離れるまでしばらく待ち時間を要しました。
  球場スタッフのみなさんも本当にお疲れさまです
posted by 松風あおば at 23:58 | 日記

2021年12月01日

久しぶりのコミティア参加(COMITIA138)

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すでに10日ほど前の話なんですが、
11月21日(日)はコミティア(COMITIA138)に一般参加してまいりました。

自主制作漫画誌即売会コミティア・・・については
もはやここをご覧の方には説明するまでもありませんね。
例年季節ごとに年4回開催されている
一次創作で同人活動をやっている者にとっては
コミケ以上に親しまれているホームグラウンド的な同人イベントで
私・松風自身もすでに20年以上にわたってお世話になっていますが、
ここ2年間はコロナ禍にあって開催すらままならず、
一時はその存続すら危ぶまれ、クラウドファンディングまで募って
なんとかその危機を脱出したという波乱を乗り越えてきました。

幸いコロナの感染状況が急速に落ち着いてきて
大規模イベントを取り巻く環境も大分明るくなりつつある状況で
今年の秋コミティアの開催を迎えたわけですが
私・松風もサークル参加・一般参加含めて
このコミティアに参加したのは実に2年ぶりだったんですね(汗)。

そんなこんなで、久しぶりに訪れたコミティア会場・・・
その様子はどんなものだったのか?
写真を見ながら簡単に振り返って見たいと思います。


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(↑)今回のコミティアの会場はいつもの東京ビッグサイト
  ・・・といっても仮設の青海展示棟の方です。
  りんかい線の最寄り駅は国際展示場駅ではなく
  一つ手前の東京テレポート駅。
  改札を出てA出口側エスカレーターを上れば・・・

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(↑)その左手すぐの所が会場の青海展示棟。
  都心にあって駅に隣接している便利な大規模イベント会場ですが
  あくまでオリンピックの都合で作られた仮設のイベント会場のため
  間もなくその役目を終えようとしています。
  コミケでは企業ブースなどとしても使われていましたが
  今回のこのCOMITIA138が
  ここで開かれる最後の同人イベントとなってしまいました。

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(↑)感染状況は大分落ち着いてきたとはいえ
  人が大勢集まるイベント会場でのコロナ対策は怠ることができません。
  入口をはじめ会場内の各所に消毒スプレーが設置されていました。
  一般入場はリストバンド制です。

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(↑)カタログを事前購入していなかったのでまずはカタログを購入。
  入口ではもちろん検温もありました。

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(↑)さらに感染対策として、カタログについている
  「連絡先カード」の記入を求められます。
  一度記入に使用したペンは回収箱に回収する徹底ぶり。
  記入した連絡先カードと引き換えにリストバンドを受け取ります。

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(↑)早速リストバンドを装着して一般入場列に並びます。
  一般入場列の最後尾を目指して
  観覧車を横目にプロムナード側に移動します。
  一般入場列は夢の大橋の手前まで続いていました。
  コロナが大分落ち着いてきたこともあり、
  一般参加者も今回あたりから一気に増えてきたのかもしれません。
  ・・・が、待機列はそこそこ長かったものの
  特に大きな入場制限は無かったようで
  11時の開場時にはスムーズに中に入ることが出来ました。

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(↑)さて、会場内に入ると・・・
  私にとっては2年ぶりの風景がそこに広がっていました。
  多くのオリジナル作品とそれを求める多くの人。
  これぞコミティアの活気です。

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(↑)コミティア名物(?)の出張編集部も健在でした。
  各出版社の各誌も秀作を求め
  他誌に負けじと意気込んで会場に来ているようです。

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(↑)印刷会社などをはじめ各社が集まる企業ブースも
  いろいろ趣向を凝らしていて面白いです。
  コロナ禍で通路などのスペースを広めにとっている分
  皮肉にも以前より見て回りやすくてよかったですね。
  ただ、人気だった「オムそば」屋さんなどの飲食物の出店は
  さすがに今回も無かったようで・・・こればかりは
  コロナの完全収束を待たねばならないのかもしれません。
  
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(↑)青海展示棟はAホール・Bホールの2ホール構造。
  シンプルですが両方を合わせるとそこそこの広さです。
  Bホールの方も多くの人で賑わっていました。

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(↑)見本誌コーナーももちろん健在・・・でしたが、
  コロナ対策で、ここに人が密集するのを避けるため
  利用できるのは12時以降、しかも20分ごとの入れ替え制で
  利用するには事前に各時間帯ごとの整理券を
  受け取っておかなければなりません(汗)。
  私自身は今回は利用することはありませんでした。

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(↑)コロナの間、離れていたサークルが少しずつ戻りつつある
  コミティアなんですが、私・松風の顔なじみのサークルさんは
  まだ参加していないところが多かったです。
  ひとまず相方の水瀬のサークル「LavenderBlue」に
  足を運びましたが・・・ここもしばらく本人不在でした(汗)。

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(↑)今回は知り合いのサークルも少なく、
  また見本誌コーナーも利用しなかったため
  カタログもあまり見ず、ひたすら会場内を歩いて
  いろいろなサークルさんの作品を立ち読みさせてもらっていました。
  気に入った作品を場当たり的に買うという、
  ある意味、一般参加の原点に立ち返ったような
  即売会での買い物を心から楽しみましたね。

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(↑)会場の青海展示棟も今回で見納めです。
  もともと短期の仮設会場だけに安普請感が強い建物でしたが
  駅から近く、空調の効きも申し分ないなどメリットも多い会場だったので、
  この後すぐ壊されてしまうのかと思うと、なにか惜しい気もしてきますね。
  ビッグサイト東ホールもいよいよ利用再開となるようですので
  コミティアもこの先はまた本家ビッグサイトに戻ることになるかと思いますが、
  わずかな期間ながら同人イベントを支えてくれた
  この青海展示棟の思い出も参加者の記憶の1ページとして
  これからも語り継がれていくことでしょう。


