2016年06月13日

コミックマーケット90参加のお知らせ

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夏コミの抽選結果って、すでに出ていたんですね。
またしても周囲からの報告で気が付く始末・・・(汗)。
いや、このところは来月に横浜スタジアムで開催されるプロ野球オールスターゲーム第2戦の
ベイスターズファンクラブ会員枠チケットの先行抽選の結果ばかり気にしていて
(結局こっちは落ちました(悲))、
夏コミの抽選の方はすっかり忘れておりました。

で、その夏コミですが、
当サークルは今回も無事抽選通っております。
今度の夏コミ(コミックマーケット90)の「虹の卵」のスペースは

  8月14日(日) 西地区 と−20b

新刊は『てつもえM』と、他に読み切りの話が1冊出るかと思います。
なお『てつもえ総集編V』の方なんですが、こちらはすみません(汗)・・・当方の都合により、
出品は秋以降に延期させていただくことにしました。何卒ご了承ください。

2年続けて5月のコミティアに参加できず、
今回も前年の冬コミ以来半年以上ぶりの参加になってしまいますが
今年の夏コミも猛暑に負けずに頑張って参加したいと思っておりますので
この夏もまたサークルスペースにて、みなさんとお会いできるのを楽しみにしております。
今回も何卒よろしくお願いします。



さて、コミケの抽選結果だけでも面白くないので、ここは近況報告など・・・

私・松風は、このところは体調なども良くなり、原稿描きの方も復活させておりますが
それとは別に、最近ちょっとばかり片手間ながら自分の中でハマっていることがあります。
それは・・・

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(↑)デザート作り
  (写真は夏みかんゼリーと、ヨーグルトババロアを作っている途中の物)

・・・といっても、大したものを作ってるわけでもないんですけどね。

きっかけは、賞味期限の切れたばかりの牛乳がほぼ1本分残っていたことや
よそ様から頂いた(とても酸っぱくてそのまま食べるにはちょいつらい)夏みかんがたくさんあった
といったことにあったんですが、
これらを美味しく一気に消費するためにどうすればよいか? ということを考えた末、
これらを使ったデザートでも作ってみよう、ということになったんですね。

はじめは「フルーチェ」とか市販のデザート商品から始まったものの
やっているうちにだんだん面白くなってきたというか、もうちょっといろいろ試してみたくなり、
やがてゼラチンや寒天、甘味料、ヨーグルトの種菌なども買い足して
自分なりのものもいろいろ作るようになった、という次第でして、
まだまだ試行錯誤の連続ながら、そこそこ食べられる(?)ものは出来ているというところでしょうか?
自分なりに「これだ」という完成品ができた時は、またこの日記でも改めて紹介したいと思いますが、
いろいろ創意工夫が試されるデザート作りの世界・・・やればやるほど奥が深そうです

でも、そんなデザート作りを始めてみて一つ気づいたのは・・・
砂糖などをそこそこの量入れたつもりでも、意外と甘さが足りないと思うことが多いことなんですよね。
特に冷やして食べるものというのは、味覚としての甘さを感じにくくなる傾向が強いようで
かなりの量の砂糖を加えないと「甘い」とは感じられないものなんだというのは
実際自分で作ってみるとよくわかります。
・・・となると、普通に冷やして食べて普通に甘いと感じる市販のデザートというのは
一体どれだけの糖分を含んでいるのやら? と、ちょっとばかり空恐ろしくなったりもするんですけど(汗)
やはり自分でトライしてみることで、肌で知ること、実感することってあるな〜って
改めて思いますね。


・・・という、私には似つかわしくない(?)お菓子作りのお話でしたが
コミケ参加も決まったということで、この先はやはり
同人誌の原稿作りの方に重きを置きたいと思います。ハイ。
posted by 松風あおば at 01:58| 告知

2016年05月31日

高幡不動尊・金剛寺

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先日、(といっても、ちょっと前の話なんですが)
私としては珍しく京王線の沿線に出かける用事があった際のこと。
その帰りの京王線の電車に乗っていて、ある駅に差し掛かったとき
その駅名を見てふと途中下車したい衝動に駆られ、思わず電車を降りてしまいました。

その駅とは・・・

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(↑)高幡不動駅

東京は日野市にある、
京王の本線と動物園線、多摩都市モノレールの3線が接続する主要駅ですが
その駅名の通り、関東の古刹として名高い「高幡不動尊」の最寄り駅として
その参拝者が多く利用する駅でもあります。

このところは体調を崩したり、いろいろ調子の上がらない(?)私でしたので
ここは一つお不動様のお力をお借りして・・・とまで考えたわけでもないのですが
高幡不動には今まで一度も参拝したことがなかったので
ここは思い立ったが吉日とばかりに参拝してみることにした、という次第です。

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(↑)駅南口を出れば、目の前に「高幡不動尊参道」の入口が。
  いかにも門前町の駅前という感じですね。

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(↑)参道は昔ながらの商店街という感じで、参拝者向けの飲食店なども軒を連ねています。
  お正月やお寺の行事があるときなどは人でごった返すであろうこの参道も
  この日はすでに夕方で人通りはまばらでした。

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(↑)参道を抜けると、車道を挟んで立派な門(仁王門)が見えてきました。
  ここが高幡不動尊です。

高幡不動尊(→ http://www.takahatafudoson.or.jp/
正しくは「高幡山明王院金剛寺」と号する真言宗智山派の寺院で
その起源は大宝年間以前とも、奈良時代の僧・行基の開基とも伝えられています。
平安時代初期に慈覚大師・円仁が、山中に不動堂を建立し不動明王を安置し、
その後災害で倒壊した堂宇を康永元年(1342年)にこの地に再建したものが
現在の高幡不動尊の不動堂だそうで、今では
成田山新勝寺(千葉県成田市)、雨降山大山寺(神奈川県伊勢原市)とともに
「関東の三大不動」の一つとされているそうですが、
実際どんなお寺なんでしょうか? 早速境内へ入ってみます。

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(↑)室町時代の造立(1959年に解体復元修理)といわれる「仁王門」は国の重要文化財。
  その堂々とした佇まいには歴史の重みを感じます。

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(↑)仁王門をくぐれば、そこは外界の雑踏とは隔絶された聖域。
  正面に見えるのが、康永元年(1342年)に建立されたという「不動堂」。
  東京都最古の建造物とのことで、もちろんこちらも国の重要文化財。
  堂内ではこの時も護摩修行が行われていたようで、
  静寂を劈くように僧侶の読経の声が境内に響いていました。

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(↑)香炉の煙と香りがなんとも心地よいというか、心が落ち着きますね。

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(↑)幕末の新選組副長・土方歳三の菩提寺としても有名な金剛寺。
  境内にはその土方歳三の銅像と、
  新選組に着せられた逆賊の汚名を晴らすべく明治時代に建立された
  「殉節両雄之碑」(新選組隊長・近藤勇と土方の忠節を讃える碑)があります。

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(↑)境内には茶店や食べ物の屋台のほか、仏具やだるまなどを売る露店も出ているようですが
  この時は夕暮れ時で、ほとんどが店じまいに入っていました。

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(↑)不動堂の本尊、丈六不動明王像などを展示・収蔵している「奥殿」。
  現在の不動堂にある不動明王像は平成12年〜14年(2000〜2002年)に本尊の丈六不動明王像が
  修復作業で不在となったため、身代わり本尊として造立されたものだそうで
  本物(?)は実はこっちにあったんですね。
  拝観料300円で見学可能ですが、16時閉館でこの時はすでに閉まっていました。

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(↑)奥殿の隣に建つ「上杉憲顕の墳」(墓)。
  上杉憲顕(憲秋)は室町時代の関東管領・上杉氏憲(禅秀)の子で
  享徳4年(1455年)に鎌倉公方・足利成氏との戦いに敗れ、深手を負い
  この境内で自刃したとのこと・・・いろいろな歴史が刻まれた土地でもあります。

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(↑)さらに境内奥に進み、石段を上ると
  「十善ノ花開ク處」の扁額が掛かる山門があり・・・

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(↑)その先には、この金剛寺の総本堂である「大日堂」があります。
  このお寺の本堂は江戸時代に焼失し、以来長く仮本堂のみあったそうなんですが
  昭和62年(1987年)に鎌倉時代の様式で完成した新本堂がこの大日堂で、
  内部は本尊の大日如来像など諸仏が安置されており
  (大日堂旧本尊である平安時代の大日如来坐像は現在は「奥殿」に安置)、
  鳴り龍天井でも有名だとか。

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(↑)ここも内部の拝観(拝観料200円)は16時までで、この時はすでに扉は閉ざされていました。
  でも夕暮れの静寂の中、この風格ある御堂の前にただ一人・・・
  しばし俗世を忘れて佇んでいる時間というのもまたいいものです(笑)。

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(↑)この細い階段の上には「鐘楼」がありますが、こちらは立入禁止でした。

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(↑)裏手の遊歩道から見た「鐘楼」。内部の梵鐘は見えませんが、
  外に突き出ているのが撞木(鐘つき棒)でしょうか?
  
