2020年03月08日

弘法大師のクリエイター向け名言

絵、小説、漫画・・・こういったものを創作している人は
どうしてもさまざまな「創作する苦しみ」から逃れられないものです。

下手の横好きでオリジナル同人漫画などを描いている私ごときの人間でも
絵が思うように描けなかったり、コマ割りに苦しんだり、
印刷所の〆切に追われたりで(苦笑)、
「趣味なんだからこんな苦労別にしなくてもいいんじゃないか?」とか思いつつも
作品が完成して入稿終えるとホッとして・・・みたいなことの繰り返しですので、
ましてや創作を職業としているプロのクリエイターさんに至っては
その物理的苦労の他に内面の精神的葛藤も
並々ならぬものがあるんじゃないかと思います。

創作を続けていくにあたっては、
そのモチベーションの維持が重要だというのは
何らかの創作をしたことがある人なら痛いほど分かるかと思いますが、
それは「今の時代だけのものではなく、実は昔からそうだったんだ。」
と思えるものに先日触れることがありました。


それは、平安時代初期に日本に密教を伝えた真言宗の開祖である
弘法大師・空海(774〜835年)が残した名言の数々を紹介している本。
空海は宗教家としてのみならず、書道家、詩人としても有名で
今の時代にも通じるさまざまな教えを説いた数多くの書を残しているんですが、
中には創作の理論書など(『文鏡秘府論』など)も編纂しており
そこにはクリエイターに対するアドバイスともとれるような文言も
いろいろ残しているんですね。
それらは基本的に詩文(漢詩)の創作理論を説いたものなんですが
その文中の「詩」とか「文」「文章」といった言葉を
「小説」とか「絵」「漫画」などに置き換えて読んでみると
今の私たちにもグっと身に染みてくるものがあるかと思いますので、
今日はその中の一部をご紹介してみたいと思います(↓)。

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 夫(そ)れ文章を作るには
 但(た)だ多くの意を立つ。
 左穿右穴(させんうけつ)して
 心を苦しめ智を盡(つく)さ令(し)め
 必ず須(すべから)く身を忘れて
 拘束す可(べ)からず。

 
   文章を創作する際には
   あれこれといろいろな考えをめぐらせてみなさい。
   右往左往して悪戦苦闘しながら
   知恵を絞って自分さえも忘れて
   何者にも縛られない自由な心で書きなさい。


 意(こころ)に文を作らんと欲せば
 興に乗じて便(すなわ)ち作れ。
 若(も)し煩(はん)に似れば即(すなわ)ち止めて
 心を令(し)て倦(う)ましむる無かれ。
 常に此(か)くの如く之(これ)を運(めぐ)らさば、
 即ち興、休歇(きゅうけつ)すること無く、
 神(しん)終(つい)に疲れず。

  
   文章を創作したいと思うなら
   気分が乗っている時に作ること。
   もし上手くいかず行き詰まった時にはすぐにやめて
   心がくたびれないようにしなさい。
   いつもこのように心がけていれば
   想像力が尽きることも無く
   心が疲れることも無い。


どうでしょう?
創作する苦労を知っている方なら、あえて解説など要らない文言かと思います。

創作は、ああでもないこうでもないの試行錯誤と悪戦苦闘の連続・・・
まずは勢いに乗って想いのままがむしゃらに取り組んでみることが大事だが
頑張っても成果が上がらないときは一旦立ち止まり
あるいは一歩引いて心を休ませてみることも大切・・・
それが次の創作の原動力にもなることを言っているんですよね。


ふと、『魔女の宅急便』の中のこのシーン(↓)を思い出してしまいました。

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 キキ  「私、前は何も考えなくても飛べたの。でも、今はどうやって飛べたのか分からなくなっちゃった。」