というわけで、
私自身、一般参加ながらほぼ2年ぶりのコミティア参加だったんですが
長らくのコロナ禍で運動不足だったのもあってか
一日中会場を歩き回って終わる頃には足が棒のようになっていました。
でもやっぱり、会場内で多くの作家さんや作品と触れあえることは
自身も創作活動をしている身としてはこの上ない創作心への刺激となり、
また、顔なじみのサークルさんの多くは参加していなかったものの
会場内で偶然にもお会い出来た知り合いの方が結構いて
久々にいろいろなお話ができたのも本当に楽しかったです。
モチベーションもアップし元気もみなぎってきて、
非常に意義深い一日になったというのは言うまでもありません。

この先は、コロナ禍もさらに収束して
コミティアやコミケをはじめとした同人イベントも
さらに以前の活気を取り戻していくことに期待するとともに
私自身の創作活動も再び頑張っていきたいところです。



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(↑)コミティア終了後は、
  (数か月前だったらタブーだったかと思いますが)
  仲間内の少人数でささやか(?)ながら、
  サ○ゼリアにて、こちらもかなり久しぶりに
  イベント後食事会(?)を開いていました。
  本当にコロナがほとんど気を遣わなくてもいいくらいに収まって
  早くイベント後の打ち上げ宴会も思いっきり楽しめるようになりたいですね。

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(↑)青海展示棟が無くなってしまうと
  私自身今後この辺りに来ることはあまりなさそうですが、
  青海地区(パレットタウン地区)そのものもこの先再開発が始まるそうで
  来年の夏頃までにはこの大観覧車も営業を終了する予定とのこと。
  この辺りの風景も今後大きく様変わりしていくのかもしれませんね。
posted by 松風あおば at 22:04 | 日記

2021年11月20日

2021 晩秋

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今年も秋が深まってきましたね。

コロナの感染者数が急減し、まだまだ油断こそできないものの
昨年来のコロナ禍で苦しめられ続けた世の中にも
やっと明るい兆しが見え始めた・・・と思いたい今日この頃ですが
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?


・・・と、
しれっとありふれた時候の挨拶で始まってますけど
この日記、またも1か月以上放置してしまってました(汗)。
実はこの1か月はいろんなことがありまして
私自身ぶっちゃけ今は心身共にかなり疲れてまして
このところは何も発信する気が起きなかったんですよね。
今日はそのへんも含めて、久々に近況報告でもしたいと思います。


(1)ワクチン接種完了

コロナの方は大分落ち着いてきて、本当になによりですね。
コロナ感染者が急減した理由が未だによくわからないので
どこか釈然としないものもあるのは私だけではないとは思うんですが
ワクチンの普及が一定の功を奏したのは確かなようです。

で、私自身のワクチン接種なんですが
やっとのことで予約が取れたという話は以前していたかと思いますが、
おかげさまで先月中に2回とも無事終えることができました。

気になってた副反応は
1回目の接種後は、打った方の左腕がちょい重いというか
若干痛いというか、なんとなく違和感を感じる程度・・・だったんですが、
2回目の接種後は、結構激しい倦怠感に見舞われまして
翌日は仕事にならず寝ておりました。
体温は測らなかったんですけど、一時はだるさとともに
高熱が出たとき独特の寒気というか悪寒みたいなものも感じたんで
熱も38℃前後くらいまで上がってたかもしれません。
でもその翌日には嘘のように身体が軽くなって
すぐに普通の生活に戻れました。
副反応については、先に接種を受けた人からもいろいろな話を聞いていましたが
やはり2回目の方が1回目よりも酷く出たという人が多かったみたいですね。
副反応の出方は個人差も大きいようで
ファイザー製かモデルナ製かによっても違うみたいな話もありますが、
今回ばかりはワクチンの副反応リスクとコロナ罹患のリスクとを天秤にかけて
やはりワクチンは打っておくべきだろうと判断した人は多かったかと思います。

来月からは3回目接種も始まるとのことですが
3回目は2回目接種を完了した日から原則8か月以上経過した人から
順次対象となるとのことですので
私の場合は早くても来年の6月以降ということになるんでしょうか。
なるべく早めに打てるのが理想ではあるんですけど、
さらなる理想を言えば、その前にこのコロナ禍自体が
もういい加減さっさと収束してほしいところですね。



(2)チビタ逝く

今月の初めのことだったんですが
当にじたまブログでもたまに話題にして写真とかも載せておりました
うちの飼い猫のチビタがついに天寿を全うしました。
享年20歳と10か月でした。

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(↑)在りし日のチビタ。
  20歳を過ぎても猫又妖怪化することもなく(?)、
  最近まで普通に元気だったんですが、
  最期はあっさりと逝ってしまいました。


チビタはこれまでうちで飼っていた猫の中では最高齢猫だったんですが
先月の終わり頃から急に元気がなくなって物を食べなくなり、
獣医さんにも一度は見せたんですが、やはり老衰だったようで、
それから数日後、家族に看取られながら静かに息を引き取りました。
猫の20歳10か月は、人間の年齢に換算すればちょうど100歳くらい。
奇しくもチビタが逝った数日後に亡くなられた瀬戸内寂聴さん(99歳)と
ほぼ同じくらいの長寿で、ゆくゆくはこっちもあやかりたいくらい(?)の
ピンピンコロリの大往生・・・だったんですけど
20年以上いつも当たり前のように側にいた存在が急にいなくなると
やっぱりなんとも寂しいもの・・・なんですよね。
そのチビタロス(?)もあって、ここ最近
私の方も元気を無くしていたというのは言うまでもありません。