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(↑)他にも新しいお堂がいくつもあります。
  歓歓天(かんぎてん)を祀る聖天堂(写真左)、弘法大師を祀る大師堂(写真右)、
  いずれも平成24年(2012年)造立。

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(↑)そして境内でもひと際目立つのが高さ39・8mあるという大きな五重塔。
  昭和55年(1980年)に落成したコンクリート製の新しい五重塔とのことで
  これも再建されたものなのかと思いきや、昔このお寺に五重塔があったという記録はなく、
  全く新たに建立されたものなんだとか。

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(↑)歴史的な価値は無いにしても、平安時代初期の様式を模した美しい五重塔は
  なかなか荘厳で立派なものです。
  ずっと見上げていたら、頭がくらくらしてきました(苦笑)。

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(↑)平安時代に慈覚大師が建立した不動堂が建武2年(1335年)の大風で倒壊した際に
  本尊の不動明王像が落ちてきたという言い伝えのある「お鼻井戸」。
  今も水が滾々と湧き出ているようです。

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(↑)境内の裏手は「不動ヶ丘」と呼ばれる丘陵で、「山内八十八ヶ所巡拝路」という
  四国八十八ケ所を模したミニ巡礼コース(遊歩道)が巡っています。
  ここは椿や桜、楓など四季折々の花木が美しいことでも知られ、
  特に5月下旬〜6月のあじさいの花が見事だそうなんですが、
  この時はまだまだあじさいのシーズンではありませんでした。
  今頃がちょうど見頃かもしれません。

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(↑)不動ヶ丘の山頂は中世の城郭・高幡城址。
  高幡城はいつ誰によって築かれたのか、詳細が不明な城だそうですが、
  頂上の広場はその本丸跡と伝えられており、山の西側には馬場跡とされる場所もあります。

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(↑)不動ヶ丘から望む日野市内の街並み。
  東京といえども、ここまで来ると大都会の雰囲気ではなく緑豊かで閑静な住宅街が広がります。
  巡拝路ウォーキングは運動不足の身体にもさほどきつくはなく、心地よい汗をかくことができました。


自分自身、予定もしていなかった突然のお寺参りでしたが、
その夕方の小一時間ほどの散策は日常の疲れた心をリフレッシュするには十分でした。
私もトシのせいか、最近はこういうお寺の空気とか抹香臭いものが好きになってきましたが
人々の信仰を集め、日々清められた寺院の境内の風景というのはいつ見ても絵になるというか
宗教観のみならず日本人の心を和ませる何かがあるんだなと改めて感じましたね。
あえて遠くに旅に出ずとも、電車で1時間ほど揺られる範囲にも
安らぎを感じられる心の風景はあるんだな・・・ということも再認識できました。


あ・・・もちろん「参拝」というからには、この時はお賽銭も惜しまず(?)
お不動様に祈りを捧げてきましたよ。

 「私の下手くそな漫画の画力が、少しでもアップしますように」
 「弱い横浜DeNAベイスターズが、少しでも強くなりますように」

すると・・・、私の画力の方は知りませんが(苦笑)
ベイスターズの方は、4月の弱さがウソのように5月は快勝続きでリーグトップの勝率(悦)。
不動明王様のご利益に感謝しつつ、
今週末は横浜スタジアムでの交流戦(vs ロッテ戦)の応援に行ってきたいと思います。
posted by 松風あおば at 22:40| 日記

2016年05月25日

春の伊豆・鉄道旅(2)

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  またたび またたび
  またいずに行こ〜
  休みがとれたにゃまたいずへ
  またたび またたび
  またいずに行こ〜
  元気をもらいにまたいずへ
  じゃらんら らんらん じゃらんららん
  じゃらんら らんらん じゃらんららん
  温泉ゆったりつかったら
  思い出たくさんつくるにょだ!
                    

   (「またたびのうた〜にゃらん号運転記念ヴァージョン」)


3月下旬、伊豆の下田にぶらりと温泉旅行に行ってきた、というお話を
3つほど前の日記に書いていたかと思いますが・・・すみません、
今更で恐縮ながら、今回はその続きのお話です(汗)。

下田のとある温泉ホテルで、海の幸山の幸に舌鼓を打ち、
温泉に何度もつかってゆっくりくつろいだ後は・・・
特に南伊豆の観光スポットなどへは足を運ぶことなく、そのまま帰路につきました。
いや、今回は時間的な制約もあって最初からそのつもりだったんですよ。
伊豆はこれまでも何度も来ていて、名だたるスポットといえばほぼ行き尽くしていますし
鉄ちゃんの私としては、伊豆半島の東海岸を南下する長大な盲腸線、
伊東線・伊豆急行線を往復乗り通して、その車窓を楽しむだけで十分満足なので
今回は温泉を楽しんだ後は再び電車に揺られて帰るのみだった・・・というわけなんです。


ということで、伊豆急下田駅に戻ってきました。

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(↑)伊豆急行線の終着駅にして、南伊豆観光の玄関口である伊豆急下田駅。
  この日は朝から雲一つない快晴で、春の陽光が眩しいまでに南国ムードを高めていました。

帰りもまたここから伊豆急行の電車に乗るわけですが、
この日乗る電車は往路に乗った東急のお古の8000系ではありません。
伊豆の電車に乗ったことがある方なら(鉄ちゃんのみならず)おそらく多くの方がご存じであろう
伊豆急の看板列車「リゾート21」(2100系)です。

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http://www.izukyu.co.jp/dennsya/r21/
(↑)伊豆急行2100系(リゾート21)
  1985年(昭和60年)に営業運転を開始した伊豆急のリゾートトレイン。
  先頭車に展望席を設置したり、海側の眺望を正面に楽しめるような座席配列になっていたりと
  独特な豪華設備を備えた観光列車で、登場から30年以上経た今もなお絶大な人気があります。
  これまで第1次車から第5次車までの5編成が製造されましたが
  第1次車と第2次車はすでに引退(廃車)しており、現在は
  第3次車(リゾートドルフィン号)、第4次車(黒船電車)、第5次車(アルファ・リゾート21)の
  3編成が運行中です。

この日のお目当ての列車は、そのリゾート21で運転されている10時19分発の熱海行き普通列車。
豪華仕様の看板列車が普通列車として運行されているというのも
この列車の人気を高めた一因とも言えますが、この列車を目当てに乗車する観光客も多いので
少し早めに駅に入り改札口付近でスタンバイすることにしました。

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(↑)待合室の隅っこには、ご当地ピンズ「伊豆急ピンズDX」ガチャがありました。
  歴代の伊豆急の車両シリーズで、鉄ちゃん魂をくすぐられ、私も思わず2個ほどゲットしてしまいましたが、
  一つは「リゾート21・2次車」、もう一つは「ED25機関車」でした(正直言うと、100系のが欲しかったんですが・・・(苦笑))。

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(↑)伊豆急下田駅は改札口が出口専用と入口専用に分かれています。
  列車ごとに改札が行われる入口改札は1番線寄りにあり、各列車発車15分前から改札が始まります。

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(↑)「リゾート21」の前に、「スーパービュー踊り子」2号(10時06分発)の改札が始まります。
  平日の朝一番の上り特急ですが、結構多くの人が乗りこんでいました。

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(↑)東京方面と伊豆を結ぶ特急列車といえば「踊り子」(185系)と「スーパービュー踊り子」(251系)。
  定期列車は毎日計6往復が設定されていますが、土休日になると本数が一気に増えるあたりが
  観光特急らしいところといえましょうか。

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(↑)上野東京ライン開業後は、我孫子発着の臨時「踊り子」まで登場。
  臨時の「踊り子」には、リゾート21(アルファ・リゾート21)の車両を特急運用した「リゾート踊り子」や
  成田エクスプレス用のE259系車両で運行される「マリンエクスプレス踊り子」などもあります。

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(↑)さて、普通列車の改札も始まったので、ホームに向かいます。
  1番線にはすでにリゾート21(第3次車)が入線していました。3番線には発車間際の「スーパービュー踊り子」。
  伊豆を代表する2つの名物列車がしばし顔を並べます。

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(↑)濃淡のマリンブルー塗装の「リゾートドルフィン号」の愛称を持つリゾート21・3次車ですが
  先頭にでかでかと掲げられているヘッドマークは・・・「にゃらん号」?

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(↑)先頭車側面には「リゾートドルフィン号」のマークも入っています。
  愛称自体を改名したというわけでもなさそうです。

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(↑)でも、各号車の車体側面にはやはり「にゃらん号」のラッピングが・・・
  猫の足型もついていて、号車札も何か違います。
  愛嬌ある猫がすごく楽しいデザインではあるんですが・・・「ドルフィン号」が何故「にゃらん号」に?