 ウルスラ 「そういう時はジタバタするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる。」

 キキ 「でも、やっぱり飛べなかったら?」

 ウルスラ 「描くのをやめる。散歩したり、景色を見たり、昼寝したり、何もしない。そのうちに急に描きたくなるんだよ。」


(↑)このウルスラの名言は、実は1200年前に弘法大師も言っていたことだったんですね(笑)。



さらに、弘法大師はこんなことも言っています。

 高山の絶頂に登るが如く
 下に万象を臨みて掌中(しょうちゅう)にあるが如くし
 此れを以て象(しょう)を見れば
 心中(しんちゅう)了(あきら)かに見る。
 此れに当りて即ち用(もち)うれば
 似ざること有る無きが如し。


   高い山の頂上に登ってみたときのように
   あらゆるものを見下ろして
   世界が自分の手のひらにあるように見ることが出来れば
   心の中にくっきりと対象が見えてくる。
   同じようにそういう心構えで手を動かせば
   書くべきものがおのずと浮かんでくるだろう。


 或る人曰く、詩は苦思するを要せず
 苦思すれば則(すなわ)ち天真を喪(うしな)うと。
 此れ甚だ然(しか)らず。
 固(もと)より須(すべから)く
 慮を険中より抜き
 奇を象外(しょうがい)に採り
 飛動の句を状(かたちど)り
 冥奥(めいおう)の思いを写すべし。

   ある人が言うには
   「詩は苦しんで創作してはいけない、
   苦しんで作ると自然さを失ってしまう」
   とのことだが、
   これは明らかな間違いである。
   もともと詩心というのは苦しみの中から引き出され
   そのアイディアは現実を超越した境地から得られるもので
   (詩は)それらを生き生きとした言葉で形作ることで
   深い想いを表現するものなのだから。


これらを読んでいると
頭脳明晰で偉大な功績の数々を残した弘法大師も、
やはり一人のクリエイターとして悩んだことのある人なんだな、と思えてきますね。
今現在の多方面のクリエイターたちへのメッセージにもなる
先人クリエイターの言葉を噛みしめつつ
私もこの先の創作活動も頑張りたいところです。
posted by 松風あおば at 01:30 | 日記

2020年03月05日

ミニジオラマレイアウト

今日は、私・松風所有のNゲージ(鉄道模型)のミニジオラマレイアウトをご紹介・・・
といっても、
これまでもこの日記で何度か登場したことがあるレイアウトなので
見覚えのある方も多いかと思いますが、
ここ最近またいろいろ手を加えたりしましたので
改めてまとめて写真に収めてみました。

仕事の多忙期につき、私自身の気力が消耗しているため(苦笑)、
今日は私の能書き(文章)は入れず、
とにかく画像でお見せしたいと思います(↓)。

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(↑)山あいの五重塔の側の駅

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(↑)霧立ち込める渓谷の駅

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(↑)里山の駅

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(↑)森の教会駅

ジオラマとはいえこんな風景を見ていると
どこかへ行きたくなってきますね。
多忙期を抜けたら、漫画の資料集めにまた鉄道旅行へ行きたいところ
なんですが・・・
今年の春はコロナウイルスが蔓延してしまって、
自由気ままに旅行に行ける雰囲気でもないんですよね(汗)。

感染の拡大で、イベントなども自粛ムードの中、
国内各地の観光地も人が減っていろいろ大変だろうなと思いますが・・・
とにもかくにも、この厄介なコロナウイルスには一日も早く終息してほしいものです。
posted by 松風あおば at 23:59 | 日記

2020年03月02日

津川洋行 有田鉄道 コッペル1号機

今日は、私・松風所有のNゲージ(鉄道模型)車両を一つ、ご紹介します。

昨年末に購入した
津川洋行の「有田鉄道 コッペル1号機」という小型蒸気機関車です(↓)。

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(↑)小さくて実にかわいらしい機関車、コッペル1号機。
  車両は組立済み完成品ですが、カプラー(連結器)はユーザー自身の取り付けとなります
  (今回は付属のアーノルドカプラーではなくKATOカプラーを取り付けてみました)。
  他にもホワイトメタル製ボイラーやエッチングパーツなどが付属しますが、
  自分で塗装したりしなくてはならないので、こちらはかなり上級者向けです。