今年は春先に学生時代からの親しい友人が癌で亡くなり、
またこのところは仕事関係ながら長年にわたり
お世話になってきた方々も相次いで亡くなっていたりしまして、
私としてはなにかとお別れの多い年になってしまいました。
人生ってある時ふって終わっちゃうんだな・・・
って思うことが自然と多くなってきまして
私の人生観もこのところどこか変わってきたように思いますね。
チビタも含めていうのも何なんですが、あらためて
今年旅立たれたみなさんのご冥福をお祈りしたいところです。

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(↑)私の仕事先のお客様にご自身も8匹ほど猫を飼っている
  猫好きの方がいらっしゃるんですが、先日お会いした際に
  うちのチビタが逝ったことをお話ししたところ
  その翌日にペット用の弔花を贈ってきてくださいました。
  温かいお心遣いが本当にありがたく心に染みます。
  チビタは最後まで幸せな猫でした。



(3)にじたま作品 オンライン掲載

以前より当ブログでも何度かふれつつも
なかなか具体的な方向性が決まっていなかった
サークル作品のオンライン掲載の話なんですが、
このたび熟考の末、
当サークル「虹の卵」(松風あおば)の漫画作品(過去作品中心)を
次の年明け頃より当「虹の卵のホームページ」内にて特設ページを設け
そこで掲載していくことに致しました。

この2年間はコロナ禍で、同人誌即売会イベントの中止や延期が相次ぎ、
また開催されてもこちらの事情で参加できない状況が続いたため
うちもオンライン(インターネット)上での作品発表というのを
早くから考えていたところではあったんですが、
Pixivやニコニコ静画などの画像投稿サイトを利用するか、
はたまた出版社や電子書籍サービス会社が運営する
ウェブコミック配信サイトなどを利用するか等々、
いろいろ悩んだ末、相方の水瀬の技術的な協力も得つつ
まずは当サークルサイト内にて掲載してみよう
ということになった次第です。

詳細につきましては、随時お知らせしていきますが
まずは続きを長らくお待たせしてしまっている
『にこ巫女ヒミコちゃん』の箱根編を
一挙にこちらで発表していく予定でおります。

うちはもともとシリーズものが多いため
その他の作品(『てつもえ』等)もこの先は
オンライン上で同様に連載していこうかとも思ってまして、
今後はオフライン(イベントでの本としての頒布)との折り合いも考えつつ
出来るだけみなさんにお読みいただきやすいような
新しい活動スタイルで発表していけたらと考えております。
今後とも当サークル「虹の卵」及び当サイト「虹の卵のホームページ」を
何卒よろしくお願いします。



さて、明日11月21日は、秋のコミティア(COMITIA138)が 
東京ビッグサイト青海展示棟A・Bホールにて開催されますね(↓)。

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コロナ禍で長らく苦境に直面していたコミティアですが、
コロナが落ち着いてきたところで
こちらもそろそろ以前の活気が戻りつつあるというところでしょうか。
というわけで、明日は一般参加ながら
私・松風もほぼ2年ぶりにコミティア会場へ足を運ぶ予定です。
もはや同人イベント会場の雰囲気すら忘れつつある私なんですが(汗)、
久しぶりの機会ですので
多くのサークルさんの作品を楽しんできたいと思います。
posted by 松風あおば at 18:01 | 日記

2021年10月13日

povo 2.0

大手携帯電話各社の値下げ競争が激化する中、今年の春からは
docomo系の「ahamo」、au系の「povo」、ソフトバンク系の「LINEMO」と
月データ容量20GBで2,000円台後半という廉価ブランドが相次いで登場し
その契約者の獲得競争は熾烈を極めていたようですが、
ここ最近になって、「LINEMO」に3GB 990円の新プランが登場したり
「povo」が月額基本料0円からデータ通信や通話オプションを
トッピングするタイプの「povo2.0」へと進化したりと
その廉価ブランド競争は早くも新たな局面を迎えつつあります。

かくいう私・松風も、いろいろすったもんだの末
(→ http://blog.nijitama.jp/article/188574528.html)に
この春からはau系の「povo」にプラン変更していたんですが、
このコロナ禍で外出時間が減り
ほとんど時間wifiが利用できる環境にいられることもあってか、
実際使用するデータ量は微々たるもので
月20GBのデータ容量もかなり持て余し気味と言うか、
正直こちらのニーズにかみ合っていないな・・・という感じだったんですね。
なので「もう少し低容量+低額のプランがあったらなぁ」と
思い始めていたところだったので、今回の「povo 2.0」の登場は
私にとっては実にドンピシャにありがたいものでした。

povo2.0_1.jpg

「povo2.0」は
「ユーザー一人一人が自分のライフスタイルに合わせて利用するプラン」として、
基本料は0円。
ユーザー自身がデータ通信から通話オプションまで全てをトッピングして
プリペイド式に料金プランをカスタマイズできるようになっているというもので、
今までにはない画期的なスタイルともいえますが、
特に低容量ユーザーには必要な時に必要なだけトッピングできるという点で
非常に都合のいいものなんですね。
こういうプランは海外では割と一般的にあるタイプなんだそうですが
やはり日本でも私のようなライトユーザー向けのこうした需要が
高まりつつあるのかもしれません。

povo2.0_2.jpg
(↑)「povo2.0」トッピング一覧です。
   ライバルの楽天モバイルやLINMOあたりをかなり意識してるのも分かりますが
   1GB(7日間)390円や3GB(30日間)990円は低容量ユーザーにはやはりうれしいところ。

そんなわけで私も早速、
従来のpovo(povo1.0)からpovo 2.0へと移行すべく先日手続きをしたんですが・・・
その魅力的なプランを目の前に一つ大きな壁が立ちはだかったんです。
というのは実は
その変更手続き自体が大変な苦労を要するものだったんですよ(汗)。