実はこれ、期間限定の企画キャンペーンだったんですね(↓)。

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「にゃらん」は、潟潟Nルートの旅行情報雑誌&旅行予約サイト「じゃらん」の公式キャラクター猫。
この時は「伊豆急 × じゃらん特別企画」として、そのにゃらんとリゾート21(第3次車)がコラボした
リゾート21「にゃらん号」が期間限定(2015年11月12日〜2016年3月31日)で運転されていたんです。
3月末までの企画ということで、私としてはギリギリ乗れてラッキー(?)だったかもしれません。

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(↑)車内も・・・デッキのドアに猫の足跡があったり、
  窓上に伊豆の風景をイメージした各種「にゃらんポスター」が貼られたりしていました。
  中でも3号車は「にゃらん号車」として特別装飾となっていて、「にゃらんクッション」なども設置されていたとか。

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(↑)のほほんとした猫のキャラは、観光地・伊豆の癒しの雰囲気にピッタリ(笑)。
  どこぞの携帯電話会社の猫キャラ(ふてねこ君)にもどこか似てますが、
  このところの猫ブームの時流にも乗らない手はありません。

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(↑)座席は一部が「にゃらん号」仕様になっている他は、基本的にいつもの「リゾート21」のまま。
  海側は大きな窓を正面に望むパノラマ座席(車端部は4人がけボックス席)、山側は2人がけボックス席という
  「リゾート21」独特の座席配置はいつ見てもワクワクしますが、ここはやはり海側に座ることにしました。

そして10時19分、「にゃらん号」は定刻通り伊豆急下田を発車。
下田を出た時は座席は全体の3割ほどが埋まっている程度と、車内は思っていたよりも空いていました。
ここはゆったりと、帰りの伊豆急の車窓を楽しむことにします。

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(↑)海岸沿いのイメージの強い伊豆急行線ですが、下田〜河津間は山間を縫うように走ります。
  稲梓駅はちょっとした「秘境駅」という感じで、山あいにある駅周辺には数軒の民家が点在するのみです。

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(↑)でも河津を過ぎれば線路は次第に海側へシフト。
  今井浜海岸付近で列車は一気に波打ち際まで出て、車窓の風景は一変します。

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(↑)前日とは打って変わって快晴のこの日は、春の陽光に海も青々と輝いていました。
  窓いっぱいに広がる大海原・・・「これぞ伊豆の旅」という車窓ですね。

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(↑)片瀬白田駅です。今回はなぜか行きも帰りもこの駅の写真を撮っていたんですよね。
  東伊豆町の片瀬地区と白田地区の拠点駅で、当初は「伊豆片瀬」という駅になる予定だったものの
  駅自体は白田地区側にあるのに片瀬の名前だけ取るのはおかしいという
  白田地区の住民からの声を受けて開業直前に今の駅名に変更されたとか。
  ちなみにこの付近の海岸の松林は、幕末に黒船から海岸の集落を隠すために植えられたもので
  「国防の松」と呼ばれており、今ではちょっとした観光スポットとなっています。

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(↑)伊豆熱川駅周辺にはいくつもの温泉の源泉があり、列車からも湯煙が見えます。
  こういう風景も旅情を感じさせますね。

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(↑)伊豆北川、伊豆大川・・・と、似たような名前の駅が続く(?)海沿いをさらに北上します。

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(↑)伊豆高原に到着。
  海・山の景勝地、個性あふれる美術館や博物館など多様な観光スポットに恵まれ
  伊豆屈指のリゾート地・別荘地として知られる伊豆高原ですが、その玄関口としてのこの駅も
  今や近代的な橋上駅舎に駅ビルまで併設された立派な駅となっています。

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(↑)伊豆急の本社所在地でもあり、車両基地も併設されている伊豆高原。
  車両基地にはリゾート21(黒船電車)や、数年前に1両だけ復活したかつての伊豆急の名車
  100系(クモハ103)の姿も見えました。

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(↑)周辺に閑静な別荘地の広がる城ヶ崎海岸駅。駅のホーム端には「足湯」があります。

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(↑)川奈付近では、緑なす森と青い海とのコントラストが美しい車窓が広がります。
  沖合には初島も見え始めました。

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(↑)クラシックリゾートホテルとして名高い「川奈ホテル」や
  自然地形を生かした難易度の高い同ホテルのゴルフ場で知られる川奈。
  この川奈駅も普段は普通列車のみが停車する静かな佇まいの駅ですが
  ゴルフの大会(フジサンケイレディスクラシックなど)の開催日には特急列車が停車するなど
  ちょっとした賑わいを見せます。

さて、下田を出発しておよそ1時間15分、列車は伊東駅に到着。
伊豆急行線はここまでですが、列車はこのままJR伊東線に入り熱海へと向かいます。
下田を出た時は空いていた「にゃらん号」の車内でしたが、伊豆稲取や伊豆熱川、伊豆高原など
主要駅を経るごとに乗客はどんどん増え、伊東線に入る頃にはかなりの混雑ぶりとなっていました。

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(↑)宇佐美付近の海です。(写真左の)遠くに見えるはかつてのCMでおなじみのサンハトヤ。
  伊東線に入ると沿線の民家が増え、車窓の風景もだんだん賑やかになってきます。

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(↑)・・・が、
  伊東線の途中駅(宇佐美・網代・伊豆多賀・来宮)は、現在はなんと全駅が無人駅。
  どの駅も、かつての駅事務室の窓口は閉ざされ、駅員の姿はなく
  改札口には簡易Suica改札機と乗車駅証明書発行機がぽつんと設置されているのみ・・・。
  いやはや、時代は変わったものです(写真左は宇佐美駅、右は伊豆多賀駅)。

伊豆急行線・伊東線通じて全区間が単線なので、行きと同様、
列車は何度も反対方向へ向かう列車との交換のため停車待ちを余儀なくされます。
それゆえに特急列車ですらスピードアップが図れず、昔と比べても
全体の所要時間をほとんど短縮できずにいる両路線なんですが、
鉄ちゃんであり、たまに温泉を楽しみに来る観光客でもある私などにとっては
そんなゆったりとした鉄道旅の行程こそ実に楽しく、決して退屈しない心地よい時間にほかなりません。
あえてスピードアップする必要なんて全く感じない、というのが正直なところなんですよね。

「風光明媚な伊豆の鉄道はのんびりスローペースでちょうどいい。」
・・・そんな感想が自然に頭に浮かぶ頃、リゾート21「にゃらん号」は終点・熱海に到着しました。

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(↑)熱海駅1番線の伊東線ホームに到着。いつしかこんなに人が乗っていたんですね(汗)。

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(↑)熱海駅で、最後にもう1枚・・・と、カメラを向けていたら

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(↑)隣の2番線ホームには、これから伊豆急下田へ向かう東京発の「スーパービュー踊り子」が滑り込んできました。
  旅の最後に、伊豆の2つの花形列車が並ぶシーンを再び見ることができてラッキーです。

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(↑)春の陽射しを浴びながら、走り去っていく「スーパービュー踊り子」の姿を見送っていると
  私もそのまま下田方面に折り返したくなってきてしまいました(笑)。
  次来るときは、もう少し時間をかけて、ゆったりたっぷり伊豆を満喫したいものです。
  ♪またたび またたび またいずに行こ〜 休みがとれたにゃまたいずへ・・・
  実に、旅人の心のツボをついた歌ですね(笑)。

・・・という、ちょっと慌ただしくも楽しい気分を満喫した、今年の春の伊豆・鉄道旅でした。


そういえばこの歌、2番もあったんでした(笑)(↓)
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  あわびに サザエに
  金目に マグロ
  マダコのぶつ切り 生わさび
  かますに えぼだい
  いさきに さんま
  丸ごと開いた一夜干し
  炙って 焼いて
  たたいて 揚げて
  獲れたて地魚 なめして美味い
  思い出いっぱい 腹いっぱい
  温泉つかって もう一杯!
               

   (「またたびのうた 2バン〜にゃらん号運転記念ヴァージョン」)
posted by 松風あおば at 22:13| 日記

2016年05月12日

ゴールデンウィークも明けて

GWも明けて、季節は晩春から梅雨の候へと入ろうかというところですが
先日(5月5日)のコミティア(COMITIA116)に(サークル・一般)参加されたみなさま、お疲れさまでした。
当サークル「虹の卵」は、私・松風の体調不良による休養のため、今回は欠席させていただくことになってしまい、
いつも当サークルにお越しいただいているみなさま方には、かさねがさねお詫び申し上げる次第です。

当ブログでの告知も遅れてしまい、当日サークル席にて欠席を知った方も実際いらっしゃったようで、
本当に心苦しい限りなんですが、スタッフや周囲のサークルのみなさんにも
いろいろご迷惑おかけしてしまったかもしれません。
日頃の不摂生が原因で、結果として今回多くの方々にご迷惑おかけしてしまったことを反省し
今後は自身の健康管理にも万全を期してサークル活動を大事にしていきたいと思いますので
改めましてこれからも「虹の卵」をよろしくお願いします。


そんなわけで、
このGWはどこへも出かけず、家に閉じこもって身体を休めていた私だったんですが、
健康状態の方は(歯医者さん通いがある他は)ほぼ回復して寝込むほどではなかったので
久々に何もせずにぼ〜っとしつつ、ここ最近の未読の漫画などを読みふけったりしていました。
漫画のイベントを休んで、家で漫画を読みふけっている自分に
「お前の人生、結局何がしたいのよ??」と自問自答しつつも、これはこれでなにげに楽しい時間でしたね。

・『侵略!イカ娘(22巻)』・・・イカちゃん、とうとう終わっちゃったでゲソ(悲)。
・『食戟のソーマ(18巻)』・・・なんか凄い展開になってきました。でも創真くんの食戟より
                 家出中のえりな様に萌えました。アニメ2期楽しみ♪
・『やがて君になる(1巻)』・・・心情の描写が美しい芸術的百合漫画ですよね。
                 侑と燈子の2人の間の静寂はセリフ以上に語るものが多いです。

・・・と、読んだものの感想をいちいち述べてても仕方ないんですが、
せっかくですので今回はその中の1冊をピックアップしてちょこっとご紹介しておきます(↓)。

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 蒼樹うめ 『微熱空間(1巻)』

4コマの『ひだまりスケッチ』やアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラデザなどでおなじみの
蒼樹うめ先生の最新単行本です。