実車は1912年にドイツのオーレンシュタイン・ウント・コッペル社で製造された
ウェルタンク式8.5t蒸気機関車のうちの1両で、大正期から昭和初期にかけて
和歌山県の有田鉄道(2002年廃止)にて有田みかんや木材の輸送に活躍し、
戦後、東武鉄道に譲渡されたものだそうで、
現在は東京都板橋区の城北交通公園で静態保存されています。

実車自体が非常に小さな機関車ですので
Nゲージも車体長:32mm(カプラー除く)、車体幅:18mm、車体高:22.5mmと
とてもちっちゃなサイズになってしまうんですが、
こんなミニサイズでも動力ユニットがちゃんと組み込まれており
自走できるようになっているんですね。

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(↑)キャプ(運転台)を覗き込むとちゃんとモーターが組み込まれているのが分かります。

実際に走らせてみると、想像していた以上に元気よく走り出しました。
車体が軽量すぎるせいか、最初の通電はあまりよくなく
走り出しの反応はイマイチなんですが、一度走り出すと勢いづきます。
カーブに差し掛かるとそのまま線路外に吹っ飛びそうなので
ヒヤヒヤものでもあるんですが、見ていてなかなか楽しい車両です。


単機で走らせているだけでも楽しいんですが、
やはり小さくても機関車ですので、
今度は貨車か客車を牽引している姿も見てみたくなってきました。
ということで、まずBトレの客車(14系)を牽引させてみたのですが・・・

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(↑)大きさ的にアンバランスなのが分かるかと思いますが・・・
  実際牽引させて走らせてみると、やはり(文字通り)ちょっと重荷だったか(苦笑)
  走るには走るのですが、ところどころで車輪が空転してしまい、
  なかなかスムーズには走れません。

ということで、車両交代・・・
次はこんな車両(客車)を用意してみました(↓)。

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(↑)銚子電鉄ハフ1・ハフ2客車(こちらも津川洋行製)

千葉県の銚子〜外川を結ぶ銚子電鉄にて
1978年(昭和53年)まで走っていた半木製車体の小型客車で
同社の小型機関車(デキ3)に牽引されたり、電車に牽引されたりしながら
旅客列車として補完的に使用されていた車両です。
小型で非常にシンプルな箱型形状ながら、こちらもなんとも愛らしい姿なので
コッペル1号機に牽かせると意外と相性いいんじゃないか(?)と思い
実際に牽かせてみると・・・

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(↑)思った通り、いい感じでした(笑)。

模型のハフ車も軽量タイプなので、
これだとコッペル1号機もスムーズに牽引して走行してくれます。
どこかのテーマパークの園内でも走っていそうな
なんともメルヘンな感じの夢列車が出来ました。

和歌山の有田鉄道の蒸気機関車コッペル1号機と
千葉の銚子電鉄の小型客車ハフとのコラボ・・・
実車は走っていた時代も地域も違う車両同士なんですけど、
こういうことができるのが鉄道模型の楽しみでもありますね。
津川洋行さんは、大手のメーカーからはまず販売されないような
こういう小型の機関車や客車などをいろいろ製品化してくれていますので
また面白そうなのがあったら手に入れたいところです。


ちなみに余談ですが、
この津川洋行さんというメーカー・・・
他にも鉄道模型(Nゲージ・HOゲージ)の情景用素材
(ジオラマレイアウト用の樹木、建造物など)を製造・販売しているほか、
動物病院向け医療機器(医療用鉗子やピンセット、小型犬用吸入器、犬用の車椅子など、
動物病院で用いる専門医療機器)も製造・販売しているという
極めて異色な会社でもあります。
posted by 松風あおば at 23:58 | 日記