この春にauのピタッとプランからpovoへと変更した際は
別ブランドに変わるとはいえ、事実上au内でのプラン変更と同じく
簡単な入力手続きだけで15秒くらいで移行出来ていたので、
今回のpovo(povo1.0)→povo 2.0への移行も
同じようなもんだろうとタカをくくっていたんですが
・・・これが大間違い。
My auアプリ内での認証ができないばかりか、これまでのpovoアプリも使用できず、
新たに「povo2.0」のアプリをダウンロードして
メールアドレスを登録し直した上でやっと申し込みに入れるというもので
その時点でちょっと嫌な予感(?)がよぎったんですが
その後の申込手続き自体も非常に面倒くさいものだったんですね。
「povo」を取り扱う会社がKDDI内のauとは別会社に移行することもあってか
本人確認事項から支払方法(クレジットカード情報)まで入力を求められた上に
さらにSIMカードの差し替えも必要とのことで
その受け取りに関する手続きまでしなくてはなりませんでした。

さらにその一つ一つの手順をこなすのに時間がかかることかかること(汗)。
新しいSIMの到着自体を待たなければならないこともあったんですが、
開始直後で申し込みする人が殺到していたこともあってか
一つのステップから次のステップに移行するまで
数時間〜数日待たされるので手続き自体がなかなか進まず
本当にイライラさせられましたね(苦笑)。

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(↑)同じブランド内でのプラン変更とは到底思えない(?)
  多くの手順を踏まなければならないpovo(povo1.0)→povo 2.0への移行。
  「本人確認完了」「移転元への照会完了」と進みますが
  それぞれが完了するのに12時間近くを要しました(汗)。

これは私のみならず
多くの人がきっとイライラさせられているんだろうな
と思いましたが、案の定・・・(汗)、
ネット上ではpovo2.0申し込み中の大勢の人の怨嗟の声が飛び交っているばかりか
さまざまなトラブルが多数報告されていました。
何らかのエラーにより回線切替処理失敗、移行元への照会失敗などが続出し、
途中で進むも引くもできなくなって、申し込み自体をキャンセルせざるを得なくなったり、
最悪の場合キャンセルに伴い既存回線も解約され
電話番号が消失したりするケースなどもあったそうで
「povo難民」とでもいうべき人が続出していたようです。
また、公式サイトの案内も英語を日本語に無理やり翻訳したような
メチャクチャな言葉で表示されていたり、
相談するにも、もともとネット専用ブランドのため相談窓口がチャット窓口しかなく、
そのチャット窓口にアクセスしても数百人待ち状態で
いつ回答を得られるのかも分からないという絶望的な状況が続いたそうで、
その混乱ぶりはネットのニュースにも取り上げられていました。
いかにも付け焼刃に始めたプランならではといいますか、
提供する側の準備不足が否めない状況で
このあたりKDDIさんには猛省してほしいところでもありますが、
新しいものが始まるときというのは
どうにも一筋縄ではいかないものなんですね。

IMG_3691.JPG
(↑)SIMカードは割とすぐに届きました。
  MNPの申し込み自体は不要だったものの
  正直他社プランへの変更よりも手間と時間、
  そしてストレスをを要したように思います(苦笑)。

とはいえ、私・松風の変更手続きに関しては、
一つ一つのステップに時間こそかかったものの
これといったトラブルに見舞われることは無く、
4日ほどでpovo2.0への移行を無事完了させることが出来ました。
携帯(スマホ)のプラン変更だけで
並々ならぬ達成感を得られたのも初めての経験でしたよ(笑)。

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(↑)やっとのことで開通。長い道のりでした(苦笑)。

そんなわけで、
私も今はpovo 2.0ライフに入っているんですが、
実はまだトッピングを購入しておりません(苦笑)。
トッピングを購入しなくても、
通話やメールのやり取りなどは個別課金で普通に出来るし
今なおほとんどの時間wifi環境の中なので
データ容量も食わないでいられるからなんですが、
このpovo 2.0・・・基本料0円といっても
180日間トッピングの購入が無い場合(又は通信料が600円未満の場合)は
解約させられてしまうとのことなので、そのへん注意が必要です。


ちなみに、このpovo2.0・・・
トッピング無し(又は残量0GB)の状態では
通信速度は最大128kbpsに制限されるとのこと。
128kbps程度だと一体何が出来るのか?・・・と思い
先日試しにwifiを切って128kbpsの世界をちょっと体感してみたんですが・・・
いや〜やっぱり遅いですね(汗)。
LINEやメールなどでテキストメッセージを送信することはなんとか出来るようですが、
画像の表示やWEB検索などにはかなりの時間を要します。
動画の再生はほぼ不可能で、再生出来たとしても低画質だったり
映像が途切れ途切れになる可能性が高いんじゃないでしょうか。
これでは電車の中でプロ野球の結果を見ようとするだけで
相当なストレスになるのは間違いないですので
やっぱりデータのトッピングは今後ちゃんとしようと思います、ハイ(苦笑)。
posted by 松風あおば at 19:02 | 日記

2021年09月21日

中秋の名月 2021

今宵は中秋の名月。
晴れ渡った夜空に満月が煌々と輝いています。

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(↑)こうやって撮ってしまうと、いつの満月でも同じに見えるかもしれませんが(汗)
  やっぱり秋の澄み切った夜空に浮かぶ満月はひときわ明るくて美しいです。


「中秋の名月」とは、旧暦の8月15日の月のことですが
今年の中秋の名月は2013年以来8年ぶりの満月となったことで話題になっていますね。
中秋の名月が必ずしも満月でない理由については
昨年の中秋の名月の日の日記(→http://blog.nijitama.jp/article/187982546.html
でも話しましたけど、
今年からは3年連続で中秋の名月の日が満月になるそうです。


このところは天気が悪い日が多かったこともあって
心地よい秋の夜風を感じながら眺める満月はまた格別ですね。
コロナ禍で鬱陶しい日々が続いていますが
この神々しい光が未来も明るく照らしてくれますように。
posted by 松風あおば at 23:31 | 日記

