
私・松風が自宅の階段の吹き抜け部分の段差に作っている
鉄道模型(Nゲージ)のレイアウトもどき(?)・・・
この日記でも時々その写真を載せていたりしますけど、
実は先日、長年使用してきたこのレイアウトのレール全てを新品のものに交換しました。

(↑)まずは、レール交換前のレイアウトはこんな感じ。
レールはTomix(トミックス)の「ファイントラック」を使用しています。
このレイアウトのレールは
最初はKATOの「ユニトラック」を使用していたんですが
規格などから見てこのレイアウトの場合
Tomixのファイントラックの方が何かと都合が良いことが判明し
途中からTomixのレールに変更していたんですね。
しかし
そのファイントラックに交換してからもすでに9年近くが経過・・・。
車両の走行そのものには今も支障はないものの、
常時敷きっぱなしだったためか、最近は道床の一部が色褪せてきたり
随所でジョイントの緩みが出じたりし始めていました。
なので、さすがにそろそろ潮時かということで、
今回全面的なレール交換に至ったというわけです。
で、今回新たに付け替えるレールももちろん
これまでと同じTomixの「ファイントラック」・・・にしたんですが、
今回はこれまでのレールとは少し違うタイプのものを選んでみました(↓)。
(↑)左がこれまで使用していたレール、右が今回新たに導入したレール。

(↑)下がこれまで使用していたレール、上が今回新たに導入したレール。
両者とも基本的な構造やサイズは同じなんですが、
「枕木」の部分が違うのにお気づきでしょうか?
従来品は木製の枕木、新品はPC(コンクリート)の枕木が
表現されていますよね。
今回選んだのは「ファイントラック」の中でも新しい
「PCレール」タイプのもの。
「PC」とは「プレストレスト・コンクリート」の略で、
要はコンクリート製の枕木の線路を再現したものなんです。
実際の鉄道では
今や田舎のローカル線でもPCレールが一般的になりつつあるので
木製の枕木の線路を見ることの方が少なくなってきていますが
鉄道模型の線路はつい最近まで木製枕木を表現したものの方が
主流だったんですよね。
Tomixのファイントラックに「PCレール」が登場したのは2009年のことでしたが、
当初は幅の広い「ワイドPCレール」のみでバリエーションも少なく、
前回のレール交換時は選択肢に上がることもありませんでした。
しかしその後は従来型のファイントラック(木製枕木タイプ)と
同規格(長さ・幅)のPCレールも続々登場、
今ではポイント線路など含めさまざまなバリエーションのPCレールが
販売されるようになっています。
そんなわけで、
今回のレール交換では従来型(木製枕木タイプ)のファイントラックも含め、
いくつかの選択肢があったんですが、
わがレイアウトもここはイメージの一新を図り
思い切ってPCレールを採用してみた・・・という次第です。

(↑)PCレールタイプのファイントラック。
直線レールと曲線レール、長さの違うものを全部で7種類購入しました。
コスト的には全部で4,000円くらい(?)でしたでしょうか。
もちろん木製枕木タイプであろうとPC枕木タイプであろうと
同じTomixのファイントラックなので、
レールの性能的には両者特に違いはないんですが・・・
実際に従来の木製枕木レールを撤去し、PCレールを敷き詰めてみると、
見た目はもちろんのこと
全体の印象が予想以上にガラッと変わりました。


(↑)PCタイプは道床の色が白っぽく、なんとも明るい印象です。
駅の雰囲気も今までとは大分違って見えます。

(↑)キハ30(KATO)を早速試運転させてみましたが、
真新しい線路を走る車両もどこか気持ちよさそうでした。
木製枕木のレールも情緒があっていいんですけど
PCレールの方がやっぱり綺麗というか、垢抜けた雰囲気になりますね。

(↑)終着駅のエンドレール(車止め線路)も
PCレールに合わせて近代的なタイプに置き換えました。
レールに通電するとLEDの車止めマークが点灯するという優れものです。

(↑)従来のエンドレールはこちら。
シンプルなタイプでこちらも好きだったんですが、
木製枕木のレールとともに、わがレイアウトからはこれにて引退です。
お疲れさまでした。

(↑)時代に取り残されたような静かな山間部のローカル線をイメージして作った
わがレイアウトにもいよいよ近代化の波が押し寄せてきた
・・・といったところでしょうか(笑)。
レイアウト全体の見栄えが良くなったばかりか
レールの交換により、レイアウト全体の通電性能も改善したようで
テスト走行させた車両はどの車両も快調に走ってくれてなによりです。
今後はこの高規格化した(?)マイレイアウトで
これまでと同様にNゲージを楽しんでいきたいと思います。
posted by 松風あおば at 23:57
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日記