2020年02月28日

東京オリンピック開催まであと「147日」

今日2020年2月28日は、
2020年東京オリンピックの開催(7月24日)まであと「147日」という日です。

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なんの節目の数でもない「あと147日」を何故あえて話題にするのか? 
その理由はすでにお分かりの方も多いかと思いますが・・・

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(↑)1988年公開のアニメ映画『AKIRA』の作中のこのシーン

2020年の東京五輪開催を控えた「ネオ東京」を舞台にした本作は
このオリンピック開催が決まった時から「予言」として話題になっていましたが
「このネタ使えるの一生で今日だけ」
ということで、今日はネット上で異様な盛り上がりを見せているんですね。


確かに今思うと、いろいろ予言めいた要素が多かったかも?・・・と思えるこの作品。

chuushi_da.jpg
(↑)「中止だ中止」

新型コロナウイルスの終息の見通しがつかず、
実際のオリンピック「中止」の可能性も現実味を帯び始めてしまった今の日本・・・
これも32年前のアニメの不吉な予言だったのか?

今さらながら、なんとも考えさせられるものがありますね(汗)。
posted by 松風あおば at 23:31 | 日記

2020年02月27日

お絵描き(ネコぱら)

仕事の多忙期に入っているため、
今は基本的に同人原稿は描けない時期なんですが、
何も描かないでいると感覚が鈍りそうな気もしてきますので
ちょっとばかりお絵描きを・・・ということで、
今日は今TVアニメ放映中の『ネコぱら』を描いてみました(↓)。

ネコぱら.png

原作は同人サークル「NEKO WORKs」制作のアドベンチャーゲーム。

水無月嘉祥(みなづきかしょう)は老舗和菓子屋の実家を出て
パティシエとして自身のケーキ屋『ラ・ソレイユ』の開店準備を進めていました。
そこに送られてきた荷物の中に、なんと実家で飼っていたネコ
(←と言っても普通の猫ではなく、擬人化された美少女ネコです)の
ショコラとバニラが紛れ込んでいました。
追い返そうとするも二匹の必死の嘆願に嘉祥が折れ、
一緒にソレイユをオープンします。
一方実家の方には、嘉祥の妹の時雨(しぐれ)や
ショコラとバニラのお姉さんネコであるアズキ、メイプル、シナモン、ココナツといった
実家ネコたちもいて、彼女たちもお店に手伝いにきてくれます。
そんな楽しくもにぎやかな生活を送っていたある日、
ショコラはおつかいの途中で見知らぬ仔ネコに出会い・・・。

・・という、美少女要素に猫要素を織り交ぜた設定ながら
とてもほんわかしたまったりムードの世界観・ストーリーが魅力のお話です。

仕事忙しくて疲れる時には、
部屋に帰ってホッと一息、あまり考えずに安心して観られる
こういうアニメはいいですね(笑)。
posted by 松風あおば at 22:47 | 日記

2020年02月24日

森駅駅弁 いかめし

新宿の京王百貨店で1966年(昭和41年)から毎年1月に行われている
駅弁販売イベント「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」にて
50年連続売上1位という、圧倒的人気を誇る駅弁をご存知でしょうか?

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それは北海道は渡島半島の駒ケ岳の麓、
内浦湾(噴火湾)を望む海沿いの町、茅部郡森町(↑)にある
函館本線・森駅の「いかめし」(780円)。

駅弁大会のみならず、各地の百貨店やスーパーなどで行われる
北海道物産展などでもよく販売されているので、
実際に食べたことがあるという方も多いかと思いますが、
うちの近くの大手スーパーの北海道物産展でも売っていたので
久しぶりに買ってしまいました(↓)。