2021年09月17日

新型コロナワクチン予約

コロナ禍で、すったもんだの末開催された
2020東京オリンピック・パラリンピックもついにフィナーレを迎え
季節はいつしか秋になっていましたね。

9月に入ってからは曇りや雨の日ばかりで
太陽の光をあまり拝めていない初秋の今日この頃なんですが
先日早起きした際に、久しぶりにきれいな朝焼けの空を拝めたので
写真に収めてみました(↓)。

IMG_3440.JPG
(↑)まもなく秋分ですが、日の出の時間も大分遅くなってきて
  朝晩はかなり涼しくなってきました。


さて、この日記、
またも1ヶ月近くサボってしまい申し訳ありません(汗)。
私自身ここ数週間ほどいろいろゴタゴタしていたというのもあったんですけど
そのゴタゴタ要素の一つが、実は「ワクチン」だったりするんですね。


みなさんは新型コロナワクチンはもう接種されましたでしょうか?


政府の発表によると、9月16日時点で全国民のうち
1回目の接種を終えた人が64.9%(79,687,661人)
2回目の接種を終えた人が52.6%(64,635,763人)と
すでに多くの人が接種を受けているようですが、
一方で
「なかなか予約が取れない」「一部でワクチンが不足している」
といった話も多く聞かれ
実際に東京の一部の接種会場で行列が出来ていたり
厳しい抽選が行われている様子なども報道されていて
必ずしも全地域、全年齢層で接種がスムーズに進んでいるわけではない
現状も浮き彫りになっています。

で、かくいう私・松風も
実はそんな「ワクチン難民」になりつつあった一人だったんですね。
高齢の両親のワクチン接種は特に難なくスムーズに終えていたので
私自身甘く考えていた部分もあったんですが
いざ自分の接種予約を取ろうとしたら・・・これが取れない取れない(苦笑)。
私の住む横浜市は人口が多いからというのもあるんでしょうけど
地域の集団接種会場から個別接種を行っている地元の医院まで
いろいろ当たっても
インターネット予約のところは受付時間が始まると同時に予約枠は瞬殺・・・
電話予約のところは受付時間帯にもかかわらず何度電話しても繋がらない・・・
といったことの連続でして(汗)、
いつしか私の頭の中は予約が取れないことに対する焦りで
一杯になってしまっていました。

そして、ワクチンを求め続けて2週間ほど経った昨日・・・
ついにやっとのことで地元の内科医院に電話が繋がり
ようやく悲願のワクチン予約(接種日は来月初め)をゲットできたんですよ(悦)。
いや〜ワクチンに恋い焦がれた日々がようやく報われましたね。
ただ電話がうまく繋がっただけなんですけど
取れた瞬間はまるで叶わぬ恋が叶ったかのような、
自らの人生の大きな目的の一つを果たしたかのような、
そんな気分になれました(笑)。
ありがとう「○○○内科」さん。
基本的に「注射嫌い」だった私なんですけど、今は「注射楽しみ」になってて
なんだか自分の変態度も増してるような、そんな気分です、
ハイ(苦笑)。


札幌在住の相方の水瀬も、ワクチン予約には相当苦労したらしく
しかも接種日がコミティアの日程と被ってしまって
泣く泣くコミティア参加の方を断念せざるを得なくなってしまったとかで
ワクチンへの道が険しかったのは私だけではなかったようですが(苦笑)
なによりコロナに感染した場合の重症化を防ぐ効果が
現時点では最も期待できるワクチンですので
まずは一日も早く、一人でも多くの人が接種を受けられることを
願わずにはいられません。


コロナ第5波の感染者数はひとまず減少傾向にあるここ最近ですが
世界各地で変異株が発生し、
一旦落ち着いても再び猛威を振るい医療を逼迫させかねない
このコロナウイルスとの闘いはいつまで続くのか・・・。
私自身コミケやコミティアなどの同人イベントとも、
多くの友人や読者のみなさまとも長らくごぶさたしてしまっているんですが
改めて一日も早いコロナの収束を祈りつつ
この秋も感染対策を万全にして、なんとか元気に乗り越えたいところです。


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(↑)春眠・・・ならぬ、秋眠暁を覚えず(?)
  夜は大分涼しくなり、エアコンもつけずに快適に眠れるようになりましたが
  季節の変わり目で、日々の気温差も大きい今日この頃ですので
  コロナのみならず、普通の風邪なども引かないよう
  みなさんも十分お気を付けください。
posted by 松風あおば at 06:32 | 日記

2021年08月20日

訃報 みなもと太郎先生

漫画家のみなもと太郎先生が今月7日、
心不全で亡くなっていたことが発表されました。
享年74歳。


みなもと太郎先生の代表作といえば、『風雲児たち』。
関ケ原の戦いから幕末の動乱期に至る壮大な近世史を
ギャグ漫画のタッチで独創的に描いた異色の歴史大河漫画で、
この作品で歴史に興味を持ったというファンは数知れず、
未完に終わってしまったのは残念なところながら
まさに日本漫画史に残る大作とも言える作品かと思います。
他にも『ホモホモ7』、『レ・ミゼラブル』など
ギャグ漫画から劇画タッチ、少女漫画タッチ、アニメタッチの漫画まで
さまざまなジャンル、作風の作品があり、
また、漫画評論家、漫画研究家としても知られ
著書に「お楽しみはこれもなのじゃ 漫画の名セリフ」
「マンガの歴史」等もあるなど、その活動の幅は広く
漫画界や多くの後輩漫画家に多大な影響を与えた
人物であったことも間違いありません。