親の再婚によって、ある日突然弟が出来ることになった女子高生、亜麻音ちゃん。
「お姉ちゃんとして頑張ろう」と意気込んでいたものの
お父さん、新たなお母さんとともに一緒に暮らし始めたその弟(直哉くん)はなんと
同い年の(誕生日が3日だけ遅い)男の子。
思春期の男の子と女の子が一つ屋根の下で一緒に暮らすことに・・・。

恋愛系コミック誌の「楽園」に掲載されている作品で、
この手のジャンルとしては、ぶっちゃけベッタベタな設定(?)ながら、
うめ先生のお話としてはある意味新鮮かもしれないということで、なにげに買って読み始めてみたんですけど
・・・いや、これがなかなかいいじゃないですか(笑)。

イメージのギャップから始まった「同い年の姉弟」関係に戸惑う二人・・・
でもいくつかのエピソードを通じ、お互いが慣れてお互いを知るうちに、やがて異性として意識し合うように・・・
という流れ自体は実に正統派のラブストーリーなんですけど、これがあのうめ先生のタッチで描かれてるので、
なんともほんわかした世界に仕上がっているんですよね。
実際こんなシチュエーションがあったら、正直甘酸っぱさなんてものより人間関係の緊張感の方が凄いはずで
橋田寿賀子さんあたりに脚本させたら全く別物になるよな〜とも思うんですけど(苦笑)、
そのへんを全く心配せずに安心して読めるのがやっぱりうめ先生の作品というところでしょうか。
この先の展開もいろいろ気になるところです。

・・・ということで、リハビリついでに私もこちらのキャラをちょっと落描きしてみました(↓)。

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うめ先生のキャラは、個人的に何かフィーリングが合うというか、描いていてとても楽しいです。
とはいえ、あのほんわかかわいい雰囲気はやっぱり私の画力では再現できませんので
この作品をまだご存じない方で興味ある方は、ぜひうめ先生の原作の方をご覧ください。


この日記の方もだいぶサボっておりましたが、
こんな感じにぼちぼち再開していきたいと思います。
そういえば前回(3月29日)の「春の伊豆・鉄道旅」の続きがまだでしたね。
というわけで遅ればせながら、次回は伊豆急の看板列車、リゾート21「にゃらん号」のお話です。
posted by 松風あおば at 01:29| 日記

2016年04月29日

5月コミティア(COMITIA116)欠席します

またもごぶさたしています。
桜の季節が過ぎ、新年度が始まって1ヶ月・・・
2016年もついにゴールデンウイークがやってきました。

さて、GWといえば同人イベント。
うち(虹の卵)も、例年のごとく今回も5月コミティアに参加予定ということで
準備も大詰めに入り、今回はそのご案内・・・と言いたいところだったんですが
大変申し訳ありません。
今回の5月コミティア(COMITIA116)なんですが、
当サークル「虹の卵」は残念ながら欠席させていただくことになりました。

というのは、今月半ばに入ってからの私・松風の方が散々で・・・
風邪でぶっ倒れて寝込んだり、目の痛みに襲われて眼科に行ったり、
虫歯治療で詰めてたところが取れて歯医者通いが始まったりと、
原稿追い込み期にもかかわらず、健康面でいろいろ災難続きだったんですね。
今回予定していた新刊(『てつもえM』)の制作も中断せざるを得ず
(結構完成間近まではいってます)
今回は出せるのが既刊のみになってしまったというのもあるんですけど、
実は今もなお体調が優れない状態が続いてまして
思い切ってこのGWのイベント参加は諦めて
静養させてもらうことにしたという次第です。

参加を告知して申し込みをしていたにもかかわらず不参加ということで
みなさまにご迷惑をおかけしてしまうことになり、心苦しい限りなんですが
何卒ご容赦いただきたくお願いします。
なお、今回予定していた新刊(『てつもえM』)と『てつもえ総集編V』は
次の夏コミ(コミックマーケット90)にてまとめて出品予定ですので
(コミケの抽選で落ちないよういつも以上に祈るばかりなんですが)
今しばらくお待ちください。


また、今月は熊本大地震により、九州は熊本・大分などで甚大な被害が発生し、
今なお余震が続く中、避難生活を余儀なくされている方も多いとのとのことで、
被災された九州のみなさまには心よりお見舞い申し上げます。
私自身が体調を崩して精神的にも弱っていた時期でもあったんですが
TVなどで報道される被災地の様子は、被災者ではない私にも
メンタル面でかなりのショックとダメージを与えるものでした。
一日も早く地震活動が収まり、現地の復興がスムーズに進むことを祈るばかりです。

そういえば、2011年の東日本大震災の直後も
申込みしてた5月のコミティアを欠席したのを記憶しているんですが
奇しくもその時の私自身の状況も今の状況と似ていたんですね。
地震災害のサイクルと自分自身の心身の調子がもしかして連動しているのか?
とか思えたりもしましたけど、なんだかんだと自然災害の多い日本・・・
今後の発生が予想されている南海トラフ地震や首都圏直下地震などの
巨大地震の話もあちこちでされているところながら
正直、大きな地震はもう勘弁して〜(泣)というのが本音ですよね。
日々平穏に暮らせていることに改めて感謝の念がこみ上げてくる今日この頃・・・、
天運に身をゆだねつつも、自分としてはまずは体調を万全にした上で
同人活動を楽しく続けていられる日々の幸せを噛みしめながら
次のコミケに向けてまた頑張りたいと思いますので、
今後とも「虹の卵」をよろしくお願いします。


サボっていた当日記も、また少しずついろいろ綴っていきますので
こちらも今後ともよろしくお願いします。
posted by 松風あおば at 18:57| 告知

2016年03月29日

春の伊豆・鉄道旅(1)

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北海道新幹線の開業やら、寝台特急「カシオペア」・急行「はまなす」のラストランやらと
鉄ちゃん的にはいろいろニュースの多い年度末・・・
この日記の方はまたもしばしサボっておりましたが(汗)、
桜の便りも聞かれる今日この頃、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

季節はいよいよ春本番というところで、今は春の行楽シーズンかとも思いますが
実は私・松風も先日、やっとドタバタ忙しい時期を脱したところで
一息ついてぶらっと伊豆の下田まで温泉旅行に行ったりしておりました。

海の幸・山の幸の料理に舌鼓を打ち、
そして源泉かけ流しの露天風呂の温泉にゆっくりと浸って
南伊豆の春風を心ゆくまで満喫してきた旅・・・だったんですが、
鉄ちゃんの私としては、
その往復に久しぶりに乗る伊豆の電車(伊東線・伊豆急行線)もやはり楽しく
その何とも言えぬワクワク感(?)と心地よさに日常の疲れも吹っ飛ばして
元気になって帰ってきたところ・・・というところで、
今回はその電車の車内などで撮った写真でもご紹介しようと思います。


3月も下旬に入った週の半ばの平日、
小田急線、JR東海道線と乗り継いで、まず降り立ったのは伊豆の玄関口・・・熱海。
この先は伊豆半島の東海岸沿いに伊東までをJR伊東線、
さらに伊東から伊豆半島の南端・伊豆急下田までを伊豆急行線の線路が延びていますが、
このJR伊東線と伊豆急行線は昔から相互直通運転が基本となっていて、
現在は特急列車と朝夕の一部の(東海道線との直通運転を行う)普通列車以外は全て
伊豆急の車両が両路線を跨いで運行する形態となっています。

そんな伊豆急の今の主力車両といえば・・・
伊豆急の親会社・東急の8000系を譲り受けて改造したオールステンレス車の伊豆急8000系。
往路はまずこの8000系の普通列車に揺られて下田を目指します。

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(↑)熱海駅は駅舎寄りの1番線ホームが伊東線の発着ホーム。
  トイレに寄ったり駅弁を買ったりしているうちに発車時刻間際になって
  慌ててホームに駆け上がってシャッターを切ったので、思いっきりブレてしまいました(汗)。
  列車は11時39分発、普通列車の伊豆急下田行き・・・下田まで62.6qの旅です。

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(↑)週の半ばの平日の正午前だったんですが、
  列車は思っていたより人が乗っていて、伊東線内は座席の8割ほどが埋まっていました。
  海側はクロスシート、山側がロングシートというこの電車ですが
  海側席は観光客らしい人が多く、山側席は地元の利用客らしい人が多いという印象です。

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(↑)伊豆の鉄道車窓の主役はやっぱり海。
  天気が曇りなのがちょっと残念ですが、車窓には相模湾の海が広がります(写真は伊豆多賀付近)。

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(↑)クロスシートの窓際席に座れたので、まずは熱海駅で買った駅弁で腹ごしらえ。
  熱海の東華軒の駅弁の私のお奨めは何といっても「小鯵押寿司」・・・なんですが
  この日は「炙り金目鯛と小鯵押寿司」というのを買ってみました。
  赤い皮に香ばしい焼き色がついた金目鯛の握りもなかなか旨みがあって美味でしたね。


海と山とに挟まれた風光明媚な伊豆の東海岸沿いを縫うように走る8000系電車。
来宮、伊豆多賀、網代、宇佐美、伊東・・・と駅ごとに乗客は次第に減っていき、
列車が伊豆急線内に入る頃には車内も大分空いてきました。