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イカの胴身に、米(もち米とうるち米を混ぜたもの)を詰め込み
醤油ベースの出し汁で炊き上げた「いかめし」・・・
ボイルされ秘伝のタレに漬け込まれたイカは小ぶりながらも肉厚、
それでいてかんたんに噛み切れるほどやわらかく、
そして中のもちもちしたご飯との相性は抜群で
何度食べても「旨い」と思える駅弁です。

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人気のロングセラー商品であることも頷けますが、
そもそもこの駅弁、森駅で駅弁販売を行っていた
森駅前の「いかめし阿部商店」(昔は「阿部弁当店」)が
第二次世界大戦中の1941年(昭和16年)、
戦時体制による食糧統制で米が不足していたことから
当時地元で豊漁だったスルメイカを用い
米を節約しても満足感が得られる料理として考案したものだったそうで、
それがまたたく間に人気商品となり、
戦後は森駅の名物としてのみならず、北海道名物として
全国に知れ渡る有名駅弁となっていったんですね。
 
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今では、駅弁大会や北海道物産展での売上が9割以上を占めるそうですが、
今度はぜひ、北海道の鉄道旅行で森駅に降り立って
現地で出来立ての「いかめし」を買い、
噴火湾の海を眺めながら味わいたいものです。

(↓)いかめし阿部商店HP
  http://www.ikameshi.co.jp/

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にしても、この森駅の「いかめし」・・・
もともと米不足から豊漁のイカを使うことを思いついて出来た駅弁なのに
近年は皮肉にも、イカの方が不漁続きで高騰してしまい、
以前に比べて大分値上がっていまいました
(2017年8月に650円→780円に値上げ)。
今は、国産に比べて身が柔らかいニュージーランド産やアルゼンチン産の
スルメイカを使用しているとのことです。
posted by 松風あおば at 18:01 | 日記

2020年02月22日

猫の日 2020

2月22日は「猫の日」・・・
ということで、今日のうちのチビタです(↓)。

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(↑)寝ているところを撮ろうとしていたら起きてしまいました。

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(↑)「フワァァ・・・」

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(↑)「外は風が強そうだニャ」

今日の南関東は「春一番」が吹き荒れています。
posted by 松風あおば at 17:03 | 日記

2020年02月21日

新型コロナウイルス・・・同人イベントの開催は?

一昨日は、二十四節気の一つ「雨水(うすい)」でした。
空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ
・・・という意味なんですが、
今年の南関東の冬は暖冬で、雪はほぼ降っておらず
雨の日が多かったんですよね。

この先の天気予報を見ても、どうも雪は降りそうもなく
今年の冬は「一面の銀世界」を見られないままに終わりそうですが
晩冬から早春にかけてのこの時期、
寒々とした景色の中にも春の訪れを告げる花々が彩りを添えています(↓)。

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スギ花粉の飛散も今年は多くなるという予想がされていますが
ここ数日前から、私も外を出歩くと目がかゆかったり鼻がムズムズしたりするんで
既に花粉症の季節も始まっているようです。



でも今年は・・・
スギ花粉よりもっと厄介なものが蔓延し始めているんですよね。
新型コロナウイルスの国内での流行がいよいよ深刻になってきてしまいました。
TVや新聞、ネットのニュースでは連日のように
新型コロナウイルス・新型肺炎関連のニュースが続々報じられていますが
ここ数日は、横浜のクルーズ船の乗客からのみならず
国内各地で感染経路の不明な感染者が続々と判明し、
もはや日本もいつ誰が感染してもおかしくない状況になりつつあり、
いよいよ大規模な流行が間近に差し迫ってきたのか?という感じです。

中国の武漢で原因不明の肺炎患者が発生しているというニュースが
昨年末に初めて報じられてから、わずか1月半ほどの間に
この新たな病気ウイルスがここまで感染力をもって蔓延するとは・・・(汗)、
当初は思ってもみませんでした。
後手後手な政府の対策に多くの批判が集まっている中、
医療の専門家の話も、楽観的な見方から悲観的な見方までさまざまあり、
その温度差に若干の戸惑いも感じざるを得ないところですが
情報として伝わってくる感染者数・死亡者数の急増ぶり、
中国の都市の封鎖状況や医療現場での惨状、
クルーズ船内部での感染の拡大状況などを見ていると
素人ながらに伝染病の恐ろしさをひしひしと感じさせられるものがあります。