私・松風自身が、みなもと先生に最初にハマったのは
(トシがなにげにバレそうですが)
小学生の時に毎月読んでいた学研の学習雑誌に連載されていた
『とんでも先生』などのギャグ漫画。
いや〜あれは本当に面白かったな・・・と
今でも懐かしく思い出されます。
その後、『風雲児たち』やその外伝などの有名作品にも触れ
みなもと作品の幅広さにその都度改めて驚いておりましたが、
私自身、趣味で同人漫画を描くようになって
参加したコミティアの見本誌コーナーで
みなもと先生の同人誌を見つけた時はさらにビックリしました。
みなもと先生のサークル(みにゃもと)の席で先生ご本人から
直接手渡しで作品を購入できた時は正直感動でしたよ。

みなもと先生ご自身が同人誌を作って
コミケやコミティアに参加するようになったのは
50歳を過ぎてからだったそうですが、
同人誌でもいろいろな作品を出していて
最近は『まどマギ』や『艦これ』などのパロディを取り入れるなど
その漫画への飽くなき取り組みと情熱には
「この先生、やはりただの時間の止まったベテラン漫画家ではないな」と
つくづく感心させられるものがありましたね。


まだまだご活躍されることをを大いに期待していた先生でしたが、
昨年から肺がんで闘病中だったとのことで
このたびのご逝去はあまりにも衝撃的だったと言いますか・・・
とにかく残念でなりません。

心より故人のご冥福をお祈り申し上げます。
posted by 松風あおば at 22:00 | 日記

2021年08月14日

Nゲージ TOMIXマルチレールクリーニングカー

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このコロナ禍で本当にやるのか?・・・と、開催そのものが
直前まで開催国の多くの国民から反対されたオリンピックも
長いオリンピック史上初めてだったかと思いますが、
そんな数奇な運命にあった東京オリンピックも2週間の日程を終え
なんとか無事(?)閉幕まで漕ぎつけましたね。

私自身、今夏の開催そのものに疑問を感じていた一人だったんですが
オリンピック期間中はなんだかんだでTVでいろいろな競技・種目を観戦し、
日本選手の活躍とメダルラッシュに大いに興奮しておりました。
招致段階からの度重なる不祥事やトラブル、コロナの蔓延、
膨大な開催費用・赤字などもあって
なおも世間の酷評は絶えない今回の東京オリンピックですが
コロナ禍+酷暑+無観客というマイナス面だらけの環境にありながら
奮闘した各国・各競技の選手のみなさんと
大会運営に携わった多くのスタッフのみなさんには
今さらながらに頭が下がる想いです。
パラリンピックの方はまだこれからなんですが
ひとまずここで「お疲れさまでした」と言いたいですね。



さて、オリンピックも終わり
8月のお盆の時期に突入していますが
コロナは第5波の感染拡大が進み、再び感染者が激増中・・・(汗)。
今年も夏コミは開催されず、
といって私自身、ワクチンも打てていない今のこの状況では
他のイベントや旅行などに行ける雰囲気でも無く、
去年に引き続き「引きこもりの夏」を送っております。


そんな引きこもっている家での私の楽しみの一つが
Nゲージ(鉄道模型)だったりするんですが・・・
今日はそんなNゲージの中でも
ちょっと変わった車両をご紹介したいと思います。

その変わった車両というのは、これ(↓)。

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(↑)TOMIXマルチレールクリーニングカー

こんな鉄道車両(実車)見たことない
・・・という方は多いかと思います。
というか、見たことある人がいたらそっちの方が驚きです(笑)。
車体側面に「軌道保線車」とか「カヤ6426」とか
もっともらしい車名や車番が付されていますが
これは実在する鉄道車両のスケールモデルではなく
完全なオリジナルモデル・・・要は架空の車両です。

オリジナルの車両といっても
運転台や客室窓などは見当たらず、
外見からは電車なのか気動車なのか
はたまた貨車なのかすらよくわからないこの車両。
一体何のための車両なのか? といいますと・・・
実はこれ「レール清掃用」の車両なんですね。

鉄道模型の線路、特にジオラマレイアウトの線路は
車両の走行を重ね、また飾っているうちにいつしか埃が積もったり、
電流によって埃が炭化するスパーク汚れが付着したりして
どうしても汚れてしまうため、定期的なクリーニングが必要になります。
具体的には、掃除機で埃を吸い取ったり
洗浄用のクリーナー液を染みこませた布などでレール面を直接拭く
といった作業をすることになるんですが、
長大なレイアウトや各種細かい構造物が配置されたジオラマの上で
掃除機をかけたり、その全面を拭くというのは
かなり神経を使う面倒くさい作業でもあります。

そこで登場したのが
この「マルチレールクリーニングカー」という車両。
鉄道模型の大手ブランドTOMIXの製品なんですが、
走行しながらレールの汚れを除去してくれるという優れものの車両でして
長年にわたり多くのNゲージユーザーから重宝されているものだったりします。


では、具体的にどう使うのか? といいますと・・・
この車両自体にはモーターなどの動力機関は付いていないため
他の機関車などの動力車に牽引させて走行しながら
レールのクリーニングをするんですが、
実は車両に付属するいくつかのパーツを組み替えることによって
複数のタイプのクリーニングをすることが出来るんですね(↓)。

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(↑)説明書には、レールの汚れに応じて
   @ 吸引クリーニング(レール上に埃、ゴミがある場合)
     ・・・レール上の埃、ゴミを本体に吸い込む
   A 湿式クリーニング(レール表面が汚れている場合)
     ・・・レールクリーナーをレール表面に塗布し、汚れを落とす
   B 乾式クリーニング(レール表面がひどく汚れている場合)
     ・・・レール表面のしつこい汚れをヤスリで削り落とす
   の3つのタイプから選択するよう指示があります。

というわけで、
今回はこのブログでおなじみの(?)
私の自宅階段の吹き抜けの段差上にある簡易レイアウトを
これで掃除してみることにします。
まずはレール上の埃、ゴミを本体に吸い込むという
「吸引クリーニング」からやってみましょう。