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この車両、もともとは首都圏の東横線などを走っていた東急の通勤電車の8000系。
東急電鉄のお古の車両(8500系など)は各地の地方私鉄に譲渡されているので
あちこちの路線でその第二の人生の走りを見ることができるんですが、
東急沿線に住む私のような者にとっては、旅先で乗り慣れた元東急車に出会うと
何とも・・・旅をしているような、していないような(?)複雑な気分になるんですよね。
ただ、この伊豆急行線で第二の人生を送っている8000系車両は
以前の東急の通勤電車時代の面影を残しつつも、
中距離の観光路線向けであることを意識して、車内設備にいろいろな改造が施されているので
他の私鉄に譲渡された旧東急車に比べると雰囲気的にはかなり一新しています。

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(↑)まず、今まさに自分が座っている海側のクロスシート。
  実はこのシート、もともとは西武鉄道の特急レッドアロー10000系のもので
  同形式のリニューアル更新時に出た廃品シートを再利用したものなんですね。
  向かい合わせに固定配置され、今やリクライニング機能や回転機構こそありませんが
  かつての特急列車のシートだけに座り心地はなかなかいいです。

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(↑)・・・が、
  車両自体がオールロングシートの通勤用車両からの改造というのがやはりネックというか・・・
  どうしてもドア寄りの座席が戸袋部分の窓の無いところへの配置となってしまうのが
  残念なところでしょうか。窓側のテーブルももうちょっと大きいといいかな?と思いますね。

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(↑)山側のロングシートは、基本的に東急車の頃のまま手を加えられていないようですが
  その東急時代に更新改造を受けた車両と受けていない車両があるようで
  車両によって座席の仕切りや手すりの位置が微妙に異なっているようです。
  
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(↑)そして車端にあるトイレ。洋式トイレで内部は結構広々しています。
  トイレのドア向かいは、車椅子用にスペースが確保されていて座席はありません。

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(↑)ドア上には蛍光表示管式の旅客案内表示と開閉を知らせるチャイムが設置されています
  (旅客案内表示は千鳥状配置で、1両あたり4つあります)。
  なおこの時は確認できませんでしたが、ドアには長時間停車時の車内保温対策として
  3/4ドアカット機構が追加されているとか。

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(↑)車内広告も・・・もちろん、伊豆らしさ満載です。


列車は3両編成+3両編成の6両編成ながら、後ろ熱海寄りの3両は伊豆高原にて切り離し。
ここから先は前3両のみが伊豆急下田まで向かいます。
・・・が、その伊豆高原でかなりの乗客が降りたため、3両のみとなった編成もすっかりガラガラ状態となりました。

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列車は伊豆高原を出てさらに伊豆半島の東海岸沿いを南下しますが、
その車窓にはいよいよ海が間近に迫ってきます。

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(↑)伊豆北川付近。海岸沿いの切り立った狭いエリアに温泉旅館・ホテルがひしめく北川温泉の温泉街が見えます。

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(↑)そして、片瀬白田駅を過ぎると・・・

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(↑)これぞ伊豆急の旅のクライマックスともいえる、波打ち際を走る区間に入ります。
  車窓いっぱいに大海原が広がるその風景はいつ見ても圧巻です。

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(↑)カメラのホワイトバランスを変えて海の青さを強調して撮ってみました。
  晴れて視界の良い時なら、伊豆七島のほとんどを遠くに望める最高のロケーションです。

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(↑)鉄道に乗っていることを忘れそうな風景ですが、間違いなく8000系の車窓からの眺めです。

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(↑)さて、
  列車は伊豆稲取を過ぎて、下田まであと少し・・・と言いたいところなんですが
  そこは全線単線の伊豆急行線。
  あちこちの駅で上り列車との交換のため数分間の停車を余儀なくされます。
  まぁこれも鈍行旅行の醍醐味(?)。急ぐ旅でもないので・・・ここは「踊り子」に道を譲って
  静かに発車の時を待つひとときというのも結構いいものです(笑)。

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(↑)そうこうするうちに、いつしか終点の伊豆急下田に到着。
  熱海からは1時間40分ほどの旅でしたが、感覚的には結構あっという間でした。
  改札に向かう前にもう1枚・・・ステンレスの車体に濃淡2色のハワイアンブルーの帯をまとった8000系の外観も
  改めて眺めてみると、なかなか爽やかな感じでいいですね。

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(↑)関所を模した形の門と黒船を模した形のラッチがおなじみの下田駅の改札(出口)です。

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(↑)その横ではウミガメの駅長さんが8000系の発車を見守っていました。
  のんびりした雰囲気の漂う観光地の駅らしい雰囲気に心が癒されます。


この後は、送迎バスで宿に向かい、夕方から早速温泉につかってまったりとしていた私だったんですが・・・
日常に疲れた身には、こういう(あまり動き回らない)ゆっくり温泉旅行もいいもんだな〜とつくづく思いましたね。

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続けて、帰りの電車のことも書こうかと思いましたが・・・長くなりますので、その話はまた次回にしたいと思います。
posted by 松風あおば at 01:52| 日記

2016年03月11日

2016年 早春の日々

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3月ですね〜。外を歩いていると
風は冷たくも日差しがやや明るく春めいてきたかなという感じがするのと
目や鼻がむずがゆく花粉が飛んでいるな〜と感じるのが
おおよそ毎年この時期の特徴なんですけど
庭のヒガンザクラもぽつぽつ咲き始めており
今年も確実に春は訪れているのだな〜と思える今日この頃です。

私の方は、毎年この時期は仕事の多忙期で(今年はとりわけバタバタしていて)、
この日記で取り上げるような話も特にないところなんですが、
ここは繋ぎの近況報告(?)も含めて
最近あった小さいネタでもいくつかちょろっとお話しておきたいと思います。


<スケッチブック>

つい先日のこと。
昨年末に「虹の卵」のサークル席で常連の読者の方からスケッチブックをお預かりしたんですが
「年明けに年賀状と一緒にご自宅宛に送ります」と約束していたにもかかわらず
私としたことが・・・(案の定)保管したまま、す〜っかり忘れてしまっておりまして(大汗)
先日ようやく気付いて、大慌てて描いて送らせていただきました(↓)・・・年賀状と一緒に(苦笑)。

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漫画家タレントの蛭子能収は3月に年賀状を出すことで知られていますが、
私自身それを全く笑える立場でなくなってしまいましたよ(汗)。
私信ながら、ご迷惑おかけして申し訳ありません。
こんなダメ同人屋ですが、かさねがさねこれからも「虹の卵」をよろしくお願いします(汗)。


<北のいいとこ牛っとバーガー>

先月半ばあたりにネット上で盛んに商品宣伝を兼ねた「名称募集」広告があったので
ご存知の方も多いかと思いますが、ハンバーガーチェーン店のマクドナルドで
先日とある新商品のハンバーガーが期間限定で登場したんですね。
その正式名称(?)は、「北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに
焦がし醤油風味の特製オニオンソースが効いたジューシービーフバーガー」
なんだそうですが、あまりにも長すぎるため短い名前を募集することにしたとのことで、
その結果最終的に決まった名前が・・・「北のいいとこ牛っとバーガー」(↓)だそうです。

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そもそも広告内ですでに「北海道産」ポテトを強調していたり、
名前の例示が「北のイモバーガー」と書かれていたりしたところから、
「北海道」とか「北」という言葉をネーミングに入れて欲しい
会社側の意図が丸見えではあったんですが、
「どうせ使ってる食材のほとんどは輸入もんでしょ」・・・と、
正直こちらも鼻で笑って広告を眺めていたりしてたんですよね。
・・・が、冷やかし半分に見ているうちに、これがどんな味なのか確かめてみたくなる
気持ちが強くなってしまい、つい先日マクドナルドのお店に行って実際に食してまいりました。
冷やかしてたつもりがまんまと広告にハメられたというわけです(汗)。

私自身数年ぶりに入るマクドナルド。
0円スマイルの店員のお姉さんに「北のいいとこ牛っとバーガーください」(汗)
・・・って、やっぱまだ長えよこの名前、とその時思いましたけど、
商品そのものはほとんど待たされることなく出てきました。
これがその「北のいいとこ牛っとバーガー」です(↓)。

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広告で見た写真より大分貧相に見える・・・のは、まぁ当然でしょうけど(笑)
予想していたよりもボリューム感はありました。
ポテトのバター味が結構強く、オニオンソースの味もそこそこ濃いので
本来主役であるはずのビーフ味が「あったっけ?」という感じで、
ベーコンやチーズの味もあまり印象に残らなかったというところなんですけど、
全体としては・・・まぁ、思っていたよりかは食べられる味だった(?)というところでしょうか。
その味に関してはネット上の反応も賛否両論ありましたが、
私自身、正直あまり最近の印象が良くなくて遠ざかっていたマクドナルドだけに
久々に味わった味はなにげに新鮮に思えたところもあったかもしれません。

「北のいいとこ牛っとバーガー」・・・というネーミングセンスに関しては
正直及第点はあげられないところ(これなら「じゃがバターバーガー」とか
もっと単純な名前で良かったんじゃないか?と思えました)なんですが、
このところ様々な問題でいろいろ苦戦を強いられているマクドナルド・・・
味的にも経営戦略的にもいろいろ試行錯誤してなんとか存在感をアピールしようと
努力している様子が伺える商品だったのは間違いないかと思います。
気になる方はどうぞ実際にお店で味わってみてください
・・・と言いたいところだったんですが、
本日(3月11日)現在はすでに販売終了している模様です。