感染経路が分からない市中感染が疑われるケースも続々と報じられる中、
手洗いの徹底や咳エチケットなどがしきりに呼びかけられていますが、
多くの人が参加する各種イベントについても当然ながら
その開催の是非が問われるようになってきました。
天皇誕生日の一般参賀、東京マラソンの一般参加枠、
オリンピック・パラリンピック関連行事、各地のスポーツ大会、
合同企業説明会など就活関連のイベント、「嵐」の北京公演など、
さまざまなイベントの中止や延期が次々と発表されていますが、
私のような同人活動をやっている者としては
まず気になるのはやはり今後の同人イベント・・・。
屋内の会場で多くの人がひしめきあうことが避けられない同人誌即売会は
この先無事開催できるのでしょうか?

この状況では、
各イベント主催者のみなさんもさぞ頭を悩ませていることかと思いますが
この新型コロナウイルスの流行に関連して、
同人イベントの主催側は実際、現時点(2月21日現在)でどんな判断をしているのか? 
この先2か月ほどの間に開催される予定の
いくつかの同人イベントの公式HP、ツイッター等をチェックしてみたところ・・・(↓)

2月22日(土) みみけっと(大田区産業プラザPIO)
→ 「新型コロナウイルス等が懸念されておりますが、
   状況を注視しながら準備を進めており、計画通り開催する予定です。」(公式HP)

2月23日(日) HARU COMIC CITY 東京26(東京ビッグサイト) 
→ 「万全な体調で来場を!日常的な感染症対策:正しい手洗いを!
   インフルエンザも多い時期ともなります。事前に十分に睡眠をとり、
   万全の体調でご来場ください。風邪気味の方や発熱の症状がある方、
   免疫力が低下している状態でイベントへの参加はお止めください。」(公式ツイッター)

2月29日(土)〜3月1日(日) 技術書典8(池袋サンシャインシティ展示ホール)
→  「新型コロナウイルス感染症の影響により中止が決定しました。」(公式HP)

3月1日(日) 音系・メディアミックス同人即売会M3-2020春(東京流通センター)
→  「予定通り開催する方針です。新型コロナウイルスによる感染症の流行が
   懸念される状況ではありますが、参加予定の皆様にあっては、ご自身の健康状態や
   関連情報などよく考えあわせたうえで、当日参加するかどうかをご判断ください。」
   「政府・自治体や公官庁、または会場から中止の命令・要請があった場合は
   それに従います。」(公式HP)

3月8日(日) サンシャインクリエイション2020 Spring (池袋サンシャインシティ展示ホール)
→  「告知通り開催予定です。会場となる大型商業施設であるサンシャインシティは
    通常営業しており、開催への特段の要請もありません。」(公式ツイッター)

3月15日(日)  TRCオンリーライブ2020 Mar.15(東京流通センター)
→  「スタジオYOUでは、2月20日(木)厚生労働省からの指導に基づいて、
    随時会場、関係各所と状況の確認・共有をしながら
    感染予防、拡散防止に必要な対応を行って参ります。」(公式HP)

3月22日(日) 第17回博麗神社例大祭(ツインメッセ静岡)
→  「新型コロナウイルス(COVID-19)の流行に関する政府、官公庁
    発表内容などを踏まえまして、現時点においてはイベントの
    開催は可能と判断し、令和二年(第17回)博麗神社例大祭は
    通常通りの開催を予定しております。」(公式ツイッター)