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(↑)床下の吸引クリーニング用のファンディスクはすでに取り付けてあるので
  あとは車体上部のスイッチをONにして・・・
  
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(↑)レール上に載せて、これを機関車に牽引させて走行させると
  線路上の埃を吸い取ってくれます。
  ただし、このクリーニングカー自体かなり重い車両なので
  Bトレインの機関車やCタイプ機関車など小型の動力車(機関車)だと
  推しても引いてもビクともしません。
  牽引させるにはNゲージ(スケールモデル)の機関車が必要ということで
  ここはマイクロエースのDD16機関車に牽引させてみました
  (正直DD16でもかなり重そうに走っていました)。

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(↑)1往復させて、車体中央のフィルターカバーを外してみると・・・
  写真ではよくわからないかと思いますが、そこそこ小さな埃が入っていました。
  これは結構使えます。
  特にトンネル内など手の届かない箇所の掃除には極めて有効です。

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(↑)次に「湿式クリーニング」をやってみます。
  これはレールの表面をクリーナー液を染みこませたガーゼ地のディスクで
  直接拭くというもので、まずは専用の床下ディスクとスポンジ、
  そしてレールクリーナー液(別売)を用意します。

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(↑)床下のディスクを交換し
  その横のスペースに液をならすためのスポンジを固定。
  そして車体上部のクリーナー注入口からクリーナー液を注入すると・・・

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(↑)ディスクのガーゼ地に少しずつクリーナー液が染みてきました。
  後は先ほどと同様、機関車に牽引させて走行させます。

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(↑)説明書によると、機関車の走行は
  吸引クリーニングでは「牽引方式」でも「推進方式」でもOKだそうですが
  湿式クリーニングでは「牽引方式」のみOKとなっています。
  車両の性質上注意事項も多いので、説明書もよく読んでおく必要があります。

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(↑)というわけで、「吸引クリーニング」と「湿式クリーニング」による清掃終了です。
  レイアウト全体がキレイになりました。

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(↑)もう一つのクリーニング方式として「乾式クリーニング」もあります。
  これはヤスリ状の専用床下ディスク(写真右)でレール表面を磨く(削る)
  というものなんですが、よほど酷い汚れがあるとき以外にやると
  逆にレールを傷つけてしまうだけなので通常は行いません。
  

・・・という感じの「マルチレールクリーニングカー」なんですが
車両を走らせながらの清掃なのでとても楽しいですね(笑)。
なかなか隅々まで手の行き届かない大型のジオラマレイアウトの清掃にはもってこいで
個人の模型ユーザーから模型店、レンタルレイアウトのお店に至るまで
多くのNゲージユーザーに重宝されているのも頷けます。


ただ、正直申しますと・・・
私のこの階段の簡易レイアウト程度のものだと
こんなクリーニングカーなど使わなくても、普通に掃除機で埃を吸い取ったり、
直接レールクリーナーを浸した布(棒)などでレールを拭くことも全然可能なので、
これを使うことで清掃が格段に効率化するわけではありません
・・・というか
マルチレールクリーニングカーを使う方がかえって手間がかかるため
日頃はあまり使っていなかったりします(苦笑)。

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また、このマルチレールクリーニングカー自体、
その車体があまりにも大き過ぎるというのもネックなんですよね。
以前紹介したBトレ用の盆ラマ(小型ジオラマレイアウト)などでは
レールのカーブ半径が小さすぎて(急カーブすぎて)
このクリーニングカーを乗せても脱線してしまうので
走らせること自体できません。
もう少し小型タイプのクリーニングカーが出来てくれるとありがたいんですけど、
そのへんは今後のTOMIXさんに期待したいところです(笑)。



私のインドア趣味ライフの重要アイテムの一つであるNゲージ
・・・なんですが
鉄道模型は精密機械でもあるので、これを快適に楽しむためには
日頃のメンテナンスやそれを扱う環境の清潔さを保つことも重要になってきます。
今回のクリーニングカーみたいなアイテムも便利なんですが
楽しい趣味ライフのためには、なにより常日頃から
自分の身の回りのキレイさを保つことを心掛けたいところですね(笑)。  
posted by 松風あおば at 08:08 | 日記

2021年07月23日

東京オリンピック開幕

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梅雨が明けたと思ったら、連日の猛暑日・・・
コロナ禍と猛暑の夏が本番突入という感じの今日この頃ですが
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?


私・松風の方は、コロナワクチンの接種券は届いたものの
なんだかんだでいつ打てるのかもよくわからない今の状況では
思いっきり遠出して遊びに行くこともできず、
今年の夏も去年の夏同様、引きこもりの夏となりそうですが、
そんな中で先日自室のエアコンが壊れ(泣)、
今は別の部屋に避難中だったりしまして
この日記も相変わらずサボりがちで
このところ大分ごぶさたしてしまっておりました(汗)。


さて、
新型コロナウイルス拡大の影響で1年延期となっていた
2020年東京オリンピックがついに開幕しましたね。

といっても、
コロナの感染拡大は今も収束の兆しが見えず、
開催中止を要望する国内外の声が怨嗟のごとく渦巻く中、
異例の無観客開催となったこのオリンピックを巡っては
今なおコロナ対策の不備から関係者の不祥事に至るまで
あまりにもトラブルばかりが目立っていて
心から楽しめるような状況ではないという人も
多いんじゃないかと思います。

このコロナ禍と猛暑の中
東京に集まっている各国、各種目の選手のみなさんや
この大会を支えている多くのスタッフのみなさんの奮闘ぶりには
心よりエールを送りたい想いもあるんですが
私としても、正直今回のオリンピックに関しては
どこの国の誰が勝つかとか、メダルはいくつ穫れるかとか
感動的なシーンを見たいとか、
そういったことよりもなにより
コロナの感染爆発が起きるとかの大きな混乱がないまま
まずは平穏無事に各スケジュールが
こなされることを願わずにはいられない、
と言うところでしょうか。