<紳士たれ・・・巨人軍>

これは先月のことですが、
私の仕事場(ご担当者様)宛に、こんな郵便物が・・・

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(↑)「読売ジャイアンツ 2016年シーズンシートのご案内(新規申込書)」

東京ドームで開催されるプロ野球・読売ジャイアンツの公式戦を観戦できる
法人企業向けのシーズンシート(専用席)の契約をしないかという案内なんですけど
「こちとらどこのファンだと思っとるんじゃい!(怒)」
という内心は置いておいて
どういういきさつで、うちに来たのか謎なんですよね。

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ただ、その中身を見てみると・・・結構楽しいものがありました(↑)。
「シーズンシート」とひと言で言っても
エキサイトシートA(1席2,365,700円)からスカイシート5(1席205,500円)まで値段はピンキリで
席によってはビュッフェセットやビールチケットなどのオプションもあるようで
通常の観戦ではおおよそ考えられないような至れり尽くせりの豪華サービスが
そこにはあるようです。
またシーズンシートオーナー限定の特別イベントやファンフェスタ、グラウンド見学会などへの
当別優待、日本シリーズなどのチケットの優先販売、各種記念品などの特典も盛りだくさんで、
巨人ファンでなくともプロ野球ファンならかなり魅力的な内容といえるかと思いますが、
さすがにここまでのものとなると・・・(どこのファンとかいう話は別として)
やっぱりうちに案内をよこすのは違うだろ(笑)というところですかね。

ただ、ぶっちゃけいうと巨人さん・・・正直今は野球どころじゃないですよ。
笠原選手らに続き、高木京介投手の野球賭博までが発覚し、
最高顧問、オーナー、会長のトップ3人がそろって辞任。
清原容疑者の覚せい剤問題も巨人時代まで遡りそうな話もあり
「紳士たれ」をモットーとする由緒ある伝統球団のはずなのに、
根深い闇が次々と明るみになる今日この頃・・・
観客席のサービス向上も大事ですけど、
球界全体のためにも、まずはいろいろ抱える問題の膿をとことん出して
健全なチーム作りに邁進してほしいところです。


そういえば、プロ野球ももうすぐ開幕ですね〜。
ラミレス新監督率いる今年のわがベイスターズはきっと強く・・・なるといいな(笑)。



というわけで、今年も春を迎えましたが
まだまだ寒暖の差が激しい時期ですので
みなさんも風邪などひかないよう健康には十分お気をつけてお過ごしください。
posted by 松風あおば at 01:25| 日記

2016年02月14日

日清ラ王袋麺屋

家庭で手軽に調理して味わえる日本発祥の麺食品といえば・・・おなじみのインスタントラーメン(袋麺)。
そんなインスタントラーメンをその場で調理して提供してくれるお店が都内などにある、
というのはすでにご存知の方も多いかと思いますが、
東京・渋谷駅の山手線ホーム(内回りホーム)には、こんなお店があったりします(↓)。

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(↑)日清ラ王袋麺屋 渋谷店

気軽に本格的なラーメンを楽しめるインスタント麺としてCMなどでおなじみの
日清の「ラ王」をその場で食べられるお店として2012年(平成24年)の11月にオープンし
今も絶賛営業中の駅ナカラーメン店です。
オープン当初はその話題性もあってかかなりの混み具合で(30分待ちとかざらだったみたいで)、
普通の駅ナカの立ち食いそば店ののようにささっと入ってささっと食べてというわけにもいかず、
いつもお店の前を通り過ぎるたびにとても気になってはいたものの
なかなか入る機会に恵まれなかった私・・・だったんですが
先日、渋谷駅の内回りホームで電車を降りた際にふとこのお店の前を通りかかると
店内が比較的空いていたので、迷わず(初)入店することにしました。

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(↑)駅のホーム内でひときわ目立つ「ラ王袋麺屋」の看板。
  はてさてお店で食べるインスタント麺の味とはどんなものなのか?
  いろいろ想像をかきたてられます。

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(↑)メニューは、もちろん日清「ラ王」各種。
  「醤油」、「味噌」、「塩」、「豚骨」、「豚骨醤油」の5種で価格は全て税込263円。
  (期間限定で「冷やし中華」や「つけ麺」「担々麺」などもあるようです。)
  ここはやっぱり定番の「醤油」ラーメンを注文することにしました。
    
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(↑)空いているとはいっても既に先客が何人かおり
  「10分ほどお時間をいただきます」とのことで、番号札をもらって席に着きます。
  店員さん2人でお店を切り盛りしていましたが、厨房内を見ると
  小さな行平鍋でラーメンを一つ一つ作っているようで結構大変そうでした。

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(↑)壁カウンター席が8席ほどの小さいお店ですが、
  ひっきりなしにお客さんが来るお昼時などはもっと大変なんでしょうね。

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(↑)お店の中は至るところに「ラ王」の広告が・・・まぁ当然と言えば当然ですが。

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(↑)待っている間も山手線の列車は次から次へとやってきます。
  にしても、渋谷はいつ来ても人が多いですね(汗)。
  そういえばデビュー当日にシステムの不具合によるトラブル連発で
  あっという間に引っ込んでしまったE235系はいつ運転再開するんだろ?
  ・・・なんてことを考えているうちにラーメンが出来たようで、店員さんに呼ばれました。

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(↑)これがお店で提供されている「ラ王 醤油」ラーメンです。
  立ち上ってくる香りはまさしくインスタント麺の香り・・・なんですが
  チャーシュー、煮卵、メンマ、ほうれんそう、輪切りネギと具もちゃんとのっていて実に美味しそうです。
  もともとインスタントの袋麺とはいえ、ここまで丁寧に作ってもらって263円は実に安いですね。

で、早速食してみると・・・それは、まさしく「ラ王」の味(笑)でした。
・・・が、お店で食べるインスタント麺は、その雰囲気からなのか? 
はたまた実際のプロの作り方に何か秘訣でもあるのか?
家庭で作って食べる味とはどこか微妙に違う気もしましたね。
日清さんとしては、袋麺「ラ王」の宣伝そのものを狙ってるお店なんだとは思いますが
一方でインスタント麺の作り方・完成形の一つの模範を示すお店という意味もあるのかもしれません。

お店(ラーメン店)で食べるラーメンと家庭で食べるラーメンは
そもそも別モノ、と考えがちではありますが、
家庭で食べるインスタントラーメンをあえてお店で作って提供してみるというのも
ラーメン文化の新しい提言なんだな、と改めて思えたこの日の一杯でした。

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(↑)・・・とばかりも言えなくなってきましたよ、小泉さん(笑)
posted by 松風あおば at 22:06| 日記

2016年02月07日

MGM2と大山のカレー屋さん

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2月ですね〜。
ベッ〇ーさんが不倫しただの、甘〇大臣がヤバい金受け取ってただの、
清〇さんがシャブで捕まっただの・・・と、
新年早々いろいろニュースが騒がしい今年2016年ですが(?)、
同人界の方もそろそろ夏コミの申込み〆切間近・・・なんて時期に来ていたりしますね。

私の方は、冬コミが終わって5月まではサークル参加予定のイベントはないので、
今しばらくはゆるゆるとしたいところ・・・ではあるんですけど、
1月末〜3月初旬くらいまでの期間が何かと忙しい仕事をしている関係で
この時期はなかなかそうもいかない、というのが毎年のパターンなんですよね。
で、今年も案の定(?)、いろいろ都合悪く
一般参加する予定だった先月31日の冬のコミティア(COMITIA115)には参加できず・・・
冬コミティアに参加できなかった場合にはぜひとも行きたいと思っていた
コミティアの見本誌読書会(2月6日)にも結局行けず・・・と散々で
今回はいつものコミティアレポート(?)も無しなんですが、
実は冬コミティアの1週間前の1月24日(日)にもう一つの一次創作イベントがありまして、
そちらの方には一般参加して参りましたので、
今日はその時のお話を書いておきたいと思います。


その一次創作イベントというのは、昨年の9月にも一般参加していた
小さいながらも知る人ぞ知る同人誌即売会・・・「MGM2」。
(昨年9月11日の日記にその時のレポートがあります。どういうイベントかは
そちらに説明がありますのでご参照ください。)
今や数千サークル規模の一次創作ジャンルを代表するイベントに成長したコミティアとは対照的に
とても小さい規模(40〜50サークル)でひっそりと開かれている即売会ながら
同人イベントの先駆けとしてすでに40年近い伝統を持つイベントでもありまして、
私も他の大イベントには無いそのアットホーム雰囲気にすっかり魅せられて
今回またも一般参加してきた、という次第です。

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(↑)会場は前回と同じ、板橋区の「板橋区立グリーンホール」1階の1室。
  同人誌即売イベントの会場としてはマイナーな会場だとは思いますが
  こうした小さな施設でも開けるのが小イベントの利点ともいえましょうか。

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(↑)入口からすでに手作り感に満ち溢れていますね。

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(↑)今回の参加サークルは40サークルほど。
  一般参加者の方がサークル参加者より少ないのは前回もそうでしたが
  このまったり感がむしろ居心地良さを感じます。
  おおよそのサークルの作品をじっくり見られて、多くのサークル(作家)さんと
  いろいろお話することも出来て実に楽しかったです。