4月5日(日) J.GARDEN48(東京ビッグサイト)
→  「政府の指針を踏まえ、J.GARDEN事務局は会場となる東京ビッグサイトと
    連携を取りながら、4月5日のJ.GARDEN48を予定通り開催する準備を進めています。
   「4月5日のイベント当日までまだしばらく時間があることから状況が変わることも
    考えられます。事務局としては感染症の動向を冷静に見守りつつ、
    必要な対策を取ってまいります。」(公式HP)

5月2日(土)〜5日(火) コミックマーケット98(東京ビッグサイト)
→  (コロナ関連の告知無し)


といった感じで、今のところ
「技術書典8」のように中止を発表しているケースもありますが、
多くのイベントはコロナ対策を呼び掛けてはいるものの
イベントそのものを中止させるまでには至っていないようです。
ただ、状況が刻一刻と変化する中、現時点で開催予定のイベントも
「状況次第ではやはり開催を断念せざるを得ないかも」
という可能性は排除できないみたいですね。
もっとも国の対応も、厚生労働大臣が
「国内で予定されている大規模イベントなどについて
開催の必要性を改めて検討するよう主催者に求める。」・・・とか
一律の自粛要請はせず、あくまで主催者の判断に丸投げ状態ですので
主催者側が直前まで苦悩するのも無理はありませんが(汗)。

にしても・・・
(まだ先とはいえ)圧倒的開催規模を誇るコミケの準備会が
この件に関して何もコメントしていないことには
なんとなく不気味さみたいなものも感じさせるんですよね(苦笑)。
オリンピックのためにGWに前倒しとなった今年の夏コミですが
果たして無事開催できるのか?
過去40年にわたるのコミケの歴史においても
1回のコミケが丸々中止になったという前例は無かったと思うので
もし中止となったらコミケ史に残る(?)一大事になることは間違いありませんが、
オリンピック問題で揉めに揉めた上にGW開催が決定した2020年夏コミが
こんな形でまた危機に瀕しているというのも何か皮肉ですね(汗)。


そもそも東京オリンピック自体無事開催できるのか?
なんて話もちらほら聞こえてくる今日この頃ではありますが、
一個人としては、ただ自ら出来る範囲のの衛生管理・体調管理を徹底しつつ、
一日も早くこの新型コロナウイルスの流行が終息することを祈るばかりです。
posted by 松風あおば at 22:02 | 日記

2020年02月18日

小田急ロマンスカーMSE「メトロはこね」号

IMG_3763.JPG メトロはこね.JPG

東京の新宿と神奈川の温泉観光地・箱根を結ぶ、
小田急電鉄の特急ロマンスカー。
そのルーツは昭和初期に登場した新宿 〜小田原間をノンストップで結ぶ
「週末温泉急行」にまで遡るともいわれ、その歴史を語り出せばキリがないのですが、
ロマンスカーは同社の看板的な存在として
今も多くの人から愛され、観光から通勤まで幅広く利用されています。

そんな伝統ある小田急のロマンスカーなんですが
2008年(平成20年)3月、
そのロマンスカーの新型車両・60000形MSE車が登場すると同時に、
それまでの常識を超えた新たな特急列車が設定されました。
それはなんと、小田急線と相互乗り入れしている東京メトロの地下鉄
千代田線に乗り入れるというロマンスカー。
60000形MSE車の「MSE」は、「Multi Super Express」の略で
「多彩な運行が可能な特急列車」という意味が込められていたんですが、
実はこの車両、構造上も先頭車正面に貫通扉を設け、車体幅を抑えるなど
地下鉄線への乗り入れを考慮した設計で造られていたんですね。
その列車は、日本初の「地下鉄直通の座席指定制特急列車」ということで
当時は大きな注目を集めました。

あれから12年近く・・・
ダイヤ改正のたびに運行形態や列車の名称は変更されてきましたが、
地下鉄千代田線に乗り入れるロマンスカーはなお健在です。
現在運行中の列車は、「メトロはこね」(北千住〜箱根湯本)、
「メトロホームウェイ」「メトロモーニングウェイ」(北千住・大手町〜本厚木)、
「メトロえのしま」(北千住〜片瀬江ノ島)の3系統で
平日と休日でダイヤは異なりますが、今も毎日走り続けているんですね。