招致した頃には想像もつかなかったような
なんとも異様なオリンピックとなってしまいましたが、
こうして開催までこぎつけた以上は
私もこの先はあまり愚痴とかはこぼさず(?)
各競技の熱戦をTVで応援していきたいと思っています。




さて、オリンピックの話はともかく・・・

うちの自宅(+仕事場)の入口付近では今
カサブランカ(百合の一種)が大輪の花を咲かせています(↓)。

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(↑)「百合の女王」と呼ばれるカサブランカ。
  毎年この時期に咲く、真っ白で大きいゴージャスな花です。

この花は、姿の美しさのみならず
咲き始めるとあたり一帯なんとも高貴な香りが漂うので
こうして鈴なりに咲くとその存在感は抜群・・・なんですが、
一つ困るのがその花粉。
雄しべは花粉をいっぱい含んでいて
触れるだけで手にべっとりまとわりついて、
石鹸で洗ってもなかなか落ちないんですけど
さらに服につくとこれが絶望的なくらい落ちなくて(汗)
大変厄介なものだったりします。

風が吹いたりもすればあえて触れなくても
近くを歩いているだけで服についたりするので
雄しべは花が開きだしたらすぐに摘み取らないといけません。
なのでこれもすでに雄しべは摘み取った後の花なんですが・・・

IMG_3141.JPG IMG_3148.JPG
(↑)写真に撮るんならせめて
  雄しべを摘み取る前のものを取ればよかったかなと
  ちょっと後悔しているところだったりもします(苦笑)。


夏コミはなく、今後のイベントについても先行きがよく見えない
コロナ禍のオリンピックの夏・・・という状況下で、
各同人サークル・同人作家のみなさんも
創作のモチベーションを維持するのがなかなか難しいところかと思いますが
何はともあれ熱中症とコロナには十分気を付けて
今年も猛暑の夏を乗り切りたいところですね。
posted by 松風あおば at 23:58 | 日記

2021年07月07日

お絵描き(幼なじみが絶対に負けないラブコメ)

今日は七夕・・・ですが、
このところは活発な梅雨前線の影響で全国的に雨ばかりですね。
熱海の伊豆山での土砂崩れのニュースは衝撃でしたが
近年頻発している大雨による洪水や土砂災害・・・
各地で被害が広がらないことを祈るばかりです。


さて、
番組の改変期で、夏の新アニメも続々と始まってるところなんですが
今回は前回同様、先ごろ終わった春アニメの方でお絵描きを一つ・・・
『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』
通称『おさまけ』の二人のヒロインを描いてみました(↓)。

幼なじみが絶対に負けないラブコメ.png
(↑)可知白草(かちしろくさ)と志田黒羽(しだくろは)。
  どっちが幼なじみかと言いますと、実はどっちも幼なじみです。


  私立穂積野高校に通う丸末晴(まるすえはる CV:松岡禎丞)は、
  同じ高校に通う現役高校生作家で美人の可知白草(CV:佐倉綾音)に恋をする。 
  一方、末晴の隣の家に住む幼なじみの志田黒羽(CV:水瀬いのり)は
  末晴に好意を抱いており、末晴に告白するも振られてしまっていた。
  2年生になり白草、黒羽と同じクラスになった末晴は
  文化祭のイベント「告白祭」で白草に告白するつもりでいたが、
  ある日そんな白草に親が有名人で自身も役者であるイケメン彼氏が出来たという
  噂が飛び込んできて・・・
 

といった感じで始まる、この『おさまけ』・・・
今年の春アニメの中で、私自身一番期待していた作品だったんですが
実際観てみたところ・・・ちょっと期待外れだったと言いますか、
正直がっかり作品でした(苦笑)。

優柔不断な主人公を中心とした幼なじみたちの三角・四角関係の
恋愛争奪戦・・・というありきたりな設定自体は(私自身好きなんで)
まぁいいんですけど、大雑把に言って
ストーリーの細かい設定や、メインキャラたちの思考・行動を含めた話運びに
どこか無理があるといいますか、
「なんかおかしくない?」と思える部分があまりに多かったんですよね。
そもそも主人公をはじめとしたメインキャラたちが
のっけからそれぞれ復讐に走るとか、揃いも揃ってみんなネチっこくて
誰にも感情移入しきれないまま、たらたらとした話だけが進んでいき、
また作画面も、崩壊していたとは言わないまでも
ところどころ雑さが目立つレベルで
私自身、途中からはあまり内容には踏み込まず、とりあえず
いのりん(水瀬いのりさん)とあやねる(佐倉綾音さん)の
声聞きたさだけで観ていたような感じでした(笑)
(特にいのりんの黒羽声はなんともエロかわいい声でよかったです。
 でも松岡禎丞さん演じるラノベ主人公声は正直もう飽きました(苦笑))。

キャラクターやストーリー的に同じような要素を含んだ
この手のラノベ原作のアニメ作品としては
『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』 『政宗くんのリベンジ』
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』・・・等々
いろいろ思い浮かぶものはあるんですが
どれも観ているうちにそれなりに引き込まれるものがあっただけに
ここまで最後まで観ていて心が入っていけなかった作品も珍しいかも
・・・とさえ思ってしまいましたね。


って、不満ばかり言ってますけど
ネガティブにもいろいろ言いたいことが出てくるということ自体、
逆にいえば「観させられる」アニメだったのかもしれません(苦笑)。
少なくともメインの女の子たちは絵に描いてみたいと思わせるモノはあった・・・
ということで、この作品の感想はこのへんにして
この先は夏の新アニメにいろいろ期待したいと思います。
posted by 松風あおば at 00:08 | 日記