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(↑)人が少ないので見本誌コーナーでもじっくり作品を堪能できます。
  古参のサークルさんが多く、全体的に参加者の年齢層が高めなのもこのイベントの特徴でしょうか。

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(↑)コミックマーケットの生みの親ともいえる
  サークル「迷宮」さんの昔の同人誌(1970年代のもの)も展示されていました。
  (MGMも「迷宮」のメンバーの故・亜庭じゅん氏が発足させたイベントです。)
  本の装丁から絵の作風、扱っている元ネタ作品に至るまで何もかもに時代を感じてしまう
  もはや文化財的な存在と言えますが、何人ものメンバーが一次創作、二次創作、漫画評論など
  様々なジャンルの作品を持ち寄り編集して作る「よろず本」が同人誌の主流だったこの時代は、
  「同人サークル」という言葉の意味すら今とは少し違っていたのかもしれませんね。

小さな一部屋に収まる40サークルあまりのミニイベントながら、
むしろ大イベントよりじっくり同人誌を堪能できるMGM。
マイナーイベントととはいえ、一定のリピーターに支えられて歴史を刻み続けている理由が
改めてよく分かった気がします。
今回も2時間ほどの滞在時間でしたが、会場にいる時間は実に楽しく
また帰ってからも購入した作品は1冊1冊じっくり楽しませていただきました。
今回はいくつかのサークルの作家さんともいろいろ楽しく語らいさせていただきましたが
今後のみなさんの活動・作品にも大いに期待したいところです。



さて、MGM会場のグリーンホールを後にした後は、
東武東上線の大山駅方面に戻りますが・・・
横浜に住む私にとってはなかなか来る機会も少ない東武東上線沿線の街。
もちろん、電車に乗ってただ帰るだけ、なんて面白くないことはしません。

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(↑)イベント会場を出ると、すぐに生活感漂う商店街の風景・・・なんていうのも
  ビッグサイト開催のイベントでは味わえないものです(笑)。

実は、今回この大山ではMGM以外にもう一つお目当てのものがあったんですよね。
それは、一軒のカレー屋さん(↓)

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(↑)「ライモンディ」さんというお店です。

大山駅北口のすぐ近くながらメインの商店街からは外れた道にひっそりと構えるカレー屋さんで
前回9月のMGMの帰りにふらっと立ち寄ったお店だったんですが
こちらのカレーをもう一度堪能したくて今回もやってきてしまいました。

「カレー」といえば、元々は香辛料を多用したインドの煮込み料理にして
今や国民食みたいな言われ方をされる誰もがおなじみの料理ですが、
その風土や嗜好によって様々なアレンジが繰り返されてきた料理でもありまして
そのイメージする見た目や味というのも人によって結構異なるものかと思います。
ここのお店のカレーは本場の南国のスパイス料理としてのカレーでもあり、それでいて
巧みに食材を生かし日本人好みの家庭料理風にアレンジされた創作カレーでもあり・・・
何か不思議に心魅かれてしまう「味の作品」という感じだった・・・というところでしょうか。
食の感想を言葉で説明するのはなかなか難しいところなんですが、要は、
カレー素人の私ですら「また食べたい」と思い出してしまうようなお店だったというわけです。

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(↑)メニューはそれほど多くはありませんが、
  どれも名前を聞いただけではすぐに味がピンと思いつかない分、いろいろ好奇心をかきたてられます。
  ちなみに前回食べたのは「豚バラとパインのカレー」でした。

というわけで、今回は何を食べようか・・・というところなんですが
今回は、前回も確か最後まで迷った「グリーンカレー」を注文してみました。

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(↑)そのグリーンカレーです。
  「グリーン」というよりは緑がかったクリームという色合いですが、野菜とライスの色に相まって
  食欲をそそられます。

口に含むとスパイスの香りが幾重にも広がるのを感じ、それでいてくどくないサッパリした後味
そして後からちょっぴり来るピリ辛味・・・となにやら複雑な説明ですが
ひと言でいえば非常に奥行きのある味、といったところでしょうか。
カレーという料理の奥深さそのものも改めて感じる一品でした。

カウンター越しにお店のご主人ともいろいろお話させていただきましたが、
この大山のお店は昨年夏に開業したばかりながら、それ以前は池袋界隈で移動販売を
10年ほど続けられていたそうで、お店の評判が上がるにつれ行列が出来るようなり、
移動販売が難しくなったのでこちらのお店を開いたんだとか・・・。
すでに「旨さ」の実績はあったんですね
(「食べログ」などネットにもすでに評判が載っていました)。
今もカレーの仕込みはもちろん、ご主人一人でお店を切り盛りされているようですが
化学調味料など一切使わず食材を生かした自然の味を追求する姿勢に妥協は無いようで
そのこだわりは何よりもカレーの味そのものに表れていたように思います。
その匠の姿勢は、一つの作品を心を込めて作り上げるという意味で
私たちがやっている同人活動、創作活動にも大いに通ずるもの、
見習うべきものがあるかもしれませんね。
・・・と、「無理してMGMと話を合わせようとしなくてもいいんだよ」という声が
どっかから聞こえてきそうな気もしますが(苦笑)、
縁あってMGM2とともに出会ったライモンディさんのカレー・・・
この2つは今後も私の中ではセットでお付き合いしていきそうな感じです。


というわけで、
コミケなどではなかなか味わえない小イベント同人ライフのゆとりある楽しみ方の
見本にもなる一日・・・だったかはわかりませんが(汗)、
この日は同人イベントとカレーを通じて、大いに楽しい冬の休日を過ごしていた私でした。

次のMGM2(MGM2.12)は、2016年6月5日(日)開催とのこと。
また大山に行くのを楽しみにしたいと思います。

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posted by 松風あおば at 18:32| 日記

2016年01月25日

JR篠ノ井線・姨捨駅

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鉄道(旧国鉄・JR)の「日本三大車窓」というのがあるのをご存知でしょうか?
列車の車窓から見える絶景ポイントとして、旧国鉄が指定したとも
それ以前からすでに語られていたものともいわれる3つの地点なんですが、
以下の3か所とされております。

 ・ 肥薩線(熊本県〜鹿児島県) 人吉〜吉松間(矢岳越え)
  ・・・ ループ線とスイッチバックで矢岳を越える列車からの眺望。えびの高原と霧島連山を望む。

 ・ 篠ノ井線(長野県) 姨捨駅  ・・・ スイッチバック駅からの眺望。善光寺平(長野盆地)と千曲川を望む。

 ・ 根室本線(北海道) 落合〜新得間(旧線・狩勝峠越え)
 ・・・ スイッチバックで狩勝峠越える列車からの眺望。十勝平野を望む(〜1966年まで)。

3つめの「狩勝峠越え」に関しては、1966年(昭和41年)に根室本線が
現在の新狩勝トンネルを経由するルートに切り替わる前の旧線時代のもので、
列車の車窓からの風景としてはすでに幻のものとなっているのは
マニアの方ならよくご存じかと思いますが、
上の2つに関しては現在も鉄道車窓の絶景ポイントとして名高い場所で、
最近は広く一般向けにも紹介されるようになってきているので、
鉄道に興味ない方もどこかで聞いたことがあるかもしれません。
いずれも勾配の険しい「山越え」の路線でして、
かつて蒸気機関車が客車を牽引していた時代には、
鉄道乗務員泣かせの難所であったということも共通しているところです。

そんな3つの車窓ポイントなんですが、
その中で最も首都圏から近くて見に行きやすいものはといえば、言うまでもなく
篠ノ井線の姨捨駅(おばすてえき)なんですよね。
長野県は千曲市、長野盆地の南西部に位置する冠着山(かむりきやま)の中腹、
標高547mの地点にある姨捨駅・・・
25‰(パーミル)の勾配が続く篠ノ井線の本線から分岐する折り返し線上に
駅の発着線(ホーム)が設けられているスイッチバックの駅で、
特急などの通過列車に乗っているとその存在すら気づきにくい静かな山間の無人駅ながら、
この付近から望む善光寺平の大パノラマや山の斜面に連なる棚田の風景は
まさに絶景と称するにふさわしい風景で、国指定の名勝にもなっているほどです。

私自身、過去に訪れたことはあったものの、
駅そのものやその周辺をじっくり見物したことはなかったこの姨捨駅・・・
実は先日の冬コミが終わってホッとしていたこの正月に、
久しぶりにふらっとここを訪れたりしていたものでして、
今日はその時の様子をお話したいと思います。

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松本で特急「スーパーあずさ」から篠ノ井線の普通列車(E127系100番台)に乗り換え、
梓川の流れる松本盆地から急峻な山岳地帯に入り駆け抜けること50分・・・
長いトンネル(冠着トンネル(全長2,656 m))を抜けると急に車窓の景色が開け、
列車はゆっくりと本線から分岐するスイッチバックの駅に入っていきます。
ここが姨捨駅です。

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(↑)姨捨駅に到着した普通列車のE127系電車と姨捨駅の駅標示。
  スイッチバックの駅であるため、駅標示上の緑ラインもZ字型となっているのが面白いところです。

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(↑)反対側のホーム(2番線・松本方面)の向こうには
  長野方面へ峠を下る本線があり、その向こうにはこの駅の名を全国に知らしめた
  善光寺平の絶景が広がります。この日は天気も良く、信濃の山々も美しく見えました。