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(↑)つい先日、千代田線の大手町駅で電車を待っていた時のこと。
  ホームの運行案内表示をふと見ると、「メトロはこね21号」箱根湯本行き
  の表示が出ているではありませんか!?
  これは鉄ちゃんとしては見ないわけにはいきません(笑)。
  ということで、1本列車を見送ってロマンスカーを待つことにしました。

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(↑)15時39分発・・・まだ時間があるなと思って(油断して)いたら、
  その2分以上前に入線してきてしまい、先頭車を撮り損ねてしまいました(泣)。 
  慌ててシャッターを切りましたが、間違いなく青いロマンスカー60000形MSE車です。
  停車位置もずっと前寄りだったので、私も慌てて前方に移動しました。

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(↑)6両編成で、こちら側は後方(北千住側)の6号車。
  両扉式の貫通扉が設けられた(10両編成時には中間車となる)車両です。
  こうしてみるとこの車両、地下鉄のトンネル断面ギリギリに設計されており、
  地下鉄内ではかなり窮屈そうに見えます。
  メタリック系の青色である「フェルメール・ブルー」を基調とした塗装デザインは
  「地下鉄路線でも明るく見えるように」したものなんだとか。

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(↑)しかし、この日はあまり利用者がいなかったのか?車内はガラガラ。
  大手町駅から乗り込む人の姿もほとんどありませんでした。

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(↑)千代田線内に待避設備がないため地下鉄線内での普通列車の追い越しはなく
  とりわけ速い列車というわけではないものの、
  東京の東部から都心の地下鉄を走り抜けて観光地・箱根まで直行するという
  異色ながらも快適な特急列車・・・ですので、
  もっと多くの人に利用してもらいたいところですね。


私自身、60000形MSE車のロマンスカーはこれまでも何度も利用しているんですが、
さすがに千代田線内で利用したことは無いんですよね。
でも、都心の地下鉄をロマンスカーのシートでくつろぎながら走り抜けるというのは
鉄ちゃんとしてはやっぱり一度は経験してみたいところでして
今度はあえてこっちまで乗りに来ようかな・・・なんて思っていたりもします。

この際思い切って北千住まで足を運び、そこから箱根湯本まで直行する
というのもいいかもしれませんね。
もともと神奈川在住の私ですので、普通の人から見れば
とんでもない無駄足の箱根旅行に思われるかもしれませんが(苦笑)。


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(↑)60000形MSEロマンスカーの車内と
  大手町駅では撮れなかったその先頭車両(1号車)です。
  こうして過去の写真を見返していると、また箱根に行きたくなってきました(笑)。

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posted by 松風あおば at 23:05 | 日記

2020年02月16日

お絵描き(恋する小惑星)

今日はお絵描きを一つ。
現在放映中のアニメ『恋する小惑星(アステロイド)』です(↓)。

恋する小惑星.png

  「小惑星を見つける」という幼い頃にある男の子とした約束を胸に
  高校に入学した木ノ幡みらは、天文部へ入部しようとしたが、
  その年から「天文部」は「地質研究会」と合併して「地学部」になっていた。
  しかしその地学部で、なんと彼女はかつてその約束を交わした男の子・・・
  ではなく女の子だった真中あおと再会する。

原作は『まんがタイムきららキャラット』連載中の4コマ作品。
登場人物が地学(天文学+地質学)系女子がというのが新鮮ながら
彼女たちが織り成す人間模様がなかなか爽やかで、
きらら系お得意の絶妙な百合ムード、そして作中の美しい星空とともに
毎回楽しみに鑑賞しております(笑)。
posted by 松風あおば at 23:57 | 日記