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(↑)乗ってきた列車を見送ります。今来た線路をゆっくりと折り返していく長野行きの普通列車。
  列車は駅とは反対側に設置されている引き上げ線に一旦入り、
  そこで再び折り返して今度は本線を下っていきました。

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(↑)列車が去った後の姨捨駅のホーム。急に静寂に包まれます。
  現在この駅に停車する普通列車は2〜3両編成が基本ですが
  ここは長大編成の貨物列車の待避にも使われるため、ホームはかなりの有効長があります。

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(↑)駅舎に入ってみます。無人駅ながら待合室はとても綺麗でした。
  姨捨駅の開業は篠ノ井線開通と同時の1900年(明治33年)11月1日。
  すでに100年以上の歴史を持つ駅で、この駅舎も1934年(昭和9年)より続く古い木造の建築物ですが
  2010年(平成22年)にリニューアル工事がなされた際に往時の駅の姿への復元が行われたそうで、
  昔の手小荷物窓口なども再現されています。

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(↑)待合室の中には、駅から望む善光寺平の夜景や棚田の写真が飾られ・・・

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(↑)そして姨捨山の伝説を解説する様々な資料や作品などが展示されていて
  列車を待つ間も退屈しません。

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(↑)駅の解説も丁寧にされています。この駅自体がもはや観光スポットなんですね。
  時刻表を見ても列車の本数は比較的多く、割と訪れやすいスポットであるのも分かります。

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(↑)無人駅ではおなじみの乗車駅証明書発行機もありました。
  ここからの運賃は、長野までが410円、松本までが760円です。

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(↑)駅舎の外観です。大正時代のレトロな雰囲気を今に伝えており、
  信濃の風雪に耐えてきたその姿はなかなかの風格があります。

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(↑)さて、お次は反対側ホーム・2番線からの風景を見てみます。
  これを見なければ、ここに来た意味がないと言っても過言ではありません。

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(↑)2番線へは、狭い跨線橋を渡って行きます。

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(↑)2番線側からの駅構内の風景。線路を隔てて見る駅舎もなかなか絵になりますね。

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(↑)駅標示の向こうに広がるは、信濃の山々と千曲川流れる善光寺平の大パノラマ。
  ホーム中ほどには少しせり出す形の展望台があるので、そこから絶景を眺めてみます。

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(↑)これぞ「日本三大車窓」の一つ、姨捨駅からのパノラマ絶景です。
  夜景が素晴らしいことでも有名・・・というのは想像に難くないところかと思いますが、
  私も今度はぜひ夜に来てみたいものですね。

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(↑)展望案内図も設置されていますので、実際の風景と見比べてみるのも楽しいです。
  遠くに聳える飯綱山や高妻山(戸隠富士)、妙高山なども望めました。

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(↑)冬なので、あまり目立たないところですが、山の斜面に広がる棚田の風景もこの姨捨の名物です。
  棚田ごとに写る月(田毎(たごと)の月)は昔から詩歌に詠まれ、ここは月の名所としても知られています。

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(↑)1番線ホームの中ほどには、松尾芭蕉が『更科紀行』で詠んだ「おもかげや姨ひとりなく月の友」の句碑と
  「俳句投函箱」もあります。

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(↑)2番線ホームのすぐ真下には、篠ノ井線の本線の線路が伸びています。
  長野方面よりこの先の冠着(かむりき)トンネル(松本方面)に向かって25‰の勾配が続きます。

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(↑)特急「しなの」が走り抜けていきます。かつては蒸気機関車が息を切らせながら上ったこの勾配ですが
  振り子式特急電車の383系はものともせずに駆け上がっていきました。
  「しなの」は名古屋と長野を結ぶJR東海の特急列車。この先、木曽路を経て一路名古屋まで駆け抜けます。

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(↑)今度はEH200電気機関車に牽引された貨物列車(タキ編成)がやってきました。
  横浜の根岸から長野県内への石油輸送の任を担う貨物列車ですが、これは根岸に戻る列車です。

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(↑)そのまま本線を駆け抜けて・・・行くのかと思いきや、引き上げ線に入り
  スイッチバックして姨捨駅に入ってきました。下り特急「しなの」の通過待ちの待避です。

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(↑)貨物列車の長大編成はさすがに圧巻です。
  駅の有効長を目一杯使っての待避はさながら大名行列のようでもあります。
  この後、下り特急「しなの」が本線を通過して信号が変わると、
  この貨物列車も松本方面へ走り去っていきました。

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(↑)さて、駅の構内にだけ居たのでは逆に駅の全体像が分かりづらい・・・ということで
  今度は駅を離れて外側から駅を見てみます。姨捨駅前の道には商店などは無く
  数軒の民家と駐車場があるのみ。駐車場前には千曲市循環バスのバス停があります。

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(↑)姨捨駅の発着線を跨ぐ踏切からの駅の眺めです。
  駅の開業からすでに116年。今も毎日多くの列車がここを折り返しています。

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(↑)スイッチバックの発着線の向こうは当然行き止まりですが、かつてはこの先(現在は変電所)にも66.7 ‰の
  急勾配の線路が伸びていて、ブレーキが効かずにオーバーランした列車を受け止める避難線になっていたとか。
  また蒸気機関車が走っていた時代は給水塔などの設備もあったそうですが、今は全て撤去されています。

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(↑)発着線の踏切を横切り、さらに階段を下りた先には本線を横切る踏切があります。その名も「道徳(どうとく)踏切」。

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(↑)遮断機も警報機もない踏切ですので、左右をよく確かめて渡りましょう(一番左の写真は2番線ホームから撮影)。

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(↑)踏切を渡ったところで駅のホームを見上げると、やはりそれなりの高低差があるのが実感できます。

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(↑)踏切を渡って左手にある姨捨公園(古墳の墳丘上の公園です)からの眺望がまた見事なんですよね。

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(↑)ここからは篠ノ井線の線路や姨捨駅の全体も良く見渡せます。

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(↑)長野方面からE127系の普通列車(茅野行き)が上って来ました。

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(↑)反対側・松本方面からも同じくE127系の普通列車(長野行き)が来ています。姨捨駅で上下交換です。

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(↑)まずは長野行きが1番線ホームに入ります。

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(↑)続いて引き上げ線をスイッチバックしてきた茅野行きが2番線ホームに入ります。

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(↑)そして、短い停車時間の後、先に長野行きが発車していきました。
  今度はこちらが引き上げ線に入ってスイッチバックし、勾配を下っていきます。

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(↑)続いて茅野行きも発車していきました。
  少し複雑なやりとりながら、毎日何度も繰り返されているスイッチバック駅の光景です。

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(↑)姨捨駅にて2時間ほど滞在し、周辺散策してまいりましたが
  いよいよ自分が帰路につく列車(長野行き)の時刻が近づいてきました。
  踏切の警報音が聞こえ始めたので待合室からホームに出ると列車が入ってくるところでした。

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(↑)・・・が、この列車は引き上げ線をスイッチバックしてきた松本行き。2番線ホームに入ります。
  この駅での上下列車の交換ですが、今回は上りが先に到着です。

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(↑)ほどなくして、下りの長野行きもやってきました。
  今やこの路線の顔ともいえるE127系に再びお世話になります。

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(↑)列車の一番最後尾(走り出す時は先頭)から、引き上げ線でのスイッチバックの様子を見てみましょう。
  複線区間のようになっている線路の左側が引き上げ線で、列車は本線を横切り一旦そこへ入ります。
  短い2両編成なので、引き上げ線も少しだけ入ったところで停車しました。

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(↑)そしてスイッチバック。列車は反対側へと動き出し、そのまま長野方面へ勾配を下り始めました。
  さらば姨捨駅・・・また逢う日まで。

信州への鉄道旅行の際にはこれまでも何度も乗っている篠ノ井線ながら
いつも通過するばかりで、なかなか下車して散策する機会に恵まれなかった姨捨駅。
「日本三大〜」とかいうフレーズには、「どうして、あえて3つに絞ろうとするんだ」と、
いつも冷ややかな感情すら抱く私ではあるんですが、
こうして実際に降りてじっくりその眺望を堪能してみると、なるほど・・・
この駅からの風景はやっぱり日本屈指の鉄道車窓風景といえる絶景なんだな
と実感しますね。

鉄ちゃん趣味を持つ者としては、急勾配路線にあるスイッチバック駅での
列車のやり取りやその雰囲気そのものにも面白味を感じるところなんですが、
鉄道に興味のない方でも、この駅からの風景はかなり印象に残るものかと思いますので
信州をご旅行の際にはぜひとも一度お立ち寄りすることをお奨めしたいところです。
車でご旅行の方も、長野自動車道の姨捨サービスエリアから近いですので
ぜひ車を停めてお越しになってみてください
(姨捨サービスエリアからの景色も実はすでに美しいんですけど、この駅そのものや
駅周辺にある姨捨伝説の伝わる古刹・長楽寺、棚田のあたりの散策もお奨めですので)。


穏やかな正月の一日・・・
信濃の山間の小駅にて心静かにその雰囲気を楽しむ日帰り旅行もなかなか乙なものでした。
冬の信濃路にしてはかなり雪が少なかったのが今年の暖冬ぶりを物語ってもいましたが・・・(汗)。
posted by 松風あおば at 00:31| 日記